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社長の思いやビジョンが伝わる!インタビュー動画のメリットと制作の注意点

7 years ago

社長のイメージ

会社案内や企業のブランディングにはさまざまな手法があります。社長のインタビュー動画も企業イメージを高める方法のひとつで社長の思いが伝わりやすいため、プラスの効果が期待できます。この記事では、社長のインタビュー動画を活用するメリットや、制作する際の注意点について紹介していきます。

社長のインタビュー動画を活用するメリット

動画には多様な表現方法が考えられ、また企業のブランディングなどにもたくさんの手法があります。そのなかで、なぜ社長のインタビュー動画に注目するのでしょうか。ここでは、社長インタビュー動画メリットについて3つのポイントから解説していきます。

熱意や感情が伝えられる

企業のビジョンや方針などは一言で表せるようなものではなく、文字や画像で伝えようとしてもなかなか伝わりづらいことが多いです。文字だけによる説明だと、伝えたい内容によっては何十ページにも渡ってしまいますし、画像だけでは抽象的で理解しづらい可能性があります。一方、視覚的な要素のみならず、音を組み合わせたり、ポイントを際立たせたりすることができる動画は情報伝達能力に優れているため、短時間でメッセージを伝えるのに向いています。社長のインタビュー動画を利用すれば、細かなニュアンスや社長の人柄まで伝えることができます。その結果、社長の熱意や感情が、視聴者となる顧客や社員にも浸透しやすくなるのです。社長だからこそいただく思いを表明することで、共感を呼ぶきっかけを与えられるでしょう。

企業ブランディングに効果を発揮する

企業のトップである社長のインタビュー動画を公開することで、企業ブランディングへの貢献が期待できます。たとえば、どのような人物が社長をしているかは企業イメージを左右します。個性的な社長であれば、その企業にも個性的なイメージがつくことは珍しくありません。社長の顔や名前を会社の顔として覚えてもらうことができれば、ユーザーからの信頼や親しみやすさにもつながるのでしょう。一般的に社長はその企業の代表であり、象徴や顔ともいえる存在です。社長が自ら顔を出してユーザーとコミュニケーションをとることで、企業全体の好感度を高めることにつなげられます。

優秀な人材採用につながる

社長のインタビュー動画は宣伝広告だけにとどまらず、採用動画としても活用することができます。経営のトップである社長のインタビューを活用すれば、会社の役割や将来のビジョン、求める人材などについての理解を志望者に対して深めさせることが容易になります。その結果、共感した優秀な人材が集まりやすいので、企業にプラスの効果を与えてくれるでしょう。

また、社長のインタビュー動画を制作しておくと、会社説明会で社長のスケジュールが合わずに登壇できないような場合でも、動画を活用できるというメリットもあります。さらに、説明会で動画を使うことで、マイクによる説明が続いてしまいがちな単調な雰囲気に、メリハリを持たせることもできるようになるでしょう。アイデア次第でインタビュー動画の使い道は案外たくさんあるのです。

社長のインタビュー動画を制作する際の注意点

社長のインタビュー動画に高い効果が期待できるといっても、どのような動画でも良いというわけではありません。この段落では、3つの押さえておくべき動画を制作するうえでの注意点について説明します。

シナリオを作る

社長インタビューを行う際には、目的やターゲットをふまえたうえで臨むことが重要です。採用目的の動画ならターゲットは就活生になりますし、企業ブランディングなら顧客や取引先などがターゲットです。また、動画全体の流れや構成を考えておくのも大事な要素です。質問が単発にならず、前の質問で述べた社長の言葉に関連性のある質問を次につなげると、動画の中でストーリー性を出しやすくなります。目的やターゲットが異なれば質問内容が異なるのは当然です。インタビューの質問はあらかじめ準備し、全体のシナリオをどうするか考えておくとスムーズにことが運べるようになるでしょう。

インタビュアーにこだわる

一般的に、インタビュー動画は誰がインタビューするかで印象が大きく違ってくるものです。社長へのインタビューも例外ではありません。たとえば、社員がインタビュアーとなる場合は、すでに関係性ができているので、全体として自然な印象になりやすいという特徴があります。また、プロのインタビュアーに依頼する場合は、プロならではの質問の仕方や受け答えができるので、スマートな印象を受ける動画になる可能性が高いこともあわせて覚えておきましょう。

一方、コストを抑えたいのなら、外部から呼んだ撮影者をインタビュアーとして兼任させることも可能です。しかし、関係性が築けていないと受け答えがぎこちないものになりがちなので注意しましょう。

テロップやインサートカットを活用する

インタビュー動画内にインサートカット(ひとつのシーケンスに別のカットを挿入して映像の流れに違和感をなくす編集手法)を使用すると、単調になりがちな動画を変化あるものにできるので有効的な手法です。これはジャンプカット(時間やアクションが急に飛んだような印象を与える編集手法)による違和感を避けるという意味合いのほか、言葉だけでは語りきれない情報を視覚的に見せるという役割もあります。たとえば、社長の仕事風景や社長室の本棚など、視聴者に伝えたいことに近いモチーフを選ぶことで、インサートカットをより有意義なものにすることが可能となります。

また、強調したい箇所をテロップで表示すると、より社長の言葉が印象に残りやすい動画にできるでしょう。インタビューのみが淡々と続く画面では単調となり、視聴者は退屈に感じて動画が逆効果になるおそれがあるので、メリハリをつけたストーリー性などが重要となります。

社長インタビュー動画の事例紹介

社長インタビュー動画の好例を参照し、どのような構成や切り口があるのかを見ていきましょう。この段落では、3つの事例を紹介していきます。

株式会社アーバンリサーチ

出典:URBAN RESEARCH MEDIA

株式会社アーバンリサーチによる2020年新卒採用向け社長インタビューでは、企業ビジョンや入社する新卒に対して期待することなどを含めた内容で構成されています。背景の明度を落として目立つ工夫をしたテロップを使ったり、質問内容を画面の左上に載せたりすることで、社長の語っている内容をより理解できるよう視聴者に見せているのが特徴です。こちらの動画は社長の顔以外の視覚情報はほとんどないものの、顔を別方向から映すカットを入れることで画面に動きを与えています。

KDDI株式会社

出典:KDDIofficial

KDDI株式会社による2020年度新卒採用向け社長インタビューでは、視聴者に伝えたい重要なキーワードにテロップをつけて、ポイントは何かをわかりやすくしています。社長を映す双方向からのカットがしばしば入れ替わり、画面を退屈にさせない工夫がなされています。最後の「学生の皆さまへ」という項目では、社長を画面中央に据えた新しいカットを用いながら、ターゲットである学生に語りかける演出がなされています。

社長の熱量が感じられるインタビュー動画にしよう

社長のインタビュー動画では、社長の思いの熱量を伝えるのが重要な目的です。そのためには、ストーリー性やインサートカットの使い方がポイントになります。クオリティの高いインタビュー動画を求めるのなら、制作実績が豊かな動画のプロに頼むのがおすすめです。動画制作サービスのCrevo(クレボ)でも社長インタビュー動画の制作が可能なので、ぜひ一度相談してはいかがでしょうか。企業イメージを高められ、視聴者へのインパクトも大きな社長インタビュー動画を作り、ビジネスに活用していきましょう。

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crevoAdmin

[2018年]BtoB-EC市場は344兆円でEC化率30%

7 years ago

経済産業省が5月16日に発表した2018年の「電子商取引に関する市場調査」によると、2018年のBtoB-EC市場規模は、前年比8.1%増の344兆2300億円となった。業種分類上の「その他」を除いたEC化率は、前年から0.8ポイント増の30.2%。

財務省が公表した法人企業統計をもとにBtoB市場を推計すると、2018年の規模が2017年から拡大した業種は、上位順に「卸売」「建設・不動産業」「繊維・日用品・化学」「産業関連機器・精密機器」だった。BtoB市場全体は2018年も増加傾向となっており、BtoB-EC市場規模も前年に引き続き成長基調を維持している結果となった。

2018年のBtoB-EC市場規模は、前年比8.1%増の344兆2300億円
BtoB-EC市場規模の推移(画像は経産省が発表した「電子商取引に関する市場調査」から編集部がキャプチャ)

業種別で最も高いのは「卸売」

BtoB-EC市場規模の業種別内訳によると、EC市場規模で最も金額が高いのは「卸売」で、2018年の市場規模は前年比10.5%増の103兆9510億円、EC化率は27.7%に増加した。

前年比で最も高い伸び率を示したのは「産業関連機器・精密機器」。2018年のEC市場規模は前年比11.0%増となる15兆6640億円、EC化率は33.1%だった。EC化率で最も高い数値は「輸送用機械」で、2018年のEC市場規模は前年比5.8%増となる50兆560億円、EC化率は63.2%となった。

2018年のBtoB-EC市場規模は、前年比8.1%増の344兆2300億円 BtoB-EC市場規模の業種別内訳
BtoB-EC市場規模の業種別内訳(画像は経産省が発表した「電子商取引に関する市場調査」から編集部がキャプチャ)

IP網化に伴うINSネットの廃止

2017年4月6日にNTT東日本・NTT西日本が「固定電話のIP網移行後のサービスおよび移行スケジュールについて」を発表し、2024年1月よりIP網への移行を開始することになった。これに伴い、INSネットの廃止についても同時期より開始される見込みとなっている。

一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)は、固定電話網のIP網移行に伴うEDIユーザーへの影響を最小限にとどめるため、2015年12月に「EDIタスクフォース」を立ち上げ、関係機関や企業と連携した活動を進めている。

JISAは2018年6月、EDIユーザーやVAN/ASP/SI事業者に向けて、「固定電話網のIP網移行によるEDIへの影響と対策【概説】」および、その補足資料として「インターネットEDI移行の手引き」を公表している。

なお、INSネット廃止に向けた各企業の対応は、基本的には既存システムから新システムへの移行という位置付けのため、EC化率の増加に寄与する可能性があり、これを機にEDI導入に踏み切る企業も少なくないと推測している。

2018年のBtoB-EC市場規模は、前年比8.1%増の344兆2300億円 BtoB-EC市場における標準EDI化の動き
BtoB-EC市場における標準EDI化の動き(画像は経産省が発表した「電子商取引に関する市場調査」から編集部がキャプチャ)
石居 岳
石居 岳

ZOZOTOWNの「ツケ払い」をリアル店舗にも提供、ZOZO子会社のアラタナとコイニーが共同で

7 years ago

ZOZOグループでEC支援を手がけるアラタナと、決済サービス事業のコイニーは5月22日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の後払い決済サービス「ツケ払い」をリアル店舗向けに提供すると発表した。

リアル店舗では購入者の携帯電話のSMSを使って本人確認を行う。まずはアパレル企業向けにサービスを提供し、その後、他の業種にも対象を広げる。

アラタナとコイニーが共同で開始した後払いサービスの名称は「ツケ払い powered by Coiney」。商品注文日から最大2か月後に代金を支払う後払いサービス「ツケ払い」を、リアル店舗でも利用できるようにした。

「ツケ払い powered by Coiney」を利用する際は、顧客の携帯電話のSMSを使って本人確認を行う。

加盟店は、会計時に商品代金をタブレット端末などに入力し、顧客にSMSを送信。顧客は受信したSMSのリンクをタップし、内容を確認して「ツケ払い」を申し込む。電話番号の認証が完了したら「ツケ払い」の登録が確定する。

消費者は事前に専用アプリをダウンロードしたり、会員登録を行ったりする必要がない。加盟店は、インターネット環境と、タブレットまたはスマートフォンのみで「ツケ払い powered by Coiney」を導入できる。加盟店の導入費用は無料。

アラタナと、決済サービス事業のコイニーは、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」の後払い決済サービス「ツケ払い」をリアル店舗向けに提供
「ツケ払い powered by Coiney」の利用方法

ZOZOが「ZOZOTOWN」で「ツケ払い」を開始したのは2016年11月。20~30代を中心に幅広い年代のユーザーが利用しており、2017年8月には利用者数が100万人を突破したという。「ツケ払い」の代金請求や、請求に関する顧客対応などはGMOペイメントサービスが行っている。

コイニーは2012年3月に設立、クレジットカードやQRコード、電子マネーなど各種決済サービスを実店舗やECサイト向けに提供している。2018年2月にはECサイト構築サービスを提供するストアーズ・ドット・ジェーピーと経営統合し、事業持株会社として「ヘイ株式会社」を設立した。

渡部 和章
渡部 和章

EC領域を攻めるGoogleの新施策――新しい「グーグルショッピング」とは? | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

7 years ago

Google(グーグル)は「Googleショッピング(グーグルショッピング)」を刷新し、「Google Express(グーグルエクスプレス)配送サービス」の一部と統合しました。また、「Showcase Shopping Ads(ショーケースショッピング広告)」のリーチを拡大するとともに、ブランドは費用を支払って、他の小売事業者のグーグルショッピングキャンペーン内で、自社製品を宣伝できるようになります。

大量の広告枠が誕生

グーグルは先日、「グーグルショッピング」の全面的な見直しを発表しました。「グーグルエクスプレス配送サービス」と一部統合したほか、他社のグーグルショッピングキャンペーン内で、ブランドが商品を宣伝したい場合の支払いを可能にするなど、多面的な取り組みをスタートしました。

検索最大手のグーグルはまた、オンライン検索、YouTube、そして人気が高まっている「ディスカバーサービス」において、大量の広告枠を新たに設けました

アルファベット社傘下のグーグルはオンライン広告を支配していますが、前四半期の売上成長は鈍化し、Amazon(アマゾン)とFacebook(フェイスブック)傘下のInstagram(インスタグラム)が小売広告市場のシェアを急速に奪っているのではないかと懸念されていました。ショッピング関連のツールや機能を多数公開することで、グーグルはその懸念を拭おうとしています

私たちは、人々がグーグルで商品を見たり探したりする場所で、買い物ができるようにしているのです」と、グーグルのプロダクト・マネジメント、およびショッピング担当副社長のスロジット・チャタジー氏はブログに書いています。

検索、画像、YouTube、リニューアルされたグーグルショッピングなどの新しいショッピング体験では、情報やインスピレーションを求めて訪れた人たちが、そのままスムーズに買い物できるようになっています。

市場調査会社Kaleido Insightsの共同創設者でアナリストのレベッカ・リーブ氏によると、グーグルのさまざまな機能は、グーグルが消費者や小売事業者との関係の中で、何年も蓄積してきたナレッジを基にしているそうです。

グーグルは顧客と小売事業者の両方にとって有益なのです。小売事業者、広告主、検索体験、グーグルショッピングにおける統一されたルック&フィール、そしてもちろん顧客と顧客データをすべて活用できるのですから。

新しいGoogle Shoppingとは?

検索の巨人グーグルは今年、新しいグーグルショッピングをローンチする予定です。「買い物に行きましょう」というメッセージとともにユーザーを出迎え、ユーザーの好みに応じて調整し、パーソナライズされたホームページをショッピングタブに表示します。

ユーザーは機能やブランドに基づいて検索結果をフィルタリングすることができます。例えば、ヘッドフォンを探しているユーザーは、「ワイヤレス」のような機能や「アップル」のようなブランドに基づいて結果をフィルタリングできます。

GoogleShopping サンプル画面

店頭受取にも対応

グーグルは、オンラインで購入した商品を店頭で受け取れるかを表示します。小売事業者は、いつ店頭受取が可能かを示す商品ランディングページと、多くの小売事業者がすでにグーグルのローカルインベントリー広告に使用しているマーチャントセンターのローカルインベントリーフィードに、その情報を表示できます。

また、小売事業者はマーチャントセンター内で商品を指定でき、店頭受取のために素早く店舗に発送できます。

ユーザーが商品を1つに絞り込むと、小売事業者がマーチャントセンターにアップロードしている商品レビュー、動画などの商品情報を見ることができます。ユーザーに購入の準備ができたら、小売事業者のECサイトで購入するか、近くの店舗で購入するか、グーグルで直接購入するかを選択できます。

GoogleShopping サンプル画面

広告と取引を1つのプラットフォームで統合

検索エンジン、デジタルアシスタント、エクスプレス配送を利用してより簡単に商品を購入できるようになると同時に、「Shopping Actions(ショッピングアクション)」(編注:モバイルとデスクトップでの検索結果、Google Express、Google Assistant、Google Homeに商品情報を掲載し、商品購入までをサポートする広告商品)を利用している小売事業者は、グーグルショッピング、Google.com、グーグルアシスタントに広がる新しい購入体験に自動的に組み込まれます。

広告、店舗、取引を1つの場所にまとめ、小売事業者やブランドが消費者と適切なタイミングでつながる手助けをするのです」とチャタジー氏はブログ内に書いています。

事実上、刷新されたグーグルショッピングは、広告と取引を1つのプラットフォームで統合しているのです。広告モデルはクリック単価で、ショッピング・アクション・モデルはトランザクション単価です。

GoogleShopping サンプル画面

配送状況も表示

グーグルは、検索結果の一部の項目の横に青色のショッピングカートを表示し、その項目がグーグルエクスプレスの配送サービスによって処理されたことを伝えます

グーグルエクスプレスとグーグルショッピングの要素を統合することで、グーグルブランドに裏付けられたシンプルな返品やカスタマーサポートを受けられることを保証し、消費者を安心させようとしているのです。

しかし「グーグルエクスプレスでの配送を提供しているブランドの多くが大規模で信頼されている企業であることを考えると、グーグルによる保証が消費者にとって重要になるとは思わない」と、Forrester Research社のアナリスト スチャリタ・コダリ氏は話します。

グーグルの保証? 大手量販店「Best Buy」の製品はどうでしょうか? 「Best Buy」はすでに信頼のあるブランドです。ですから、グーグルエクスプレスとグーグルショッピングの統合は、ゲームチェンジャーにはならないと思います。

ショッピングアクションのリーチを拡大

グーグルはまた、ショッピングアクションのリーチを、消費者がインスピレーションや情報を求めて訪れるYouTubeやグーグルイメージなど、他のプラットフォームにまで拡大していく計画です。今回の動きは、従来の有料検索フォーマットを超えて広告を拡大しようとするグーグルの最新の試みになります。

たとえば、同社は先月、グーグルイメージの検索結果に表示される広告内で、小売事業者が販売可能な複数の商品をハイライト表示できる「ショッパブル広告」と呼ばれる新しい広告フォーマットをテストしていると発表しました。

またグーグルは、ECサイトを持たない、もしくはEC規模が小さいブランドが、他の小売事業者のショッピングキャンペーンで商品を宣伝できるようにします。

化粧品のESTEE LAUDE(Rエスティローダー、『全米EC事業 トップ1000社データベース 2019年版』第50位)が一例です。ある小売事業者と協力し、店舗やオンラインでの香水の売上を伸ばしました。グーグルとエスティローダーは小売事業者の名前は明らかにしませんでしたが、この取り組みによってエスティローダーはショッピング広告のクリックシェアを70%押し上げました

◇◇◇

上記のサービスはグーグルにとっては新しいものですが、アイディア自体は新しいものではありません。2019年2月にフェイスブックが同様のフォーマットを公開しています。

Internet RETAILER
Internet RETAILER

「PayPay」がオンライン決済に対応、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」「LOHACO」へ6月導入

7 years ago

ヤフーは6月3日、ソフトバンクとヤフーの合弁会社PayPayが提供するスマホ決済サービス「PayPay」を、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」のオンライン決済に導入する。ヤフーとアスクルが運営するECサイト「LOHACO」は6月18日に導入予定。

オンライン決済時に「PayPayボーナス」を付与。また、「PayPay」残高とTポイントやYahoo!ウォレットに登録しているクレジットカードなどを組み合わせて支払いすることができるようになる。

「ヤフオク!」の売上金(「ヤフオク!」に出品した商品が売れた際の代金)を「PayPay」にチャージする機能も実装している。

「PayPay」はこれまで実店舗向けの決済サービスとして提供されてきた。ECサイト向けにも展開することで「PayPay」を“使う”“ためる”といった利用を促進する。

ソフトバンクとヤフーの合弁会社PayPayが提供するスマホ決済サービス「PayPay」を、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」のオンライン決済に導入する
オンライン決済対応は利用者数と決済回数の拡大に向けた施策(画像はヤフーの決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

当初、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」のオンライン決済は2019年2月、「LOHACO」は4月に対応する予定としていたが、2019年1月に延期を発表していた。

瀧川 正実
瀧川 正実

ウェブサイトにもっと動画を取り入れよう!具体的な活用方法をご紹介

7 years ago

動画の活用事例

インターネットの通信環境は日を追うごとに整ってきており、5G時代が一般的になる日ももうすぐです。5G時代が到来すると、ウェブサイトに動画を掲載してもストレスなく見られるようになるので、動画マーケティングにとっても大きなチャンスであるといえるでしょう。ウェブサイトで動画を利用する手法にはさまざまなものがあるので、それぞれをきちんと理解することが大切です。そこでこの記事では、ウェブサイトをより効果的なものにするためにはどのような動画活用法があるのかを紹介していきます。

ウェブサイトでの動画活用法と効果

ウェブサイトで動画を活用する手法は複数あるため、どれが良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。ここでは、高い効果が期待される3つの方法について詳しく説明していきます。

メインイメージとしての動画活用

ユーザーが最初にアクセスするウェブサイトのトップページなどのランディングページでは、メインイメージとして動画を活用することができます。その際の活用方法と効果について見ていきましょう。

活用方法

ウェブサイトのメインイメージとして動画を使用する際は、ファーストビューに大きく表示するのがおすすめです。ファーストビューとは、ユーザーが最初に目に触れる部分のことです。できるだけ画面いっぱいに動画を配置することでインパクトの強いページにもなります。活用法としては「ブランドイメージを伝える」「世界観を伝える」など具体的なサービス内容の細々とした説明動画よりもコンセプトやイメージ重視の動画を活用するのがポイントとなります。大きな画面の動画は臨場感やダイナミズムを伝えるのに適しているので、これらの効果も狙えるようなものを制作するのがコツです。

効果

ウェブサイトにはいわゆる「3秒ルール」と呼ばれるものがあります。これは、サイトを訪れたユーザーは3秒見ただけで引き続き滞在するか離脱するかを決めてしまうことが多いためです。したがって、ファーストビューとなるメインイメージに動画を活用すると、ユーザーの興味を引くことに成功し、離脱率を下げる効果を期待できます。「3Vの法則」と呼ばれるものもあり、こちらは言語情報「Verbal」、聴覚情報「Vocal」、視覚情報「Visual」の3つを表しています。この中で最も人の記憶に作用するのが視覚情報で、全体の55%を占めるとされているため、動画制作の際はとりわけビジュアル面に気を使うことも重要なポイントです。再生してもらえるようにサムネイルも魅力的なものにすることが求められます。

コンテンツとしての動画活用

続いて、動画の内容についても見ていきましょう。ここでは、コンテンツとしての動画の活用方法とその効果について説明していきます。

活用方法

コンテンツとして動画を使用する際は「商品・サービスの紹介」「上手な使い方」「メンテナンス法」「ユーザーインタビュー」などの活用法が考えられます。どれを選ぶかは、まず視聴者に動画を通じてどのような行動をとってもらいたいかを明確にすることがポイントとなります。資料請求や認知度拡大が目的なら商品の紹介動画になりますし、商品を購入してほしい場合はハウツー動画やユーザーの感想を述べた動画なども効果的でしょう。あるいは、ウェブページの内容に関連して視聴者がもっと知りたいと思われることにスポットを当てたコンテンツの動画も、ページの質を上げるために役立ちます。

効果

コンテンツとして動画を活用すると、商品の良さを感性と理性の両面からユーザーに印象付けられるので、購買意欲を高めるのに効果的となります。映像は文章や画像よりも情報量が多いため、短時間で効率的に魅力をアピールするのに優れています。また、ウェブサイトに動画を掲載すれば、営業先で営業ツールとしても使えるといったメリットもあるでしょう。動画のクオリティが高ければ、それを掲載している自社サイトのクオリティも上げられるので、営業先に好印象を与えられる可能性も高くなります。

背景としての動画活用

ウェブサイトの背景として動画を使用するアイデアにも注目していきましょう。ここでは、背景動画の活用方法と効果について詳しく説明していきます。

活用方法

背景として動画を使用する際は「商品やサービスの使用イメージを伝える」という活用法があります。これは、メインにするほどでもないものの、さりげなくアピールしたい場合に有効な手法です。同様に「店舗や施設の雰囲気を伝える」「コンテンツに付加価値を与える」などの活用法でも、控えめでありつつもユーザーの目を引きたいときに使えます。画像よりも訴求力が高い動画を背景に活用すると、ユーザーを3秒以上ウェブサイトに滞在させることがより容易になるでしょう。

効果

背景に動画を使用することで、コンテンツとしてアピールしなくても、商品の使用イメージやお店の雰囲気をさり気なく伝えることが可能となります。ユーザーの中には、あからさまな広告を嫌う人もいるかもしれません。宣伝広告にポジティブなイメージを持ってもらうためにも、宣伝臭を極力抑えたさりげなさが、逆にマーケティングにおいては効果的なこともあるのです。

動画を活用しているウェブサイトの事例

動画を上手に活用すればウェブサイトのクオリティは上がりますが、うまく利用できなければ逆効果になる可能性もあります。そこでここでは、動画の活用が最適に行われているウェブサイトの事例を紹介していきます。

メインイメージとしての動画活用「Flic360Make」

出典:Crevo制作実績

動画制作サービスのCrevo(クレボ)の手がけたアニメーション動画の事例を見ていきましょう。VRクリエイターツール「Flic360Make」の世界観を表現した本動画は、テンポのよいアニメーションとそれに合うBGMが、360度を映す世界のワクワク感を表現しています。こちらは1分ほどの短い動画であるものの、ストーリー性のある構成が特徴的です。動画の前半では商品の魅力が、後半では商品の詳しい説明や活用法が解説されており、最後まで視聴してもらえるように工夫がなされています。ウェブサイトへの掲載では、本動画がトップページのヘッダーの位置に配置されています。これは、パソコンでもスマートフォンでもファーストビューに来る位置であり、動画を適切にサイトに掲載した好例といえるでしょう。

コンテンツとしての動画活用「メチャカリ」

出典:Crevo制作実績

「メチャカリ」のよくある質問に対する答えとして作られた本動画コンテンツも、Crevo制作実績のひとつです。こちらもアニメーションをペースとしており、25秒という短時間でサービスの魅力と質問への回答を織り交ぜた優れた1本です。本動画が掲載されているメチャカリのウェブページでは、シンプルに「すべて新品ですか?」という質問と本動画、数行のテキストによる回答の3つの要素で構成されています。わかりやすく無駄のないウェブページとして、ページの価値を高めています。

背景としての動画活用「embot」

出典:Crevo制作実績

「embot」の動画もCrevoの制作実績です。体験する3人の子どもたちにスポットをあてており、サービスの持つワクワク感を子どもたちの表情を通して生き生きと描いています。また、実際に子ども達が遊んでいる姿を盛り込むことで、購入後の具体的なイメージをさせやすくする見せ方になっています。

ウェブサイトでの活用をふまえて動画を制作しよう

ウェブサイト用の動画は、活用法やサイトデザインのトーンなどによっても内容を変えることが求められる繊細なものです。ただ作って掲載すれば良いというものではないので、ウェブサイト用動画を制作する場合は、実績と知識が豊富なプロに頼むことも視野に入れましょう。動画制作サービスのCrevoでも、多くのウェブ掲載向け動画を手がけている実績があります。ウェブサイトをトータルコーディネートして、より訴求力の高いマーケティングを具体化していきましょう。

動画制作におすすめのCrevo

VIDEO SQUAREを運営するCrevo(クレボ)では、数多くの動画制作・映像制作にたずさわっています。国内外約5,000名のクリエイターネットワークを活かし、ご依頼ごとに最適な専属チームを作ります。また、はじめての動画制作でも安心のサポート体制が整っています。動画制作・映像制作ご検討の方はぜひお問い合わせください!

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楽天がライブ動画配信の「Rakuten LIVE(楽天ライブ)」開始、今後出店者の配信も予定

7 years ago

楽天は5月17日、ライブ動画配信サービス「Rakuten LIVE(楽天ライブ)」の提供を開始した。アーティストやタレント、一般のユーザーがライブ動画を配信し、視聴者とコミュニケーションを取ることができる。

視聴者は配信者に対して、コメントのほか「ギフト」と呼ぶ有料の応援アイテムをリアルタイムに送ることができ、双方向のコミュニケーションが可能となる。

「Rakuten LIVE」のライブコマース機能は、楽天グループの各サービスとも連携。今後、インターネットショッピングモール「楽天市場」の出店店舗による動画配信も予定している。

楽天がライブ動画配信の「Rakuten LIVE(楽天ライブ)」開始、今後出店者の配信も予定
「Rakuten LIVE」のイメージ

動画を通じて、視聴者に商品の特徴を訴求

「Rakuten LIVE」は、ライブコマース機能を使用した配信者の動画に対し、視聴者はアプリを使って販売サイトにアクセスし、配信中に紹介されている商品を動画を見ながら購入できる仕組み。

アーティストやタレントなどの配信者は、商品のイメージや特徴をプロモーションによって視聴者に訴求できるので、双方向のコミュニケーションを通じて、効果的は販売促進につなげることが可能となる。

「Rakuten LIVE」は、楽天グループの各サービスとも連携。「楽天市場」をはじめ、「楽天ブックス」「楽天チケット」など、さまざまなECサービスと連携することで、多様なライブコマース体験を提供していく。

ECモールのライブコマースは、ヤフーが2018年2月19日、iOS版アプリで提供していたライブコマース機能「Yahoo!ショッピング LIVE」をAndroidアプリ版にも対応している。

石居 岳
石居 岳

2年連続で1ケタ成長の物販系EC市場、伸び率鈍化の要因は「価格競争」の可能性

7 years ago

経済産業省が5月16日に発表した2018年の「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」では、2018年における日本の消費者向け物販EC市場規模は前年比8.12%増の9兆2992億円だった。

「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」分野別のEC市場規模
BtoC-EC市場各分野の市場規模と構成比率(画像は経産省の資料から編集部がキャプチャ)

物販系BtoC-EC市場の伸び率は2016年の10.6%から2017年は7.5%に鈍化。2018年も1ケタ台の伸び率にとどまったことを踏まえ、報告書はその要因の1つとして「EC業界における価格競争の可能性」について考察している。

日本を含む10か国において、ネットと実店舗における価格比較を行った調査結果によると、日本は“ネットの方が安い”率が45%で最も高い。米国は22%。英国、中国はそれぞれ7%、6%。

「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」分野別のEC市場規模 ネットと実店舗の価格差(単位:%)
ネットと実店舗の価格差(単位は%)(画像は経産省の資料から編集部がキャプチャ)

この結果を踏まえ、報告書では次のように推測した。

価格比較サイトも充実しており、インターネット上では同一商品、類似商品の価格比較が容易である。したがって45%の商品が“ネットの方が安い”と言う結果は、我が国の場合、実店舗vsインターネットのみならず、インターネット内即ちBtoC-EC同士での価格競争も生じやすいと推測できる。

この推測が正しいと仮定した場合、「BtoC-ECの利用拡大によりトランザクション数は増加するものの、価格競争によって金額ベースでの市場規模の増加率は必ずしもそれと比例して増加するとは限らないと説明付けることができる」と説明。加えて、「取引回数は増えているとしても、結果として金額ベースでの市場規模の拡大はその増加率と同等ではない事象が発生している可能性が考えられる」としている。

また、2年連続1ケタ成長の要因として、「実店舗の充実」「チャネルの議論の変遷と『消費の最適化・合理化』の可能性もあげている。

瀧川 正実
瀧川 正実

丸井グループの差別化策「デジタル・ネイティブ・ストアへの進化」とは?

7 years ago

丸井グループは5月14日、今後の差別化戦略として「デジタル・ネイティブ・ストアへの進化」に取り組むと発表した。

D2C(Direct to Consumer)やサブスクリプション型ビジネスなど、「デジタル・ネイティブ・ブランド」の出店を推進。店舗を主体としたこれまでのビジネスモデルから、デジタル主体の店舗運営への移行をめざす。

今後、D2Cやシェアリング、サブスクリプションビジネスなどを手がける「デジタル・ネイティブ・ブランド」の出店を強化するという。

丸井グループの差別化戦略:デジタル・ネイティブ・ストアへの進化
デジタル・ネイティブ・ストアへの進化の進捗(画像は丸井グループが公表した決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

現在はオーダースーツのD2Cブランド「FABRIC TOKYO」が新宿マルイや渋谷モディ、池袋マルイに出店しているほか、無料のECサイト構築プラットフォーム「BASE」のネットショップが渋谷マルイに出店している。

「FABRIC TOKYO」は商品をECで販売しているため、店舗では売り上げが立たない。丸井グループはECを前提とした事業者でも出店できるよう、定期借家契約を推進してきたことから、「FABRIC TOKYO」のビジネスモデルとマッチした。

また、ペンタブレットメーカー大手のワコムは、新宿アネックスに体験ストアを出店。丸井グループがストアの運営を受託し、店舗運営のノウハウがないワコムをサポートしているという。

丸井グループの差別化戦略:デジタル・ネイティブ・ストアへの進化
デジタル・ネイティブ・ストアへの進化について(画像は丸井グループが公表した決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

丸井グループは「デジタル・ネイティブ・ブランド」の共通点として次の3点をあげた。

  1. リアルとデジタルの主従が逆転したアフター・デジタルのビジネスである
  2. リアル店舗を顧客とのエンゲージメントの場として捉えている
  3. ネットから流入する顧客と比べて高い成約率、単価、継続率などを実現している

その上で、「デジタル・ネイティブ・ブランド」がより高いLTV(Life Time Value)を実現できる店舗や運営受託サービスを提供し、ハードルレートの引き上げをめざすとしている。

丸井グループの差別化戦略:デジタル・ネイティブ・ストアへの進化
デジタル・ネイティブ・ブランドの共通点など(画像は丸井グループが公表した決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

2019年3月期のEC売上高は5%増の242億円、4期連続で増収

丸井グループの2019年3月期におけるEC売上高は、前期比5%増の242億円だった。EC事業は4期連続で増収。年間EC売上高は4年で38億円増えた。

丸井グループのEC売上高推移
丸井グループのEC売上高推移(画像は丸井グループが公表した決算説明会資料から編集部がキャプチャ)

ECで注文した商品を丸井の店舗で受け取ったり、返品したりする「クリック&コレクト」の取り組みを推進した。「クリック&コレクト」の件数は同3.6倍に増加。配送コストを年間8000万円削減し、宅配料金の値上げによるコスト増加を抑制した。

渡部 和章
渡部 和章

配送料の値上げはいつまで続く……宅配大手は収益改善、食品通販・EC業界は大打撃 | 通販新聞ダイジェスト

7 years ago

宅配大手による配送料値上げが止まらない。大手3社はここ数年、適正運賃収受の取り組みを推進。値上げ交渉の進捗を受け、直近となる前期は大幅に収益改善が進んだ。一方、そのしわ寄せを受けるのが、年末など繁忙期に出荷が集中する季節商材を扱う食品通販だ。中には、収益圧迫から事業の終了を決断した企業もある。ネット販売の市場拡大など市場環境の変化を受けて起こった値上げのトレンドはいつまで続くのか。

クール便「おいしい商売じゃない」

ヤマト運輸は17年10月、基本運賃の値上げを実施した。佐川急便、日本郵便の2社もこれに追随。以降、「適正運賃収受」を名目に配送料値上げの傾向は続いている。そもそも「適正運賃」とは何か。

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便 大手3社の配送料に関する平均単価の推移
平均単価の推移
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便 大手3社の宅配便個数の推移の推移
宅配便個数の推移

「『適正運賃』といってもその水準がどこにあるか、市場環境や景気動向で変わる。原価やエリア別に効率も異なる、宅配業者も掴みきれず、どこまでいってもどんぶり勘定」(倉庫業者)と話すように、妥当な水準を掴みがたいのが実情だ。

その取り組みの中でも、宅配大手が扱いに苦慮しているのが冷凍配送、いわゆるクール便とされる。「1件あたりの単価でいえば当然、採算が取れない。配送業者も嫌がっている」(前出の事業者)、「昔は“クール便と言えばヤマト”と自負していたが、今は対処できない、と自ら言う営業マンもいる。クール便があるから荷物を受けたくないと言ってくる」(通販事業者)。

繁忙期、閑散期の落差が大きいものであればなおさらだ。「季節変動があるものはやりたくない。おせちなどは、裏にもできず、中身が寄ってしまってもダメ。おいしい商売じゃない」。こうした中、昨今の配送料値上げの煽りを受けるのが食品通販業界だ。

値上げが影響通販から撤退

「5月31日を最後に通販から撤退します。会社も8月中旬の解散を決定しました」。宅配大手による配送料値上げが続く中、食品ネット販売中堅のドゥマンは今年5月、通販事業からの撤退を決めた。

1995年の設立。当初、生鮮品の通販を行っていたが、シュークリーム「濃厚ミルクシュー」のヒットを受け、以降、冷凍スイーツを主力に展開してきた。

「濃厚ミルクシュー」は、ヤフーの仮想モールで04年から16年にかけて「ヤフーショッピングベストストア」を毎年受賞、楽天の「楽天ショップオブザイヤー」も06年、07年に受賞するなどロングセラーに成長した。その矢先の事業撤退だった。

事業を圧迫したのは、配送料の値上げ。17年10月、ヤマトの通常配送で200円、昨春に佐川急便で200円の値上げに応じたが、以降も値上げ要請が継続。収益性が悪化する中、今年2月、さらなる値上げ要請を受け、「応じれば東京から関西の送料が1000円になる」と、事業存続が困難と判断した。

直近の送料は、890円(北海道、沖縄を除く)。北海道が1180円、沖縄が1600円。購入金額5400円以上で送料無料としてきたが、「買い控える顧客が増え、『濃厚ミルクシュー』の売り上げも伸び悩んだ」(同社)と話す。

食品ネット販売中堅のドゥマンは今年5月、通販事業からの撤退を決めた
通販事業からの撤退を決めたドゥマン

チーズケーキをメール便で…

ドゥマンは、売り上げの多くを年末商戦や母の日商戦など季節商材で稼ぎ出していた。通常月の出荷は2万個ほどだが、年末はケーキで月3~4万件、母の日には花を同4~5万件(常温)出荷。「17年の値上げのコスト増をようやく吸収できたタイミングでの要請だった」(同)。

手をこまねいていたわけではない。値上げの影響を吸収するため、1個あたりの内容量を減らし原価を抑制。当初は、大半を冷凍商品が占めていたが、約2割をメール便に変更した。常温管理が可能なチーズケーキも開発。問題なく配送できるかテストを行い、顧客の了解を得た上で、メール便で届けていた。

配送を委託するヤマトからは、人手不足を理由に配送方面別の荷物の仕分けなど庫内作業の負担の要請も受けた。

協力が得られないならば値上げするほかないとバーターのような提案だった。ただ、持っていけないとなるとビジネスが成立しない。クール便は、クオリティの面からヤマトに頼る以外の選択肢はなく一生懸命やった」。だが、収益改善は図れず撤退。会社は、8月中旬に解散を決定しており、今後は、「社員の再就職を支援していく」(同)としている。

通販新聞

Google、画像検索用の新しいリファラーの提供を断念。Search Consoleで分析するように指示

7 years ago

画像検索用のリファラー URL の導入を Google は見送った。。テストとさらに検討した結果、Google 画像検索からのクエリとクリックのトラフィックを計測するのにいちばん適切な手段は Search Console のパフォーマンスレポートだと結論づけたとのこと。

投稿 Google、画像検索用の新しいリファラーの提供を断念。Search Consoleで分析するように指示海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

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