HCD-Net 年間イベントスケジュールを更新しました
HCD-Net の最新 年間イベントスケジュールの第四四半期(2015年1月~3月)です。
皆様の御参加をお待ちしております。
PDF版
HCD-Net Event Schedule Q4 201501.pdf
HCD-Net の最新 年間イベントスケジュールの第四四半期(2015年1月~3月)です。
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楽天は1月15日の東京会場を皮切りに、大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡の全6都市で、2015年の戦略や最新事例などを出店店舗と共有するイベント「楽天新春カンファレンス2015」を開催する。今年のテーマは「BEYOND」。このテーマに込めた意味、具体的な施策について楽天新春カンファレンス2015事務局の責任者である塩沢友孝氏に聞いた。

――今年の楽天新春カンファレンスのテーマは「BEYOND」です。この意味は。
BEYONDは「超えていく」という意味です。これは、楽天市場や店舗さんにとって“過去の自分たちを超える”、また“既成概念を超えていく”という意味を込めました。これまでの新春カンファレンスでも、海外販売については成功事例などを中心に勉強会を開催してきました。今年はさらに実践的な事例を学んだり、パネルディスカッションで成功店舗の話しを聞けるようにします。参加店舗さんの成長がさらに加速するきっかけの提供を目指して、このテーマを採用しました。
――今回の新春カンファレンスの見所は。
毎回、新春カンファレンスは基調講演としてゲストを招いているのですが、2015年はプレイステーションの生みの親である久夛良木健氏に講演していただきます。店舗さんのなかには、ややもするとネットショップ運営が毎日のルーチン業務になってしまい、やや守りに入ってしまっているケースがあると聞ききます。久夛良木さんはソニーのなかにいながら新しいことに挑戦していくことで、新しいイノベーションを起こしてきた方。その経験談を聞くことは、店舗さんにとり、とてもいい刺激になるだろうと期待しています。
2点目の見所は、店舗さんの座談会の席数を従来比で3倍ほど多く用意した点です。従来の新春カンファレンスでは、楽天の社員が売り上げアップにつながるためのセミナーを行うことが多かった。もちろん、店舗運営を始めて間もない店舗さんや、これから売り上げをもっと伸ばして行きたいと考えている店舗さんにとっては学びの多い講座です。しかし、すでにそうしたテクニックについての知識がある中~上級の店舗さんからは、より実践的な話を聞きたいという要望があがりました。そこで、楽天市場で売り上げを伸ばしている有力店舗さん複数名による座談会を、パネルディスカッション形式で行うことにしました。売り上げを伸ばすための実践的なノウハウや体験談、生の声を聞ける講座を用意。聴講できる店舗さんの枠数を増やすことにしました。
3つ目はワークショップの開催です。2014年の楽天EXPOから始めました。本来は自社のお客さま向けに店舗さんが独自で開催されている参加型のワークショップを、今回は特別に、同じ立場である店舗さん向けに展開していただきます。過去にワークショップを行った店舗さんに話を聞くと、ワークショップを開くことで、改めて自分の会社や商材のどこを訴求するべきかについて、より深掘りして考えるようになり、それがサイト制作やお客さまとのコミュニケーションにも役立つようになったといった意見がありました。今回は「チューリップがきれいに咲く植え方講座」「鉄なべを使った調理のワークショップ」などを開催します。自分のお店だったらどんな風に商材の魅力をお客さまに伝えるだろうかなどと考えながら参加してみてください。
――参加しようかと考えている店舗さんに一言お願いします。
今年は会場を東京国際フォーラムに変更し、町のなかのお店のようにブースを並べます。これまで毎回参加していただいている方にも、楽しみながらさらなるヒントが得られるようにした一方、昔は参加していたけれど、最近は足が遠のいているという店舗さんにとっては、だいぶ変わったと驚かれると思います。多くのEC事業者に足を運んでほしいと考えています。
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オリジナル記事:いよいよ始まる「楽天新春カンファレンス2015」。プレステ育てた久夛良木氏講演など今年の見所 | 単発記事 | ネットショップ担当者フォーラム
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ピーチ・ジョンは2015年1月28日に開始する春商戦から年間を通じて、「ニューヨーク」をコンセプトに商品を展開する。一部の定番商品を除き、商品価格を値上げする方針で、税抜表記に変更。上質なファッションを選択する27歳を中心ターゲットに、デザインや素材感が洗練された都会的なイメージを打ち出していく。
春号から1年間、「ニューヨーク」を共通コンセプトとして、主力ブランド「ピーチジョン」と10代向けブランド「ヤミーマート」、30代向けの「サロンバイピーチジョン」を展開。これまで、季節に合わせて様々なコンセプトを設定してきたが、年間を通じて同一のブランドコンセプトを発信することで、ギャル向けイメージの払拭とファストファッションとの差別化を図っていく。
春から、下着やルームウェア、スカートなどのアウター、雑貨などの商品価格を値上げする。円安による輸入資材の高騰への対応が狙い。定番品については価格を据え置く方針だが、素材を変えた新商品の投入などを行って価格を見直す。
春号カタログは3月4日に発刊する予定。メーン商品はノンワイヤーブラジャーの「胸きゅんブラ」(画像=税込価格は3542円)。これまでのヒット商品を振り返り、見た目の可愛らしさと着用時の着け心地の良さを重視して開発した。

デザイン面は着用した際の胸元がリボンになる上品な見た目が特徴。余計な飾りをなくしたアウターに響きにくいカップで様々なシーンに着用できるようにした。Tシャツとあわせて着用するブラジャーはシンプルなデザインのアイテムが多いため、見た目の可愛らしさで購買意欲を喚起する。素材はマイクロファイバー素材を使用し、ボンディング加工したものを使用。自然な美しい胸に整える。これまで、着用時の締め付け感が少ない下着がロングセラーとなっていたことを受けて、既存商品のファンの購入につなげたい考え。
アウターは、花柄やギンガムチェック、ボーダーの各アイテムをシリーズ化してワンピースやスカート、靴などを用意。加えて、バレンタインのタイミングに合わせて、男女で着用できるペアのルームウェアなどを提案する。
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オリジナル記事:ギャル向けイメージを払拭! 通年で「ニューヨーク」コンセプトに商品を展開、ピーチ・ジョン | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
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独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)は1月14日、スマホ・アプリECの集客・売上向上につながるノウハウ提供をテーマにした「スマホ・アプリECセミナー」を東京都渋谷区で開く。手数料無料の決済サービス「SPIKE」を提供するメタップス、EC支援のモバイルコマース、ファッションコーディネートアプリ「iQON」のVASILY、フリマアプリ「メルカリ」のメルカリが登壇する。
セミナーでは、「スマートフォンECの集客はどうしたらいいの?」「ブラウザからアプリへの対応は?」「スマートフォン用のECサイト構築はどうしたらいいの?」といった課題を抱えるEC事業者などを対象に、スマホ・アプリECに精通した各企業の社長から責任者が登壇。集客売上向上につながるノウハウを披露する。
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オリジナル記事:VASILYやメルカリなど登壇、スマホ・アプリECの集客・売上向上セミナーを1/14に中小機構が開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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登場キャラクター
くまたにさん 焼き菓子専門の通販サイトを運営している。
おしくま君 はちみつ専門の通販サイトを運営している。

オリジナルブランド商品は、売れにくいものです。この本でも何度か言及していますが、ほかの商品群に比べ、「何もしなければまったく売れない」ということがざらにあるのです。それらの商品について魅力を感じ、購入してもらうための施策として、「縦長商品ページ」を作りましょう。
楽天市場の売れ筋商品ランキング「ランキング市場」で、自店と同じジャンルのページを開き、上位入賞商品のページを見てみてください。激安の有名ブランド品ではなくオリジナルブランドの商品ページ、特に、商品価格がさほど安くないのに売れている商品があったら、そのページは要チェック。これらの商品ページのほとんどが「縦長」になっているはずです。
特徴として、まず見出しがあり、画像とうんちくが多く、スクロールしてもなかなか最後までたどり着かない長ーいページです。オリジナルブランドの商品は、有名ブランドやメーカーの商品とは違い、一般的には知られてない商品だからこそ、少しでも理解してもらえるように、あますことなく魅力をたっぷり語る必要があるため、内容量が多くなりページが縦長になるというわけです。この縦長商品ページは、商品の情報を網羅しているので、一度作ってしまえば、非常に効率よく使うことができます。要約したものを印刷して商品に同封してもいいし、マスコミなどに対する取材前の資料としても使えます。

それでは、「縦長商品ページ」の構成について説明します。まず、通販番組などと同じで「話す順番」が重要です。
例えば、価格が売りでないのなら、冒頭で価格の話はしない方がいいですし、「今ならセットでこれも付いてきます」というおまけの話も、冒頭には来ません。売れる商品ページにするためには、単に情報を詰め込んで長いページにすればいいわけではなく、しかるべき情報を、しかるべき順番で伝える必要があります。そこで、その構成は、「BEAF」(ビーフ)で表現しましょう。
① Benefit(購入メリット)
② Evidence(論拠)
③ Advantage(競合優位性)
④ Feature(さまざまな特徴)
この4つの要素を順番に並べていきます。構成要素それぞれの頭文字を取って「BEAFの法則」と呼びます。筆者がコンサルティングする際も、この考え方で売り上げを伸ばしています。
BEAFの法則は、下図のように、ユーザーが反射的に考えることを予測し、先回りして情報を伝える構成になっています。まず右脳の興味を引いてから、冷静な左脳に「買うべき理由」を伝えていくのです。これは商品ページに限らず、モバイルページやメルマガ、広告原稿など、より短い文にも応用が利きます。
商品ページは、いきなり作り出さず、まずBEAFそれぞれの要素についてじっくり検討し、いったん文章で書いてみてから、制作作業に入りましょう。

Benefit(購入メリット)は、右脳に対して瞬間的に働きかける役割を担っているので、写真とキャッチコピーを使ってわかりやすく構成しましょう。まず「どんな購入メリットを訴求するか」を考えます。客層によって「商品を購入する理由」はさまざま。「商品がそのユーザーにとってどんなメリットをもたらすか」、客層の生活を具体的に想像することで、購入メリットは見えてくるものです。
Benefit(購入メリット)の信憑性をEvidence(証拠)で高めます。マスコミで紹介された実績、購入客・モニターや卸先の業者から寄せられたコメント(レビュー)、実店舗の評判、商品販売数、モール内のランキング入賞実績などの情報やデータを使い、論拠を示すのです。
Advantage(競合優位性)、ほかと比べてどういいのかという「差別化」に該当します。「自分の商品には、そんな競合優位性はない」と思う人も多くいますが、これは、競合商品と比べての相対的な話なので、くまなく探せばほとんどの商品に競合優位性が見つかるはずです。オンリーワン、ナンバーワンに固執せず、素直に商品の強みを打ち出しましょう。
縦長商品ページを上から読み進めてきたユーザーは、Benefit(購入メリット)や、Evidence(証拠)、Advantage(競合優位性)まで見て、いよいよ購入検討の最終段階に入ります。最後にFeature(さまざまな特徴)を確認して、実際に購入して問題がないかどうかを確認するのです。サイズや材料など細かい情報をここで漏れなく説明するのが大切です。

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オリジナル記事:「縦長商品ページ」で売れるストーリーを作ろう | マンガで納得! インターネット販売 売れるネットショップ開業・運営 | ネットショップ担当者フォーラム
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エージェンシーの戦略的買収のその2
しかしピュブリシスといい、WPPといい、本当に金を使う。
今度はWPPがTESCOの流通データビジネスをしているDunnhumbyを20億ポンド(約2370億円)で買収する準備をしているという。
TESCOは世界4位の巨大流通、ウォルマート、カルフール、コストコの次に大きい。このテスコで集計されるポイントカードなどのデータビジネスを行う会社として、1989年から独立事業化されていて、リテールチェーンのコンサル事業、消費者分析で有名だそうです。
P&G、コカ・コーラを始め、400以上のCPGブランドが利用する2000人規模で世界30カ国にサービス拠点がある。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131209/256852/?P=3
テスコはWPPのクライアントで、Dunnhumbyはパートナーとしてカンターなどと組んでデータソリューションを提供していたが、WPPはこれを「買い取る」方向で動いているようだ。
それにしても巨額な買収。
前エントリーで書いたピュブリシスのサピエント級である。
WPPは先日もIBMの提供するプラットフォームに8億ポンド投資することを発表しており、次々にすごいこと。
ただ、もうエージェンシー同士の統合という水平型M&Aは、トレンドではなくなったということだろうか。
WPPも「データ供給サービス」を柱にするという意思表明と思える。
本来は独自のデータを持たないエージェンシーが必死でデータを取り込もうとしている。
App Indexingによってディープリンク(アプリのコンテンツ)を検索結果に表示させたり、ウェブマスターツールでディープリンクの状況を確認したりするには、そのアプリに対応するウェブサイトが必要。対応するウェブページがないアプリのコンテンツのディープリンクを検索結果で表示させることはできない。
- APP Indexingでディープリンクを表示させるにはコンテンツに対応するウェブページが必要 -
Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki
早速ですが、「2015年 広告マーケティング業界7つの予測」を補足するエントリーです。電通報で昨年2番目に多く閲覧された記事が「広告ビジネス次の10年」の書評だそうですが、ちょっと残念なことにこの書評にはグローバル戦略についてはノータッチです。
http://dentsu-ho.com/articles/1233
本の約半分で広告ビジネスのグローバルな環境に言及していて、日本では電通さんだけがグローバルメガエージェンシーになって一人勝ちしているが、グローバルな闘いは熾烈で鎖国を保ってきた日本も例外ではなくなったと書いたのですが・・・。
ただ、逆にそれが電通マンにとって幸せなことかというと、いつ隣にインド人の同僚が(具体的にはオンライン上の同僚が)来て「今日からデジタルによるグローバルスタンダードなプラットフォーム上で担当クライアントに対応します」と云われてお役御免になるかもしれないというリスクは、むしろ電通マンの方があるということも言外に書いている訳で・・・。たとえ日本企業でもグローバルスタンダードが海外現法からやってくる可能性は大きいのです。(むしろ電通さんはあえてそうしようとするでしょう。とはいえ他のエージェンシーはどっかに買収されてしまって大リストラということも有りうるので電通マンより安心ってことはないですわな。)
電通2014上半期レポートより。2015年3月期には日本は過半数を割る勢い。欧州、米州、アジア、日本とバランスを取る経営手法にシフトするのはまちがいない。
上の図は、参考2013年の広告ホールディング企業の買収数
さて、7つの予測の中でもコメントしたピュブリシスのサピエント買収ですが、例のオムニコム×ピュブリシスの大合併がご破産になった直後に決定されている。
それも$3.7billionだから120円で換算すると、何と4440億円、AKQAをWPPが買収した時が540億円(当時の円換算)だったから、デジタルエージェンシーとしては実に大きな買収額だ。オムニコムとの合併解消後ではあったが、ピュブリシスはこの案件を2年前から進行させていたようだ。WPPのマーティン・ソレルがこの買収を「振られた恋人症候群」と揶揄したが、ピュブリシスのモーリス・レヴイは「マーティンは恋のことに詳しいとは思わない。恋に喩えるならフランス人の方が得意だ。」と応戦していて面白い。
サピエントのCEOのアラン・ヘリックは何と48歳。ピュブリシス・サピエントのCEOとなって、ピュブリシスグループのデジタルエージェンシーのレポートラインはモーリス・レヴィ直からアラン・ヘリックを経由する。72歳のモーリス・レヴィの後継者選びの新たな選択肢となるだろう。
7つの予測のその1は、データプロバイダーとなるテクノロジー企業がエージェンシーを買収するというトレンド
米国ではGoogleやフェイスブックに対抗しようとするメガエージェンシーの動きがM&Aとなってあらわれているが、日本ではほとんどのエージェンシーはデータプロバイダーと比較しても規模が小さく、一方的に買われる側だ。ただその何のアセットを買うのかという視点で言うと、「広告主の口座」、「媒体社の口座」、「エグゼキューション力」などが挙げられるものの、データを活用した企画・実行の出来るエージェンシーになるのはそう簡単ではない。大幅な人材の入れ替えとスキルセットの再構築と、これを指揮する知見と力のあるリーダーが必要である。ただ、旧態のままのエージェンシーの生き残りはもはや「買われる」ことでしかないのは言うまでもない。
(買収されるっていうと日本ではとかくネガティブな印象だけど、買収される戦略ってのもあるんだよね。生き残るために・・・。)
昨年12月にJMA(日本マーケティング協会)の研究会オープンセミナー「マーケティングの構造変化による マーケティングとリサーチの新領域」にて、日産自動車のーポレート市場情報統括本部 高橋直樹さんと講師をご一緒したときに、高橋さんがおっしゃっていたフレーズが刺さったので紹介しておきたい。
高橋さんは、日本の戦後70年の現代マーケティングの歴史の中で、マーケティングコンセプトは狩猟から農耕、そして宗教の時代になったと説く。
なるほど確かにそうかもしれない。自分なりに咀嚼をして、顧客戦略の視点からマーケティングコンセプトの変遷を簡単にまとめてみる。
●狩猟の時代

マーケティング戦略で重要なのはターゲット戦略。ご存知の通り「ターゲット」は戦争(軍事)用語で「標的」の意味。戦車やライフルなどで照準を合わせる先の標的だ。狙いを定めて認知を高め、店頭で刈り取る代表的なパワーマーケティングの時代。
●農耕の時代

マーケティング戦略で重要なのはリレーションシップ。市場が成熟し、新規顧客獲得だけでなく、既存顧客の深耕をしないと利益が確保できなくなってきた。One to Oneマーケティング、パーミッションマーケティング、リレーションシップマーケティング、CRM(Customer Relationship Management)などが注目され、「マーケットシェアから顧客シェア(≒顧客生涯価値)へ」「売上至上主義から利益至上主義へ」「認知から関係構築へ」というフレーズが声高に叫ばれた。顕在顧客を刈り取るだけでなく、潜在顧客を育成しよう、という農耕の考え方が加わった時代である。
●宗教の時代

そして現在は宗教の時代だ。ブランドマーケティングで重要なのはアドボカシー(擁護や支持という意味)。リピート購買してもらうだけでなく、好きになってもらって再購入してもらうだけでもなく、価格プレミアムが高いか(金額が少し高くても他ブランドではなく自ブランドを選んでくれるか)、友人や同僚や家族に推奨してもらえるか(NPS:Net Promoter Score=推奨意向)が重要とされる。
重要とする顧客観はブランドアドボケイツ(Brand Advocates:ブランドの熱心な支持者)で、「ファンに売るのではなく、ファンを通して売る」という思想が生まれた。
●まとめるとこんな感じ

仮に、現在~近未来におけるブランドマーケティングのコンセプトを「宗教」ととらえた場合、自社のブランドはどのようなマーケティング戦略を採るべきか、一度考えてみてもおもしろいかもしれない。ちなみに私はこの「宗教の時代におけるマーケティング」のひとつに共創マーケティングがあると思っています。

総務省が毎月実施している家計消費状況調査によると、ネットショッピングによる消費が右肩上がりで増えている。2人以上の世帯における1か月あたりのネット通販による消費金額は、速報値(2014年1月から10月までの10か月平均)で約6400円となり、2013年と比べると約600円上昇している。
利用世帯も2013年比0.5ポイント増加の24.8%に達し、4世帯に1世帯がネットショッピングを利用している状況にある。
2014年における1世帯あたりの1か月間のネットショッピングの消費額は、2014年1月から10月までの10か月平均で6377円。調査を始めた2002年と比べると約5.8倍に増えている。

2014年におけるネットショッピングの利用世帯の割合も右肩上がりだ。2人以上の世帯でネットショッピングを利用した世帯割合は、2014年1月から10月までの10か月平均で24.8%に増加。2人以上の世帯において、4世帯に1世帯はネットショッピングを利用している。
ECを利用したことのある2人以上の世帯が、1か月あたりにネットショッピングで消費する金額は2万5710円に達している(2014年1月から10月までの10か月平均)。

家計消費状況調査は、購入頻度が少ない高額商品・サービスなどへの消費、近年増加が著しいICT関連消費の実態を安定的に捉え、家計調査を補完することを目的に2001年10月から実施。調査対象は全国の世帯から約3万世帯を抽出している。
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オリジナル記事:ネットショッピングの利用世帯は24.8%、4世帯に1世帯が利用する時代に、総務省調査 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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テレビ通販大手のオークローンマーケティングは1月1日、GYAOがヤフーと協力して運営する無料映像配信サービス「GYAO!」内で配信を開始した90年代の懐かしコンテンツなどを提供する特設サイト「90s TV」から、視聴者を自社のECサイトに誘導する取り組みを始めた。
「90s TV」は90年代の映画、音楽、ニュース映像、著名人の独占インタビューなど幅広いコンテンツを月替わりで展開するサイト。オークローンマーケティングは「90s TV」に協賛。「エクササイズ」という枠を設け、オークローンマーケティングの通販・ECブランド「ショップジャパン」お勧めの商品などを毎月紹介する。
「90s TV」で展開するコンテンツは「マンスリーインタビュー」「90'sムービー」「90's J-POP」など6コンテンツ。「エクササイズ」では1月、ワンダーコアを紹介している。
サイト内には元サッカー選手の中山雅史さんのインタビューや、ワンダーコアの効果が閲覧できる動画への誘導などを用意。クリックすると「ショップジャパン」の通販・ECサイトに移動する仕組みになっている。

オークローンマーケティングはテレビ通販のほか、ECサイト、店舗、紙媒体などさまざまなメディアを活用したマルチチャネル戦略を推進している。「90s TV」は1990年代に青春を過ごした男女、同年代を知らない若い世代が主なターゲット。「90s TV」を通じて新たな顧客の獲得につなげる。
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オリジナル記事:90年代コンテンツを配信するGYAOの「90s TV」から通販サイトに視聴者を誘導、オークローン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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多くのEC事業者は、オムニチャネルの概念は理解できるが、具体的な方策は分かりにくいというのが本音でしょう。オムニチャネルを成功に導くために押さえておきたいポイントは、さまざまななチャネルに対応するだけでなく、ユーザーエクスペリエンスを統一するということも必要になるということ。具体的事例をあげながら、オムニチャネルを展開する上で、最も気を付けなければならない“ユーザーエクスペリエンスの統一”などについて紹介します。
オムニチャネルとは何かを分かりづらくしている要因として、チャネルにはさまざまな軸があるにもかかわらず、一括りに扱われていることがあげられます。
チャネルは、メディア、デバイス、販促・マーケティング、販売接点、配送方法など、観点によってさまざまで、これらを整理すると分かりやすくなります。
たとえば、メディアであれば、テレビ、カタログ、雑誌やFacebook、Twitter、Pinterestといったソーシャルネットワーキングサービスなど。デバイスであれば、PC、スマートフォン、タブレット、サイネージなどがあります。
オムニチャネルは、ハードウェア、サービス、販促方法などいくつもの要素を融合しますが、そのためにも自社のチャネルを分かりやすく分類し、混乱が起きないように整理することで具現化しやすくなります。
では、ある顧客のショッピングの事例をあげてみます。
「電車のデジタルサイネージで紹介された商品に興味を持ち、スマートフォンの商品サイトで内容をチェック、比較サイトで評判と価格を確認し、SNSでクーポンを獲得。近くの実店舗をネットで探し、実店舗で実際の商品を見て、違う色の商品を買おうとしたら在庫が無かったのでECサイトで購入した。家は日中不在にすることが多いため、商品は実店舗で受け取ることにした」
この事例において、顧客はさまざまなデバイスを利用し、いろんなメディアを活用して情報を受け取り、自らにとって最適な購入を行っています。企業視点で説明すると、EC企業としては、これらのデチャネルに対応していくことが必要になってくるというわけです。
また、ここでポイントとなるのが、顧客はチャネルを意識していないことが多いという点です。そのため、チャネル間でユーザーエクスペリエンスが異なっていると、購入プロセスの途中で離脱や不満が起きやすくなります。つまり、EC事業者は、たださまざまなチャネルに対応するだけでなく、ユーザーエクスペリエンスを統一するということも必要になるというわけです。
ただ、実際には、チャネル毎にユーザーエクスペリエンスが異なっていたり、顧客のショッピングの流れに沿った顧客接点が提供できていなかったりすることが多くあります。
すべてのチャネルを融合し、一貫したユーザーエクスペリエンスを提供するのは、膨大で果てしない道のりのように思えるかもしれません。特に中小ECサイトにとっては、それほどの手間をかけることはできないと考えてしまい、最初からあきらめてしまっていることも多いでしょう。
ただ、正しい手順でプロジェクトを進めれば、オムニチャネルプロジェクトを成功裏に導くことは決して難しいことではありません。
次回は、具体的なオムニチャネルプロジェクトの進め方について説明します。
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オリジナル記事:ユーザーエクスペリエンスの統一がオムニチャネル成功への第1歩 | 中小ECサイトでも実施できる現実的なオムニチャネル | ネットショップ担当者フォーラム
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夢展望は「夢展望」ブランドでの店舗展開を強化する。12月26日に、千葉・船橋の商業施設に期間限定店舗を開設する。すでに大阪・梅田に構える期間限定店舗は売り上げが好調に推移しており、12月に常設化が決定している。販売チャネルの多角化によって、通販で購入経験がないユーザーの獲得につながっていると分析。今後、顧客ニーズに合わせたアイテムの品ぞろえを強化することで、通販との相乗効果を高めたい考え。
開設するのは「夢展望ららぽーとTOKYO-BAY店」。関東エリアで「夢展望」ブランドで店舗を構えるのは初。2015年7月までの期間限定とする。店舗面積は101.7平方メートルで、商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと TOKYO-BAY」の南館3階で2014年6月にオープンした新ゾーンに構える。
ターゲット層は18~27歳。品ぞろえは、トップスやボトム、ワンピース、アウターなどで、S~Lの3サイズを用意する。シューズやバッグなども取り扱い、シューズのサイズは23.0~24.5センチメートルを展開していく。
すでに大阪・梅田の商業施設で展開する実店舗「夢展望 HEP FIVE店」は好調に推移。商業施設内の店舗の中で売り上げ上位店舗となっており、月間平均10万人の来店客を獲得しているもよう。
自社のアンケート調査では、店舗購入者のうち「夢展望を知っていた」人が80%と高いものの、「購入経験がない」人が43%だった。店舗展開の強化で、ネット販売を利用したことがない新規顧客の獲得を加速したい考え。
店舗展開の強化はオムニチャネル戦略推進の一環として展開するもの。これまで商業施設を中心に期間限定で店舗を構えてきた。「夢展望HEP FIVE店」は常設店1号となる。
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オリジナル記事:夢展望がオムニチャネルを強化、「夢展望」ブランドの店舗を関東エリアに初出店 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
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ネットショップ担当者が読んでおくべき2014年12月22日〜2014年1月4日のニュース

新年あけましておめでとうございます。今年最初のまとめは2014年の振り返りと、2015年にどう売っていくかという記事からスタートです。ネットショップがあまりにも簡単にオープンできるようになってしまったことの弊害が出てきています。知らないショップが増える→買うのが不安→結局モールで買う、という流れです。モールから離れたくても結局モールが強いという傾向は今年も続きそうですので、ショップの個性をどう出すか、知恵を絞る毎日になりそうです。
※記事の難易度を、低い
から高い
まで、3段階で示しています。
【2014年まとめ】今年EC業界でチェックしておくべきトレンド5選と2015年のEC業界展望 | eコマースコンバージョンラボ
http://ecclab.empowershop.co.jp/archives/3200
1年間ECサイトを担当して分かった、成功のための3つの共通点 | coromos
http://www.coromos.com/netshop-3/
「な~んだ」と思うかもしれませんが、自分がネットショップで買わない理由を考えてみると、この3つが原因であることは多いのではないのでしょうか? 具体的な撮影方法などは本文をお読みください。
多くのEC事業者で一番欠けているのは「他社の商品を買ってみること」だ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/1046
食品EC企業は、取り扱っている商品がほとんど自社オリジナル商品のため、どうしても「自社の商品が一番だ」という考えに陥りやすい。だから、売れないとなると、価格のせいにして安売りしてしまうケースが多い。だけど、実際のところ、問題は価格ではなく別のところにあるのかもしれない。他社と比べたことがないので、そこに気付かないということはよくあること。やはり、ライバル会社からだけでも商品を購入して、客観的に見てみないとダメだと話を聞いて、私も改めて考えさせられました。
食品ECに限らず、他社の商品を買ってみることってとても大切ですよね。ページの作り方、写真の撮り方、文章の書き方、カートの使いやすさ、注文してからの対応、梱包の状態、買ってからのフォロー、メルマガの書き方……言いだしたらキリがないぐらいです。今年は他社の商品を買うことから始めてはどうでしょうか?
被リンク数が多いのに競合サイトより上位表示できないのはなぜですか? | SEO HACKS
http://www.seohacks.net/basic/qa/backlink-seo/
寝る間も惜しんで必死に勉強していた学生がいたとして、彼がテストの成績が伸び悩んでいる時に「勉強時間が足りないからだ。もっと量を増やさないとダメだ」とは言わないはずで、基本的には勉強のやり方を変える、考え方を変える、目指す方向性を変える、現実的な学力に合わせた目標に下げる、などのアドバイスがあって然りです。
哲学的になってしまいますが、量を増やすだけでは頭打ちになってしまうということですね。そこから先は今までにやっていないことをやっていくこと。アルゴリズムなどを追うだけではないSEOです。
予算は1万円!はじめてのネットショップ、はじめてのリスティング広告 【第一回】~何はともあれキーワード編~ | ネットショップの壺
http://www.ec-cube.net/tsubo/2014/12/10/2634
「数は期待できないけど、ちゃんと入り口を用意しておく」。これができていないネットショップって多いです。「どうせ探されない」とか「自然検索で上位に出る」とか言う前に確実に自社に誘導することを考えてみてください。
ユーザーの行動を分析して商品ページを改善する ヒートマップがEC運営に役立つ理由 | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/1583
クリックヒートマップを用いた分析には、先があります。Ptengineのように最新のヒートマップ機能を備えたツールでは、「新規訪問だけに絞り込んだヒートマップ」「バナー広告Aから流入したユーザーだけに絞り込んだヒートマップ」「購入プロセスを完了させたユーザーに絞り込んだヒートマップ」など、思いつく限りのユーザーセグメントによるクリックヒートマップのフィルタリングが可能です。
トップページやアクセス数の多いカテゴリページなどで購入ユーザーとそうでないユーザーのヒートマップを比較すると、問題点が一発でわかることがあります。売れやすいページにするためのヒントはGoogle アナリティクスではなくてヒートマップにあり、です。
「誰もやりたくないアプリ」を3日でつくったら、広告収益3,500万円超え。800万ダウンロードの無駄タップアプリ「100万のタマゴ」が世界各国でヒットするまで。 | アプリマーケティング研究所
http://appmarketinglabo.net/100man-tamago/
会社に属していたら難しいかもしれませんが、これくらい自由な発想で販促企画をしてみてもいいですね。新しい年になったんですから、今までの殻を破ってみましょう。
2015年のクレジットカード業界予測!SPIKEの普及からAmazonモバイル決済の日本上陸までを、大胆に予想してみました。 | クレジットカードの読みもの
http://cards.hateblo.jp/entry/2015-card-gyokaiyosoku/
決済関連では大きなウェイトを占めるクレジットカード。今年も大きな動きがありそうです。
自社ECサイトで人を集め、儲かるための「仕組み」とは cotta石川さん×Socket安藤さん対談 | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/1573
ECは広告を使えばある程度売上は作れますけど、売上が上がると同時に人が増えるので、儲かるとは限らない。そのうえ、価格競争に巻き込まれやすいというのもあって、このままだと自社ECはビジネスとして成り立たなくなるかもしれない。
でも、モールだけというのは、最終的には消費者にとってもプラスではないと思うので、どうやって自社ECで勝っていくか、ずっと考えています。商品がユニークで、粗利が7割残るとかであればいいんですけど、そういうわけにもいかない。すると現状は、コンテンツしかないんですよね。 (cotta 石川 森生 氏)
「じゃあどうするの?」って思うのですが、そこから先は「flipdesk」というツールの話になっていきます。Socketさんが提供しているツールなのでこうなるんですけどね(笑)。それはさておき、One to Oneでの接客を目指している石川さんの話はとても参考になりますので、本文を読んでみてください。
※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:誰もが知っているようで知らない「2015年に売るための方法」 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム
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世界初のクロマグロ完全養殖「近大マグロ」や、日本の大学で初となる完全ネット化された「エコ出願」をはじめ、数々の先進的な取り組みで各方面から注目を集める学校法人近畿大学様。
さらに2014年度は、数ある人気校を抑え、大学一般入試の志願者数で日本一を達成したニュースが大きな話題となっています。その快挙につながったのは、大学の魅力を最大限に引き出す積極的なメディア戦略でした。広報部の角野昌之氏によると、特にWebにおける情報拡散や話題化にはニュースリリースが大きく貢献しているとのこと。そこで今回は、ニュースリリースを活用した近畿大学様のネットPRの活用ノウハウについて、お話をお伺いしました。
我々広報部はメディアリレーションや学内広報なども含め、宣伝・広報業務を統合した組織として活動しています。以前は、主に学生募集を行う「入試広報課」と、大学の広報を行う「広報課」が別々に活動していたのですが、2013年の春、学校法人として一貫した情報を発信していくという目的から2つの課が統合され、「広報部」という新たな体制ができました。
業務領域としては、ニュースリリースの配信やメディア対応などの広報業務、マス広告を含めた各種宣伝広告の企画・制作・媒体管理といった宣伝広告業務まで、学校法人全体の情報発信を担っています。特にニュースリリースに関しては、広報課の頃からネットPRサービス「News2uリリース」 を導入しており、現在は外部に向けた情報発信のほぼすべてを「News2uリリース」を使って配信しています。
「近大エコ出願」のWebサイトは、質問に答えていくだけで願書を作成できるウィザード方式を採用しており、紙の願書に比べて簡単に出願できるのが特徴です。また、本学では学生のスマートフォン所有率が97%と非常に高いのですが、こうした若い世代のインターネット環境にも配慮してレスポンシブデザインを採用したサイト作りにしています。
ただし、レスポンシブデザインにすると制約も多くなってくるため、それが一概に良いとは言えません。本当は、PCでもスマートフォンでも見やすく利用しやすいサイトというのが一番理想的だと感じています。

確かに、大学としては思い切った試みだとは思いますが、学生に対するサービスを第一に考えた結果です。これまで教科書販売と言えば、学内の売り場に学生たちが長時間並んで購入するものでしたが、今回の連携により、アマゾンストアで購入した教科書を自宅やコンビニで手軽に受け取れるようになりました。さらに、シラバスなどをプリント・オン・デマンドで提供することでペーパーレス化を進めるなど、「近大エコ出願」と併せて環境保全への取り組みも行っています。
Webでの拡散を想定したコンテンツ制作や情報発信の手法とは明確な評価基準を定めるのは難しいですが、人の心に届くものを伝えていきたいとは思っています。そのためにも、ニュースリリースについてはまず配信数を増やし、結果を調査することに注力しています。今月配信したニュースリリースのうち何%がメディアに掲載されたのか、何件の取材を誘致したのかといったヒット率も毎月測定していますし、他の大学との比較も行っています。今後はこうした調査結果を、ニュースリリースの作成に生かしていきたいと考えています。
2013年に配信したリリースは合計で233本となり、その半数以上は、「News2uリリース」を使って配信しました。2014年はすでにその数を超えていますが、配信先は記者クラブや旧知の記者、雑誌編集者などさまざまです。例えば、2014年の5月にニューズ・ツー・ユーの月間ベストリリース賞を受賞したニュースリリースは、奈良の附属小学校についての話題でした。大阪ではニュースにならないような小さい案件でも地元のエリアでは重要なニュースとして取り扱われるので、幅広い情報を発信し続けることが大事です。

一番は情報の拡散ですね。特に近年は、Webで拡散されることを想定した情報発信やコンテンツ制作を心がけています。中でも広告類に関しては「近大マグロ」の写真を大胆に使用した新聞広告や、巨大な駅貼りポスターでアピールした「近大エコ出願」など、ソーシャルメディアで話題化しやすい見せ方を非常に意識しました。
以前、朝日新聞の小さなコラムに「近大エコ出願」の記事が掲載されたのですが、その後、同じ記事が朝日新聞のデジタル版にも掲載されたところ、FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアで一気に拡散したことがありました。恐らく、紙の新聞だけではそこまで広がらなかったと思います。Webの持つ拡散力を実感した経験でしたね。
積極的なメディア露出で大学のブランドイメージを高めることに成功マスメディアへの露出やWebの活用など、ここまで積極的な広報活動を行うようになったのは広報部が設立されてからですが、新しいことに取り組む姿勢自体は昔から変わっていません。
もともと、近畿大学には「実学教育」と「人格の陶冶(とうや)」という建学の精神のもと、先進的な研究にいち早く取り組んできた歴史があります。「近大マグロ」のような産学連携や企業からの受託研究なども昭和30年代頃からすでに行ってきており、広報部にもこうした気質は受け継がれています。

一般入試出願受付開始の新聞広告「固定概念を、ぶっ壊す。」
そうですね。特に「先進的な研究を行っている大学」というイメージは、ここ数年で一気に強まったように感じています。志願者数だけが大学の価値を測るものではないと思いますが、昔と違い、いまは半分の大学が定員割れという時代のなかで、志願者数が大学のブランド価値にもつながるようになってきています。実際、テレビや雑誌などでも大学ランキングが特集されていますし、やはり我々としても数字にはこだわりたいと思っています。
関西と比べると割合としてはそれほど多くありませんが、数的には関東からも着実に出願者が増えています。毎年、11月の初めに東京で開催している入試説明会の参加人数も年々増えていますし、2014年は特に多かったですね。「志願者数日本一」というニュースがテレビや新聞で取り上げられたり、ソーシャルメディアなどで拡散されたりしたことで、認知度は全国的に上がってきていると思います。
今回は近畿大学様の知名度向上に寄与した広報部の活動内容についてお届けしました。
後編ではニュースリリースを核とした近畿大学様のコミュニケーション手法についてお聞きします。
…後日公開をおたのしみ楽しみに!!
<今回お話いただいたのは…>
角野 昌之(カクノ マサユキ)
学校法人近畿大学 広報部 次長
大学卒業後、1986年に学校法人近畿大学へ奉職。
以降、通信教育部、入学センター、総務部を経て、2013年から広報部、通信教育部にて学生募集広告を担当。総務部ではWebサイトをはじめ、学園全体の広報業務に携わる。
<インタビュアー紹介> 
朝火 英樹(アサヒ ヒデキ)
株式会社ニューズ・ツー・ユー マーケティングコミュニケーション部 マネージャー
NEC、ソフトバンクモバイルを経て、2014年9月ニューズ・ツー・ユーに参画。
事業主側でWebマーケティングを推進してきた経験を活かし、現在、ニューズ・ツー・ユーにてネットPR(News2uリリース)を軸としたオウンドメディアによるマーケティング コミュニケーションの仕組みづくりを推進中。
2014年のトレンドとして「フリマアプリの勃興と躍進」「物流革命」「ECサイトのコンテンツ化」「Amazonの攻勢」「ビッグデータ活用」が挙げられ、2015年の展望として「EC店舗数増加による弊害」「運営の自動化」「キュレーション型EC」が挙げられています。
私もここに書かれている通りだと思いますが、2014年では決済関連も大きく動いた年でしたね。後払いの利用者が急増し、NP後払いの累計利用者数が5,000万人を突破しました。2015年も手軽な決済手段が低い手数料で使えるようになってくるはずなので、面倒がらずにどんどん導入したいですね。