携帯電話「ソフトバンク」「ワイモバイル」契約者の個人情報計約14万件が流出した可能性
氏名・住所・電話番号・生年月日・契約内容など、クレジットカードや口座情報は含まない
ソフトバンクは、同社が展開する携帯電話サービス「ソフトバンク」「ワイモバイル」を契約している個人の情報計約14万件が流出した可能性がある、と6月11日発表した。流出の恐れがある個人情報は氏名、住所、電話番号、生年月日、年齢、性別、料金プランなどの契約内容、サービス利用に関する情報、社内の顧客管理番号などとなる。
流出した可能性があるのは13万7156件。クレジットカード情報、口座情報、マイナンバーカードに関する情報は含まれていないという。社内の顧客管理番号はソフトバンクの社内システム以外では個人が特定できない仕組みで、これは16万1132件。同社は3日に関係機関へ報告し、警察にも相談している。これまでに被害は確認されていない。
ソフトバンクの業務委託先が個人情報に関してずさんな運用をしていたことが原因。同社のセキュリティー監査にも虚偽の報告をしていた。社外の第三者から3月下旬に情報提供があり、調査の結果、個人情報流出の可能性が判明した。業務委託先はコールセンター運営などを行うUFジャパンで、ソフトバンクは9日付で委託契約を解除した。

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