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AIはすべてのデバイスに入り込んでいく─ シリコンバレーの専門家が語る「これから5年以内に起きること」 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

9 years 8ヶ月 ago

AIが普及するとどうなるのか? その明確な回答がありました。2~5年の間にドローン宅配、自動運転トラック、注文する冷蔵庫などが出てくる。消費財はどんどん自動化され、ハイエンド商品は体験やサービスが差別化になる……。 買う側は自然に対応するので、売る側の対応を考えましょう。

まだまだ先ではなくてもうすぐそこの未来

AIなど最新テクノロジーはネット通販をどう変えるのか? 米のIoT専門家が語るECの未来 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3855

まとめると、

  • 2~5年の間にドローン宅配、自動運転トラック、注文する冷蔵庫などが出てくる
  • 消費財はどんどん自動化され、ハイエンド商品は体験やサービスが差別化のポイントになる
  • 知能の高いモノのインターネット(internet of intelligent things)が、モノをさらに賢くする

消費財に関しては、競合は憂慮すべきだと思います。「お店に行って石鹸を買うのが楽しみで仕方がない!」という人はいないでしょう。このような商品の購買行動は自動化されていく。そうした意味で、消費財でアマゾンは現在、他社をリードしています。

しかし、洋服や家具などハイエンドな商品に関しては、やはり店舗での確認が購入の前提条件になると思います。しかし、店舗を構える小売業者もさらに努力が求められます。価格競争だけでは十分ではないからです。素晴らしいインストアエクペリエンス(店内体験)、付加価値のあるサービス、素晴らしい顧客サービスが差別化要因として求められてきます。

この流れは明確になってきていますよね。書かれているように「石鹸を買うのが楽しい」人なんていないですから。

こういった流れをつかむには、先端の技術にどんどん触れるしかありません。Amazonダッシュボタンを買ってみたり展示会に行ってみたり。視野が狭くなったら危険です。

アパレルECの先駆者は、どうECを構築したのか

「すべての倉庫在庫がECで販売可能」コーポレートサイト、実店舗とECを一元化したビームス矢嶋さん登場 | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4040

まとめると、

  • ビームスでは各事業部の売上予算の中に店舗とECが入っており、評価軸にもなってきている
  • すべての商品がECで販売可能。EC専用の在庫は存在しない
  • 何十回と倉庫に通い、物流担当と膝を突き合わせて議論した

お店で試着して、一晩考えて、やっぱり買おうという行動は当然あると思います。その受け皿として、ECサイトはきちんと機能するべきだと考えます。でも、私としては、ECサイトをウェブルーミングとして使っていただいて、リアル店舗で最終的に決済していただくこともオススメしています。いろいろなサービス設定も、リアルと共通化するなど、どんどんそちらの方向に振り向けていっています。

ユーザーの行動を基準に考えれば店舗とECで在庫を分ける意味はあまりありません。わかっていても難しい課題を解消したのがビームスさんです。会社自体の理解、物流担当の協力、自分の熱意など、色々なものがそろってできるものですが、時間をかけてじっくりと。

関連記事

  • [イベントレポ]ユナイテッドアローズ、バロックジャパン、ナノ・ユニバース3社のオムニチャネル戦略 | ECzine
    http://eczine.jp/article/detail/4034

いろいろ焦ってしまうEC女子に読んでほしい記事

仕事をしない間を「ブランク」とは思わない コルク自社EC責任者・黒川久里子さんインタビュー | ECzine
http://eczine.jp/article/detail/4039

まとめると、

  • 「ブランク」と呼ばれないために英語などやっていないことに積極的に取り組んだ
  • 一回休んだことでいろんな人の気持ちがわかるようになった
  • どうなりたいと聞かれたら理想の人間像のようなものに向ける

そうですよね。女の人って明日どうなるかわからないじゃないですか。さまざまな事情で、来年は、2年後は、3年後は……とプランを作り上げることができないことが多いので。ですからもう、今日の自分と、近未来のことだけを考えようと思っていて。どうなりたいと聞かれたら、「優しい人になりたい」とか。そういう、理想の人間像のようなものに向けると良いかなと思います。

「大きい会社で3年後に部長になりたい」といった目標を立ててしまうと、旦那の転勤だったり、子育てのことだったり、環境の変化が苦しくなりますよね。キャリアのあるなしではなくて、自分力が高まっていればチャンスがある時代になっていると思うので、大丈夫だと思います。

具体的な目標にとらわれて苦しくなるよりも、なりたい自分を目指す。シンプルですが明快は答えではないのでしょうか?

EC全般

ウチの店の偽サイトがある!?ネットショップが詐欺トラブルに遭ったときの対処方法 | コマースデザイン
http://www.commerce-design.net/blog-staff/170113-sagisaito/

売上が急に落ちたらここを疑ってみてもいいかも。

ドローン宅配、日本でも実験開始!離島暮らしの救世主になるか | ダイヤモンド・オンライン
http://diamond.jp/articles/-/112824

都会よりもこういったところのニーズが高そうですしトラブルも少なそうです。

読者が得をするコンテンツは炎上しない!人気ライター・ヨッピー&「北欧、暮らしの道具店」青木耕平対談 前編 | クラシコムジャーナル
https://kurashicom.jp/365

オウンドメディアで仲間づくりの研究を!ヨッピー&「北欧、暮らしの道具店」青木耕平対談 後編 | クラシコムジャーナル
https://kurashicom.jp/366

オウンドメディアは会社の気合。ヨッピーさんの話は現場感がありますし、具体的にかみ砕いてくれる青木さんのコメントもわかりやすいです。

自分のサイト以外からのホワイトっぽい被リンクの貰い方 | アフィリエイト野郎!
http://afi8.com/2017/01/09/14719/

上記にちょっと関連して。自社メディアがあればうまくリンクをもらいましょう。

MakeShop、「決済画面改善プロジェクト」第1弾をリリースへ | ECzine
http://eczine.jp/news/detail/4086

使う側はここにモヤモヤしますのでどんどん進めてほしいですね。

ヤマト運輸の12月度宅急便取扱個数は5.6%増、2年連続5%超の伸び | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3848

これからはどうやってさばくのか……。やはり自動運転トラックなどなのでしょうか?

LINE@で友だち10,000人できるかな!? ─ネッ担のLINEアカウント始動! ……の序章 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/3760

世の中、こういった理由で始めている人も多いのでは?

今週の名言

「モノを作って売りたい」という人の関心って、「モノを作って売る」ことなんですよね。別にSEO対策やインターネットの基礎知識は特に興味がない。でも実際は、インターネットでモノを売るためにはそういった知識は必要になっちゃうじゃないですか。そんな知識を必要とせず、誰でも手軽に「モノを売れる」ようにするためにBASEはあるんです。

意識するのはInstagramやYouTube - えふしん氏はなぜBASEを選んだのか、その裏側に迫る|転職ドラフトReport
https://job-draft.jp/articles/110

この言葉はとってもよくわかります。ネットショップを作りたいんではなくてモノを売りたい。制作者も代理店もこの意識をわかったうえで動いてほしいですね。

森野 誠之

運営堂

運営堂代表。Web制作の営業など数社を経て2006年に独立後、名古屋を中心に地方のWeb運用を支援する業務に取り組む。現在はGoogleアナリティクスなどのアクセス解析を活用したサイト・広告改善支援を中心にWeb制作会社と提携し、分析から制作まで一貫してのサービスも開始。豊富な社会・業務経験と、独立系コンサルタントのポジションを活かしてWeb制作や広告にこだわらず、柔軟で客観的な改善提案を行っている。理系思考&辛口の姿勢とは裏腹に皿洗いを趣味にする二児のパパ。

森野 誠之

配送料がまた値上げかも! の前に通販・ECに携わる皆さんは知っておきたい物流問題 | 編集部コラム(ほぼ月1回)

9 years 8ヶ月 ago

「今のままの料金では難しいので配送料を値上げさせてください」「繁忙期なので御社の荷物は1日〇〇〇個までとさせていただきます」。

近い将来、配送キャリアからEC企業へこんな要請があるかもしれません。

物流の現場、特に輸送現場は危機的な状況に陥っています。2016年末に佐川急便の配送遅延などが起こり、通販・ECの重要インフラである物流はパンク寸前に。このような状況がこの先も続けば、荷主である通販・EC事業者も少なからず影響を受けることになるでしょう。

物流問題は通販・EC業界も一体となって考えなければならない時期に差し掛かっています。

なぜ今、物流問題を考えなければならないのか

ここ数年、通販・EC市場の拡大などにともなう物流関連の慢性的な労働力不足が、業界内で問題にあがっていました。2016年末に起きた佐川急便さんの配送遅延や荷物の取り扱い問題などによって、物流業界でいま起きていることが少しずつ広まってきたのではないでしょうか。

この物流問題は数年前から話題になっていましたが、EC業界に浸透していたかと言えば、「していなかった」と言えるでしょう。

販売の現場は「売り上げを伸ばす=受注を増やす」ために力を注ぐため、物流の現場がどうなっているのか、さほど気にはとめていないのが実情ではないでしょうか。

物流は現在、通販・ECビジネスを支える大きなインフラとなり、日々の生活に欠かせないものとなっています。この物流が機能不全に陥ったら通販・EC事業者はどのような影響を受けるのでしょうか?

記憶に新しいのが佐川急便の宅配遅延。年末の荷物量増加にともない、東京や埼玉、愛知、大阪など7都府県で配達に遅れが発生し、他のキャリアの利用を促すアナウンスも出ていました。

米国ではこうした問題が数年前から起きています。戦略物流専門家であるイー・ロジットの角井亮一社長によると、「2013年に、取り扱い荷物の増加によって米宅配最大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)で17%、フェデックスで10%もの遅配が発生し、クリスマス当日までに商品が届かない事態が起きた。他にもそのような事態が起こっている」と言います。

今後、物量は右肩上がりで増えると予想されます。

  • 荷物が消費者の希望した日時に届かなくなる
  • 配送業者からの取り扱い数量の制限
  • 配送料金の引き上げ

将来、こういったことが起きる可能性はゼロではありません。

さかのぼると、2015年までにヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の大手配送キャリア各社が宅配便の値上げに踏み切りました。

関連記事

[2016年]日本郵便は6月1日から、郵便の大口利用向け割引率を引き下げた
[2015年]「ゆうパック」の基本運賃を改定し、サイズや配送地域ごとに30円~320円、配送料を値上げ。23年ぶりの措置(*この基本運賃の改定は一般消費者向け)
[2014年]2分で分かる佐川・ヤマトの現状と、送料値上げで顧客を失わないための対処法

2014年、ヤマト運輸と佐川急便が値上げに踏み切った理由としては、次のように解説されています。

ヤマト運輸はEC市場の拡大や、Amazonからの大口受託と順調に取扱件数を伸ばしてきたが、2013年10月にクール便の温度管理の不備がニュースになり、その対策として、これまでの「全国一律○○○円」といった受託をやめ、サイズ別・地帯別の料金をしっかり徴収する方向で、全国的に料金見直しが開始されている。

B2Bが主戦場だった佐川急便が1998年からB2Cの宅配事業に参入し、価格攻勢でシェアを拡大してきたが、配達店のカバーエリアが大きいため、再配達で採算割れということになり、2013年から大口顧客への値上げを開始した。その際に、最大の大口客だったAmazonが佐川急便からヤマト運輸・日本郵便に主力を移すことになった。

大手配送キャリアの課題は値上げによっても解消されず、「労働力不足」などはより深刻な状況になっているのではないでしょうか。

コスト増のダメージは経営に直結します。現実味は薄いですが、繁忙期での慢性的な遅配の発生、配送キャリアによる取り扱い個数制限などが起きる可能性があることを、頭の片隅に置いておいた方がいいかもしれません。

今、物流業界で起きていることとは?

経済産業省の調査によると、2015年の日本のBtoC-EC市場規模は13.8兆円となり、2014年から約1兆円増加しています(物販系分野の市場規模は7兆2398億円)。伸び率は対前年比7.6%。

野村総合研究所(NRI)の予想によると、日本の2015年度のBtoC EC市場規模は7年後、2015年度比約1.7倍の26兆円市場になるとしています。

経済産業省の調査によると、2015年の日本のBtoC-EC市場規模は13.8兆円となり、2014年から約1兆円増加
日本の BtoC-EC 市場規模の推移(経済産業省「平成27年度我が国情報経済社会における基盤整備」をもとに編集部が作成)

物販系分野がどの程度占めるのかは不明ですが、市場が拡大するのは間違いありません。市場拡大は喜ばしいことですが、物流業界に目を向けると決して素直に喜べる状況ではありません。

通販・EC市場の拡大に伴い、宅配便の取り扱い個数は増加。2002年比で約10億個も増え、2015年度は37億個の宅配便が各家庭などに送られています。

国交省の調査資料をもとに作成した宅配便の取扱個数の推移
宅配便の取扱個数の推移(国交省が調査した資料をもとに編集部が表を作成)

数字だけを見るととても景気の良いお話ですよね。しかし、このまま市場が拡大するとどうなるのでしょうか? 不在配達削減アプリ「ウケトル」を運営するウケトルは、最長で2034年には宅配便の数は60億個に拡大すると予想しています。

人工知能が進化しトラックの自動運転が始まっても、最終的に人が介在しなければ荷物は消費者の手元へ届けられません。人口減少社会に本格的に突入(平成27年国勢調査の確定値で日本の総人口は調査開始以来初の人口減となりました)したことも加わり、人手不足がより深刻化している物流業界。増える荷物をこの先、安定的に運ぶことはできるのでしょうか?

ここで物流の人手不足について調べてみました。

「自動車運転の職業」の有効求人倍率の推移
「自動車運転の職業」の有効求人倍率の推移 *貨物自動車以外にバスやタクシーも含まれています(編集部が日通総合研究所のサイトからキャプチャ)

この表を作成した日通総合研究所の調査によると、調査対象のすべての地域で有効求人倍率は1.0倍(2016年2月時点)を超え、ドライバーを集めたくても集まらない状況に陥っています。

これまで輸送量に比べて労働力の供給過多が続いていましたが、近年の物量増加と高齢ドライバーの引退、新たな担い手不足によって供給不足へ逆転。日通総合研究所は、ドライバー不足は社会変化に伴う構造的な問題であり、トラック輸送がリスクに直面していると説明します。

厳しい輸送現場の実態も追い打ちをかけているようです。

特に都市部での輸送現場では、配送先に駐車できる場所がなく、仕方なくトラックを路上に停めて配送するケースも相当にみられる。しかし、近年、路上駐車の取り締まりが厳しさを増しており、ドライバーが駐停車違反で取り締まられる実態がある。この場合、会社から指示された仕事を違反を前提で行わなくてはならず、その上、ドライバー個人の資格である運転免許にキズがつくことになる。違反を重ね免許停止ともなれば、業務はもとより、通勤やプライベートで運転することができなくなることもありうる。

このように、他産業と比べて厳しい労働条件であることが、ドライバー不足の大きな要因になっていると考えられる。

-ロジスティクスレポート No.21(日通総合研究所)から引用

日通総合研究所はドライバー不足を招く厳しい経営環境も指摘します。ネット通販市場の拡大により宅配便の物量がさらに増え、またドライバー不足も今後一層深刻化していくことでしょう。日通総合研究所はこう警鐘を鳴らします。

トラック運送業界からは、このままの労働条件では「ドライバーが確保できない」「安全・安心な輸送サービスを提供できない」危険性が高いことを、荷主企業や多くの中小事業者の荷主である元請事業者に対して、これまで以上に主張すべき時期にきている。

一方、メーカーや卸売業、小売業などいわゆる荷主企業では、ドライバー不足により、思うように商品や原材料等の貨物を運べない事態が起きつつある現実を注視する必要がある。

-ロジスティクスレポート No.21(日通総合研究所)から引用

人手不足については、業界最大手のヤマトホールディングスも2016年4~9月期(中間期)決算などで言及しています。

売上高にあたる営業収益は前年同期比229億円の増収。通販市場の成長、「宅急便コンパクト」「ネコポス」の拡販が進んだことなどが後押しした一方、コストの増加も止まりません。

営業収益は3.3%増でしたが、営業費用も3.0%増えました。その1つの要因が下払経費の増加(前年同期比で141億円の増加)です。なかでも宅配便配達を委託する「委託費」が前年同期と比べると93億円も増加(宅急便などのデリバリー事業だけで79億円も増加している)。ヤマトホールディングスは次のように説明します。

宅急便の増加に加え、労働需給逼迫の影響により宅急便配達委託が増加。特に第2四半期においては採用の遅れ等により委託の使用が増加

-ヤマトホールディングスの決算説明会資料から引用

行政の対策も実は徐々に始まっている

こうした物流の状況に関して、政府も対策に乗り出しています。政府が2013年に閣議決定した「総合物流施策大綱(2013-2017)」。これは物流施策や物流行政の指針を示し、関係省庁が連携して総合的・一体的な物流施策の推進を図るためのものです。

そこでは「物流の効率低下につながる取引慣行を含めた物流の現状把握と課題解決」を掲げ、「インターネット通販市場の拡大に伴う宅配便の再配達増加への対応」を検討してきました。

これまで、再配達削減に向けた方策の検討会を実施し、2015年に報告書を取りまとめました。宅配事業者3社によるサンプル調査では、宅配便の約2割が再配達となっている現状が判明。2015年の宅配便個数から算出すると、なんと7.4億個分にものぼる計算になることがわかりました。

宅配便の再配達の割合
宅配便の再配達の割合(出典は国交省資料)

また、報告書では次のような宅配再配達による社会的損失も指摘しています。

  • 営業用トラックの年間排出量の1%に相当する年約42万トンのCO2が発生(山手線の内側の2.5倍の面積のスギ林の年間の吸収量に相当)
  • 年間約1.8億時間・年約9万人分の労働力に相当する

そこで、国土交通省は2016年、経済成長の実現をめざし社会資本や観光、物流などの施策を総合的に推進することを目的にした生産性革命本部を省内に設置。「生産性革命プロジェクト」として物流問題の改善といったプロジェクトを進めています。

国土交通省の生産性革命プロジェクト
国土交通省の生産性革命プロジェクトの資料表紙

物流に関するプロジェクトを進めるのが「オールジャパンで取り組む『物流生産性革命』の推進」です。2020年度までに物流事業の労働生産性を2割程度向上させることを目標に設定。2割に達している宅配便の再配達の改善など、物流分野のさまざまな非効率業務を改善し、生産性向上による将来の労働力不足の克服をめざしています。

物流関連は「暮らし向上物流」をテーマに、受け取りやすい宅配便などを推進することがプロジェクトの概要に盛り込まれ、2016年までに次のような取り組みが行われました。

  • 国交省本省でオープン型宅配ロッカーの実証実験を実施
  • 物流用ドローンポートシステムの研究開発のための「物流用ドローンポート連絡会」を立ち上げ
  • 手ぶら観光カウンターを新たに29件認定(2016年8月25日現在)
  • ヤマト運輸が多摩ニュータウンにおける宅配便の地域内共同配送を開始

宅配ロッカーについては熱い議論が交わされました。今後設置する宅配ロッカーは、全ての宅配便事業者が利用可能なオープン型ロッカーとすることを目標とするとされ、日本郵便は受取ロッカー「はこぽす」サービスを、ヤマト運輸は「オープン型宅配ロッカー」の導入を加速。駅構内やスーパーなどへの設置も進んでいます。

ただ、設置された全ての宅配ロッカーは現在のところ、全ての宅配事業者が利用できるオープン型ロッカーにはなっていないのが現状です。

たとえば、ヤマト運輸の「オープン型宅配ロッカー」は、2022年までに約5000か所以上への導入をめざしています。再配達の削減効果に期待が寄せられていますが、その前提となるのは他の宅配業者が呼応して足並みをそろえること。

「オープン型宅配ロッカー」は順豊エクスプレス、佐川急便が利用できるようになっていますが、それは一部地域のみ。配送の効率化などに向けて、大手配送業者が手を結ぶことはできのか――業界が一体となった取り組みが実現できるのか、注視していきたいところです。

一方、EC事業者自身による一部地域の自社配送、店頭受取といった宅配業者を介さない新たな受け取り方法も徐々に普及しています。

また、ECやカタログやTVなどの通販企業など、年間1億3700万個を出荷する荷主グループが集まった「宅配研究会」が2014年に設立。「宅配が、安定的供給と安定的価格が続けられるよう、健全な宅配事業者間の競争下で、事業者と荷主の健全なパートナーシップを築くために活動する」ことを目的とし、宅配事業者と連携して、物流の安定供給・安定価格をめざすプロジェクトを進めています。

この宅配研究会のプロジェクトとして誕生したのが、再配達問題を解決するアプリ「ウケトル」。通販サイトとの連携を進めており、導入した店舗を利用した購入者は「荷物の自動追跡」「通知」「ワンクリック再配達」機能などを活用し、荷物を確実に1回で受け取ることができる環境作りをめざしています。

こうした業界に向けた新規サービスの参入、浸透も再配達削減、物流業界の問題解決につながっていく可能性があります。

ちなみに、国土交通省は今後に向けた取り組みとして、次のようなことを予定しています。

  • 2017年2月頃に物流用ドローンポートの機能確認のための検証実験を実施予定
  • 2017年度予算としてオープン型宅配ボックスの導入支援に係る予算(環境省連携)、手ぶら観光カウンターの導入支援・サービスの高度化に係る予算等を要求中

というわけで、再配達の削減に向けた取り組みは国土交通省や環境省、配送キャリアを中心に徐々にではありますが進み出しているのです。

やっぱり業界全体で物流問題を考えていかなければならない

物流がなくては国内の荷物、商品は動かない。なくてはならない大切なもの。それに気づいている人が少なすぎる。

巷では『輸送費無料』といった文句が幅を利かせており、当社にも『輸送費にカネがかかるのですが』といった驚きのクレームも来る。中には数百円の輸送費を『まけてくれ』という人も。モノを動かすには費用がかかるということを、もっと世間に浸透させなくてはいけない。

-物流Weeklyから引用

物流系の総合専門紙「物流Weekly」ではこのような物流現場の声を掲載。また、2015年4月に開かれた参議院の「地方・消費者に関する特別委員会」では、江崎孝参議院議員と消費者庁担当者の間で、次のような要請・答弁が行われました。

江崎孝参議院議員の要請

無料の表示では物流に対するコストがない、と消費者が考えてしまい、ついつい再配達にしてしまうのではないか。

消費者教育の面からも「送料当社負担」「送料込み」と表示することをはじめ、消費者庁を中心に、経産省や国交省が一緒になって再配達の削減に効果的な配送方法や消費者行動の誘導方策を検討していただきたい。

山口俊一消費者及び食品安全担当大臣

私もネットで買物するが、指摘のとおり送料無料と表示されていても配達には都度コストあるいは環境負荷が発生する。関係業界や所管官庁が、配達のコストの低減に関して消費者への対応を検討する際には、消費者庁も連携してまいりたい。

-全日本運輸産業労働組合連合会から引用

送料無料のお話はここでは横に置いておきますが、「送料無料」が当たり前になったことによる消費者の「物流軽視」が再配達の増加を招いた側面は否定できません。「荷物が来る時間だけど、再配達してもらえればいいや」。こんな考えを持つ消費者は決して少なくないでしょう。

たとえば、自社配送便の採用(資本が大きい企業しか難しそうですが)、再配達を減らすための仕組みの採用(たとえば「ウケトル」といった新規参入企業のサービスの導入など)、消費者への啓発など、個別企業が意識を持って再配達削減に向けた取り組みを進めていくことが今後、求められていくはずです。

業界全体で「再配達削減月間」「再配達ゼロデー」を設定し、配達員の労働負担軽減のため、地球温暖化防止のために動くことは決して不可能ではないはずです。

たとえば、宅配ロッカーが全配送キャリア利用可能なオープン型になれば、消費者にとっても有り難いことですし、再配達削減にもつながります。

再配達削減を含めた物流改善は、国交省、環境省が中心となって進めています。賛否はあるかもしれませんが、行政主導による消費者への再配達問題の啓発、業界の取りまとめなども必要なことでしょう。業界としてこの問題に対して何ができるのか。2017年はこんなことを考える1年にしたいですね。

◇◇◇

ネッ担は今年、再配達など物流問題を継続的に取り上げていきます。通販・EC事業者、関連する事業に携わる皆さん含め、業界全体で物流問題を考える機会を作っていきたいと考えています。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

Googlebotのクロールバジェット最適化は必要なのか? そもそもクロールバジェットとは?

9 years 8ヶ月 ago

Googleウェブマスター向け公式ブログで、Googleのゲイリー・イリェーシュ氏が、Crawl Budget(クロール バジェット)について詳細に解説した。要点を絞って、この記事でまとめる。

- Googlebotのクロールバジェット最適化は必要なのか? そもそもクロールバジェットとは? -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

「Yahoo!ショッピング」「ロハコ」でポイント付与10倍、ソフトバンクユーザー向け販促

9 years 8ヶ月 ago

ソフトバンクユーザー向けに、Yahoo!ショッピングとLOHACO(ロハコ)で買い物をするとポイントを通常の10倍付与する施策を発表

ソフトバンクユーザー向けの新たなポイント施策は2月開始予定

ヤフーとソフトバンクは1月16日、ソフトバンクのスマートフォンを利用しているユーザーを対象に、「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO(ロハコ)」(オフィス向け通販のアスクルと協力して運営)で買い物をすると、ポイント10倍を付与(通常は商品本体価格の1%分のポイント付与)する新たな取り組みを始めると発表した。

キャンペーン名称は「ソフトバンクなら いつでもポイント10倍キャンペーン」で、期間は2017年2月1日から5月31日まで。

通常は商品本体価格の1%分が貯まるポイント付与だが、ソフトバンクユーザーは「スマートログイン」を設定し、「Yahoo!ショッピング」「ロハコ for Softbank」で買い物をすると、通常比で10倍のポイントが貯まる。

1000万人以上が登録している「Yahoo!プレミアム」会員限定のポイント特典、5のつく日のポイント特典などと併用することが可能。たとえば、通常比で20倍のポイントを貯めることができるようになる。

新たな施策に関するポイント原資は、ソフトバンクとヤフーの負担になるという。

ヤフーショッピングとソフトバンクの新たなポイント施策

ヤフーの宮坂学社長が他のポイント施策との組み合わせについて説明した

今回の新施策はソフトバンクの2017年春商戦の戦略を発表する「SoftBank 2017 Spring」で公表されたもの。

登壇したヤフーの宮坂学社長は次のように説明した。

eコマース革命で、誰もが簡単にネットで売れる世界を作ろうと、出店料と売り上げ手数料をゼロにした。2万店だった出店者が45万店(2016年9月)、商品の数は2.3億点(同)と、日本一品ぞろえの多い売り場になった。

ヤフーは買い物をする人にとっても日本一お得な場をめざしている。昨年の実績で流通総額は128%成長した。次の新たな挑戦としてソフトバンクと新たな取り組みを始める。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

楽天IT学校甲子園2016、国分中央高等学校が優勝

9 years 8ヶ月 ago

楽天は1月13日、全国各地の高校生が実践的なECサイト運営などを学ぶ「楽天IT学校」実施校のなかから、商品ページ・売り上げ・プレゼンテーションなどが優れたチームを表彰する「楽天IT学校甲子園」を開催、霧島市立国分中央高等学校のチームが優勝した。

優勝した国分中央高等学校(鹿児島県)のチームは出産祝い品のECサイト「おむつケーキ&出産祝いのココレカ」を運営、ベビーケアセットを販売した。海外向け販売にチャレンジし、英語でページを構成。写真を数多く使うなど商品の良さを打ち出している点が高く評価された。

準優勝には作新学院高等学校(栃木県)のチームを選出。「スカルプ&スキンケアYOU通販」を運営し、「発汗入浴剤福袋」を販売した。高校生ならではのストーリー性のあるページデザインが高評価につながった。

3位は「歯科医院専売品のデンタルフィット」が販売する舌クリーナのページを作った金沢商業高等学校(石川県)のチームとなった。

楽天IT学校は2008年から授業を通じて起業家精神の育成を図り、将来的にECサイトを運営する運営者を増やして、地域活性につなげるために毎年開催している楽天の社会貢献活動の1つ。

「楽天市場」「楽天トラベル」に出店する地元の店舗・施設の担当者が講師として参加し、1年間に全8回の講座を実施している。加えて、職場訪問や工場見学も受け入れ、高校生に実際のEC運営の現場を体感してもらう実践的な授業を行っている。

2016年は全国67校で実施。1937人の高校生が楽天IT学校の授業を学んだという。

楽天IT学校など楽天のCSRを担当する黒坂三重執行役員は表彰式のなかのあいさつで、次のようなエールを送った。

実際に楽天IT学校で学ばれた人の中から、地元のショップに就職したという人も出てきている。今回から、IT学校で学んだ生徒の名前をネット上で掲示するようにして、検索された際に表示されるようにし、就職の役に立つような取り組みも開始している。高校生の皆さんには今回の経験をぜひ将来に生かしていただきたい。

優勝の記念撮影を行う国分中央高等学校のメンバー

優勝:国分中央高等学校

単に商品を紹介するのではなく、どういう風にページを作ればみんなが楽しく読んでくれるかを大事にするように教えてもらい、とても勉強になりました。海外の人に販売するために、それぞれ意味のある写真を数多く利用しなければならなく、ページ作りにはとても苦労しました。プレゼンを見ていてもみんなすごいプレゼンをしているなかで、自分たちが優勝できるなんて思ってもなかったですし、とても名誉なことだと思います。

準優勝:作新学院高等学校

キャッチコピー1つにしても、普段何気なく利用しているネットショップにいろんな思いが詰まっていることがわかりました。今回の授業で、どうすれば売れるかを真剣に考えることができ、とてもいい経験になりました。講師に来ていただいたショップの方にはとてもお世話になり、いい経験をさせていただいたので、ぜひ来年も後輩のために来ていただきたいと思います。

第3位:金沢商業高等学校

目に見えない商品を販売するにあたって、どういった説明をすれば、お客さまにハッピーを提供できるかを説明するのがとても難しかった。最初は全く売れなかったけれど、ページを改善していくと、徐々に売れ出しました。目標には届かなかったけれど、納得いく売り上げになってよかった。3位という結果になってとてもうれしいです。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

効果的なランディングページを作成するために押さえておくべき7つのポイント | いつも.ECコンサルタントが明かす売り上げアップにつながるEC最新情報

9 years 8ヶ月 ago
E-commerce Shop Online Homepage Sale Concept

集客した顧客を効率的に購入にいたらせるため作成するランディングページ(LP)ですが、せっかくコストを投下したのにあまり効果がでなかったなんて経験はありませんか?そんな苦い思いをしないためにLPで押さえておきたい鉄則ポイントをご紹介します。

①ファーストビューが最も重要

LPは情報が多いため、どうしても縦に長くなるものですが、実は画面が表示された際にスクロールをせずに見れるファーストビューでほとんど成功の可否が決まると言っても過言ではありません。ファーストビューの作り込みが甘いとせっかくコストをかけてLPに誘導しても、ここは自分が見るべきページではなかったと思ってしまい、その場で離脱されてしまうため、ファーストビューの作り込みが最も重要なのです。

ファーストビューには価格はもちろん、使用感がわかるものや閲覧したユーザーが、自分がターゲットであるとわかるように、ターゲットに近い人物の写真などをなるべく入れるようにします。キャッチコピーも重要で、誰をターゲットにしているのかわかるよう、「最近お疲れ気味のあなたへ」や「お肌が気になり始めたあなたへ」などと言った具体的なコピーを考えることが重要です。その他、ファーストビューで商品の良いところを全て伝えるというつもりで見辛くならない程度に情報を網羅していきます。

②外部の評価を入れる

ファーストビューから下はどうしても情報が多いため長くなってしまうものです。そこで、どんな人をターゲットにしているのかをもう一度伝えるため、「こんな事でお困りではありませんか?」等と問いかけ、その商品でどのようになるのかを可能な限り明記します。また、どんなに良い商品でも販売側からの評価だけでは説得力を欠くため、お客様の声や研究結果、雑誌に紹介された事など外部からの評価を必ず入れるようにします。

③顧客が気になる商品の情報は全て網羅

商品の詳細はできるだけ細かく書くようにします。アパレルやインテリアであれば色んな角度からの写真をたくさん掲載する必要があります。(写真に関してはこちらの記事もご覧ください)また、意外と多くのユーザーが気にされるのが製造会社や産地情報といった情報です。安全・安心に繋がる情報はしっかりと掲載するようにしましょう。

④価格表示にも工夫を

日用品などで金額が高い商品に関しては、まとめ買いの価格だけを表記するのではなく、「一回あたり○円でお得!」といった1回換算の価格を併記して安さを訴求することも効果があります。

⑤『今』買う理由を明記する

LPにおいて、転換率を向上させるポイントは、「今買わないといけない理由を書く」ということです。「また後で」や「いつか買おう」と思われ離脱されてしまうと転換率は上がってきません。「今なら10%OFF」や「期間限定!定期購入で25%OFF」など今買うことのメリットを大きく表示してLPからの購入率を高めることが重要です。

⑥大切な事は何度でも

LPはどうしても縦に長くなってしまうので、同じ情報であっても写真を変えたりしてもう一度表示することも有効で、特にファーストビューで訴求した項目は、長く読み進める内に記憶が薄れてしまっている可能性があるため、もう一度見せることも効果的です。

⑦競合のLPを確認して足りない情報がないかチェック!

LPを作る際に、デザインや読みやすさも必要ですが、中身のコンテンツでどれだけコンバージョンさせる事ができるかが最も大切なことです。同じような商品を扱っている競合のLPも見て、情報が足りていないようであれば、より多くのデータやお客様の声などで裏付けを固める必要があります。

以上7つの項目をしっかりとチェックしてLPの鉄則を網羅するようにしましょう。また、よくある間違いに、LPに来たお客様を別ページの大容量商品や定期購入のページに飛ばそうとする方がいますが、他のページに遷移してLPの効果が測れないだけでなく、金額が大きく見えるため気軽にLPへやってきたお客様への対応としてはNGです。LP上ではその商品だけで完結して、商品を一度購入して頂いてからメルマガ等で定期購入に繋げるなどの施策へと繋げるようにしましょう。

「株式会社いつも.公式ブログ」掲載のオリジナル版はこちら:
コストをかけて集客した新規顧客をがっちり掴む!自社LP7つの鉄則(2016/12/27)

株式会社いつも.

Eコマースビジネス支援に特化し、成功に必要なコンサルティング、集客、構築・制作、販売、CRM、物流、カスタマー対応までを一社完結で提供。

現在、国内最大規模となる7700社以上の企業(2016年6月時点)とサポート実績があります。約4年前から米国Eコマースの成功事例や情報を研究する専門部署(EC未来研究所)を設け、情報収集と発信を実施。そこから日本流のスマートフォン、ソーシャル、O2O、フルフィルメント、CRMなどのコンサルティングも提供している。

株式会社いつも.

ECの売上アップを、知識ゼロ・手間暇ゼロ・無料でなんてできるはずない……え? あるの!?

9 years 8ヶ月 ago

自社ECサイトをひとりで運営・管理しているが、とにかく忙しくて改善策を考えられない。手間をかけずにコンバージョン率や売り上げ単価を向上させるWeb接客とは?
※マンガをクリックすると次のページに移動します。

ここからスタート
データを活用した高度なマーケティングで売上がバンバン伸び
北は北海道南は沖縄まで
日本中がお客様になる!
パティスリー・トラ 社長 寅野 楓(35歳)
なんて夢見てECサイトを始めて早3年
ネットには同じような店が乱立
お客も集まらず開店休業状態
本当にこのままECサイトを続けている意味あるんやろうか…
ないないない
ないって言うなぁ!
ほんなら止めたらよろしい
ここからスタート専務
社長の肝いりで始めたもんやしだれも止めまへん
専務
伊賀タカシ(35歳)
サイトの維持にも金がかかるし会社の借金も増える一方や
うぅ… せやけど…
せっかくここまで 頑張ったんやし…
もしかしたら爆発的なヒット商品が生まれるかもしれんやろ
その時に全国からの注文を受けるECサイトが無いなんて悲しいやん
まだ夢見とんのか
社長かてそろそろ限界って思ってるんやろ
Webで売上をあげるにはお客様に合わせてオススメの商品や情報を打ち出していかなあかん
ここからスタート社長は頑張った
ワシは知ってるで
けどそれは時間をかけてキャンペーンの結果と検証 改善を繰り返して何度もシナリオを作るっちゅうこと
せやけどうちの会社にそんなことできる人材もお金の余裕ももうあらへん
全てやってくれる人工知能とかがあればいいんやけどそれこそ夢や
引き際が大切やで
専務… 気持ち悪…
そやな あきらめるわ…
それがええ
BL中すみません
ドアの外に変な人おるんやけど…
え
ここからスタートつばきやないか
おぉ ここ兄ちゃんの店やったんか
元気そうやな
なんで スッと 入ってけぇへんねん
何度か来たことあるやろ
相変わらず洋菓子だらけやねぇ
洋菓子屋やからな…
社長の妹 つばき(27歳)
社長に妹さんおったんですね
自由気ままに 全国を旅している風来坊や
なんだかフーテンのと…
それはややこしくなるから言うなっ
つばき急に帰ってきてなにかあったんか?
それや兄ちゃん
ここからスタートサイトチェックしてたで全く買う気が起きひん
どんどん顧客に合わせた商品見せていかんと他の店にやられてしまうで
なにわの 商人(あきんど)やろ
お前はわかってへん…
広告やクーポンを出すにもお客様を理解して分析して
それぞれに最適なシナリオを提供せなあかん…
そのためには膨大な挑戦と失敗の繰り返しが必要なんや
さっきワシが言うたやつやん…
PDCAやろ
え…
ここからスタートなんでお前がそんなこと知ってんねん
小学生でも知っとるわ
PDCAってなんですか?
知らんのかいな
PDCAとは目標を設定(Plan)
施策を実行(Do)
検証(check)
対策(Action)
というサイクルのことを言うねん
そんな面倒なことしてたんや
つばきちゃん実はたった今 ECサイトは止めることにしたんや
え そんなんありえへん
邪魔するで
金貸し 銭形(45歳)
ここからスタート邪魔するんやったら帰って
よっしゃ今日はこれぐらいにしといたるわ
って新喜劇みたいなことさすなっ!
勝手にやったくせに
あんた誰や
金貸しや 来週は集金日 ちゃんと耳揃えて返してぇや
この店借金あるん?
面目ない…
ECサイトなんて止めて その分さっさと借金返さんかい
はい
ECサイトは止めるつもりです
何言うてんねん
なおさらECサイトを復活させんとあかんやろ!
えっ?
ねーちゃんなに言うてんねん
よそ者は黙っとき
へ…
せやけどな… さっきも言うたけどECサイトを担当する人材も予算も足らんねん
なんもせんでいい 方法があんねん
なんもせんでいい?
それを伝えるために帰ってきたんや!
ここからスタートecコンシェルを使えばいいのよ!
スチュワーデス?
コンシェルジュよっ!
ecコンシェルを使えば何もしなくても
まるで実店舗の接客のようにお客様に合わせて オススメの商品や情報を案内することができるのよ
ここからスタートネットでそんなことができるの?
すごいでしょ♪
なんもせんでも?
作業はタグを貼るだけ
作業あるやん
いや それくらいいいでしょ
コピペでホイだし…
そんなんええから どういう仕組みになってんねん ecコンシェルとは「誰に」「いつ」「どこで」「何を」といった
「接客シナリオ」の情報を元に
人工知能を使って最適な接客を自動で実施してくれるのよ
ここからスタートわかりやすく言えば
勝手にユーザー行動を集めて理解して それぞれのお客様に合った 商品やクーポンなどを自動でオススメしてくれるの
ほんまかそれ びっくりした?
初回訪問者にはどんな商品をオススメすべきとか…
リピーターには…
メルマガ登録者には…
っていちいち考えなくて済むんやな?
ホンマやったら革命やで…
本当だって
兄ちゃんは兄ちゃんなりに一生懸命やってたんやな…
もちろん それだけじゃなくて…
まだあんの?
ここからスタート自動PDCAだからどんどん接客の精度が上がっていくの
その結果コンバージョン率もリピート率も上昇
さらに顧客ロイヤリテイの向上だって見込めるわ
お客様にとっても会社にとってもまさにかゆいところに手が届くシステムなのよ
こ… これなら…
専務 ECサイト 続けてええか?
もちろん すごいサービスや!
よしっ!
つばきありがとう! 善は急げや! 早速導入や!
良かった
ちょいまち!
ここからスタートあんたまだ おったんかいな
おるわ!
まだなんか 文句あんの?
ecコンシェル うちの会社にも導入してくれへん?
あなたのサイトにも 有能なコンシェルジュを設置してみませんか?
し・か・も5,000接客/月までならずーっと無料よ!
uchiya-m

Googleのモバイルファーストインデックス導入は今年後半? 対応が必要なサイトにはSearch Consoleで通知予定

9 years 8ヶ月 ago

モバイル ファースト インデックス(以下、MFI)の最大の関心事は、一体いつ導入されるのか?だろう。Googleのジョン・ミューラー氏は、今年の後半あたりになるのではないだろうかと個人的に予想しているようだ。また、対応が必要なサイトにはSearch Consoleで通知することも検討しているとのこと。

- Googleのモバイルファーストインデックス導入は今年後半? 対応が必要なサイトにはSearch Consoleで通知予定 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

2016年は、動画広告が終わった年 後編

9 years 8ヶ月 ago

スクリーンショット 2017-01-12 23.53.10

前回に引き続き、2016年に話題になった動画広告とその理由を紐解いてみたいと思います。
今回は、テーマごとに3つの時事動画広告をご紹介します。

選挙 – 家にいて欲しくないから再選させて


Gerald Daugherty Campaign: “Please Re-Elect Gerald…Please!”

2016年のアメリカ政治で最も話題になったことと言えば、ドナルド•トランプ大統領当選ですが、話題になった選挙キャンペーン動画は異なるようです。
この動画は、共和党員 Gerald Daughertyによる、テキサス中央南部のトラビス郡政委員再選のためのキャンペーン動画です。

趣味がなく、オフィスへ行き仕事をすることもないGeraldが唯一することは、問題を解決することである、という妻の語りと主に、トラビス郡の税や刑務所の問題、そしてその解決策を、夕食に招いたゲストに、また、自宅の庭でバーベキューをしながら近所の人に延々と話し、相手を退屈させている映像が流れます。

この動画が話題になった理由は、主役である夫ではなく、第三者、つまり視聴者に近い妻目線で展開するストーリーが、見る者をごく自然に動画に引き込むから、と言えるでしょう。

最後に、「だから夫を再選させて、お願い。」という妻の言葉には、明らかにGeraldに家にいて欲しくないという気持ちが込められていて、思わず笑ってしまいます。
政治動画とは思えないこのユニークな作品は2016年10月公開後すぐに話題になり、既に380万ビューを獲得しています。

クリスマス – 本当に大切なものは物質ではないというスーパーマーケットのCM


#Zeitschenken – EDEKA Weihnachtswerbung

欧米におけるクリスマスシーズンとは、一年の中で消費者が最もお金を使う時期です。そのため、この時期は、消費者の購買意欲を煽るようなキャンペーンを打つのが通例ですが、このドイツのスーパーマーケット”EDEKA”は、毎年同じテーマで、しかし、そんな通例とは異なるアプローチのクリスマスCMを展開しています。

クリスマスには家族が集うことが習慣であるため、この時期は、家族全員にプレゼントを買い、ツリーを飾り、ディナーを準備し、あれもこれもと皆が忙しく奔走する時期でもあります。

しかし、クリスマスを祝う本来の意味は、家族や身近な人々の幸せを祈り、命に感謝をすることです。
家族の絆を深め、愛情を確認するために、本当に必要なものか何か?
素敵なクリスマスにするためだからと、物質的な事に囚われて本当に大事なものを見失っていないかを、視聴者に考えさせるCMです。
こちらは2015年のEDEKAのクリスマスCMですが、2015年も、このCMを見て仕事の予定をキャンセルし家族と過ごすことに決めた人々が多数いた、と、話題になりました。
本来、人々に消費させ、利益を得る存在である筈のスーパーマーケットという立場にも関わらず、EDEKAは、むしろ真逆のCMを打つことで、通常のスーパーマーケットの定義である「日用品を買える場所」を超えた、「家族に本当に必要なものを提供する場所」、というブランドメージを作ることに成功しました。

オリンピック- 言葉を遥かに超えて、本当に”伝わる”映像とは


UNDER ARMOUR | RULE YOURSELF | MICHAEL PHELPS

最後は、昨年最も見る人を感動させたCMのご紹介です。
2016年は4年に一度のオリンピックイヤー。スポーツメーカー各社、競い合って優れたCMを発表していましたが、その中でもダントツ話題となったのが、このMICHAEL PHELPS(マイケル•フェルプス)をフィーチャーしたUNDER ARMOURの「RULE YOURSELF」です。
リオを最後に引退を表明していたマイケル•フェルプスが、トレーニングをしている様子が延々と続くこのCMは、ナレーションがなく、映像と音楽だけでストーリーが展開され、最後に拍手の中のフェルプスと短いコピー ”It’s what you do in the dark, that put you in the light(暗闇の中での努力が、光へと導く)” で終わります。
”水の怪物” と呼ばれた彼が、どれくらい過酷なトレーニングを続けて勝ち続け、今の彼であるのか、この映像を見ただけで一目瞭然であり、言葉は必要ありません。
怪物と呼ばれた彼も、自分と同じように暗闇の中で苦しみもがいている、という事実を淡々と伝えている映像が、見る人の共感を呼び、勇気を与え、この動画が話題になったのは明らかでしょう。

まとめ

2016年に話題になった動画広告は、従来の広告を鑑みた時に、その演出のアイデアや視点こそ斬新なものの、映像そのものは、まるで自分の日常生活にそのまま出て来てもおかしくないような、むしろ地味なものが多いのが印象的でした。
また、広告主が本来販売している商品が、動画内に全くと言っていい程出てこないのも特徴です。
従来の広告という言葉が持つイメージから連想されるような表現や演出は、あと数年で使われなくなるかもしれません。
動画広告のストーリー作りの本質的な部分が、時代の流れと共に大きな変化を遂げようとしているようです。2017年はどんな動画広告が話題になるのでしょうか。
今から楽しみです。

crevoAdmin

グーグル「常時HTTPSでなきゃChromeでひどい目にあわすよ、まずは1つ目の罰だ」【海外&国内SEO情報ウォッチ】

9 years 8ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『グーグル「常時HTTPSでなきゃChromeでひどい目にあわすよ、まずは1つ目の罰だ」』、『グーグル「常時HTTPSでなきゃChromeでひどい目にあわすよ、まずは1つ目の罰だ」』、『インタースティシャルへのペナルティ適用開始、ただし検索結果からの着地ページだけ』など10記事+2記事。

- グーグル「常時HTTPSでなきゃChromeでひどい目にあわすよ、まずは1つ目の罰だ」【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

CCIとDAC、「IAB Tech Lab」に加盟

9 years 8ヶ月 ago
サイバー・コミュニケーションズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアムが、IABの設立した「IAB Technology Laboratory」に加盟。日本からはすでにヤフーがエグゼクティブコミッティーに参加している。
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IAB Technology Laboratory
https://iabtechlab.com/
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サイト未訪問でもFacebookダイナミック広告を配信可能に、サイバーエージェント

9 years 8ヶ月 ago

サイバーエージェントは1月12日、インフィード広告に特化した運用プラットフォーム「iXam Drive」に、企業の商品・サービスと親和性が高いと推測されるサイト未訪問ユーザーへ「Facebookダイナミック広告」を配信できる機能を追加した。 

サイトを訪れたことがないユーザーに対しても、最適な商品広告を配信できるようになる。サイト訪問数が少なく、通常の「Facebookダイナミック広告」の配信量に課題を抱えている企業も、新規ユーザーの獲得を図ることが可能となる。

これまで企業のサイト上で商品を閲覧したユーザーのみを対象として配信していた「Facebookダイナミック広告」を、サイト未訪問のユーザーに対しても配信可能にする。

サイトを訪れたユーザーの属性や興味関心と類似しているサイト未訪問のユーザーに対し、親和性が高いと推測される商品やサービスの広告をパーソナライズド配信する。

なお、サイト未訪問ユーザーへの「Facebookダイナミック広告」配信においても、通常の「Facebookダイナミック広告」配信と同様、Facebookフィード内の情報を用いて、「商品カテゴライズ」「配信対象オーディエンス」などの配信条件を設定することが可能。

「iXam Drive」はキャンペーンや広告セットの追加、更新、削除などのオペレーション管理に加え、柔軟なレポート機能や入札機能、クリエイティブの追加、差し替え機能を備えている広告運用プラットフォーム。

Facebookが提供するパートナープログラム「Facebook Marketing Partner」に同プラットフォームは認定されており、Facebookなどソーシャルメディアのインフィード広告の運用に対応している。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

中川 昌俊

ユニクロのEC売上が伸び悩んだ理由

9 years 8ヶ月 ago

ファーストリテイリングが手がける国内ユニクロ事業のネット通販に一時、ブレーキがかかった。

1月12日に発表した2016年9~11月期(第1四半期)連結業績によると、国内ユニクロ事業のEC売上は前年同期比で11.3%増。だが、前年同期(2015年9~11月期)連結業績のEC売上は23.2%増で、伸び率は前年同期と比べると11.9ポイント減少した。

2016年8月期EC売上の伸び率は30.1%と大幅増収だったが、第1四半期のEC売上の増収率は繁忙期にもかかわらず伸び悩んだ。それはなぜか。グループ上席執行役員CFOの岡崎健氏によると、「繁忙期において翌日配送サービスを中止したため」と言う。

ユニクロのネット通販は2016年までに注文翌日に商品を届ける「翌日配送」をスタート。だが、繁忙期に差し掛かった2016年9~11月期に翌日配送を一時停止した。その理由について岡崎CFOは、同日に開いた決算説明会で次のように説明した。

欠品なども発生し課題が残った。本来めざしたサービスが大きく後退したものしか提供できず、あるべき成長の軌道に乗れなかった。(当期は)自然体でいけば3割くらい伸びるはずであり、本来同じサービスを提供すれば3割は伸ばせた。だが、できなかった。

繁忙期に配送期間を無理に短縮するということではなく、余裕をみた運営、安全施策をとった。不本意ではあるが、お客さまに対する配送期間のサービスという意味では、よくなかった。

「翌日配送」は1月現在も停止中。岡崎CFOによると、「春頃から翌日配送を安定的に提供したい」と言う。

ユニクロの伸び率が落ち込んだ理由は翌日配達サービスの停止が原因

ユニクロは今春にも「翌日配送」サービスを再開する(画像は編集部がユニクロのECサイトをキャプチャ)

ユニクロは配送面の拡充を進めており、その一環として2016年、有明に大型物流センターを竣工した。首都圏を中心にネット販売で顧客への翌日配送・当日配送のサービスエリア拡大も図っていく方針を掲げている。

岡崎氏は「春頃からは当初からめざしていた運営、進化した運営をめざす」と説明。ファミリーマート、ローソンと協業し、全国のファミリーマート店舗とローソン店舗でのユニクロ商品の「コンビ二受け取りサービス」を今春に開始する取り組みとあわせて、安定した配送サービスの提供をめざすとした。

なお、2016年8月期通期連結決算によると、国内ユニクロ事業における通販・EC売上高は前期比30.1%増の421億円。同事業の売上高に占める通販・EC売上高の構成比率は同0.9ポイント増の5.3%。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

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