スタートトゥデイは3月30日、米国の二次流通ファッションECプラットフォーム「Materialwrld.com(マテリアルワールド)」とマレーシアのファッションECプラットフォーム「FashionValet.com(ファッションヴァレット)」へ出資すると発表した。
出資額や出資比率は非公表。北米や東南アジアのファッショントレンドなどの状況をキャッチできるようにするほか、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」の事業拡大にもつなげる。
「Materialwrld.com」は米国の著名百貨店やブランドと提携し、主に女性顧客へ自社プリペイドカード提供によるラグジュアリーブランドのアパレル、バッグ、靴の下取り事業とEC事業を展開している。Material Wrld社では調達資金を設備投資、運転資金、マーケティング、組織体制の強化のために活用する。
スタートトゥデイでは、自社がこれまで培ってきたファッションEC事業の知見や、自社で運営する二次流通事業「ZOZOUSED」とのノウハウを共有し、事業の最適化を図るとしている。
「FashionValet.com」はマレーシア国内外のファッションブランドと提携し、主にマレーシアやシンガポールの消費者向けにアパレル製品を販売。Fashion Valet社では今回の資金調達で、「FashionValet.com」の機能強化、物流施設の拡充、マーケティング、組織体制の強化を図る。
これまでスタートトゥデイが培ってきたファッションEC事業の知見や、「WEAR」を生かしたマーケティング支援などを通して、現地における両社のサービス価値向上を積極的に図るとしている。
スタートトゥデイでは2105年9月にもタイでファッションECプラットフォーム「WearYouWant.com」を運営するWearYouWant社に出資しており(記事参照)、海外展開の足場作りを積極的に進めている。
Materialwrld.com
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オリジナル記事:スタートトゥデイ、米国とマレーシアのファッションECプラットフォームに出資
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