26卒就活、約9割が内々定取得も「まだ続ける!」が2割弱。内定先への“満足度”にギャップあり?【マイナビ調べ】
26卒、内々定後も就活を続ける理由とは? 内定率・就活継続率に見る最新動向。
8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
マイナビは、「マイナビ2026年卒大学生キャリア意向調査9月<就職活動・進路決定>」を実施した。文系・理系の大学生・大学院生1,268名が回答している。
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26卒就活、9月の内定保有率は88.9%・活動継続率は18.9%


まず、9月末時点の内々定保有率は88.9%で、前年同月から0.9ポイント減少した。文理別で見ると、文系学生は88.6%、理系学生は89.3%となっており、3月1日時点で20.3ポイントあった差は、0.7ポイントまで縮まっていた。


9月の活動継続率は18.9%で、前年同月の16.9%をわずかに上回る結果に。文理別では、文系学生は20.9%、理系学生は15.7%となり、5.2ポイントの差がついた。もともと理系学生の方が活動継続率は低い傾向にあるが、3~4月調査と比べると、こちらも文理差は縮小している。
約8割の学生はすでに就活を終了。内々定先への満足度は?

9月末時点の就職活動の状況を見ると、未内々定者は11.1%、内々定を持ちながら活動を続けている学生は7.8%で、81.1%の学生はすでに活動を終了していた。

就職活動を継続している人に対し、現在の具体的な活動内容を聞くと、未内々定者は「企業研究(39.2%)」「業界研究(38.5%)」「自己分析(35.2%)」など選考前の準備段階にあたる活動が多かった。
一方で、内々定あり活動継続者は「適性検査や筆記試験の受験(50.9%)」「1次面接(48.9%)」「企業へのエントリー(48.2%)」などが多く、実際の選考プロセスに進んでいる傾向が見られた。

最後に、内々定先への満足度を聞くと、「十分満足している」の割合は就職活動終了者で53.3%、内々定あり活動継続者で7.5%となり、45.8ポイントの差が見られた。
調査概要
- 【調査期間】2025年9月23日(火)〜9月27日(土)
- 【調査対象】2026年3月卒業予定の全国の大学生・大学院生
- 【有効回答数】1,268名(文系男子:219名、文系女子:518名、理系男子:299名、理系女子:232名)
- 【調査方法】「マイナビ2026」会員(退会者含む)にWEB DMを配信し、インターネットアンケートにて回収
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