Reproのサイトスピード改善ツール「Repro Booster」でECサイト「卒塔婆屋さん」改善
タグを設置する初期設定だけ、運用負荷をかけずにサイト表示速度を改善してCVRも上昇
7:02 サイト制作/デザイン | 事例/インタビュー
マーケティングソリューション事業のReproは、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」を導入したECサイト「卒塔婆屋さん」の成果を10月15日に発表した。卒塔婆や仏具を販売する谷治新太郎商店の自社ECサイトの表示速度を改善した。Repro Boosterはタグを設置するだけでWebサイト全体の表示速度を高速化できるツールで、表示速度の指標「FCP(First Contentful Paint)」と「LCP(Largest Contentful Paint)」を改善した。

改善ツールは独自の特許技術「クリック予測&先読み機能」と「画像フォーマット自動変換機能」で高速化する。FCPはWebページで最初のコンテンツが表示されるまでの時間の指標で、改善率はモバイルで33%(0.32秒)、PCで27%(0.20秒)だった。SEO(検索エンジン最適化)対策で重要視されるLCPはWebページで最も大きなコンテンツ要素が表示されるまでの時間を示す指標で、改善率はモバイルで28%(0.42秒)、PCで40%(0.44秒)だった。
卒塔婆屋さんは2013年に開始。顧客数を10倍以上伸ばしたが、ECプラットフォームの変更で機能が充実したものの表示速度が低下するジレンマが発生。画像やフォントの最適化などの改善策でも十分な効果が得られず、社長ひとりで運営する中で改善に割けるリソースに限界が生じていた。このため初期設定だけで運用負荷をかけずにサイト全体のスピードアップを実現できるRepro Boosterを導入して改善し、CVR(顧客転換率)も上昇した。
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