PinterestがAI生成コンテンツの表示調整を可能に、ユーザー体験を好みに合わせる
美容、アート、ファッション、インテリアなどカテゴリーごとにAI生成画像の表示を管理
7:01 マーケティング/広告 | UX/CX | 便利ツール/サービス
ビジュアル検索プラットフォーム「Pinterest(ピンタレスト)」を展開する米国Pinterestの日本法人、ピンタレスト・ジャパンは、フィード上に表示されるAI(人工知能)生成コンテンツの表示を調整する新機能の提供を始めると10月17日に発表した。自分の好みに合った体験ができるようにフィード上に表示されるAI生成コンテンツをコントロールする。「Android」とPC環境で利用可能で、数週間以内に「iOS」でも展開する。

美容、アート、ファッション、インテリアなど特に生成AIを使用して生成または変更される可能性が高いカテゴリーでAI生成コンテンツを少なく表示できる。ユーザーは、設定の「おすすめを絞り込む」から対応するカテゴリーごとにAI生成画像の表示を管理できる。自分の好みと異なるピンを見つけた場合、ピン右下の「…(三点メニュー)」をタップして該当カテゴリーを選択するだけで調整が可能。設定内容はいつでも変更できる。
AI生成コンテンツはインターネット環境を急速に変化させ、現在ではオンライン上のコンテンツの約57%を占める。Pinterestには「AI生成と非AI生成コンテンツの両方から創造性やインスピレーションを得たい」という声も寄せられ、2025年初めから生成AIの可能性がある画像ピンに「生成AIラベル」を表示してきた。さらに好みに合わせてフィードをカスタマイズできる機能で、人の創造性とAIの革新性との最適なバランスを図る。
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