電通デジタルが生成AI「Luma AI」の「Ray3」で広告クリエイティブ制作・運用支援を強化

Ray3は従来モデルと比較して意図に沿った動画を迅速に生成可能、1時間で動画バナー制作

電通デジタルは、AI(人工知能)プラットフォーム事業の米国Luma AIが提供する動画生成AI「Luma AI」の最新モデル「Ray3」を活用して広告クリエイティブの制作・運用支援を強化する、と10月20日発表した。Ray3は世界初という動画推論モデルで動画を高精細に生成。従来のモデルと比較して意図に沿った動画が迅速に生成でき、動画バナー制作が1時間で可能になる。

Ray3は、視覚的・概念的な情報に基づいて出力を独自に評価・判断して映像を確認・改善する。「ドラフトモード」と呼ぶ機能が新搭載され、クリエイティブ作業がこれまでより20倍速く可能になった。多くのアイデアを試して最適なものを選び、高精細な4K画質の動画に仕上げられる。Ray3の活用で複数のターゲットに応じた動画生成から効果検証まで短時間で実現する。

電通デジタルが、ゴルフ関連事業のゴルフダイジェスト・オンラインと設立した生成AI研究組織「GDO AI-Lab」が活動の一環でRay3を活用。アプリダウンロード促進の広告バナー素材から動画バナーを一括生成して広告配信したところ、インプレッション数が2500%、インストール数が8倍に増え、大きな成果を挙げた。バナー制作時間はRay3で約1時間になり、効率化した。

 

元画像素材から「Ray3」で生成した動画バナー
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