ブライトコーブ&Hap-Yak セミナーレポート(後編)
前回の記事ではブライトコーブ&Hap-Yakセミナーのブライトコーブ社の講演内容をご紹介しました。
今回はHap-Yak社のセッションについてご紹介します。
インタラクティブ動画の黒船 Hap-Yak社
Hap-Yak社のプレゼンでは、インタラクティブ動画がどういうものなのかという基礎的なところから、それをどのようにビジネスに活かし、どのようなメリットがあるのかという説明を実践的な事例とお話しいただきました。
Hap-Yak社が強調していた点として、「動画をWebのように機能させる」ということがあります。それは、これからの動画はただ見るものではなく、動画自体がWebサイトなどと同じようにお客様がクリック、ダウンロード、アンケートなど様々なアクションを起こせるということを意味します。
そのような動画を実現するインタラクティブ動画について説明いただいた内容を今回ご紹介します。

ーインタラクティブ動画とはー
インタラクティブ動画とは、情報の送り手と受け取り手との間でアクションを起こすことのできる動画です。
例えば、動画視聴中に資料請求や購買行動ができることや、選択肢やリンクをクリックすることで動画を変化させるなどが可能です。
動画上でお客様が能動的にアクションを起こすため、よりビデオのストーリーにお客様が入りやすく、また、ただ視聴するよりも体験するインタラクティブ動画の方が記憶に残りやすいという特性があります。
Hap-Yak社ではたくさんの種類がある中でもインタラクティブ動画の機能を以下の3種類に分けています。
・CTA & shoppable video
・chapters & branching
・Question & survey
以下で詳しく説明していきたいと思います。
ーCTA & shoppable videoー

CTAとはCall To Actionの略、つまりお客様の行動を促すということです。例えば、会社のwebサイト等にある“資料請求”が挙げられます。他にもお問い合わせ・メルマガの登録・お試しセットの申込み等、web上でお客様に取っていただく行動を総称してCTAと呼んでいます。
Shoppable Videoは動画を見ているのと同時に商品を購入することができる、新しい形のビデオです。東京ガールズコレクションでモデルさんのランウェイ中にその服を購入できるシステムがその一例と言えます。Shoppable Videoはこれをビデオ上で可能にしています。
ーchapters & branchingー

これは、動画上で選択肢をいくつか出し、お客様に選んで頂くというものです。なので、お客様個人でカスタマイズして自分だけの動画にすることができます。お客様に直接選んで頂くことによって、よりニーズに近づいたビデオをご提供することができます。
下記の例では、動画内にチャプターを仕込んで視聴中にお好みの再生時間を選択することができます。
ーquestion & surveyー

これは、動画内でお客様に質問やクイズをし、その結果から情報を収集するという機能です。動画上でクイズに回答することができ、楽しんでいただくこともできます。この機能を活用した質問の返答率は65%にも上るそうです。この質問・調査の繰り返しをデータ化することによって、お客様の興味を理解することにも繋がります。
これら3点を活かして、Hap-Yak社では既に100,000以上のインタラクティブ動画が作成されています。その中で、ビデオに対する様々な要望・要件にお応えするために広い範囲でのソリューションがあります。主に3つ挙げていきます。
ーHapYak mobile solutionsー

これはスマートフォン向けの動画です。動画をスマートフォンでもフルスクリーンで見られるように作成しています。また動画視聴の状況に合わせて画面に商品を提示する、質問を加える、動画内のチャプターを選択すること等ができます。このようにすることで、スマホに最適な見せ方で、お客様が常にスマホで見やすい状況を作り出すことが可能になります。
ーHapYak 360 Solutionsー

360度動画はインタラクティブ動画の中でも新しい取り組みで、最先端のテクノロジーを採用しています。ここから収益化するのは難しいという声もありますが、観光やスポーツの分野で導入されるであろうと考えられています。例えば、サッカーの観戦客の所に広告を出す、テニスの芝生に広告を載せるなど、360度動画の中に広告を入れることもできます。
ーHapYak Corp Comm and Content Marketing Solutionsー

こちらでは、動画に沿ってスライドが表示される等、目的に応じた編集機能がついています。動画視聴の際に気になった商品があった時にその商品を調べるために、ここでは、動画視聴の横で商品についての資料を見ることができます。また、動画の中でのチャプターを選ぶこともできるので、お客様の気になるチャプターをご自身で選んで視聴することができます。
インタラクティブ動画の生成について
上記説明したインタラクティブ動画ですが、一見様々な機能を持っているため、制作するのが大変な印象があります。しかし、Hap-Yak社のHapYak Interactive Video Platformを使えば驚くほど簡単にインタラクティブ動画の生成ができます。
セミナー時には実際にデモンストレーションを見せていただきましたが、管理画面上に動画を設置し、その動画のキャプチャにパワーポイントの図形貼り付けのような要領でダウンロードや他ページへの遷移のボタンなどを付与することが可能です。デモンストレーションでは資料請求のボタンを作成していましたが、説明も含め約5分程度でインタラクティブ動画の作成が完了していました。
このHapYak Interactive Video Platformを見ると制作した動画は特別なコーディングの知識なくとも即座に生成可能であり、今後のインタラクティブ動画の広まりを予感させます。
まとめ
近年注目されているインタラクティブ動画は、様々な機能がついており、広告業界に大きい影響を与えると考えられます。メリットとしてはお客様と双方でコミュニケーションをとることができるため、お客様は情報の選択ができる、動画視聴中に行動を起こせるという点と、動画の送り手である企業は情報を伝やすい、理解させやすいという点があります。
さらに、企業側はお客様の情報をより細かく把握することも可能になります。しかし同時に、日本ではまだそのプラットフォームが揃っていない、普及していないというのが現状です。HapYak社がブライトコーブ社と提携することで、今後日本にインタラクティブ動画が広がる可能性は大いに期待できます。




ブライトコーブ社では、Video Marketing Suite(VMS)と呼ばれる、動画マーケティングプラットホームを提供しています。このサービスでは、動画マーケティングを行うために必要な機能をオールインワンにしていて、作業を簡潔に終わらせることを実現させています。
































































冷静にゾンビを倒すスナイパー、アシ女














Crevo





◆衣装◆













インターネットの普及でパソコンやスマホで動画をオンデマンドで観ることはすっかり一般的になりました。一昔前はセルビデオやレンタルビデオしかなかったのに、急速に浸透した動画ストリーミングサービスですが、その歴史はどうなっていたのかをいくつか見てみましょう。
インターネットの商用化が進んだのが1990年代なかばですが、YouTubeの歴史は意外と新しく、2005年2月15日、PayPalで働いていたチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらが設立しました。まだ10年ほどしか経っていないのに、インターネット黎明期からあるように思えてしまう存在感は流石です。
今日大手の動画配信サービスとして認知されている「ネットフリックス」は、1998年に営業か開始された時には、1枚につき4ドルのレンタル料金と2ドルの郵送料金を支払うレンタルビデオ屋さんでした。
「ネットフリックス」が小さなレンタルビデオ屋から始まったのに対して、HuluはNBCユニバーサル及びニューズ・コーポレーション(現・21世紀フォックス)という巨大資本を持つメディア界の巨人が始めた新しいオンラインビデオベンチャーでした。



医療業界は大きく分けると3つ、ペースメーカーや内視鏡などを製造する「医療機器業界」、アメリカに次いで世界第2位の市場を持つ「製薬業界」、一般の方にも馴染みの深い「医療機関/その他サービス」となっています。
◆パブロン 60周年記念ムービー「家族のかぜと向き合って、60年」篇◆
◆製薬協の薬の理解に関するプロモーション動画◆
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