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動画制作が依頼できるマッチングサービスのメリットとデメリット

7 years 1ヶ月 ago

動画制作が依頼できるマッチングサービスのメリットとデメリット動画を使ったマーケティングをしたいと思っても、どこに動画制作を依頼すればよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで、おすすめの1つの方法が動画制作のマッチングサービスの利用です。マッチングサービスとは、動画制作を依頼したい企業とクリエイターをつないでくれるサービスです。

この記事では、マッチングサービスの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。

動画制作マッチングサービスの特徴

動画制作マッチングサービスは、動画制作の依頼をしたい人や企業と、動画制作を請け負うクリエイターを結びつけるサービスです。広告やコンテンツなど動画ニーズが高まっていることもあり、質の良いクリエイターを探している依頼者が増えています。このニーズに応えるのが動画制作マッチングサービスです。制作を依頼したい動画の内容やコストを踏まえて、登録しているクリエイターの中から条件に合う人を選んでマッチングしてくれます。

ネットの進化に伴って、動画であってもインターネットでやりとりができるようになりました。打ち合わせのために対面で会う必要もないため、依頼者とクリエイターの物理的な距離は問題になりません。マッチングサービスには、単に受発注の管理を行うところ、納品や決済まで管理するところなど、様々な形態があります。

動画制作マッチングサービスのメリット

志を持った男性動画制作マッチングサービスを利用することには、いろいろなメリットがあります。ここでは、代表的な2つのメリットを紹介しましょう。

数多くのクリエイターから選べる

動画制作マッチングサービスを利用する大きなメリットとして、手間をかけずに多くのクリエイターの中から依頼する人を選べることが挙げられます。たとえば、自分で依頼する制作会社を選ぶのには、とても手間がかかります。候補となる制作会社をピックアップし、その実績や得意なジャンルを確認するだけでも大変な労力が必要になるでしょう。しかし、マッチングサービスを利用すれば、多くのクリエイターの中から作りたいテイストに合った人を直接選ぶことができるのです。

制作費用を安くできる

制作費用を安く抑えることができるのも動画制作マッチングサービスを利用するメリットです。制作会社や広告代理店に依頼すると管理費や間接費用が必要になるため、どうしてもコストがかさみがちな傾向があります。しかし、マッチングサービス経由でクリエイターに直接依頼すれば、そのような費用は必要ないため、制作費用を安くすることができるのです。動画制作をプロに依頼したいものの経費をあまりかけられない場合は、動画制作マッチングサービスを利用するのがおすすめです。

動画制作マッチングサービスのデメリット

分かれ道

多くのクリエイターの中から依頼する人が選べ、制作費用が抑えられる動画制作マッチングサービスですが、もちろんデメリットもあります。ここでは、代表的な2つのデメリットを紹介します。

クオリティの差が出やすい

動画制作マッチングサービスには数多くのクリエイターがいます。そのため、誰に依頼するかでクオリティの差が出やすいことがマッチングサービスを利用するデメリットです。この原因としては、クリエイターのスキルや経験のみならず、要望がきちんと伝わらないコミュニケーションのミス、そのジャンルを得意としないクリエイターに依頼するマッチングのミスなどがあります。そのため、動画に関する最低限の知識が必要になるでしょう。動画に関する知識があって、クリエイターと直接コミュニケーションを取ることに自信がある人には、動画制作マッチングサービスの利用がおすすめです。

自分が中心となりリードすることが必須

自分が中心となって動画制作をリードしなければならないのも、動画制作マッチングサービスを利用するデメリットと言えるでしょう。動画制作サービスを提供する会社や広告代理店に依頼した場合は、クリエイターの間の橋渡しとして制作進行を進めてくれる人がいるケースがあります。しかし、動画制作マッチングサービスを利用すれば、このような管理もすべて自分で行わなければなりません。動画制作のことをある程度知った人でないと、動画制作マッチングサービスの利用がむずかしい場合もあります。

動画制作サービスのCrevoと言う選択肢

コストパフォーマンスの良いおすすめの動画制作サービスにCrevo(クレボ)があります。Crevoは、いわゆる一般的なマッチングサービスではありません。ここでは、Crevoの特徴や魅力についてマッチングサービスと比較しながら紹介します。

マッチングサービスとの違い

Crevoとマッチングサービスとの違いは、マッチングサービスのデメリットを解消した点にあります。高品質な動画を納品できる仕組みができているため、クリエイターとのミスマッチや伝達が不十分などのリスクは限りなく低いと言えるでしょう。また、煩雑になりがちな品質管理やスケジュール管理はCrevoのスタッフが行うので、動画に関する知識のない初心者でも安心して依頼することができます。

Crevoのメリット

Crevoに動画制作を依頼することには、さまざまなメリットがあります。ここでは、代表的な3つのメリットについて紹介します。

クリエイターの多さ

Crevoのメリットとしては、まずクリエイター数の多さが挙げられます。Crevoには世界100カ国以上のクリエイターが5,000名以上登録しており、これは業界でもトップのクリエイター数です。クリエイターの数が多ければ、それだけ表現の幅も広がり、多様な要望にも応えられるのです。クリエイター数の少ないマッチングサービスよりも、イメージ通りの動画を制作してくれるクリエイターを見つけやすくなります。撮影やCG制作など作業工程ごとに複数のクリエイターを必要とする場合でも、スムーズに動画制作を進めることが可能です。

ミスマッチが起こりにくい

要望通りの動画が完成しない原因のひとつがクリエイターとのミスマッチです。どんなに優秀なクリエイターであっても苦手なジャンルであれば、その力を発揮することはできないでしょう。Crevoのメリットとして、このミスマッチが起こりにくいことが挙げられます。Crevoでは動画制作に精通した専属スタッフが、しっかりと要望を聞いたうえでクリエイターを選びます。そのため、ご要望があったジャンルが苦手なクリエイターに依頼するようなことはありません。また、Crevoの専属ディレクターが企画から納品までをサポートしますので、イメージ通りの動画制作が可能です。

やり取りがスムーズ

やりとりがスムーズにできるのも、通常のマッチングサービスにはないCrevoのメリットです。Crevoでは、独自の動画制作プラットフォームの活用によって、大幅なコストカットとスピーディで確実なコミュニケーションを実現しています。連絡はチャットで行うため、リアルタイムでのやり取りが可能になります。また、レビュー機能を利用すれば修正箇所を動画に直接書き込めるので、面倒な修正指示も簡単に済ませることができます。

まとめ

5人の人形動画を制作するにあたって、マッチングサービスはクリエイターを探すのに便利なシステムです。しかし、作りたい動画にピッタリのクリエイターを探すのは大変ですし、ミスマッチが起こりやすいと言うデメリットもあります。また、自分で動画制作をリードしなければならない場合もあるため、動画制作に関する前提知識も必要です。自社のできること・できないことをきちんと整理したうえでマッチングサービスを検討しましょう。

crevoAdmin

今さら聞けないVR動画ってなに?

7 years 1ヶ月 ago

今さら聞けないVR動画ってなに?

VR動画が売り上げや集客につながるマーケティングツールとして注目を集めています。VRとは「Virtual Reality(バーチャルリアリティ)」の略で、仮想現実と呼ばれることもあります。VR動画を活用すれば、その場にいながらにして、商品やサービスを疑似体験してもらうことが可能です。この記事では、VR動画の基礎知識や必要機材、制作の流れについて紹介します。

VR動画活用事例

VR動画の代表的な活用事例としては、建物内の紹介が挙げられます。たとえば、不動産物件や商業施設などをVR動画で紹介すれば、その場にいながらにして施設や設備などを詳細に見学・体験してもらうことが可能です。学校や工場であれば学生や社員を映すことで、通常の動画では伝えることのできない臨場感を感じてもらうことができます。自分が入学・入社した後の姿がより明確にイメージできるようになり、応募者数の増加にもつなげることも可能です。

秋の風景

また、観光地案内にVR動画を使用すれば、大自然のパノラマや魅力をリアルに伝えることができるため、集客施策に活用することもできます。医療現場の研修用動画などにもVR動画はおすすめです。経験する機会の少ない手術なども疑似体験することができます。スポーツ観戦用動画にもVR動画は最適と言えるでしょう。迫力ある選手の動きやスタジアムの興奮をよりリアルに伝えることができます。

把握しておきたいVR動画の基本知識

VR動画ってどんなもの、VR動画のことがよくわからない、そんな方のためにVR動画の基本知識を説明します。また、VR動画を制作・視聴するためには専用の機材が必要になりますが、そちらについても紹介します。

VR動画とは

VRゴーグルと女の子VRとはバーチャルリアリティの略で仮想現実のことを指します。CGを使用して、まるで現実のように感じられる環境を作り上げる技術のことです。このVRを手軽に体験できるようにしたのがVR動画です。VR動画を利用することで、自宅にいながらにして旅行気分を味わったり、ゲームの中にいるように感じたりなど、疑似体験ができるようになります。

VR動画を視聴すると、あたかもその空間の中にいるように感じられるため、2次元の動画では得ることができないリアルな感覚を味わうことが可能です。たとえば、高いビルの上から地上を見下ろす感覚やジェットコースターのスピード感を体感してもらうこともできます。

360度動画

360度動画を見る女性

VR動画と混同されがちなものに360度動画があります。VR動画と360度動画、どちらも360度全方向の映像を見ることができますが、この2つは大きく違います。360度動画は「見る」ことはできますが「体感」することはできません。たとえば、PCなどでマウスをドラッグして全方向を見ることができる動画が360度動画です。360度を見渡すことができますが、その空間の中にまで入り込むことはできません。

これに対して、VR動画はVRゴーグルやヘッドセットを使うことで仮想空間の中に入り込むことができます。これがVR動画と360度動画の大きな違いです。

AR動画

スマートフォンVR動画と混同されがちなものとしては、AR動画も挙げられます。

ARは「Augmented Reality」の略で、拡張現実と呼ばれることもあります。商品カタログや雑誌を見ると、スマホをかざすよう書かれているものをみかけることがあるでしょう。専用のアプリをダウンロードして、そこにスマホカメラをかざすと、商品を紹介する動画や商品の使用方法を説明した動画が流れます。これがAR動画で、紙媒体では伝えることができない情報を動画で提供して、ユーザーに商品を疑似体験してもらうことができます。

VR動画撮影の機材

VR動画を撮影するためには、360度の映像が撮影できる専用のカメラが必要になります。カメラの価格は画質や機能によって大きく異なり、プロ用の高額なものから3万円程度で購入できるものもあります。

VR動画用の代表的なカメラとしては「GoPro(ゴープロ)」、「Kodak SP360」、「Ricoh  THETA」などがおすすめです。

視聴方法

VR動画を見るためには、ヘッドマウントディスプレイやVRゴーグルなど専用の機材が必要になります。ヘッドマウントディスプレイは頭を覆うタイプのゴーグルで、有機ELや液晶のディスプレイが組み込まれています。ハイスペックで、高画質で動きの早い画像もスムーズに再生できるため、ゲーム機などと接続して使用するのにおすすめです。また、コンテンツ処理機能や通信機能を組み込むことで、ほかの機器に接続せずにヘッドマウントディスプレイ単体で使用できるタイプの製品もあります。

VRゴーグルは頭を覆わないタイプのもので手軽に装着することができます。ヘッドマウントディスプレイに比べると低価格の製品も多く、まずはVR動画を体験してみたいと言う方におすすめです。スマホやパソコンのディスプレイを利用してVR動画が視聴できるアプリも増えており、VRゴーグルをスマホやPCに接続してVR動画を楽しむこともできます。

VR動画制作の流れとは

VR動画制作の流れは、制作する動画の内容や依頼する制作会社によっても変わってきますが、一般的には次のような手順で進めます。まず、VR動画を制作する際には、コンセプト作りが重要です。動画を見てほしいターゲットを設定し、その人たちに何を伝えて、見た後でどんな印象を持ってほしいのか、どんな行動をしてほしいのかを明確にします。それを踏まえてシナリオを作成しますが、なぜVR動画でなければならないのか、VR動画の必要性を明らかにしておくことも大切です。

シナリオの内容がある程度決まったら、それを元に制作会社と打ち合わせをして企画内容を詰めていきます。企画内容が決まったら動画制作に入りますが、実写の場合は360度動画の撮影ができる専用のカメラが必要です。撮影が完了したら動画編集ソフトを使用して、明るさ調整や写っていると都合の悪いものの消去、必要なテロップを入れるなどの編集を行います。編集が完了したらチェックをし、必要があれば修正したうえで納品と言うのがVR動画制作の流れです。

VR動画制作ならCrevo

VR動画を制作する会社やクリエイターはたくさんいますが、それぞれに得意な分野があります。たとえば、建物や施設の紹介は得意でも人物が入ったものは苦手だと言うクリエイターもいるでしょう。また、建設業界は得意でも食品業界は経験がないと言うクリエイターもいます。しかし、動画制作を依頼するにあたって、どんなジャンル・業界を得意としている制作会社なのかを判断するのはむずかしいでしょう。

そこでおすすめなのが、動画制作サービスを提供するのCrevo(クレボ)です。

Crevoであれば、5,000名のクリエイターの中から、そのジャンル・業界を得意とするクリエイターをアサインしてもらうことができます。その上、案件ごとに専属のディレクターがついて、企画のヒアリング段階から納品までをフルサポートしてくれます。クリエイターまかせではなく、Crevoのスタッフがスケジュールや品質管理まで支援してくれます。

専門性の高いVR動画制作はプロに依頼を

撮影機材や動画編集ソフトが進化したこともあって、専門知識のない人でも動画制作ができるようになりました。しかし、専門性の高いVR動画はプロに依頼するのがよいでしょう。VR動画にはVR動画ならではの見せ方があり、それが理解できていなければ効果的なVR動画を制作することはできません。自分で作ればコストを抑えられると言うメリットはありますが、効果のないVR動画を作ったのでは、かえってコストも手間も無駄になってしまうでしょう。

crevoAdmin

イメージ通りに仕上がる!外注で失敗しない動画制作のコツとは?

7 years 1ヶ月 ago

イメージ通りに仕上がる!外注で失敗しない動画制作のコツとは?

動画を使って販売促進をしたい、そう思っても何をどうすればよいかわからない方も多いのではないでしょうか。動画制作を外注する場合は、事前に何を準備するか、それをどう伝えるかが仕上がりに大きく影響します。

この記事では、動画制作を依頼する前に決めておくことや担当者とのコミュニケーションの取り方など、外注で失敗しない動画制作のコツを紹介します。

依頼前に決めておく5つのポイント

チェックポイント

効果につながる動画を制作するためには依頼前の準備が重要です。しっかりと準備せずに依頼したのでは、イメージ通りの動画ができあがらなかったり、コストがかさんだりしかねません。ここでは、事前に決めておくべき5つのポイントについて紹介します。

動画制作の目的

動画制作を依頼する際には、その動画の目的を明確にすることが重要です。一口に動画と言っても、認知向上や購入促進、キャンペーン告知など、その目的はさまざまです。同じ商品であっても、認知度を向上するための動画と購入を促す動画では、内容も表現も大きく違ってきます。

また、制作会社にも得意な分野とそうでない分野があります。目的があいまいだと、どの会社に依頼すべきかもわからなくなってしまうでしょう。動画を使ってどんなことを達成したいのか、目的を明確にして制作会社に伝えることが大切です。

動画のターゲット像

誰に見てもらう動画なのか、狙うターゲット像を明確にすることも大切です。効果のある動画にするためには、ユーザーの視点に立って制作することが求められるのです。ターゲットについては制作会社と一緒に考えることもできますが、自社の強みや顧客について詳しく知っているのは自社の人間です。まず、誰がターゲットになるのかを自社内で考えましょう。
ターゲットを設定する際には、年齢や性別、悩み、関心があることなどを徹底的に洗い出しましょう。そのために効果的な方法にペルソナの設定があります。ペルソナを設定する際は「30代の女性」と言うようなあいまいな設定ではなく「港区の賃貸マンションに住む35歳の女性で銀行に勤務、未婚で自炊はあまりしない」のように、あたかも実在する人物のように設定するのがポイントです。ペルソナを設定すると、ターゲットとなる顧客像がよりイメージしやすくなります。

動画の用途

何に使う動画なのか、その用途についても明確にしておくことが必要です。自社ウェブサイトで公開するのか、YouTube広告で使うのか、テレビCMで流すのかなど、用途が違えば動画の長さはもちろん、その内容も大きく違ってきます。

たとえば、YouTube広告のように短い時間の動画であれば、とにかく耳に残るような音楽・音声を入れるなど、最初の数秒で視聴者を惹き付けるためのインパクトのある演出が必要になるでしょう。自社ウェブサイトで公開する長めの動画であれば、途中で視聴者が飽きて離脱しないようなストーリー性が求められます。同じ商品を紹介する動画であっても用途が違えば、訴求する点や表現方法は大きく変わってくるのです。

ターゲットに伝えたい内容

ターゲットに何を伝えるか、その内容についても事前に決めておくことが大切です。内容を決める際には、まず動画を見たユーザーにどんな印象を持ってほしいのか、動画を見た後でどんな行動をとってほしいのかを明確にすることが必要です。

たとえば「競合他社の製品よりも優れた機能に魅力を感じ、店頭で商品を手に取ってほしい」であれば、動画で伝えるべき内容も自ずと決まってくるでしょう。動画で伝える内容は、ターゲットが好みそうなことや関心のあることと紐づける必要があります。どんな内容にすればより効果的なのかと迷ったら、プロにアドバイスを仰ぐのもよいでしょう。

予算と制作スケジュール

動画制作を依頼する際には、予算と制作スケジュールを明確にしておくことが大切です。どの程度の予算をかけられるのかを明らかにするだけでなく、見積もりの中で何を重視するのか、その優先順位も決めておきましょう。限られた予算の中で、あれもやろう、これもやろうとすると、どうしても予算をオーバーしがちです。あらかじめ優先順位を決めておけば、何を切り捨てるか迷うことはないでしょう。また、いつまでに動画がほしいのかを制作会社にしっかりと伝えることも重要です。依頼から納品までには通常1カ月~1カ月半かかります。動画の内容や修正の量などによっても納期は変わってきますので、制作会社と打ち合わせをして納品予定日を決めましょう。

動画制作会社を選ぶときにもコツがある!

制作会社を選ぶときのコツ

どんな制作会社に依頼するかで完成する動画の内容は大きく違ってきます。制作会社にも得意なジャンルや業界があります。それを知らずに依頼すると、動画が完成した後で悔やむことにもなりかねません。そこで、イメージ通りの動画を作ってくれる業者を選ぶためのコツを紹介します。

制作実績

依頼する制作会社を選ぶ際には、その会社の制作実績を知ることが重要です。多くの制作会社が自社のウェブサイトで制作実績を公開しています。それを見れば、どんな業界が得意なのか、どんなイメージの動画が多いのかなどを把握できます。

また、クライアントとの契約などによっては一般に公開できない制作実績もあります。公開されていない実績を知りたいときは、問い合わせをすれば見せてもらえる可能性が高いでしょう。制作実績をチェックする際は、動画のイメージだけでなく、伝えたいことが明確になっているか、ターゲットの胸に響く表現になっているかをチェックすることも大切です。

見積もりの内容

制作会社を選ぶにあたって見積もり内容のチェックが重要なのは、言うまでもないでしょう。見積もり内容をチェックする際には、どんな内訳になっているのかを確認することが大切です。企画制作費は含まれているか、修正は何回までできるのかなども制作会社に確認しましょう。安いと思ってよく確認せずに依頼すると「修正費用は含まれていません」「素材のイラストはそちらで用意してください」と言うようなトラブルにもつながりかねません。

また、見積もりに不明な点などはないかと確認がある、質問に対してわかりやすく回答してくれるなどの対応も制作会社選びの重要なポイントとなります。

担当者とのコミュニケーション

制作会社の窓口となる担当者とのコミュニケーションも制作会社を選ぶ際には重要です。質問に対する回答のスピード、わかりやすさ、丁寧さなどが感じられる担当者であれば、動画制作もスムーズに進むでしょう。実際に制作がスタートしたら、どんな方法でやり取りするのかも確認することが大切です。対面での打ち合わせにはスケジュールの調整など非効率な側面もあります。メールやチャットなど対面でない打ち合わせも可能か確認しておきましょう。

また、動画の修正箇所や修正内容を言葉で説明するのは簡単ではありません。どんな方法で修正依頼をするのかも確認しましょう。打ち合わせや修正依頼がスムーズにできる仕組みになっていれば、手間をかけることなく動画制作を進めることができます。

動画制作におすすめのCrevo

crevoの社員

イメージにあった動画を作ってくれる、動画制作サービスを提供する会社の一つとしてCrevo(クレボ)があります。Crevoに依頼すれば、世界100カ国以上、約5,000名のクリエイターの中から、その動画を制作するのに最適な人を選んでもらうことができます。自分で制作会社を探して実績を確認するなどの手間をかけなくても、イメージ通りの動画制作が可能です。

Crevoでは、独自の動画制作プラットフォームを使用することでコストカットを実現しています。動画制作は修正依頼やそれに伴うスケジュールの変更など、やりとりが複雑になりがちです。たとえば、修正を依頼する場合でも「32秒目に表示される右上のテキストを変えてほしい」のように、言葉で説明するのは面倒です。Crevoの動画制作プラットフォームであれば、チャットでやりとりできるうえに、レビュー機能を使って動画の修正箇所に直接書き込むことができます。対面での打ち合わせのように無駄に時間を費やすることもありませんし、メールでのやりとりのようなズレが生じる心配もありません。スケジュールはひと目でわかるように可視化され、変更もスケジュール上に最新版が反映されます。

また、専属のディレクターがついて、企画から納品までフルサポートしてもらえるのもCrevoの大きな魅力です。Crevoなら納期や品質もきめ細かく管理してもらえるので、初めての動画制作でも安心して依頼できます。

動画制作のコツはプロに依頼すること

自撮りをしてYouTubeに投稿するなど、動画を自社内で制作するのも不可能ではないでしょう。しかし、ターゲットに響く動画を制作して目的を達成するためには、やはりプロに依頼するのがおすすめです。プロに依頼すれば、企画段階からアドバイスしてもらうことができるので、イメージ通りの動画を制作してターゲットに届けることができるでしょう。今回紹介したコツを踏まえ、イメージ通りに完成した動画を使って売り上げや集客につなげていきましょう。

crevoAdmin

初心者必読! 動画制作会社・動画制作サービスの選び方のポイント

7 years 2ヶ月 ago

選び方のポイント

スマホやタブレットなどが普及したこともあり、どこでも手軽に動画を視聴できるようになりました。そこで、見逃せないのが動画を使ったマーケティングです。

動画をうまく活用すれば、従来の媒体では届けることができなかった情報を提供することができます。この記事では、動画制作の流れや動画制作サービスを利用するメリット・デメリットについて紹介します。

動画を依頼してから納品までの流れ

動画の制作を依頼してから納品されるまでの流れは、制作する動画の内容や依頼する制作会社によっても変わってきますが、ここでは一般的な流れを紹介します。

まず、動画を制作する目的やコンセプトを明確にしたうえで制作会社と打ち合わせをします。どんなシーンで視聴される動画なのか、動画を見た人にどんなイメージを持ってほしいのかを伝えることが大切です。

次に、打ち合わせした内容をもとに、どんな動画にするかを企画に落とし込んでいきます。動画の制作が初めてで企画の作り方がわからない場合は、制作会社に企画の提案を依頼するのがよいでしょう。

企画の内容が決まったら、いよいよ動画制作のスタートです。実写なら撮影、アニメならイラスト制作を進めていくことになります。撮影が終了したら、次は撮影した映像や素材を1本の動画へとつなげていく動画編集です。

必要なテロップや効果音を入れ込むなど、より細かい演出を加えて効果につながる動画へとしていきます。動画が出来上がったらチェックし、イメージと違う部分があれば修正の依頼をしましょう。修正が完了したら動画は完成となり、納品されます。

初心者が動画制作で意識するべき点とは?

初心者が動画制作で意識するべき点

制作会社に依頼する際には、何をどう伝えるかで完成する動画のイメージも大きく違ってきます。制作会社にイメージどおりの動画を作ってもらうためには、依頼する前に動画の目的やターゲット像、目指すゴールについて明確にしておくことが大切です。これらをきちんと言葉で説明できるように準備しておけば、制作会社との打ち合わせもスムーズに進みますし、大きなズレが生じることもないでしょう。

また、費用、クオリティ、納期などについての優先度を決めておくことも重要です。クオリティを高めようとすれば、コストはアップしますし納期も長くなる場合もあります。逆にコストを優先しようとすると、クオリティには妥協が必要になるかもしれません。後で慌てることのないように、あらかじめ優先順位を決めておくことが大切です。優先順位を決めておけば、複数の業者のから依頼する制作会社を選ぶ際の基準にもなります。

初めて動画制作する場合は、わからないことも多いでしょう。動画制作に関して疑問点があったら、事前にまとめてから打ち合わせに臨むがおすすめです。また、打ち合わせの際には聞いたことのない専門用語などが出てくるかもしれません。わからないことがあったら遠慮せずに質問をして、しっかりと確認しましょう。

初心者なら知っておきたい動画制作サービスのメリット・デメリット

動画制作サービスを利用することにはメリットとデメリットがあります。ここでは、そのメリットとデメリットについて詳しく紹介します。

動画制作サービスのメリット

動画はスマホやデジカメでも簡単に撮影できるため、自社内での動画制作も可能です。しかし、プロの動画制作サービスを利用することには大きなメリットがあります。動画制作サービスを利用する2つのメリットを紹介します。

プロならではのクオリティ

プロの動画制作サービスを利用する最大のメリットは、クオリティの高い動画を制作できる点にあるでしょう。撮影技術や編集技術はもちろんですが、プロにはたくさんのアイデアの引き出しがあります。視聴した人を惹き付けるオープニングや最後まであきさせないストーリー性など、プロならではの提案が期待できます。また、自社の強みをアピールする際でも、自社内で的確な表現をするのは簡単ではありません。制作会社の客観的な目線がはいることで、よりユーザー視点に立った動画制作が可能になります。動画制作サービスを利用して狙ったターゲットに響く動画ができれば、売り上げ増や集客増も期待できるでしょう。

制作の手間が省ける

動画制作の手間が省けるのも動画制作サービスを利用する大きなメリットです。自社内で動画を制作しようとすると、企画から撮影、編集と大変な手間がかかります。特に動画の長さが決められている場合は、その時間内にきちんと収めるように編集するだけでも大きな労力が必要になるでしょう。動画制作サービスを利用すれば、このような労力と時間を削減することができます。プロの映像クリエイターには性能の高い機材や編集ソフト、優れた技術がありますので、自社で制作するよりも短納期でクオリティの高い動画制作が可能です。

動画制作サービスのデメリット

動画制作サービスを利用することには、もちろんデメリットもあります。ここでは、動画制作サービスを利用する2つのデメリットを紹介します。

コストがかかる

動画制作サービスを利用する一番のデメリットとしては、コストがかかることが挙げられます。動画制作は撮影や編集などに大きな手間がかかるため、費用がかかるものです。たとえば、撮影であれば撮影費だけでなく、企画制作費やスタジオ料金、機材料金なども必要になります。編集にかかる費用は編集費だけではなく、BGMやナレーションの費用なども必要です。このように、1本の動画を制作するためには、さまざまな費用が発生するため、合計するとそれなり金額になりがちです。

イメージと違う動画ができることもある

動画制作サービスを利用する際には、イメージと違う動画が出来上がってしまうというリスクもあります。企画時点で制作会社とイメージをうまく共有できていないと、希望したものと違うテイストの動画になってしまうこともあるのです。このような事態に陥らないためには、打ち合わせや企画段階で要望をわかりやすく伝えることが重要です。「動画のことはよくわからないから」「お金を払っているんだから」と丸投げするような依頼をしたのでは、満足できる動画制作はできないでしょう。もし疑問点があったら、あいまいなままにせずに何度でも質問しましょう。また、トラブルを防ぐためにも、大切なことは口頭での共有だけでなく、記録として残すに書くなどして共有することが大切です。

初心者におすすめの動画制作サービスを提供するCrevo

初めて動画制作を依頼する際には、動画制作初心者であることを理解してくれて、きめ細やかな対応をしてくれる動画制作サービスを選ぶのがポイントです。そこで、初心者におすすめなのが動画制作サービスを提供Crevo(クレボ)です。

Crevoであれば、世界の5,000名以上のクリエイターの中から最適な人を選んで依頼することができます。一口に動画と言っても、その種類はさまざまでクリエイターの得意・不得意もあるでしょう。

Crevoは制作する動画の内容や要望などをヒアリングして、その動画制作に最適なクリエイターをアサインしてくれます。

また、動画を制作する場合は対面での打ち合わせになりがちです。そのため、打ち合わせに時間が取られる、納期が長くなるなどのデメリットもありました。Crevoでは独自の動画制作プラットフォームを活用し、チャット機能を使ってやりとりができるので、非効率な対面での打ち合わせは必要ありません。

動画の修正希望箇所に直接書き込めるレビュー機能もあるので、メールを使って修正箇所を文章で指示し、解釈がズレてしまうことも避けられます。制作進行は動画制作プラットフォーム内のスケジュール機能によって一元管理されており、修正などで何度も変更になりがちなスケジュールも、ひと目で最新のものが把握できるように可視化されているので、動画制作の初心者でも安心して利用することが可能です。

まとめ

ヒントを見つける

初めて動画を制作するなら、やはり信頼できるプロに依頼するのがよいでしょう。その際には、この記事で紹介したように、依頼する前に動画の目的やターゲット像、目指すゴールについて明確にすることが大切です。打ち合わせでわからないことがあったら、遠慮なく質問しましょう。

crevoAdmin

今年も開催!ブランデッドムービーの祭典「Branded Shorts 2018」

7 years 6ヶ月 ago

動画マーケティング市場が拡大しつつある昨今、ブランディングを目的とした企業のブランデッドムービーを目にする機会が増えてきました。ブランデッドムービーは単なる企業と顧客間のコミュニケーションとして利用されるだけではなく、エンターテインメント性や有益性を兼ね備えつつ、企業やブランドのメッセージを両立して届けるコンテンツとして注目を浴びています。

国際短編映画祭・ショートショート フィルムフェスティバル & アジア (SSFF & ASIA)では、2016年にブランデッドムービーに特化した部門「Branded Shorts」を設立。今年の「Branded Shorts 2018」では6月5日(火)より随時、上映とイベントが開催され、一般の方も無料でノミネート作品の上映会などに参加することができます。(※一部満席となっている回もございます。)

ブランデッドムービーとは?

(『春』ホットペーパービューティー)

 

企業の動画活用と言えば動画広告のイメージが強いですが、ブランデッドムービーは動画を通し企業のイメージや世界観を伝えることでファンを増やし、ブランド力を向上させることに狙いをおいています。

ブランデッドムービーでは動画内に商品やサービスの直接的な宣伝は一切組み込まず、動画のストーリーを通して共感を得ることで、間接的に購入や認知拡大につなげているのが最大の特徴です。企業によっては動画をシリーズ化したり、有名映画監督を起用することで動画の質や注目度を上げる戦略を取る企業も少なくありません。

開催間近!無料で参加できるブランデッドムービーの祭典

映画監督・吉田大八さん(中央)をはじめとするBranded Shorts 2018審査員

 

2018年6月5日(火)よりアンダーズ東京にて、一般の方に向けた作品の上映会「BRANDED SHORTS SCREENING」が開催されます。上映プログラムの予約は公式ホームページにて受付中です。

初開催から3年目を迎える今年は350作品以上のエントリーが世界中から集まり、その中から国際短編映画祭独自の基準を元に、合計28作品がノミネートされています。今年は「桐島、部活やめるってよ」(2012年)で第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞を受賞した映画監督の吉田大八さんをはじめとする全9名の審査員により最も優れたブランデッドムービー「Branded Shorts of the Year」が決定します。

他にも人気コラムニストの犬山紙子さんなど各界のゲストを招いた、ブランデッドムービーが持つストーリーテリングの力にフォーカスしたトークイベントや、ネスレ日本社が運営するWeb映画館「ネスレシアター」のショートフィルム「わかれうた」で監督を努めた女優の黒木瞳さんらを迎えたトークショーなども開催される予定です。

東京発のショートフィルムの祭典は他にも見どころがたくさん!

アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2018は今年記念すべき20周年を迎えます。アニバーサリーイヤーに相応しく、今年は世界130以上の国と地域から10,000本を超える過去最高の作品応募があったとこのこと。その中から厳選された上映作品には日本初公開となる第90回アカデミー賞短編実写部門受賞作品や、ジョージ・ルーカスをはじめとする世界の名監督が手がける短編映画も含まれています。

また20周年を記念して、今年は国内の映画祭では初めて設けられるVR部門「VR SHORTS」などの3部門を新設。フェスティバルアンバサダーであるLiLiCoさんによるスウェーデンとの国交150周年を記念した特別イベントの開催や、公式テーマソングをフェスティバルナビゲーターでもある人気アーティスト・三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが出がけたりと話題が尽きない大注目の祭典となっています。

一部を除く全てのイベントは無料で参加できるので、ぜひ祭典の詳細をチェックして会場に足を運んでみてください。

「Branded Shorts 2018」詳細について

Branded  Shorts 公式ホームページ

各イベントの参加申し込みも上記サイトより受け付けております。

crevoAdmin

日本のVRを世界レベルに!LIFE STYLE社が取り組むVRクリエイターアカデミーとは?

8 years 3ヶ月 ago

近年VRコンテンツが注目されています。ハコスコを始め、Gear VRやPlayStation VRなど様々な機器が発売されるとともに多くのVRコンテンツが世に制作されています。一方、VRに関しては日本はまだ後進国と言われており世界のVR市場に大きく遅れを取っています。今回ご紹介するLIFE STYLE様はそのような日本のVR市場を大きく伸ばすため、今年からVRクリエイターアカデミーというVRクリエイターを養成する場を提供しています。
今回はそのLIFE STYLEの取締役の冨山氏とVRクリエイターアカデミーで講師を担当されている北村氏に日本のVR市場とVRクリエイターアカデミーの展望をお伺いしました。

数年で大きく成長したVR市場

Q.VRの国内の状況について教えていただけますでしょうか。

弊社では早い段階でVRに取り組んでおり、2015年くらいからVRセミナーなどを行い、VRについての啓蒙を行っていましたが、最近はその時期と比較しVRのプレイヤーが大きく増えてきたように思います。
コンテンツ面では、VR企業や制作会社を中心にコンテンツ制作は進んできており、市場に流通するVRコンテンツも少しずつ増えてきました。一方ハードに関しては、スタートアップ企業が工場などの生産機能を持つのは難しいため、大手のプレイヤーが多い状況です。大手のメーカーはOculus、GearVR、HTC VIVEなど様々なVR機器を発売しており、ヘッドマウントディスプレイを持つ方も多くなってきました。
VRコンテンツの利用者側では、VRが市場に浸透してきた中で、コンテンツ活用の住み分けもなされてきました。例えばハイクオリティなコンテンツやインタラクティブなコンテンツはハウステンボスさんやアドアーズさんなどのアミューズメントパークで活用されており、その場所に行かなくてもスマホなどで手軽に使えるコンテンツは企業のPRのためにオンラインで活用されることが多いです。
上記の状況踏まえますと、この2,3年の間でコンテンツ制作者、ハードウェア製作者、利用企業のどのプレイヤーも大きく成長したことが見て取れます。

日本のVRの存在感を大きくするためアカデミーを開設

Q.LIFE STYLEさまは何故VRのアカデミーを始めることにしたのでしょうか

一番の理由としては日本のコンテンツの関する悔しさがあります。

昨年、7カ国くらい訪問し、コンテンツを見てきました。アメリカ、フランス、イギリスなどでカンファレンスにも参加したのですが、非常に面白いコンテンツがある一方、そこでは日本のコンテンツがほとんどない状況でした。
そこでVRの状況を見たところ、ソフトもハードもほぼ海外に占められている状況であること分かりました。日本のVRクリエイターに関してもほとんど個人で活動している人や、アマチュアしか存在しないのが現状です。
そこで、VRにおける日本の存在感、さらにはアジアの存在感を大きくしたいという気持ちが今回のVRアカデミーの開設につながっています。

Q.現在VRで注目されているプレイヤーを教えていただけないでしょうか。

現在、海外では様々なVRのプレイヤーが注目を集めています。いくつか例を挙げてみますね。

コンテンツについて

Felix & Paul Studios

Felix&Paul StudiosというVRコンテンツを制作しているプロダクションです。先端かつ注目度の高いVRコンテンツを多く制作しています。

話題になったコンテンツの一つとして「ホワイトハウスに誰でも行ける」をコンセプトに制作されたホワイトハウスをオバマ元アメリカ大統領が案内するVRコンテンツがあります。VRコンテンツの価値の一つとして行きたくても行けないところに行ける、ということがありますが、こちらのコンテンツは「ホワイトハウスに行ける」ということ、さらにオバマ元大統領が案内してくれるといった特別感もあり非常にVRの特長をうまく使った事例かと思っています。

その他、Felix &  PaulStudiosが手がけているものとしてサーカス集団Cirque Du SoleilのVRコンテンツなどもあります。

Google Spotlight Story

Google社の360°映画プロジェクトである「Google Spotlight Story」です。こちらはVR用のコンテンツが多く制作されているのですが、どの作品も360°VRの特性を上手く活用したコンテンツになっています。
例えばその中の「HELP」という実写とCGをかけ合わせたパニックムービーがあります。こちらは5分程度のムービーなのですが、VRならではの臨場感で怪物の圧倒的な迫力が描かれており、強烈な体験ができるコンテンツになっています。
このようなコンテンツはこれからも増えていくように思います。

ハードについて

ハードにおいては韓国のサムスンのVR浸透への投資に注目しています。GearVRなどヘッドマウントディスプレイの改良を続けより新しく、深い顧客体験をお客様に提供している印象を受けます。また、その製品自体もそうですが、広告などにも多くの予算をかけていることが見て取れます。私自身、海外で移動している際には、空港ではサムスンの広告がよく目につき、VRを一般に広めようとしていることが見て取れました。
また、ハードのこれからの形ですがスタンドアローンに向けて様々な企業が取り組んでいます。今まではHTC VIVEやOculusなど、ヘッドマウントディスプレイにコードが付いているものが主流でしたが、最近コードレスのタイプが発表されました。コードレスになると動きの制限がなくなり、VRコンテンツの自由度具合が高まるため、現在様々な企業がスタンドアローンタイプのVR機器の開発に向けて進めています。

既存の制作手法と大きく変わるVR制作

Q.そのような国外の差を埋めるため、VRアカデミーではどのような場を提供するのでしょうか。

先程お話した国内外のVR市場の差が生まれている大きな原因の一つに情報格差があると思っています。というのは現在のVRのソフトにしてもハードにしても基本的には英語で書かれています。つまりVRを制作できるようになるためには英語と基本的なクリエイタースキルの2つが必要となってしまうことがVRコンテンツ制作のハードルの高さに直結してると考えております。そのため、このようなリアルな現場で教えることができるような場を提供しています。
また、海外の情報を翻訳して伝えるということだけでなく、最高峰の講義を提供できるようにしています。本講義では世界トップシェアを誇るKolor GoPro社の公式認定トレーナー(世界で14名、内日本人2名*2017年4月現在)が少人数で実践的な講義をご提供しています。
この実践的な講義にてVR制作に必要な知識・スキルをご提供するのですが、VRアカデミーの価値は講義だけではありません。本アカデミーを受講した方、卒業した方のコミュニティを形成し、卒業生同士で相談ができ、プロジェクトを一緒にするようなことも可能にしています。
上記を受講生に提供することで、受講生は卒業した段階でVR制作に必要な知識・スキルはもちろん相談・協力できる人脈も構築することが可能です。

Q.VRを制作するにあたって、必用なスキルなどを教えていただけますでしょうか。

VRは今までの動画と制作の仕方が大きく変わります。
一般的な動画・映像制作の工程はプリプロダクション、撮影、ポストプロダクションと分かれ、ディレクター、カメラマン、エディターなどのように専門家による分業になっているのが基本かと思います。
一方VRは工程全体を理解して進めることが必要になります。というのは、VRの制作にはいくつかのバラバラのカメラで撮影を行い、その後スティッチングという撮影した映像を貼り合わせる作業が必要になります。そのため、撮影の段階で編集・スティッチングを考えて行わなくてはなりません。
分かりやすい例を挙げると撮影の段階で三脚が映ってしまっていると、編集で修正することが困難になります。
VRの制作は構成が分からないと撮影ができない、編集が分からないと構成が組めないなど互いに連携しています。よって、はじめの絵コンテの時点で撮影・編集まで把握している必要があり、プリプロダクションは非常に重要な工程になります。

Q.具体的なカリキュラムを教えていただけますでしょうか。

本アカデミーではお客様の目的に合わせて3種類のカリキュラムを容易しております。カリキュラムを分けた理由としては、VRコンテンツについてはVRを自身で制作する方、VRコンテンツを発注したい方などにより得るべき知識が変わってくるためです。
カリキュラムは、ベーシック、エントリー、マスターの3つで、それぞれのカリキュラムのゴールは概要は下記の通りです。

ベーシック

VR案件を問題なく発注できる。
VRの概要からVR制作のワークフローを学ぶことができます。

エントリー

かんたんなVR制作ができる。
VRの制作を始めてみたい方に、THETAなどを使ってVRを制作することを学ぶことができます。

マスターコース

VRの作品を作れるようなる。
VRに関わる全てのことができるようになります。複数のカメラで撮影した映像を貼り付けるスティッキングや、アフターエフェクトやプレミアムなどを使ってどう作品を作れば良いのかを学べます。そのため、マスターコース受講者には卒業制作を実施していただきます。また、マスターコースを修了するとKolor GoPro社公式認定資格を得ることができます。

▼詳細のカリキュラムは下記▼
http://vrca.l-s.co.jp/course/

LIFE STYLEのコミュニティを起点に日本のVRを世界レベルに

Q.今後のアカデミーの取り組み・方向性について教えていただけますでしょうか。

まず、現状の提供するコンテンツのバリエーションやアカデミーを提供する箇所は増やしていこうと思っています。コンテンツとしては今後、CGをかけ合わせたVRを提供する、ライブ配信で提供するVRなども提供できるようにしたいと思っています。また、アカデミーは現在1箇所ですが、今後はe-leaningや出張セミナーでカリキュラムを届けていくということを考えています。
一番大きな取り組みとしてはコミュニティをさらに拡充することを考えています。VRは非常にスピードの早いコンテンツですが、参加するとVRの最新情報が分かるようなコミュニティを作っていくということがこれからの日本のVR業界に必要だと考えています。そのようなコミュニティを構築して日本のVRの存在感を世界に示していきたいと思います。

今回お話をお伺いしたLIFE STYLE様

代表:永田雅裕
会社名: LIFE STYLE株式会社
設立 :2014年 3月10日
MAIL:info@l-s.co.jp
TEL:03-4405-7433
VRクリエイターアカデミー:http://vrca.l-s.co.jp/

crevoAdmin

メッセージ性の高い、新卒採用動画特集

8 years 4ヶ月 ago

新卒採用は、企業にとっての毎年の大きなイベント。自社にマッチする学生を採用できるのかどうかは、その企業にとって大きな課題です。学生にとっても、モチベーションを高く維持し、自分の可能性を高めてくれる企業に出会えるかどうかは、今後を左右する大きな決め手となるでしょう。今回は、そんな新卒採用において、学生に人気の企業がどのような動画を制作しているのか調べてみました。

サイバーエージェント

CyberAgent Recruit Movie 2018/サイバーエージェント新卒採用動画2018

渋谷を代表する企業と言えばサイバーエージェント。合成された渋谷の街の映像から始まるこの動画は、力強い社員のメッセージと共に始まります。全ての社員のメッセージに一環しているのは、サイバーエージェントは、「創る」人を求めているということ。自らイニシアチブをとって行動できる人を求めている事は、この動画を見れば一目瞭然です。

博報堂DY


絶対に本音で話さざるを得ない説明会

この動画は、本当にまずは見ていただきたいです。
建前だけで話しがちな採用説明会において、説明をしている社員達が、絶対に本音で話さないといけないような仕込みがしてあります。その仕込みのためにアイスブレイクが生まれ、学生達に笑顔が見えます。クリエイティブな企業は、採用説明会もクリエイティブなんですね。なんなら筆者も仲間に入りたい、と思いました。

Cookpad


Cookpad 2018新卒採用ムービー/クックパッド株式会社

冒頭で社員の方が触れていますが、Cookpadは「料理を楽しみにする」ということを創業当時からずっと追求してきた会社だそうです。そのために必要なものはなにか。ユーザー目線を大事にすること、ユーザーに楽しんでもらうこと。それを実現するためにはどんな人材が必要なのか?求められている人物像は、様々な部署の人々が登場しているにも関わらず、共通して語られています。

鳥取銀行


ACTIVE TOTTORI(個人のお客さま)

地方感満載のこちらの動画。鳥取銀行の個人のお客様と、銀行の営業担当がおそらくお客様宅であろう場所でほのぼのとした会話をしているこちらの動画。鳥取銀行のローカルとの関わり方を表しているようです。新卒採用動画と言うと、熱い思いや格好良い企業理念を伝える動画が多い中で、この動画は真逆を行っていますが、逆に新しく、そのメッセージが動画を通してきちんと伝わって来ます。

JR西日本新卒採用コンセプトムービー「人について」

JR西日本新卒採用コンセプトムービー「地域について」

最後にご紹介するのは、JR西日本の新卒採用コンセプトムービーです。30秒という短い尺でまとめられたこの動画は、社長も社員も1人も登場しません。しかし、シンプルなラインだけのアニメーションで描かれた駅にまつわる様々な人間模様は、JR西日本は鉄道会社だけでなく、あらゆる人、そしてその家族の生活をサポートし、安全な乗車を提供する会社である、という企業理念をしっかりとコミュニケーションしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
上記でご紹介した採用動画はどれも、各社それぞれに特徴があり、伝えているメッセージは当然ながら多種多様です。しかし、全体に共通しているのは、その企業のカラーやメッセージが色濃く反映されている点です。
求める人材は企業により異なるもの。欲しい人材にうまく出会えるように、上手に動画を活用していっていただきたいです。

crevoAdmin

シンプルに映像力で勝負!超ハイクオリティ動画5選

8 years 4ヶ月 ago

みんな大好きハイクオリティ映像。
今回は難しいお話は抜きにして、様々な視点から見た、「ハイクオリティ」な映像だけを集めてみました。
とにかく映像をご覧下さい!

仕掛けも気になるがその後の片付けも気になる。 “Paint”

CM SONY BRAVIA 『Paint』

SONYは以前にもカラフルなボールが坂を転がっていくCMを制作していましたが、こちらはそのペイントバージョンと言えるでしょう。
カラフル且つ芸術的にペイントされていく建物がとても美しく、BRAVIAの色の再現性の素晴らしさを良く表していますね。しかしこれ、どうやってテストしたのでしょう?非常に気になります。

もはや執念。開花タイムラプスチャンピオン “Spring”

Spring from jamie scott on Vimeo.

フィルムメーカーであるJamie Scott氏が手がけたこちらの映像は、3年の歳月と8TB分の5K映像を元に構成されています。
Peta Pixelの記事によると、花は光に向かって開花していくため、効率的にライティングを調整する事が出来ず、苦労したそうです。特に桜は、開花まで3週間かかり合計で6週間しか撮影にあてられないため、年に3度しかチャンスが無かったそう。

しかし、そんな苦労は微塵も感じさせない美しい映像と芸術とも言えるトランジション。数あるその他の開花タイムラプス映像とは比較にならない程のクオリティの高さです。

10K動画は動く高解像度写真。 “A 10K Timelapse Demo “

10328×7760 – A 10K Timelapse Demo from SCIENTIFANTASTIC on Vimeo.

10Kの画角とは、10328×7760。これは、1回のショットから約8-10の1920×1080ショットを得ることができ、また、4Kショットだとしても、約5〜6とれる数字だそうです。ズームした時の人物の鮮明さ、まさかヒキで撮影したものだとは思いません。
10Kが家庭用機器に実装されてしまったら、意図しない隠し撮りが出来る時代も一緒に到来しそうです….。

4分間ノーカット、ドローン映像!”ART OF SHADES ALL AWAY”

2016 #NYCDFF TECHNICAL WINNER: ART OF SHADES ALL AWAY by PASCAL ANQUETIL & COLIN SOLAL CARDO

ビデオスクエアの過去記事でも紹介しましたが、この動画のすごいところは、この映像がノーカットという点につきるでしょう。パフォーマーの方たちももちろんですが、ドローンオペレーターの方の技が素晴らしい!

ドローン映像界の劇的な飛躍の象徴的作品。”Sky Magic live at Mt.Fuji : Drone Entertainment Show”


Sky Magic live at Mt.Fuji : Drone Entertainment Show

20台を超える軽量化した特製ドローンに、MIDIコントロールされた1万6500個のLEDライトを融合しているそうです。富士山と三味線とドローンのコラボが幻想世界を作り上げます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
純粋に映像の持つ力のインパクトを生かした映像は、見ていて楽しいものですね。撮影機器の進歩から、数年単位でクオリティが大きく変化する映像業界。近い将来には、どのようなハイクオリティ映像が出てくるのでしょうか?
今からとても楽しみです。

crevoAdmin

今までにない動画体験を!Spotfulが実現するインタラクティブ動画の効果とは?

8 years 4ヶ月 ago


近年動画コミュニケーションの新しいカタチとしてインタラクティブ動画が注目を集めています。
インタラクティブ動画を採用することで動画の途中に商品の詳細ページへのリンク、資料ダウンロード、商品の購入などを行えるようになり、お客様との動画コミュニケーションでできることが大幅に増えます。
このインタラクティブ動画はまだ日本では導入事例が少ないですが、海外では活用が進んでおり、インタラクティブ動画を提供する企業も増えてきています。今回はそのインタラクティブ動画生成サービス「Spotful(スポットフル)」を提供するZed creative IncのCEOであるアンドリュー氏と日本における戦略パートナーg&h社の中山氏にインタラクティブ動画の効果とこれからの展望をお伺いしました。

ソーシャルメディア台頭の流れで生まれたインタラクティブ動画

Q.インタラクティブ動画とはどのように生まれたのでしょうか。

インタラクティブ動画の始まりはソーシャルメディアの台頭に大きく影響を受けています。消費者がFacebook、Snapchatなどを扱うようになり、消費者がコンテンツに対していいね!、コメント、シェアなどのアクションができるようになりました。その機能に消費者が慣れるとともに、消費者が何かコンテンツに注目をした際に、それに対してアクションを取るよう、消費者の行動が変わってきました。
その消費者の行動変化に応えるように、視聴者の関心に合わせたアクションが取れるような動画としてインタラクティブ動画が生まれました。

 国内外のインタラクティブ動画採用状況


Q.国内企業のインタラクティブ動画の導入状況はいかがでしょうか。

先ほどお話しました通り、インタラクティブ動画の始まりと普及はソーシャルメディアと同じ流れを辿っています。ソーシャルメディアの始まりである北米ではすでに普及が進んでおり、一般的となっています。
一方、日本ではまだ普及は遅れていますが、Facebook、Instagramのようにソーシャルの普及は加速度的に進んでいます。そのため、すでに消費者に動画に対してアクションを取りたいという心理はあるのだと思います。その下地が出来ているのであれば日本でもインタラクティブ動画が広まるのは時間の問題かと思います。

Q.海外ではどのような企業がインタラクティブ動画を採用しているのでしょうか。

自動車メーカー、音楽などメディアやデジタルの流行に敏感な業種はインタラクティブ動画を積極的に採用し、様々な施策に活用しています。
一方、旅行会社、保険会社、住宅といった業種はすぐに新しいデジタル施策を採用しない傾向があるのですが、こういった業種も近年はインタラクティブ動画の採用を進めています。これらの企業にインタラクティブ動画が広まっていくのにSpotfulが原動力の一つとなっています。

様々な目的に合わせて機能を補足するSpotful

様々なアイコン・機能があり、お客様がそのときしたい行動をすることができる

Q.ではそのSpotfulについてどのようなサービスか教えていただけますでしょうか。

Spotfulは動画をインタラクティブ動画に変えることのできるサービスで、現在1,000社ほどに導入していただいています。
弊社のインタラクティブ動画への考え方として「捕捉するもの」というものがあります。クライアント企業様は業種や部署などにより様々な目的で動画を制作・配信します。その目的は「資料をダウンロードして欲しい」「この商品について深く知って欲しい」など様々です。その目的に対してspotfulの機能を使うことで動画に資料ダウンロード機能、詳細情報へのリンクなどを実装し、よりお客様の目的に合致した形に動画に機能を捕捉することができます。

Q.ではそのSpotfulの特徴について教えていただけますでしょうか。

Spotfulの導入企業は様々な業種がいるのですが、多くの企業、様々な企業に導入いただけている理由として、サービスの柔軟性、サービスのユーザビリティ、価格があります。
サービスの柔軟性ですが、Spotfulは前述したように様々な企業の目的やお客様のデバイスなどに対応したインタラクティブ動画を実現することができます。
現在インタラクティブ動画は様々な業種が様々な用途で利用されています。動画内でストリートビューを見せる、自社のWebサイトを表示させる、また決済をできるようにするなど、用途は多岐にわたります。また、それを見るデバイスとしてもスマホを始めPC、スマートフォンなどがあります。
Spotfulはインタラクティブ動画に関わる要素に柔軟に対応することができるようにサービス開発をしており、それが多くの業種に採用頂いている理由の一つです。

続いてサービスのユーザビリティです。弊社のサービス開始時に特に注力した点が、サービス利用の管理画面を簡略化し、誰にでも使えるようにしました。最新のデジタルのツールは使い方が難解なものが多く専門の方が担当することがほとんどかと思います。そのため専門の担当者を配置できる大企業しか最新のツールは使えないという状況になりがちです。一方Spotfulは誰でも使えるような設計にしているため、様々な方が利用できるようになっています。
結果、個人の経営者からフォーチュンマガジンに乗るような有名企業まで様々な企業規模のお客様に採用頂いています。
また、上記のようなサービスの機能、ユーザビリティの高いSpotfulは中小企業でも採用いただきやすい価格帯となっているため、結果1,000社を超える企業に採用いただけるようになっています。

企業とお客様をつなげるインタラクティブ動画

動画視聴者に届けたい情報を付け加えることができる

Q.現在、どのような目的でSpotfulのインタラクティブ動画が使われていますでしょうか。

様々な活用方法がありますが、例えば音楽業界の場合はコミュニケーションの目的が音楽を購入する、チケットを買うなどといったことを目的にすることが多いかと思います。そのため、音楽のPVなどの動画とともに音楽購入、チケット購入ができるような機能を実装する、またはそのアーティストの詳しい情報を掲載するなどの機能を実施することが考えられます。

また、ソフトウェアの企業の場合はそのソフトウェアの利用が目的となるため、その動画でサービスを紹介しつつサインアップさせる。アプリケーションをダウンロードさせるなどの活用をされる企業があります。
金融・保険のような様々な情報のやり取りが必要な企業はどのようなオプションが欲しいのか、どういう課題があるかを知るため、動画内でチャットにて会話することできるようにしていたりします。

このように企業・目的に合わせて、動画コミュニケーションに機能を捕捉することができます。その結果、導入企業のマーケティング課題に深く接し、ROIを最大化できることが可能になります。

Q.インタラクティブ動画で消費者側が得られるメリットは何でしょうか。

先ほどお話したように視聴者はコンテンツに対してアクションをする心理になっています。つまり視聴者が動画を見て、より深い情報を得たいと思っているところにその情報を与えることができることが視聴者の得られる大きなメリットになります。
企業側からコミュニケーションする際、ポップアップの広告などは視聴者が欲しい情報でないものが表示されるため、嫌悪感を引き出してしまします。一方インタラクティブ動画は視聴者が欲しいと思っている情報を配置することができる点が視聴者から好まれています。
また、消費者に情報提供する際は徹底的に消費者に好まれるクリエイティブにしています。Facebook、Instagramなど視聴者が慣れているツールと親和性の高いデザインにしており、視聴者が受け入れやすくなっています。
消費者が求める情報を消費者が求めるクリエイティブで配信することがSpotfulが好まれる大きな理由になっています。

驚異的な結果のインタラクティブ動画事例

Q.それではSpotfulの事例を教えていただけますでしょうか。

現在、様々な事例がございまして、どの事例も高い視聴完了率やクリック率の実績がございます。今回はその中で特徴的な2つの事例を紹介させていただきます。

動画内CV数が5倍!ファッション業界事例

こちらの動画はアパレル企業DYNAMITE様の動画になります。
このインタラクティブ動画は、ファッションモデルが同社の服の着こなしを紹介する動画になります。動画内ではファッションモデルがいくつかのコーディネートを披露し、表示されているボタンをクリックするとそのコーディネートで使用されているアイテムの詳細が分かるというような仕様になっています。
このような動画にすることで視聴者は商品の着こなしのイメージが分かるだけでなく、気になった商品を気になったタイミングで詳細を知ることができ、購入まで進むことも可能になります。

こちらの動画はFacebookやInstagram、オウンドメディアで使用し、結果として完全視聴率68%、動画内クリック率76%、動画内コンバージョン(購入)5倍向上という結果を得ています。このクリックとコンバージョンを見るとインタラクティブ動画による購買促進力が見えてくるかと思います。逆に同じような動画を通常の動画で実施した場合はこの結果で出るクリック、コンバージョンの分だけ機会損失が発生しているということになります。

13分の動画の完全視聴率が20%!コンサルティング企業の採用動画

次にご紹介するのはコンサルティング企業シグマクシス様の採用動画です。この事例で驚異的なのは13分の長尺動画に関わらず動画の完全視聴率が20%という点です。
動画の流れとしては同社社長をはじめ様々な社員にインタビューをしている動画なのですが、そのインタビュー中にその方が関わった外部記事へのリンクや自社Webサイトに掲載されている「働き方」についての記事へのリンク、シグマクシス様の会社紹介動画が表示され動画内でそれらの知りたい情報にアクセスできるという形式になっています。Webサイト上にこの動画を設置し、これらのリンクへのクリック率は約80%でした。おそらく動画の流れに合わせたコンテンツを提供することで視聴者の興味を途切れさせず、また深い情報を知りたいという気持ちを満たすことができ、この完全視聴率となっているのかと思っています。

今後もお客様に広く深い動画体験を

Q.これからのSpotful様の展望を教えていただけますでしょうか。

今後、表現の流行としてVR、デジタルサイネージなどが高まっていくと考えています。そうなると必然的にお客様はそれらの映像・媒体に触れることになりますので、そのときに視聴者が求める情報にアクセスできるよう機能を拡張していく必要があると考えています。

インタラクティブ動画とは2次元の面である動画からもっと深い情報を得られるという意味合いで動画の次元を増やすツールであると考えています。今後もSpotfulは2次元から3次元、4次元というように、動画を通してお客様により広く深い体験を提供できるよう事業を進めて参ります。

 

今回取材にご対応いただいたSpotfulについて

<お問い合わせ先>
株式会社g&h
電話番号:03-6416-4428

 

crevoAdmin

海外の秀逸モーショングラフィックス活用事例3選

8 years 5ヶ月 ago

モーショングラフィックスは、口頭や実写での説明が難しいようなコンセプト、またはサービスを紹介するために、安価で制作できる最適なアニメーションの手法です。

今回は、有名な企業やスタートアップが制作した、特筆すべきアニメーションを3作品ご紹介したいと思います。各社どのような使い方をしているのでしょうか。

Hootsuite – game of social thrones

HOOTSUITE – Game Of Social Thrones from Clément Morin on Vimeo.

人気のドラマ、ゲームオブスローンズのパロディとも言えるこの作品。ゲームオブスローンズに登場する7つの王国を、FacebookやTwitter、instagramなどのそれぞれのSNSに例え、その中のHootsuiteの立場を上手に描いています。

人気ドラマのパロディを作ってしまうという大胆なアイディアもさることながら、特筆すべきはそのクオリティです。

Hootsuiteは、過去に制作したEnterprise も非常に高い評価を得ており、彼らのモーショングラフィックス作品は常に一目置かれる存在です。

Damn ways to die


Dumb Ways to Die

オーストラリア、メルボルンの鉄道会社によるキャンペーンとして制作されたモーショングラフィックス動画作品です。

現地の若者達の列車の周りでの行動により、人身事故が多発していたメトロ・トレインズは、人身事故防止の注意喚起の対策を考えていたそう。しかし、若者に対して、ただ禁止をするように注意喚起をしても、なかなか効果がありません。そこで、広告を担当したマッキャン•メルボルン(McCann Melbourne)のエグゼクティブクリエイティブディレクター、ジョン・メスカル(John Mescall)は、広告モデルを採用するのではなく、コンテンツモデルを採用することにしました。

キャッチーでユニークな楽曲を制作し、その楽曲をウェブサイトでダウンロードできるようにしたり、ゲームを制作したり、と、バイラルするしかけを複数埋め込みました。その結果、人身事故は実際に21%減少し、本作品は、カンヌライオンズの5部門のグランプリを受賞しました。
参照記事:http://www.best-marketing.eu/case-study-metro-trains-dumb-ways-to-die/

Airbnb Berlin wall


Airbnb Berlin wall

過去の記事でもご紹介した、Airbnbのカスタマーエクスペリエンスに関する動画です。

以下、過去記事より参照:
ベルリンの壁崩壊後も冷戦時代の辛い経験に囚われていた、airbnbユーザーCathrineの父Jörg。彼は冷戦時代、西側の壁の護衛をしていました。Cathrineはそんな父に、変化したベルリンを見せようと旅行に連れ出します。ベルリンで宿泊したairbnbのホストはなんと、東側の護衛をしていた男性でした。この経験によってJörgはようやく、彼を縛り付けていた冷戦時代の思い出から解放されるのです。

この動画の素晴らしいポイントは、まず、Jörgが囚われていた彼の中の記憶を、足に鎖で繋がったベルリンの壁に置き換えて演出している点でしょう。
本アニメーションのメイキングによれば、このストーリーに登場する人物全てに徹底的にインタビューを行うことで、心の中にあるわだかまりや苦い思い出、冷戦のシンボルとして、壁と鎖という演出方法を思いついたそうです。

ある意味信じられないようなユーザーの体験を、実写ではない手法で描くことにより、視聴者が感情移入しやすくしているのも見事な点と言えるでしょう。

まとめ

どの作品も、幻想空間を自由に描けるというモーショングラフィックスならではの柔軟さを十分に生かした素晴らしい作品と言えます。また、その柔軟さ、制作コストの低さから、Damn ways to dieのように一つのコンテンツとして制作をし、そこから更にコンテンツを広げていくという手法も、取り入れやすいのではないでしょうか。

今後もどのような素晴らしいモーショングラフィックス作品が登場するのか、楽しみです。

 

関連サービス

アニメーション動画制作

 

会社紹介映像・動画

テレビCM・プロモーション

アプリ紹介・ゲーム紹介動画

crevoAdmin

最先端の動画の世界へ!Crea・Japan社 渡邊氏に聞くパーソナライズド動画活用の極意とは一体?

8 years 5ヶ月 ago

現在、マーケティングツールとして、様々な業界から熱い視線が注がれているのが「動画」です。その動画業界の中でも、近年注目を集めているのが、今回の記事で取り上げる「パーソナライズド動画」です。パーソナライズド動画っていう名前は聞いたことあるし、何となくは分かるけど、どんな効果が出るのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は日本でパーソナライズド動画の生成エンジンを作っている株式会社クリエ・ジャパンの代表取締役COO渡邊克彦様にお話を伺ってきました。パーソナライズド動画に秘められた大きな可能性と、その活用方法について迫りました。

クリエイティブでありたいという想い

Crevo まず、はじめにクリエ・ジャパンについてお伺いしたいと思います。

渡邊氏(以下、渡邊)2010年に立ち上げた会社で、クリエ(Crea)という社名は「Creative(クリエイティブ)」に由来しており、「様々なものを創造していきたい。」という思いから立ち上げました。

創業当初は現在のパーソナライズド動画とは違ったアート系SNSサイトのビジネスからスタートし、同時に大手企業のビジネスコンサル的な仕事も行っていました。アート系SNSは業界大手のサイトになりましたが、業界的に大きなビジネスへの発展性が見込めないことから去年その事業は売却し、現在は2015年4月にリリースした日本では初めてのパーソナライズド動画事業に注力しています。

Crevo パーソナライズド動画を事業として始めたきっかけは何だったのですか?

渡邊 ITベンチャー企業ですので、常に新しい事業アイデアはないかアンテナを張っています。その中で「動画」は情報の伝達の上で極めて有効な手段で、インターネットの通信環境が発達するなかで、今後ますます重要になってくると思っていましたし、パーソナライズド動画も、アメリカでは既に10年少し前から導入されていて注目していました。

そんな中、ビジネスコンサルティング案件でパーソナライズド動画のニーズがあり、最初は海外のソリューションを利用しようと思いコンタクトをとったのですが断られてしまいました。どうしたものかと社内で検討したところ、弊社のCTOが作れると言ってくれたので、自社開発して提供しました。その後に事業化できるレベルにまでバージョンアップして、パーソナライズド動画生成エンジンPRISM(以下、PRISM)として公開致しました。

情報伝達力は静止画の驚異の5,000倍

Crevo まだパーソナライズド動画をよく知らない方もいると思いますので、まず簡単にパーソナライズ動画について教えてください。

渡邊 パーソナライズド動画とは、「視聴する個人個人に合わせた動画」のことです。

通常、動画の制作は人の手によって編集するので工数がかかります。ですので、例えば、動画の冒頭にお客様のそれぞれの名前を入れるにしても、数名でしたら簡単に作れますが、仮にその数が数百、数千、数万など多くなると、大変手間が掛かり物理的に現実的ではないです。

しかし、パーソナライズド動画の場合、ユーザの属性に基づいて、システムのサーバ上で、動画や画像、テキスト、音声といった動画素材を任意に組み合わせて動画を作ることができます。人ではなく、システムがすべて行うため、個々人に合わせた数千、数万、数百万といった大量の動画を作成することができます。

PRISMによるパーソナライズド動画生成の仕組み図解

Crevo それによって、提供者側は、どのような効果が得られるのですか?

渡邊 そもそも動画は、圧倒的な情報伝達力を持つものですが、その伝達力は一説によると、静止画と比較すると5000倍もあるとも言われています。ただ、これまでの動画は、提供者側が「こんな動画が良いだろう」と主観的に考えて作ったものを多くの方に見て頂くものでした。

パーソナライズド動画の場合には、見る側であるユーザの多様な属性に応じて動画素材を組み合わせて内容を作るため、相手にとってより最適化された内容にすることができます。

相手の属性に合わせた興味のある内容を、圧倒的な情報伝達力のある動画で提供することより、見る側に対して「自分ごと感」を強く演出することが可能になります。実際、平均再生率(動画全体の尺のうち視聴された割合)も高く、ある事例では88.5%と、ほぼ全員が最後まで視聴している状況にあります。これは特別な数字ではなく他の事例でも同様な数字が出ています。

他のソリューションとの組み合わせが大切

Crevo パーソナライズド動画PRISMの特徴を教えてもらえますか?

渡邊 PRISMの特徴ですが、まず開発の思想、ビジネスの考え方にあると思っています。先行しているアメリカでの状況を見ると、ナショナルクライアントレベルの大手企業に限定されており、その要因としては中小企業には手を出しにくい価格になっていました。大規模なプラットフォームを抱えているので当然必要コストがかかってくるのでやむを得ないと思うのですが、今後、動画の活用が当たり前になる世界が見えてきている中で、一部の大企業だけではなく中小企業でも活用できる一般的なソリューションにしたいと考えました。そのため、パーソナライズド動画の開発に際してのその実現方法はいくつか考えられたのですが、コストを抑えられる仕組みということを一つの方針にしました。

また、パーソナライズド動画に限らないことですが、マーケティングソリューションはそれ単独で全て完結する訳ではなく、様々なソリューションと連携することにより、より大きな効果を発揮します。そのため、シンプルなシステム構成で他のソリューションとの連携や拡張が容易である、ということももう一つの開発方針としました。開発当初から既に何回かのバージョンアップを行い、現在ではクライアントのさまざまなニーズに対応した「マルチ対応パーソナライズド動画」に進化させることができそれが特徴になっています。

Crevo その「マルチ対応」について、もう少し具体的に教えてもらえますでしょうか。

渡邊 細かく説明すると切りがないので、いくつかポイントをご説明します。まず動画の生成、配信方法を利用方法に応じて複数用意しています。基本の「mpeg4動画ファイル生成、配信」に加え、「リアルタイム生成、配信」「ファイル結合配信」を選択いただける他、この組み合わせのハイブリッドも可能です。

mpeg4は最も一般的な動画ファイル形式ですから、メールでのURLの添付やQRコード化など、エンドユーザに対して様々な方法提供が可能です。

「リアルタイム生成、配信」は動画を作りながら視聴してもらう、あるいは見せながら動画を作る方法で、例えばWebでお客様にお名前を入力してもらい、そのお名前を動画に即時に反映して視聴いただくということも可能です。他社においては動画の生成速度が速いために短尺の動画であれば数秒で作れるのでリアルタイムと謳っているところもありますが、弊社の方式では、例えば60分というような長尺のものであっても対応可能です。

「ファイル結合配信」は、例えばキャンペーンなどで数百万とかの大規模なユーザを対象に一斉に動画を生成する必要がある場合にお勧めしています。mpeg4の場合にはユーザ毎に動画ファイルを作成し、ストレージに保存するため、数百万規模の場合には現在ストレージコストが安くなったとは言えコストが馬鹿にならなくなります。ファイル結合配信は、ユーザ毎に一本の動画ファイル作成するのではなく、見せたいシーンの動画ファイルを順番に結合させながら配信する仕組みですので、共通の内容の動画はファイルを一つ持っていればよいだけになり、これによりストレージコストを大幅に削減が可能です。この方式は弊社独自のものになります。

これら全ての生成、配信方法において、実際にユーザが視聴した動画ファイルを後から確認することが可能です。パーソナライズド動画の実現の方法として、ユーザのプレーヤー側の方で文字等を合成する方法もありますが、この方式ですと動画ファイルが残らない上に、ユーザのブラウザ環境によって挙動が変わってくるので実際に視聴した動画内容を確認することができません。これは問合せ対応などのカスタマサポート上大変に重要なことだと思っています。

また、動画を見ているときのUX(ユーザー・エクスペリエンス)を高めるために、インタラクティブプレーヤーも実装しました。これにより対話式パーソナライズド動画というものもできるようになっています。

これらの全ての機能を利用目的に応じて選択いただけ、それを極めて低価格で提供できるのがPRISMの特徴になります。損害保険会社様のような大企業はもちろんですが、街にあるヘアサロン様のような規模のところにも実際にご利用いただいています。

シンプルな構造かつ安価、幅広い企業で導入へ。


Crveo なぜそこまでの低価格が実現できるのでしょうか?

渡邊 それはやはりPRISMのシステム構成が極めてシンプルな点です。通常のサーバに、PRISMエンジンを組み込むだけで動画生成サーバが出来上がります。そこに属性情報のパラメータを受け取るデータベースサーバと、生成された動画を保管するストレージを組み合わせるだけで完成します。構築環境はデータセンタなどのオンプレミスでもAWS(Amazon Web Services)のようなクラウドでも大丈夫です。また、パーソナライズ化の処理をエンジンでは行わず、簡単なスクリプトで制御する仕組みにしています。エンジンそのものは特許取得の特殊技術ですが、その他のシステム構築に際して特別な仕組みや特殊なエンジニアを必要としないといったことが理由になります。

Crevo  なるほど。では、PRISMはどのような業界で利用されているのでしょうか?

渡邊 パーソナライズド動画は新しいソリューションということもあり、何か特別なものに感じてしまいがちですが、基本的にはユーザとのコミュニケーションツールです。ですので、その活用は業種、業界が限られることなく、また活用目的もマーケティングや顧客サポートなど、極めて幅広く、ある意味何にでも活用可能です。実際に活用いただいている業種も、保険会社、アセットマネジメント会社などといった金融系、ヘルスケア、不動産、Eコマース、美容、教育、ウエディングなどと幅が広いですし、これからもっともっと広がると思います。

その中で、大手企業では損害保険業界での活用が進んでいます。これに引っ張られる形で生命保険業界での検討が活発化しています。この他、不動産系などがこれからは伸びてくるのではないかと思っています。業界内で事例が出てくるとそれに触発されて検討、活用が進んでいくような感じです。あと、中小企業としてはヘアサロン業界で、すでに40店舗ほどが活用していて今後さらに拡大が見込まれています。

驚異の視聴率88%を達成した、ヘアサロンでの活用方法とは?

ヘアサロンのサンプル動画の一部のキャプション 動画全体はこちらのリンクからご覧ください。http://www.crea-japan.com/movies/nanairo2.mp4

Crevo実施した事例の中で、良い結果/効果が出た事例を紹介してください。

渡邊パーソナライズド動画は必ず効果は出ます。ユーザ属性に応じた最適な内容を、動画という伝達力のある手段で提供する訳ですから、効果が出ないはずはありません。後はコストとの見合いということだけです。

具体効果例としては、先ずは損害保険会社の事例が挙げられます。自動車保険の更新案内での活用で、特約の付帯を促進するような内容なのですが、パーソナライズド動画を視聴した人と視聴していない人では、特約の付帯率に2倍以上の差が出ています。昨年の1月~3月までテストマーケティングを行い、このような効果が出たので、本格運用いただき、また、この状況も良好なため、促進する特約の種類を拡大していただいています。

他の事例としてはヘアサロンでの事例です。主に「新規顧客の再来率のアップ」、「既存顧客の失客防止」、「失客顧客の再訪促進」といった経営課題で活用いただいています。

例えば、通常1年以上来店がない失客顧客に対してDM等を送付してもほとんど反応が無いようなのですが、PRISMを活用した動画を送ったところ35%の視聴率があり、そのうち約50%の人が来店されています。ヘアサロン向けにはだいたい月2万円くらいのサービスになっているのですが、顧客単価も高いこともあって、費用対効果が大きく、活用が拡大しています。また、視聴率の35%ですが、これは驚くほど高い数字だと思っています。というのも、予約サイトのDM機能で動画視聴のURLを送付しているのですが、実は、外部リンクが無効のため、メール本文に「URLをコピーしてブラウザに貼り付けて視聴ください」、と書いて見てもらっている数字です。メールタイトルで「〇〇様だけの特別動画・・・・」ということを記載したことで興味を持ってもらったのだと思います。LINEで送った事例では視聴率88%というような数字も出ています。

単なるコミュニケーション手段にとどまらない驚くべき汎用性

Crevoそのほかに、何か変わった興味深い事例/活用方法などはありますか?

渡邊あと、効果事例といいますか、面白い活用方法をご紹介します。業績のフィードバックとしてパーソナライズド動画を活用する方法です。

渡邊 スーパーマーケットの店舗で働く従業員向けに、お店の売上状況を動画としてビジュアルに伝える活用です。数字データ自体は各店舗で確認できますが、これでは本部として伝えたい部分が伝わらないため、従来は本部担当者が毎日全国の売上状況をパワポで見やすいグラフなどに加工して各店舗に提供するのが一般的です。これは手作業ですので大変ですし、店舗毎に作成することは現実的ではないので全国の状況のみになります。

そこで、PRISMを活用すると、全国の売上情報データから、自動的に、店舗毎に業績グラフ動画を作成して提供することが可能になります。「前日の売上が対前年に比べてどうだったのか?」「全国の中でどういう位置づけなのか?」などを動画にて配信します。数値データなどはグラフ化や動画化するとビジュアルで分かりやすいので、見る側としても理解しやすい形式になります。資料作成の負担が無くなり、アウトプットの質が上がる点を評価いただいています。

「パーソナライズ」という言葉に惑わされることなく、企業が保有する様々なデータをもとにアウトプットの仕方を定義して動画化するという発想に立つともっと活用の幅が広がると思います。この点は弊社としてもっと努力してPRISMの活用方法を伝えていかなければならないと思っています。

Crevo パーソナライズド動画活用のポイントは、どのようなところでしょうか。

渡邊 先ほど申し上げましたが、パーソナライズド動画は必ず効果はあります。使い方に応じた設計をすればよいだけで難しくありません。基本的には「現在の課題や今後の方向性、実現したいことと、パーソナライズド動画の特徴をマッチさせる」ということで、クライアント様には「現在の課題や今後の方向性、実現したいこと」を整理いただければ大丈夫です。具体的な動画内容という点では、パーソナライズド動画は「ユーザとのコミュニケーション」の手法ですから、「何を伝えたいのか?」といったキーとなるメッセージを整理いただくことが重要です。あとは、映像制作会社様にも入っていただき、絵コンテの作成などを通じて内容のすり合わせを行いながら実際の動画の作成に入っていきます。この辺りは弊社の方で企画・設計のフレームワークも持っていますし、サポートもいたしますのでご安心いただければと思います。

先ほど効果事例でご紹介したヘアサロン向けサービスの場合ですが、ヘアサロン業界において顧客をリピートさせるためのポイントとしては、基本的な接客や技術はもちろんですが、それに加えて「感動」と「提案」をいかに提供するかが重要な要素になっています。パーソナライズド動画もそのことを実現するためのツールとして利用いただいています。

先ず動画の内容もそれに合ったものとし、お客様のお名前、担当したスタイリストからのメッセージ、前回の施術内容に応じた次の提案などを含んだものになっています。お客様からすると相当にインパクト(感動)があるようです。

また、単に動画を送付するにとどまらず、これによりスタイリストなどのスタッフの意識や行動の変革にも役立てています。動画の中でお客様にライフスタイルのヒアリングをお約束することで、スタッフにもそのことを意識させ、来店時のヒアリング、提案を確実なものにしています。また、なかなかメールやLINEアドレスの取得が難しいようですが、「〇〇さんだけの特別動画を送るので教えてください。」ということで、アドレス取得にも役立てるなど、企画・設計をしっかり行うことでパーソナライズド動画をフル活用されています。

Crevo 今後のPRISMとしての展望について教えてください。

渡邊 パーソナライズド動画の活用範囲は本当に広いので、とにかく企業規模や業種、業界に関わらず全ての企業に活用いただきたいと思っています。そのため、弊社のビジネスモデルも、自社が直接のサービス提供者というわけではなく、PRISMをOEM(original equipment manufacturer)でパートナー会社に提供させていただき、それぞれの特色を生かしたソリューションとして幅広く展開いただいています。マーケティング会社、ソリューション会社、広告代理店、映像制作会社、システム開発会社など親和性のある事業をやられている会社にパートナーになっていただいていますが、さらにパートナーのすそ野を広げるとともに、協力しながら活用方法をもっとブラッシュアップして、認知・理解度が高め、より大きな効果を発揮できるソリューションにしていきたいと思っています。

また、様々なソリューションとの連携が大切になりますので、その連携が容易になるような仕組み作りをしていきたいですね。動画を見せる配信というのが必要ですから、配信事業会社とのタイアップ・連携、また、各種DMP(Data Management Platform)との連携やアドネットワーク等との連携、さらには、機械学習・AIとの連携も重要になってくると思います。

まとめ

いかかでしたか?パーソナライズド動画の効用・活用方法、そしてPRISMの汎用性・高機能性について理解していただけましたか?自社の広告にも、ただパーソナライズド動画を使うだけではなく、いかにほかのソリューションと組み合わせて使うかが重要であるのかがおわかりいただけたと思います。

ぜひ、自社の課題の中で、うまくパーソナライズド動画を使える部分はないかどうかを探してみましょう。特に、パーソナライズド動画の最大の強みであるお客様とのOne to One のコミュニケーションができる点をうまく活用できると、効果は想像以上かもしれません。

今回取材にご対応いただいたCrea-Japan様

会社名:株式会社クリエ・ジャパン( Crea-Japan Inc. )

URL:http://pr-ism.jp/

設立:2010年2月1日

所在地:東京都渋谷区渋谷1-22-10 第2東邦ビル 5階

事業内容:Webサービス事業、ITソリューション事業、テクノロジーサービス(システム開発・運用)など

 

crevoAdmin

Airbnbに学ぼう!コンテンツマーケティングとしての動画の賢い使い方

8 years 5ヶ月 ago

Airbnb が目指すところは、単なる宿泊場所の提供ではなく、Airbnb を媒介して起こる様々な体験の提供及びサポートです。Airbnb は、そのコンセプトを伝えるためにコンテンツマーケティングを上手に利用していることで有名です。今回は同社のコンテンツマーケティングの中でも、ブランディングのための動画利用のポイントについて、紐解いてみたいと思います。

ユーザー体験の共有を徹底的に行う

Wall and Chain: a story of breaking down walls

ベルリンの壁崩壊後も冷戦時代の辛い経験に囚われていた、airbnbユーザーCathrineの父Jörg。彼は冷戦時代、西側の壁の護衛をしていました。Cathrineはそんな父に、変化したベルリンを見せようと旅行に連れ出します。ベルリンで宿泊したairbnbのホストはなんと、東側の護衛をしていた男性でした。この経験によってJörgはようやく、彼を縛り付けていた冷戦時代の思い出から解放されるのです。

この動画の素晴らしいポイントは、まず、Jörgが囚われていた彼の中の記憶を、足に鎖で繋がったベルリンの壁に置き換えて演出している点でしょう。
本アニメーションのメイキングによれば、このストーリーに登場する人物全てに徹底的にインタビューを行うことで、心の中にあるわだかまりや苦い思い出、冷戦のシンボルとして、壁と鎖という演出方法を思いついたそうです。

アニメーション制作も、土地の持つ歴史的背景とその変化に実際に触れている、ローカル(ベルリン)のスタジオにお願いするという徹底ぶりです。

また、aribnbはただ宿泊場所を探している人と宿泊場所を提供したい人をマッチングするだけのプラットフォームではなく、体験を共有するためのプラットフォーム。

心の中の壁を取払い、ローカルの知らない人の家に宿泊することで起こりうる化学反応やポジティブな経験を、実在の人物が登場しないアニメーションという手法を取る事で、全ての人が共感できるようにしています。

同社のポリシーを表明することによるプレゼンスの向上

We Accept | Airbnb

Let’s All #HostWithPride

トランプ大統領の誕生以降、様々なアメリカの企業がマイノリティも含め多様性を受け入れるポリシーを表明しています。

まず、これらのWe acceptシリーズの動画をホストが閲覧することにより、彼らを受け入れる際に、どういった点に気を使えば良いのかが分かります。さらに、airbnbユーザー以外がこれらの動画を閲覧した場合にも、マイノリティと呼ばれる人々への理解が深まり、社会貢献の一環となるため、Airbnbの社会的なプレゼンスを向上させている、と言えるでしょう。

コンテンツとしての動画の数


2017年6月8日現在で、実に717本以上の動画をアップロードしています。

その種類も、airbnbの使い方を紹介するものから、コミュニティの紹介、上にご紹介しているKLMの機内のような特別な場所に宿泊できるプロジェクト”Night At on Airbnb”など、その種類も様々です。

まとめ

シェアリングエコノミーというワードを創り出した先駆者とも言えるAirbnb。

短い尺の動画を多数公開することによりユーザーを教育し、同社が何をコミュニケーションしたいのか、ということがそれぞれの動画に明確に描かれていました。

同社がここ数年で、“空き部屋を利用して知らない人を家に泊めるサービス”ではなく、”宿泊体験に革命を起こす先駆者”というポジションに至った理由は、間違いなくその徹底したコンテンツマーケティングにあると言えるでしょう。
今後もAirbnbの動画に注目です。

crevoAdmin

キャッチコピーが良かったらほぼOKって本当? 秀逸コピーから紐解くヒットの理由。

8 years 6ヶ月 ago

日本の識字率は99%。日本人は、言葉からイメージできるので、キャッチコピーさえ良ければビジュアルがたいしたことなくてもなんとかなる、などという話を、筆者はよく聞きます。しかし、それは本当なのでしょうか?また、良いキャッチコピーってどんなコピーなのでしょうか?

今回は、ビデオスクエアの独断と偏見で、キャッチコピーが素晴らしい日本のTVCM歴代5作品を選定し、真意の程を確かめてみたいと思います。

5位 NOBORDER—カップヌードル 

2004年よりMr.Childrenの曲と共にシリーズで展開されたNOBORDERシリーズ。

日清食品のウェブサイトの企業理念には以下のようにあります。

“食足世平「食が足りてこそ世の中が平和になる」

食は人間の命を支える一番大切なものです。 文化も芸術も思想も、すべては食が足りてこそ語れるものです。 食のあり様が乱れると、必ず国は衰退し、争いが起こります。 食が足りて初めて世の中が平和になるのです。 日清食品の事業は、人間の根源から出発しています。”

食が足りて世界が平和になる、という日清食品の企業理念をベースにしたこのCMは、反戦がテーマとなっており、そこにNOBORDERのキャッチコピーがバッチリとはまりました。

4位   やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫!

そもそも100人も乗る程丈夫な必要があるのか、という疑問は置いておいて、やはりわかりやすさ(見た目のわかりやすさ+具体的な数字+ゴロの良さ)で言えばダントツです。ちなみに、社員の営業成績で物置の上の並び順が決まっていた、というのも有名な話ですが、ネタとして非常に面白いです。

3位    ”Priceless” お金で買えない価値がある。
買えるものはマスターカードで。—MasterCard

旅をすることで得る新しい自分や、家族との触れ合い、そういった、様々な体験を想起させる映像の全てに、”Priceless”というキャッチコピーを紐づけていた当時のシリーズCMを覚えている方は多いのではないでしょうか。このPricelessは、日本だけではなく全世界で展開されていたキャッチコピーでした。マスタカードはこのキャッチコピーや一連の広告で、単なるクレジットカード会社ではなく、”お金では買えない個人個人の体験や挑戦をサポートする会社である”というブランドイメージを作り上げたと言えます。そもそも値段が付けられないという意味のPriceless。しかし、この単語を聞くと、どうしてもマスターカードを連想してしまうのは筆者だけでしょうか。

2位 インテル、入ってる—intel

実はこのキャンペーン、当初は日本だけで始めたものだったこと、ご存知でしょうか?1990年当初、インテルの知名度が日本ではまだ高くなかったために、新卒採用で優秀な学生が採れなくて悔しい思いをしていた同社が、Intelブランドを広める企画で始めた「Intel In It」。これがヒットしたため、後日本社で練り直し、全世界で「intel inside」キャンペーンが始まって今日に至るそうです。
この場合、シールをPCに張る企画をPCメーカーにOKと言わせた実行力、また、現場のニーズをこういった形で満たす現場力が導いた成功と言えるでしょう。
また、もちろん、ご紹介したCMの中の少年の絵のように、インテルが入るとこんなに違うということをわかりやすい例えで示している動画も、インテル、入ってるのコピーのイメージを後押ししています。

1位 男は黙ってサッポロビール—サッポロビール

まずはCMを見て下さい。
三船敏郎さん、本当に黙ってるんですね…。渋すぎます。
ビール美味しそう。そして、キャッチは完璧に映像にはまっています(またはその逆)。
このキャッチフレーズをビデオスクエアの独断で1位にさせていただいたのは、CMを知らなくてもこのフレーズだけは知っているという方が多いからです。
それだけ当時のこの映像とコピーのインパクトが凄かったということでしょう。

とりあえずビール飲もう、と筆者は思いました。

まとめ

冒頭で触れたキャッチコピー至上説についてですが、以下のように結論付けたいと思います。

”優れているコピーそのものはもちろん素晴らしい、しかし、そのコピーのイメージを補完している映像や環境があり、ビジュアルとしても、そのコピーが本来意図するイメージが視聴者に伝わって始めてバズる。

コピーだけ、映像だけ、それぞれ個別にクオリティ高くても意味がない、ということを筆者は学びました。

crevoAdmin

2017年フォーブス好評価企業ランキングTOP5企業の動画まとめ

8 years 6ヶ月 ago


Forbes(フォーブズ)が毎年行っている、最も評価の高い企業ランキング100位の2017年度版が今年2月に発表されました。
ランキングは、1997年に米国ボストンで創業された、企業評価マネジメントコンサルティングファームReputationInstituteが17万人から得たリサーチ結果に基づいて決められています。
今回は、市場から高い評価を得ている企業の動画がどのようなものであるのか、2017年度版のランキングTOP5から紐解いてみたいと思います。

5位 Google(グーグル)

上記の動画は、googleの検索エンジンがどのように働いているのかを説明しているものです。Googleは自社のチャンネルに、この他にもたくさんの自社サービスの裏側を説明している動画をアップしており、そのペースは2日に1本以です。チャンネルのフォロワー数は既に500万人を超えています。

動画のクオリティを考える事ももちろん重要ですが、定期的且つ頻繁に動画をアップすることでチャンネル自体のフォロワー及び視聴者を増やし、効率良くブランディングしている最良の例と言えます。

さすが本家、Youtubeの効果的な使い方を熟知しています。

 

4位 Canon(キャノン)

2013年のカンヌ広告賞受賞作品です。

それぞれの写真が撮影された背景(舞台裏)を描くことで、撮影者の写真に対する情熱や、その瞬間をどうしても写真に収めたかったという気持ちが伝わってきます。

危険なシチュエーションも多々ありますので、くれぐれも真似しないことをおすすめしますが、貴重な瞬間を写真に撮れるようになるってすごく楽しのかも?と思わせられる動画です。

キャノンは他にも多数の写真を撮影する楽しさや喜びを伝える動画を作成しています。


3位  
The Walt Disney Company(ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー)

トイ•ストーリーの監督であり、ウォルト•ディズニー•アニメーション•スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジョン•ラセターは、どれほど技術が進み、本物と見間違う程のリアルな映像を創り出すことが出来たとしても、キャラクターやストーリーに命がなければ人を感動させることはできない、そして、観客への共感がストーリーに命を吹き込む際の最も重要なものの一つである、と語っています。

2014年に日本で大ヒットしたアナと雪の女王ですが、ストーリーが作られた当初のそのエンディングは、今と全く違うものだったそうです。ジョン•ラセターはストーリーを作る時に、チーム内の多くの人の意見を参考にし、結果自分の考えた内容と大きく異なったとしても、こだわらずに良いと思ったものをどんどん取り入れていくそうです。

トイ•ストーリー以降、子供達に夢と希望を与えるディズニーのヒーローは、弱点もあり失敗もして、どこか人間味があります。そして、時代と共にそのヒーロー像は少しずつ変わってきていますが、ディズニーがその変化をうまく捉え、時代を象徴するようなプリンセスを世に送り出し続けているのは、チームへの信頼とその柔軟性にある、と言えるかもしれません。

 

2位 LEGO Group(レゴ グループ)

デンマークの小さな家具店から始まったレゴ。自らの創造性で、小さなブロックを積み上げる事により、いかようにも形を変える事が出来る事から、老若男女問わず幅広いファンを持っています。しかし、全ての人がその小さなブロックだけでひらめきを得て、創造的な作品を作れる訳ではありません。この動画のように、レゴは、その小さなブロックからどのような作品を作れるのか—インスピレーションも同時に提案してきました。

一時期は、互換性のない人気映画とのコラボ作品などの販売を展開しファンを怒らせて存続が危ぶまれた時期もありましたが、基本に立ち返り、自社製品の魅力を再び見つめ直すことで再びおもちゃ業界のトップへと舞い戻りました。

ランキング2位の躍進は、消費者もクリエイターとなり、作品を発表することに喜びを感じるこのSNS時代にうまくマッチした結果とも言えるでしょう。


1位 Rolex(ロレックス)

史上最強と言われているスイス人テニス選手ロジャー•フェデラーとロレックス。この二者の共通点は、”憧れられる王者”です。

ロレックスはフェデラーの他にも多数の”一流”を自社のyoutubeチャンネルの中で、Every Rolex Tells A Story”というシリーズの中で登場させ、それぞれが彼らの所持するロレックスと、それにまつわる思い出を話しています。

多くの一流に支持され、彼らの重要なイベントには常に身につけられていたことを示すこれらの動画は、ロレックスも、言うまでもないですが確かに彼らと同じように一流であり、彼らと同じように一流であり続けるために努力している、と言っているかのようです。

ブランディングという言葉がまだなかったであろう時代から、その確固たるブランドイメージを守り続けているロレックス。ロレックスにとってのブランディングとは、真面目に誠実に、最高の時計作りをすることなのでしょう。

まとめ

フォーブス好評価企業ランキングTOP5の動画は、その1本が記憶に鮮明に残るというような奇抜で斬新な動画ではないようですが、私たちの思うそれぞれの企業のブランドイメージを確実に伝えています。そして意外にも、各社既に相当な数のウェブ動画を制作し、Youtubeを上手に利用しています。

ブランドは一日にしてならず。各社きちんと、戦略的で誠実な努力を積み上げていました。

 

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crevoAdmin

企業生命のピンチを救ったレジェンドCMは、私たちに何を教えてくれるのか?

8 years 7ヶ月 ago

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ…。ビスマルクの名言です。

歴史に名を残したTVCMは多くありますが、今回はその中から、地に落ちてしまったブランドイメージを回復させたTVCMを2本ご紹介します。

私たちはそこから何を学べるでしょうか。

Cadbury “Gorilla” – エンターテイメントが導いたブランドエンゲージメント20%向上

Cadbury’s Gorilla 60 second commercial

このTVCM”Gorilla”がリリースされた前年の2006年、キャドバリーは製品にサルモネラ菌が混入したことによる、合計2千万ポンド(約24億円)分の製品回収を行いました。
更に問題の報告及び対応の遅れから、罰金百万ポンド(約1億2千万円)の支払いを裁判所に命じられ、そのブランドは地に落ちた状態であり、名実ともに窮地に陥っていました。

その窮地を救うことが目的だったこのキャンペーンは、再びブランドエンゲージメントを高めることが目的とされました。

キャンペーンを主導した広告代理店であるFallon Londonは、伝統的な広告手法(製品を全面に押し出すこと)の代わりに、より多くの消費者へアピールできる「エンターテイメント・ピース」を作り出すし、消費者から口コミで広がっていくーバイラルマーケティングを提案しました。

ファロンの提案を元に制作されたこのTVCMは、「すべてのコミュニケーションは、チョコレートバーを食べることと同じくらい楽しいものでなければならない。」という考えに基づいており、インパクトのある映像を作るために、その演出は緻密に計算されました。

ゴリラスーツなどの外見や表情を作るためのしかけや、ドラムパフォーマンスを完璧にするための調整などを含め、その制作期間は実に数ヶ月にも及んだそうです。

リリース後、たちまち話題になったこのCMは、イギリスの有名TV番組でパロディーされたり、いくつもの広告賞を受賞しました。

結果として、広告のリリース後、商品Daily Milkの販売数は2006年の同時期から9%増加し、市場調査会社YouGovの公表によると、キャドバリーのブランドに対する市民の意識は20%向上したと述べています。

ストーリーはシンプルそのもの。ゴリラがドラムを叩いた後に商品が登場するだけで、コピーさえありません。

しかし、作品を見た時の衝撃とワクワクする感覚は、本作品がエンターテイメント•ピースとして成功していることを確かに証明しています。

このキャンペーンが成功した理由は、これまでの同社がとってきたプロモーション戦略を大胆に一変し、製品を全面に押し出すことをせずに、視聴者を驚かせ、心から楽しませることにフォーカスしたーつまり、まずはブランドイメージを向上させることにフォーカスした結果と言えるでしょう。

消費者心理とキャドバリーの当時の立場を十分に把握した、一見大胆なようでいて実のところ非常に慎重且つ戦略的な手法であったと言えます。

Apple “think different” – 研ぎすまされたメッセージこそブランディングの始まり

Apple CM think different

伝説とも言えるほどの高い評価を持つTVCMであるため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

1997年のAppleのスローガンとして作成されたThink different。
このCMは、1996年にNeXT社を売却すると同時にAppleへ戻ったスティーブジョブズが、当時業績不振に陥っていたApple社の再起をかけて制作された一連のキャンペーン”think different”の中のTVCM版です。

このCMも上記で紹介したキャドバリー”Gorilla”と同様に、製品はほとんどどころか全く出て来ないのが特徴です。

1985年にスティーブジョブズがAppleを退任する前の同社のイメージは、革新的でいつも新しいものを生み出すことにどん欲な、まさにスティーブジョブズ本人のイメージであったとも言えます。

世界を変えた偉人達の映像と、彼らを賞賛し、自分たちもその同胞であることを伝える一連の静かなナレーション。その2つだけで構成されている非常にシンプルなこのCMは、スティーブジョブズの復帰と共に、再びAppleの躍進が始まる事を消費者にはっきりと伝えました。

当時のAppleの状況やスティーブジョブズのイメージを正確に認識できていた点と、伝えたいメッセージが非常に研ぎすまされていたことが、このキャンペーンを成功に導いた理由と言えます。

まとめ

要素の一つ一つがより際立ちやすいため、シンプルな構成はより制作が困難ですが、手を抜かずにきちんとそこに取り組む真摯な姿勢、また、製品を売りたい時にそれを全面に押し出すことなく、敢えて逆の手法を取ることは、簡単なようでいて実際に実行するには難しいことでもあります。

企業生命を救う程のTVCMは、ブランディングの重要性とその企業の現在の立場を謙虚に理解し、そのシンプルさ故に、消費者に伝えるべきメッセージを正確且つ確実に伝えることに成功している、と言えるでしょう。


Cadbury “Gorilla”
についての記事参照元:
Spot the link between a gorilla and chocolate Archived 6 July 2008 at the Wayback Machine., The Independent, 14 May 2007. Retrieved 6 November 2007.
Coronation Street loses sponsor, BBC News, 14 November 2006. Retrieved 8 November 2007
.
Cadbury fined £1M over salmonella, BBC News, 16 July 2007. Retrieved 8 November 2007.
Walsh, F; Product recall costs Cadbury £20M, The Guardian, 2 August 2006. Retrieved 6 November 2007.
Cadbury issues Easter egg recall, BBC News, 10 February 2007. Retrieved 8 November 2007.
Cadbury agrees to improve tests, BBC News, 6 July 2006. Retrieved 8 November 2007.
Fallon and MPC ‘Go Ape’ for Cadbury’s Dairy Milk, The Moving Picture Company. Retrieved (via Internet Archive) 23 February 2009).Cadbury’s ape drummer hits the spot, Media Week, 25 September 2007. Retrieved 8 November 2007.

crevoAdmin

古くて新しい企業PRの形?最近注目の社歌動画特集

8 years 7ヶ月 ago

 

「社歌」というと少し古いイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。伝統のある堅い企業の朝礼などで流れ、歌うことを強要されるような印象を持つ方もいると思います。
そんな社歌ですが、近年また見直されつつあり、様々な企業が制作しています。また、それらの社歌は動画と一緒に制作され、企業のミュージックビデオと言えるような作品に仕上がっている動画が多々あります。

今回はその社歌に焦点を当て、幾つかの事例とともに社歌の魅力を紹介します。

鮮烈なイメージを与えたブレイク工業社歌

少し昔の社歌動画になりますが、インパクトのある社歌と言われてブレイク工業の社歌を思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。「一般の社歌の常識と、大きな音を立てる割りに地味な解体業のイメージを破壊する」というコンセプトのもと制作されたこの社歌はコンセプト通り従来の社歌と違いヒーローものの主題歌を思わせるようなアップテンポで激しい曲調となっています。

この一風変わった社歌はのちにタモリ倶楽部の「日本キャンペーンソング大賞」にてグランプリを受賞し一躍世間でも多くの人が知る社歌になりました。その時にタモリ倶楽部に審査員として参加していた大槻ケンヂさんはこの曲を「ヘビーメタル魂が入っていますよ」と絶賛しています。ちなみに関係ありませんが大槻ケンヂさん率いる筋肉少女帯には「釈迦」という曲があります。

日本一歌いづらい社歌?小松菜伐採

ヘビーメタルつながりとなりますが、千葉県の農業生産法人ベジフルファームはメタル楽曲で作られた「小松菜伐採」という社歌を制作しています。同社取締役の長山衛さんがリーダーを務めるメタルバンド「オリンポス16闘神」が熱唱しているだけでもこの曲に込められた気持ちが伝わりますね。

従業員からの評判としては「聞く分には評判は良いが、歌う分には世界一歌いづらい社歌だ」という声があり、従業員みんなで歌うのに適していないような疑問が湧きますが、この社歌が面白いのは商品の販促につなげているという点です。
この社歌は社員に聞かせるだけでなく、同社が育てる小松菜に爆音で聞かせ「聴育」し「メタル小松菜」として出荷をするという新商品開発に活用されています。また、この社歌を聞かせて育てるという取り組みがネットで話題になり、問い合わせが殺到するなど商品プロモーションとしても大きな効果を発揮しています。残念ながら味の変化は聴育の成果は「まるでなし」とのことですが、農業という形態でありながら、このような先進的な取り組みをする同社の企業姿勢が消費者の心をつかんだのではないでしょうか。

参照記事:https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/trend/toyokeizai-156592.html

中小企業でも社歌がブーム?クラブン(株)社歌ラップ

同社では40年歌われていた社歌をリニューアルし、新しく「社歌ラップ」という新しい社歌を制作しました。
新しい社歌は社員の有志で制作され、また動画も社員が会社内で歌っている姿を映すというアットホームな雰囲気となっています。伝統のある社歌はもちろん重みはありますが、新しい世代とは好みが分かれてしまう可能性があります。同社はその伝統ある社歌を一新し、若者に合わせたテイストに仕上げています。実際にこの社歌を若い社員が受け入れているかは動画を見るのが一番早いでしょう。

芸能界ならではの大物起用?タイタン社歌「サンシャインデイズ」

爆笑問題が所属する芸能事務所タイタンでは同事務所所属辻仁成氏が作詞作曲プロデュースを担当する「サンシャインデイズ」を制作。We Are The Worldをイメージしているため、動画は同事務所のメンバーがレコーディングをしている映像となっています。その活気のたる芸能人たちが歌う姿と、底抜けに明るい楽曲で、動画を見ていると元気が出るような仕上がりになっています。

芸能事務所は色々ありますが、多くはどの芸能人が所属しているかに焦点が当たり、事務所としてのカラーを明確に出している企業は少ないように思います。そんな中、社歌というツールを使って事務所のイメージを打ち出す新しい取り組みと言えるでしょう。

様々な企業・用途で社歌動画が制作

いかがでしたでしょうか。冒頭で述べたように社歌というと朝礼で流して整列した従業員が歌って、というステレオタイプな形が思い浮かびますが、最近の社歌では様々な取り組みがあります。今までと同じように社内の団結力を強めることはもちろん、対外的に自社のイメージを変える、商品プロモーションにつなげるなど活用が広がっています。

自社のミッション、ビジョンなどの企業姿勢はシンプルなものが多い一方、抽象的なものなりがちです。それらを関係者に分かるように表現するために社歌動画を制作することは社内の一致団結、社外へのプロモーションなどの一助となるのではないでしょうか。

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会社紹介映像・動画

PV/MV

 

crevoAdmin

GIFアニメーション大流行の理由

8 years 7ヶ月 ago

なぜここしばらくの間、懐かしいとも言える拡張子、”GIF”で作成されたアニメーションが流行っているのか。
不思議に思っている方も多いのではないでしょうか。
インターネット上で見かけない日はないと言っても過言ではないこのGIFアニメーション、しばらく流行中である理由を探ってみました。

記事の要点3
  ● GIFとは動く静止画像。つまり、どこでも貼れる。
  ● 制作へのハードルは限りなく0。無料作成ツールも多数。
  ● 尺の短さ故に、瞬時に理解できる万人受け作品が出来やすい。

GIFとは動く静止画像。つまり、どこでも張れる。

GIFアニメーションとは、GIFという拡張子を持った静止画を、簡単なパラパラ漫画のように組み合わせて作られた動画のことを言います。

拡張子GIFは現存するほとんど全てのウェブブラウザやスマートフォンブラウザで標準サポートされているため、プラグイン等も必要なくそのまま表示されます。

つまり、写真を表示できるサイトならGIFアニメーションも表示できる、と考えてほぼ間違いありません。

制作へのハードルは限りなく0。

上記で述べたように、写真を組み合わせて簡単に作成出来るのが GIFアニメーション。 写真が数枚あれば制作できてしまいます。
Photoshopから制作するのが一般的だと思いますが、Photoshopを持っていない方でも無料で使えるツールを発見しましたのでいくつかご紹介します。

バナー工房

http://www.bannerkoubou.com/anime/

静止画をアップロードし、画像推移の感覚とループの有無を設定するだけでGIFアニメーションが作成できる無料サイトです。

gifs


https://gifs.com

youtubeリンクを貼付けるだけでGIFアニメーションが生成できるサイト。本記事トップのGIFアニメーションも、Crevoのサービス紹介動画を元にして、このサイトから作成しました。

驚くべき手軽さです。

これらの無料ツールを使用すれば、全くのアマチュアでもGIFアニメーションが出来上がります。

尺の短さ故に、瞬時に理解できる万人受け作品が出来やすい。

利点しかないように思えるGIFアニメーションにも、以下のようにいくつか不利な点があります。

 ・音楽がつけられない
 ・256色のみ扱える(JPEGは1670万色)

そのため、映像の綺麗さを表現したい場合や、長尺の動画にはやはり不向きと言えるでしょう。

しかしながら、その不利な点が逆にプラスに働き、短尺且つシンプルな表現方法という制約があるが故に、その制約の中でいかに面白いアニメーションを作れるか、という楽しみを見い出す方が多かったのでしょう。

シンプルが故に万人に理解されやすい作品が出来やすく、それが今日の大流行へつながったと言えると思います。

まとめ

iPhoneの出現以降、Flashにとってかわったと言われているGIFアニメーション。

動画で表現できる画素数や画角は進化の一途を遂げる一方で、低解像度のアニメーションが流行している理由は、とっつきやすさ、そして理解のされやすさであると言えます。

テクノロジーがめまぐるしい進化を遂げる一方で、人間が好む感覚は、未だ紙媒体の時代からそこまで進化していないのかもしれません。

 

関連サービス

実写映像制作

アニメーション動画制作

 

crevoAdmin

世界に届ける日本の魅力!訪日インバウンド対策の人気動画事例

8 years 8ヶ月 ago

2020年に東京オリンピックの開催も控え、国を上げて観光立国を目指している日本は、2016年の訪日外国人の数が過去最高の2,400万人を突破しました。

この訪日トレンドに合わせて各企業や自治体は言葉の壁にとらわれない、動画によるプロモーション活動を積極的におこなっています。そこで今回は国内外で話題になっている訪日旅行客の誘致を意識した人気動画をいくつかピックアップしてご紹介します。

東京の下町で17万人以上の訪日客をおもてなし「澤の屋旅館」

国内でも人気の東京・谷中エリアにある「澤の屋旅館」は宿泊客の9割以上が外国人観光客だそうです。90カ国以上の訪日旅行者を受け入れてきた「澤の屋旅館」では施設紹介の動画をホームページに掲載しています。動画内には外国人宿泊客の声や、旅館のご主人の思い、旅館の周辺の風景などを4分以上の動画に盛り込んでいます。

「澤の屋旅館」ではホームページの英語対応や外国人に人気のマンガコンテンツなども用いていますが、中でも動画コンテンツは実際に訪れる前に旅館の疑似体験ができるため、訪日旅行者も安心して訪れることができるのではないでしょうか。

日本の新旧文化をANA(全日空)が世界に動画で発信「IS JAPAN COOL?」

日本を代表する航空会社のひとつであるANA(全日空)がソーシャル・ネットワークを中心におこなっている訪日インバウンドプロジェクトの「IS JAPAN COOL?」。ひとつのトピックに対し、ひとつ動画を制作しており、一例として訪日旅行客に人気のお祭やコスプレ、”KAWAII”文化などが取り上げられています。中でも圧倒的な動画再生数を誇っているのがこの「WASHOKU(和食)編」です。「IS JAPAN COOL?」の特設サイトでも迫力ある動画が多々使われており、動画以外にも様々なコラム記事を英語で提供することで、日本の魅力を目一杯世界に向けて発信しています。

そしてこのプロモーションの一番の特徴は企業色がほとんど見受けられないということです。動画の世界観をテーマごとに違うので、言われなければANAのプロモーションだとは気付かないのでは?

ちなみに「RAMEN(ラーメン)編」は日本人でも食欲がそそられる動画として人気だそうです。空腹時は避けて、ぜひ一度ご覧になってみてください。

シンフロ部で話題!国内誘致も含め7カ国語で全力PRをおこなう大分県

「おんせん県」として国内でも斬新なプロモーションで認知を確実に広げている大分県は、外国人旅行客に向けたPRも全力投球!公開2ヶ月で100万回再生を突破した”シンフロ”ムービーをフックに、ニュース番組風に大分県や温泉自体の魅力を紹介しています。
大分県が海外旅行客の誘致にいかに力を注いでいるかは、各動画および特設サイトを日本語と英語を含む7カ国語で完全対応していることから大いに伝わってきます。また動画も単純なナレーションや字幕で多言語対応しているだけではなく、内容も言語ごとにまったく異なるものを制作されています。東京オリンピック前の2019年に開催されるラグビーワールドカップ日本大会の会場にもなる大分県はこれからも国内外問わず、斬新なPRをおこなってくることでしょう。

まとめ

海を越えた外国から日本の魅力を最大限に伝えるために各社・各団体は日本の四季や文化を伝える美しい映像を用いたり、同じ外国人旅行者の声を掲載することで安心感を提供したりする傾向が特に強いと見受けられます。

今後の課題としては外国人といっても一括りにすることはせず、言語はもちろん文化や宗教、世代や訪日目的によっても発信すべき情報は違ってくるはずなのでいかにターゲットごとにリーチしていけるかになるかと思います。ただし、発信する内容や言語が変わったとしても、今後も動画が主たるリーチ手法であり続けることは間違いないでしょう。

 

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crevoAdmin

日本では?日本国内インフルエンサーマーケティングプラットフォーム特集!

8 years 8ヶ月 ago

前回の記事では海外におけるインフルエンサーマーケティングの浸透ぶりについてをレポートしましたが、日本国内の現況も気になるところです。

どのようなプラットフォームがあり、実用性はどの程度なのでしょう?
今回もプラットフォーム別にご紹介していきます。

シンプルでわかりやすいUI。サイズからインスタグラマーの閲覧が可能 – User Local

http://instagram.userlocal.jp

国内、全世界、性別によるインスタグラマーのランキングがわかるuserlocal。ランクは各インスタグラマーのフォロワー数で決められています。

インスタグラマーの依頼費用は、それぞれが持っているフォロワー数でほぼ決まると言われています。つまり、1フォロワー単価の指標が存在するため、キャンペーンの予算によって、インスタグラマーのサイズ感からこちらのランキングを参照してアプローチを始めれば効率的です。
ブランドによって求めるインスタグラマーのクリエイティビティやイメージは、もちろん異なりますが、ランキングから彼らのinstagramページに直接飛んで、これまでの写真を簡単に確認できます。
特に大きな特徴があるUIではありませんが、必要最小限の機能だけを備えているので非常に使いやすいです。

国内最大手Youtuberと企業をつなぐマッチングプラットフォーム – iCON-CAST

https://icon-cast.com/index?lang=ja

国内最大手youtuberマッチングプラットフォームであるiCON-CAST。
現状は、プラットフォーム内にキャンペーンを貼ることで、Youtuberからのマッチングが可能です。

日本のYoutuberを採用したい場合は、iCON-CASTでジョブを告知するのが現状最も効率的ではないでしょうか。Youtuberへの支払額はプラットフォーム上で直接交渉が可能ですし、さらにiCON-CASTへの支払い手数料は25%と、金額面でもなかなかに良心的です。
また、運営会社であるTHECHOO株式会社は、インフルエンサーマーケティングを含んだマーケティングコンサルティング事業も行っているため、予算がある場合にはプランニングからお願いしてしまった方がより効率的かもしれません。

1800名以上のインスタグラマーが登録。芸能人じゃないリアルなインフルエンサーを起用可能 – expaus

https://expaus.in/jp

インスタグラマーと一口に言っても、日本ではほとんどが芸能人やモデルである、というイメージが強いのではないでしょうか。

元々が芸能人やモデルでフォロワーを多く持っているインスタグラマーの場合、やはり起用するためのコストがそれなりとかかります。いや、実際のところ、かなりかかります。

しかしながらこちらのexpausの場合、プラットフォーム経由で小規模インスタグラマーや、芸能人やモデルではない、ある意味消費者に非常に近いポジションにいるインスタグラマーと効率良く繋がれるので、コスト面プラスユーザーのリアルな反応を得るという意味でも、効果が期待できそうです。(筆者はこちらのプラットフォームは利用経験がございません。)

SNS使用頻度が最も多い世代である、現役大学生とのコラボ – P-conne


http://tetemarche.co.jp/p-conne/

いやー、まさか、こんなプラットフォームまで登場していたとは。。。と、正直驚きました。こちら、現役大学生と繋がることができるプラットフォームです。

おそらく現役大学生一人ひとりのフォロワー数は多くないと思われますが、SNS世代である彼らの口コミ力やネットワークが使えるのは、面白そうですよね。

どなたか、使ってみていただき、フィードバックをお願いします。(筆者はこちらのプラットフォームは利用経験がございません。)

 

まとめ

つい最近、吉本興業が6000名を超える所属タレントを起用するインフルエンサーマーケティングに参入するという発表があったばかりですが、数年前までインフルエンサーマーケティングというと、決して手軽な方法ではなく、タレントを起用するのと同じくらいのコストがかかる、というイメージがありました。

しかしながら、上記で紹介した様々なプラットフォームの躍進のおかげで、今後は様々な選択肢が持てそうです。

また、日本独自のオンラインメディアやSNSも多いことから、今後はより幅広いプラットフォームや代理店、また、インフルエンサーマーケティングそのものの新しい手法が登場する可能性もありそうです。

日本独自の発展が楽しみです。

 

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crevoAdmin

海外では当たり前。インフルエンサーマーケティング海外での現状。

8 years 8ヶ月 ago

海外マーケットでは、ほとんどの国でインフルエンサーマーケティングをしない手は無いと言われている程にその効果が既に認められているが、インフルエンサーと一口に言ってもYoutuber、instagrammerやbloggerなどその種類も様々であり、適材適所で採用するために一からリサーチするには、とても手間と時間がかかります。
しかし現在、多数存在しているプラットフォームを利用すれば、インフルエンサーマーケティングを想像以上に手軽に始められることはご存知でしょうか?

世界最大Youtuberマッチングプラットフォーム- Famebit –

https://famebit.com

おそらく世界で一番有名なYoutuberと企業を繋ぐマッチングプラットフォームです。
2016年10月にGoogleに買収されたことでも話題になりました。
Youtube上では直接確認できない、視聴者の国別割合や性別、年代別割合などの属性データが閲覧できるので、届けたいターゲット層へプロモーションするために適切なYoutuberを選ぶことが可能です。

Youtuberとの交渉は、Famebit上でYoutuberへ直接コンタクトをとり交渉を開始する方法と、Famebit上でキャンペーンを開催しYoutuberからの応募を待つ二種類の方法があります。

 

InstagramからSnapchat まで。なんでもござれの – Speakr –

http://speakr.com

Snapchat、instagram、Twitter、Facebook、Pinterestなど、既存しているほとんど全てのSNS上で活躍しているインフルエンサーをカバーしています。

Speankrに登録されているインフルエンサーのフォロワー属性も、もちろん上記で触れたFamebitと同様にプラットフォーム上で確認できますので、正しいターゲット層にリーチでき、且つ複数のSNSで活躍しているインフルエンサーを簡単に採用できます。

Speakrsの持つネットワークには、実に2万を超えるインフルエンサーが所属しており、3百万を超えるフォロワーを持つインフルエンサーも少なくありません。

 

独自のアルゴリズムを用いてクライアントブランドに関連したコンテンツを収集 –BRANDBACKER –


https://www.brandbacker.com/

Facebook、Twitter、YouTube、Pinterest、InstagramをサポートするBrandBacker。上記で紹介したSpeakrと同様に、2万を超えるインフルエンサーが登録しています。
BrandBackerの特徴は、Content Showcaseという機能です。
これは、検索アルゴリズムを使用してウェブ全体からすべてのブランド関連のコンテンツを収集するキュレーション機能と言えます。
情報を収集した後にコンテンツを整理することで、そのクライアントまたはブランドについてを、誰がいつ話しているのか、正確に把握できるようにします。
また、Content Showcaseを利用している企業またはブランドは、キュレーションされたコンテンツを自社のウェブサイトに直接公開できます。

 

効率的により早く消費者に届ける。-PopularPays –

http://www.popularpays.com/

まずはキャンペーンを開催します。

その後複数のクリエイターの中から実際に仕事を依頼するクリエイターを選定。ここまでは他のプラットフォームとほとんどかわらないのですが、Popular Paysと他のプラットフォームとの違いは納品までのスピード感とその効率性です。
キャンペーンを開催してから24時間以内には、クリエイターに通知され、クライアントは複数のクリエイターに同じ仕事を同時に依頼できるため、同時期に効率よく複数のフォロワーにリーチすることができます。是非ケーススタディをご覧下さい。クオリティの高いinstagramの写真が並んでいます。

ついに商品購入までできるように。アプリ上で三者間を繋ぐ – Glossom –

ついにこんなアプリまで登場しました。
Youtuberとビューティーブランド、eコマースの三者を繋ぐプラットフォームであるGlossom。プラットフォーム上でYoutuberが紹介している商品を、そのままアプリ上で購入することができます。

現状Youtuberと企業またはブランドのマッチングができるプラットフォームは多数存在していますが、その場で購入まで出来るのはユニークです。

Android

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.dubme.glossom

iOS

https://itunes.apple.com/app/glossom-share-your-beauty/id1161782774

まとめ

上記でご紹介したプラットフォームはもちろん全て英語ですが、UIが非常にわかりやすいため、そこまで英語力が高い人でなくても手軽に使い始められると思います。

海外では国により注目されているSNSが異なりますが、Youtube、Facebook、Instagramのどれかは大きな影響力を持っていることが多いので、適切なメディアにインフルエンサーを活用した動画広告を配信することは多くの消費者にメッセージを届ける大きな一手になります。。海外マーケット進出の際には、テスト運用してみてはいかがでしょうか。

もちろん、あくまでマーケティング施策であるため戦略的に進めることも大事ですが、意外な動画や投稿がオーガニックにシェアされて、バズる可能性も秘めているのがSNS。

その遊び心も忘れずに、低予算で上手に活用していただきたいです。

 

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crevoAdmin
確認済み
6 時間 11 分 ago
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