IAB、クロスチャネル測定の実装ガイドを公開
IABがクロスチャネル測定の実装プレイブックとベストプラクティスの資料を公開。複数チャネルのデータを統合してキャンペーンの効果を総合的に理解し、改善するための手引き。
Cross-Channel Measurement: Implementation Playbook + Best Practices Guide
https://www.iab.com/guidelines/cross-channel-measurement/
IABがクロスチャネル測定の実装プレイブックとベストプラクティスの資料を公開。複数チャネルのデータを統合してキャンペーンの効果を総合的に理解し、改善するための手引き。
Cross-Channel Measurement: Implementation Playbook + Best Practices Guide
https://www.iab.com/guidelines/cross-channel-measurement/
スポティファイが、デジタル音声広告のクリエイティブを表彰する「Spotify Hits」を日本で初開催。日本ケンタッキー・フライド・チキンの広告がグランプリを獲得。
サイバーエージェントが、縦型短尺動画に特化してインフルエンサーを起用したタイアップ広告を扱う新会社として、サイバーティカルを設立。
電通ジャパン・インターナショナルブランズが、デジタル広告のアテンション(注視)について、日本を対象に調査したレポートを公開した。アテンションの指標として、視聴率(Viewed Percentage)、平均視聴時間(Average Viewed Time)、APM(Attention per mile)を使用。APMは、1,000インプレッション当たりのアテンションで、視聴率×平均視聴時間×1,000で求められる。広告が画面上に表示されることと注視されることは異なるため、ビューアブル率と視聴率には差異がある。ブランド想起率は、平均視聴時間と強く相関しているが、ビューアブル率とは相関していない。スキップ不可で強制視聴させるインストリーム広告は、平均視聴時間が長く、ブランド想起率の向上に有効。一方、そのような強制的なアテンション(一定時間強制視聴させるスキッパブル広告を含む)は、同じ視聴時間の自発的なアテンションと比較して、ブランド想起率が低い。強制的なアテンションはネガティブな感情を引き起こすことがあるので、強制視聴と非強制視聴のバランスは大切。アテンションに影響する要因として、ビューアブル時間、強制視聴、広告の長さ、動き、サイズへの配慮が必要。
ハイネケンが、スマートフォンを退屈にするアプリ「The Boring Mode」を日本でも提供。ハイネケンは、人と人が実際に交流することの大切さ、リアルが充実することの楽しさを改めて実感してもらうため、このアプリを開発した。
ハイネケンが「リアルが充実する」アプリをリリース!#世界一退屈なスマホ#TheBoringMode#スマホがガラケーに#退屈モード#ビールを売るな楽しい時間を売れ#TheBoringPhone#課金要素ゼロ#課金ポイントゼロ#完全無料アプリ#スマホ中毒状態を抜け出したい#リアルが充実#iPhone#Android pic.twitter.com/jezEjq4dXY
— Heineken Japan (@heineken_jp) October 22, 2024
Xが中小ビジネス向けにAIを活用した自動パフォーマンス広告を開発し、一部の広告主への提供を開始した。設定不要の自動ターゲティングで、目標に向かって入札が最適化される。競合プラットフォームの類似の動向に追随するものとして注目される。
カナダのスマッカーフーズのピーナッツバターブランドが、「Peanut」というテキストを1,300回送信した消費者にピーナッツバター1瓶をプレゼントする施策を展開。1,300回である理由は、1瓶当たり1,300粒以上のピーナッツが使用されているため。
1300 Peanuts
https://1300peanuts.ca/
https://glossyinc.com/2024/10/15/jif-wants-you-to-text-peanut-1300-times/
アマゾンは、日本でも2025年から「Prime Video」に広告を挿入する。広告なしのオプションも提供する。
2025年よりPrime Video広告の提供地域を拡大することを発表
https://advertising.amazon.com/library/news/unboxed-prime-video-advertising
Amazon Prime Video(プライムビデオ)についてのお知らせ
https://www.aboutamazon.jp/news/entertainment/an-update-on-prime-video
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/nishida/1632886.html
WFA(World Federation of Advertisers)によると、世界のメディア市場上位10カ国のうち9カ国で、2025年は2024年以上にメディア価格が上昇する見通し。インド、アメリカ、中国などでは、2026年にはさらに上昇が加速する。日本のメディア価格は、2025年に1.8%、2026年に3.1%上昇する見込み。
Media inflation set to rise in 2025 and 2026, WFA Outlook report
https://wfanet.org/knowledge/item/2024/10/10/media-inflation-set-to-rise-in-2025-and-2026-wfa-outlook-report
Xは広告の違法な不買運動を主導したとしてユニリーバを提訴していたが、和解して取り下げた。プラットフォーム上でのパートナーシップの継続について合意したという。
X is pleased to have reached an agreement with Unilever and to continue our partnership with them on the platform. Today’s news is the first part of the ecosystem-wide solution and we look forward to more resolution across the industry.
— News (@XNews) October 11, 2024
https://www.reuters.com/legal/elon-musks-x-drops-unilever-advertiser-boycott-lawsuit-2024-10-11/
AbemaTVの運営する「ABEMA」が、新プラン「広告つきABEMAプレミアム」の提供を開始。月額580円。これまでは、広告ありで無料の「ベーシック」と、広告なしで有料の「ABEMAプレミアム」しかなかった。広告なしの「ABEMAプレミアム」は、月額960円を1,080円に改定する予定。
総務省が、デジタル空間における情報流通に伴う諸課題について制度整備を含む対処の在り方を検討するため、「デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会」を開催。前身の「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」による提言を踏まえ、情報流通プラットフォーム対処法の施行と運用、デジタル空間における情報流通に係る制度整備、デジタル広告の流通を巡る諸課題への対処などを検討する。なりすまし型の偽広告については、事業者の対応状況についてヒアリングを行う予定。
デジタル空間における情報流通の諸課題への対処に関する検討会
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_shokadai/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA102AW0Q4A011C2000000/
金融庁が「SNS上の投資詐欺が疑われる広告等に関する情報受付窓口」を設置。
総務省が「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ」を公表。なりすまし型の偽広告の問題など、事業者の自主的な取り組みのみには期待できない状況を踏まえ、幅広いステークホルダーが連携した総合的な対策が必要としている。総合的な対策には、「広告の質の確保を通じた情報流通の健全性確保」(広告の確実な事前審査や掲載停止措置)、「質の高いメディアへの広告配信に資する取組を通じた健全性確保」(ガイドラインの策定など)が含まれる。
「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会とりまとめ」及び意見募集の結果の公表
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000417.html
デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/digital_space/
Xが「広告収益配分プログラム」の名称を「クリエイター収益配分プログラム」に変更し、収益配分方法を見直し。11月8日以降、投稿の返信に広告が表示されても収益は発生せず、プレミアム利用者のエンゲージメントで収益は発生する。いわゆるインプレゾンビ対策とみられる。
Xにいるクリエイターのみなさん、大発表です📣
— Japan (@XcorpJP) October 10, 2024
収益配分プログラムの仕組みが大きくアップデートされます。
一番の変更は、お支払いが増えることです💰️
Xプレミアムに登録して、投稿で収益を得ましょう:https://t.co/C5uTC85USR
変更点は続きより:
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2410/10/news151.html
UUUMとストアギークが共同パッケージを提供。オンラインでのインフルエンサー活用施策と連動して、小売店舗メディア「ストアギークサイネージ」にも最適化したクリエイティブを配信できる。
グーグルの「Performance Max (P-MAX)」やメタの「Advantage+ Shopping Campaigns」のように、最小限の設定を行うだけでファネル下部のパフォーマンスを自動最適化できる広告商品として、ピンタレストが「Performance+」、ティックトックが「Smart+」の提供を開始。
AIと自動化で広告主をサポートする、新しいキャンペーン機能のご紹介 | Pinterest Newsroom
https://newsroom.pinterest.com/ja/news/introducing-new-ai-and-automation-campaign-features-to-support-advertisers/
TikTok運用型広告を最適化する最新ソリューション「Smart+」の提供を開始
https://tiktok-for-business.co.jp/archives/22831/
以下の通り、主要プラットフォームの類似機能が出そろってきた。それぞれ名称が似ている。
アップルは、9月に公開した新OS「iOS 18」「iPadOS 18」「macOS Sequoia」で、ブラウザー「Safari」に「Distraction Control」(気をそらすものコントロール)という機能を追加した。広告など、気をそらすものを選択して非表示にできる。
Use Distraction Control in Safari to hide items on a webpage
https://support.apple.com/en-us/120682
iPhoneのSafariで記事を読んでいるときに気をそらすものを非表示にする
https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iphdc30e3b86/18.0/ios/18.0
IABヨーロッパが、ディスプレイ広告を圧縮して軽量化するツール「CreativeLi」の試験提供を開始。温室効果ガスの排出量を削減するため。
IAB Europe Launches Beta Test of New Tool to Optimise Digital Display Creatives, Reducing File Size Without Sacrificing Visual Impact
https://iabeurope.eu/iab-europe-launches-beta-test-of-new-tool-to-optimise-digital-display-creatives-reducing-file-size-without-sacrificing-visual-impact/
日本広告審査機構(JARO)は、設立50周年を記念して「苦情の50年史」を公開。2014年からの10年間を「ネット苦情急増期」としている。