9 years 6ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Spotlight on Optimize 360, part of the Google Analytics 360 Suite 」 を元に構成しております。 優れたウェブ 体験の基礎となるのは統合されたマーケティング ツール
最近行われたマーケティング担当者に対する調査 によると、マーケティング用のツール類が十分に統合されており、シームレスな連携が可能だと感じている回答者は 26% しかいませんでした。
1 ユーザーが利用するチャネルやデバイスも、結果として生じるデータも多様化している現在、ツールの統合性が十分でないと、さまざまなカスタマー ジャーニーを把握し、正しく対応することは望めません。
マーケティング ツールが統合されていれば、豊富に蓄積された顧客行動についての分析情報が、そのままウェブサイトの体験を改善する材料として活きてきます。改善を要する箇所の特定や、ユーザー層に応じたきめ細かいカスタマイズも容易になるため、ひとりひとりのユーザーに最適な体験を提供することができます。
まさにそのために開発されたのが、Google オプティマイズ 360(ベータ版)です。他のツールとのネイティブ統合によってあらゆる重要なビジネスデータを活用できる、
テスティングとパーソナライゼーションのための新しいソリューション です。
クリアな視点と迅速なアクション Google アナリティクス 360 スイートは、多様なビジネスデータの統合と活用を目指したツール群です。オプティマイズ 360 では、この統合データをウェブサイトの体験改善に利用することができます。それも、平均的なユーザー像を想定した画一的なものではなく、ニーズも目的もそれぞれ異なる個々のユーザーに合わせたサイト作りが可能です。オプティマイズ 360 には次のような特長があります。
一元化されたデータソース: ウェブ解析のデータとテスト運用のデータを同じツールで扱うことができるため、安心です。
テスト目標とビジネス目標の共通化: 多くの企業では既にアナリティクス 360 によってサイトでの主なアクティビティを測定し、重要な意思決定に活用していますが、オプティマイズ 360 ではこれらのアクティビティをテストの基準としてそのまま活用することができます。
シンプルかつ強力なパーソナライゼーション: アナリティクス 360 で割り出したセグメントを手軽に利用して、ウェブサイトのパーソナル化を図ることができます。
企業レベルのテスティングとパーソナライゼーションを手軽に サイトで発信するメッセージの刷新から、カスタマー ジャーニーの抜本的な再構築まで、オプティマイズ 360 の使いやすいビジュアル エディタはあらゆる作業に対応します。
テスト運用する新しいバージョンのサイトが用意できたら、アナリティクス 360 の「目標」をテストの目標に指定し、同じくアナリティクス 360 のオーディエンスをターゲットに設定することができます。テスト結果の確認に使用するレポートは、ウェブ解析のレポートと共通点の多いものです。テスティングやパーソナライゼーションの全工程が、アナリティクス 360 とシームレスに統合されており、手軽に大きな成果が得られます。
オプティマイズ 360 で注文ページのコンバージョン率が 26% 向上した The Motley Foolオプティマイズ 360 を導入した企業の多くは、統合された使いやすいテスティング ソリューションの恩恵を既に実感しています。The Motley Fool もそのひとつです。
The Motley Fool は世界中の投資家を支える金融サービスです。Tom Gardner と David Gardner によって 1993 年に創業された同社は、当初は投資関連の情報をまとめた身内向けのニュースレターに過ぎませんでしたが、世界的な企業となった今でもニュースレターは同社の主要商品です。
アナリティクス 360 のデータを定期的に確認する中で、The Motley Fool のチームは自社のセールス チェーンのほころびを発見しました。メール キャンペーンによってユーザーをニュースレター注文ページに送り込んでいるにもかかわらず、セッションの多くは注文につながっていなかったのです。
ニュースレター注文プロセスをユーザーにとってなるべくシンプルで手軽なものにすることを目指し、チームはさまざまな方法を模索していきました。アイデアのテストに活躍したのがオプティマイズ 360。結果の測定基準は、ニュースレターの注文数を測定するために既に作成していたアナリティクス 360 の「目標」です。
「アナリティクス 360 の既存データをテスティング プラットフォームで利用できることは、当社にとって非常に大きなアドバンテージでした」と The Motley Fool でデータ アナリティクス マネージャーを務める Laura Cavanaugh 氏は話します。「見込み顧客獲得数や注文数といった主要指標の測定に使用するサーバーサイドのイベント トラッキングは、99% という高い精度を示しました。他のデータソースとは比べものにならないレベルです。」
オプティマイズ 360 の恩恵は、テスト結果が明らかになる前からはっきりと表れていました。担当チームの貴重な時間やリソースの節約です。「マーケティング担当者がテストひとつを最初から最後までセットアップするのに、10 分もかからないくらいです」と Cavanaugh 氏は言います。
そしてテスト結果そのものも、明確かつ効果的なものでした。再設計された注文ページは、元のページを大きく上回るコンバージョン率を記録しました。
The Motley Fool の取り組みはまだまだ続きます。次に同社が計画しているのは、新規の見込み顧客に最適なランディング ページや、リピーター向けのエクスペリエンスのカスタマイズなど、ユーザー セグメントに応じた新しい要素の導入です。
アナリティクス 360 とオプティマイズ 360 を組み合わせて利用することで、さまざまな取り組みの効果を総合的に把握できるのも、同社にとって重要なポイントです。
詳しくは
The Motley Fool の事例紹介の全文 をご覧ください。
今後のさらなる展開 オプティマイズ 360 について詳しくは、
ウェブサイト をご覧ください。
1出典: Forrester Research, Inc.「Discover How Marketing Analytics Increases Business Results」 投稿者: Jon Mesh(オプティマイズ 360 担当プロダクト マネージャー)、Tiffany Siu(オプティマイズ 360 担当プロダクト マーケティング マネージャー)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 6ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Introducing Firebase Analytics 」 を元に構成しております。 Google は次世代のモバイルアプリ(以下、アプリ)開発において、Android や iOS のアプリケーションとモバイル ウェブを統合的に開発できる
Firebase の提供を開始しました。アプリ開発を従来よりも早くすることはもちろん、アプリの品質向上やユーザーの獲得、エンゲージメントの強化、アプリでのさらなる収益化に貢献する新しいツールです。Firebase のプラットフォームからは、無料でかつ無制限に利用できるアプリ分析ソリューションとなる
Firebase アナリティクス も合わせて登場します。
これにより、アプリのみを分析する場合は Firebase アナリティクスが最も推奨するソリューションとなりました。Firebase アナリティクスはユーザー志向であり、また、そのユーザーが経験するアプリ上でのイベントを可視化することにフォーカスして開発されているため、無制限のアプリ イベント レポートや複数の広告ネットワークのアトリビューション分析、ポストバック機能を備えています。もし現在 Google アナリティクスをアプリ計測のために利用している場合は、パワフルで新しい機能を搭載できる Firebase と Firebase アナリティクス も並行して皆様のアプリに導入することをご検討ください。
Google アナリティクスはこれからもアプリ分析機能のサポートを継続するだけでなく、
Google アナリティクス 、または
アナリティクス 360 と同時に Firebase アナリティクスを利用するための、より良い分析機能を構築していく予定です。もしウェブとアプリのプロパティをお持ちの場合は、Google アナリティクスを、アプリ分析には Firebase アナリティクスを利用することをおすすめします。
また、Firebase アナリティクスを実装することに加えて Google アナリティクスで現在のアプリ分析の機能を継続して利用したいとお考えのお客様も多いと思います。2 つを同時に導入する場合は
Google タグマネージャー が便利です。Firebase への実装はもちろん、その後タグマネージャーを使って Google アナリティクスにアプリのデータを送ることもできます。
Firebase アナリティクスと、アプリ分析を今まで以上に早く、簡単にするために機能拡張される Google タグマネージャーの詳細については改めてお知らせいたします。
どうぞ新しいモバイルアプリ分析体験をお楽しみください。
投稿者:Russ Ketchum( Group Product Manager)、 Google アナリティクス & Firebase チーム
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 6ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Spotlight: Smarter Marketing with Analytics 360, part of the Google Analytics 360 Suite 」 を元に構成しております。 Google アナリティクス の主な役割は、よりスマートなマーケティングを実現し、カスタマー ジャーニーの理解、インサイトの獲得と共有、優れたユーザー体験の提供に貢献することです。
企業がこういった目標を達成するには、縦割りの組織を超えた横断的な取り組みが必要となるでしょう。ウェブサイトのデータにおいても、同様にシームレスな統合が不可欠です。カスタマー ジャーニーには、マーケティング キャンペーンの体験も、ウェブサイトやアプリの体験も含まれます。意義のある分析を行い、優れたユーザー体験を実現するには、マーケティングからウェブサイトまで、さまざまな体験を包括する完全なデータが必要です。
Google アナリティクス 360 スイートの一部として提供されるアナリティクス 360 は、まさに
包括的な理解 を、従来からの
AdWords との統合 を活かして実現するマーケティングプラットフォームです。さらに、DoubleClick Digital Marketing プラットフォームについても同様の連携ができます。
DoubleClick Campaign Manager * はもちろんのこと、
DoubleClick Bid Manager * および
DoubleClick Search * のキャンペーンを通して得られたユーザー エンゲージメントに関する情報を、アナリティクス 360 から直接参照することができます。アナリティクス 360 のアカウントを DoubleClick Digital Marketing と接続するのは非常に簡単で、特別な導入作業は必要ありません(サイトやキャンペーンでのタグの再設定も不要です)。
*注意: リンク先は Google アナリティクス 360 のお客様専用のコンテンツです。
これらの新しい機能により、アナリティクス 360 を利用するマーケティング担当者は、ある顧客がマーケティング キャンペーンと最初に接触した時点から、最終的にウェブサイトで商品を購入する(あるいはしない)ところまで、カスタマー ジャーニーの全貌をクリアに見渡すことができます。サイトでのユーザー エンゲージメントの状況は、広告を目にしたユーザー(ビュースルー)と広告をクリックしたユーザー(クリックスルー)のそれぞれについて分析することが可能です。ビュースルー ユーザーの情報は、特にディスプレイ広告、動画広告、モバイル広告などで重要です。これらの広告を目にしたユーザーは、その場で広告をクリックするのではなく、後でウェブサイトを訪問することが多いからです。
パナソニックなどの企業 も、既にマーケティング メディアとの統合を活かしてデジタル マーケティング キャンペーンの投資収益率(ROI)向上に取り組んでいます。アナリティクス 360 が実現する広告との統合により、パナソニックはデジタル キャンペーンのデータをひとつのプラットフォームに集約し、顧客についての分析を深めることができました。また、得られた分析をメディアツールへとフィードバックして関心の強いユーザー層を発掘し、ユーザーに合ったエクスペリエンスを最適な瞬間に提示することにより、同社は
30% もの投資収益率向上 に成功しています。
今回 Google の広告テクノロジーとの統合がさらに進んだことを受けて、スマートなマーケティングの実現に役立つ 2 つの活用方法についてお話ししたいと思います。顧客およびカスタマー ジャーニーの理解、そしてユーザーにとって的確なエクスペリエンスの形成です。
顧客およびカスタマー ジャーニーの理解
広告を目にして、あるいはクリックしてサイトにアクセスしたのは、どんなユーザーだったのでしょうか。そしてサイトにアクセスした後はどうなったのでしょうか。すぐに離脱したのでしょうか?特定の商品について調べたのでしょうか?ニュースレターに申し込んだのでしょうか?デジタル マーケティングと接触したユーザーは、サイトでどんなことをしていたのでしょうか。広告サービスとの統合により、アナリティクス 360 ではこういった疑問に答えを見つけることができます。また、次のような活用方法も考えられます。
新しい商品の発売にあたり、顧客を呼び込むためにディスプレイ広告と検索広告の掲載を始めたとします。あるキャンペーンのコンバージョン率が低いので掲載をやめようかと思いきや、そのキャンペーンについてサイトの解析データで調べてみると、興味深いことがわかりました。特定のディスプレイ広告とキーワードから、多数の新規ユーザーが流入しているのです。しかもこのルートで得られた新規ユーザーの中には、エンゲージメントの活発なユーザー、つまり商品詳細ページを多数閲覧したり、サイトに長時間滞在したりするユーザーも含まれています。そこで、キャンペーンを停止させる代わりに、エンゲージメントの活発な新規ユーザーの獲得に貢献しているアド エクスチェンジやキーワードを重視する形で、キャンペーン内の広告のターゲティングを絞り込むことにします。また、これらの新規ユーザーをサイトに呼び戻して商品を購入してもらえるよう、リマーケティング キャンペーンを作成します。
クリックやビュースルーが多いものの、コンバージョン率が低いキャンペーンが見つかったとします。アナリティクス 360 で分析したところ、このキャンペーン経由でサイトにアクセスしたユーザーのほとんどはすぐに離脱(直帰)していましたが、あるセグメントのユーザー(たとえば 18~35 歳の女性)に限っては、きわめてコンバージョン率が高いことがわかりました。そこで、このセグメントのユーザーをさらに呼び込めるよう、広告のメッセージ設定やクリエイティブ、掲載先などを調整し、入札単価を引き上げることにします。
ユーザーにとって的確なエクスペリエンスの形成 サイトでの行動は、そのユーザーの人となりや関心範囲について多くを語ってくれます。こういった情報をマーケティング戦略に反映しない手はありません。たとえば次のような活用方法が考えられます。
ショッピング サイトで、商品を長時間閲覧したりカートに追加したりするものの、結局購入はしないユーザーが目に付いたとします。そこで、季節の変わり目のセールのタイミングでリマーケティングを行うことにします。リマーケティング キャンペーンによって、以前関心を示した商品がセール中であることを伝え、再度購入を検討してもらいましょう。
ケーブルテレビ会社で、HDTV をオンラインでストリーミング配信する新しいサービスを、高速インターネット プランを契約中のユーザーにおすすめしたいとします。この場合、対象プラン契約者に対してリマーケティング広告を表示することで、これらのユーザーのライフタイム バリュー向上を狙うことができます。
このように、解析データと広告キャンペーンのデータの融合には、企業にとっても顧客にとっても大きな可能性が秘められています。顧客は自分にとって意味のある内容のマーケティングを受けることができ、企業は関心を持ってもらえる可能性の高い顧客にマーケティング費用を集中させられるという、Win-Win の関係です。
DoubleClick Bid Manager * および
DoubleClick Search * との統合について詳しくは、Google アナリティクス 360 スイートのヘルプセンターをご覧ください。従来から提供されている
DoubleClick Campaign Manager * や
AdWords との統合についての情報もご用意しています。アナリティクス 360 では今後もさらに革新的な機能の充実に努めていく予定ですので、引き続きご注目いただければ幸いです。ご利用をお待ちしております。
*注意: リンク先は Google アナリティクス 360 のお客様専用のコンテンツです。
投稿者: Abhi Aggarwal、Jocelyn Whittenburg(Google アナリティクス チーム)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 6ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Google Tag Manager Fundamentals now available in 14 languages on Analytics Academy 」 を元に構成しております。 アナリティクス アカデミーでは 2015 年に、Google タグマネージャによるタグの設定や管理の合理化について解説した
Google タグマネージャの基礎コース を発表しましたが、このコンテンツを 14 種類の言語でご利用いただけるようになりました(イタリア語、英語、オランダ語、韓国語、スペイン語、チェコ語、中国語、ドイツ語、トルコ語、日本語、フランス語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語)。
Google タグマネージャの基礎コースでは、Google アナリティクスや Google AdWords といったツールを使って、データ収集プロセスや広告戦略を改善する方法について解説します。たとえば次のような内容が含まれます。
Google タグマネージャでのタグ管理における主要な概念や原則
ウェブサイト用のタグの作成とタグ実行ルールの管理
Google アナリティクスの実装を強化する方法
データレイヤーを使って分析用の有益な情報を収集することの重要性
AdWords コンバージョン トラッキングや動的リマーケティングなど、他のマーケティング タグの構成方法
投稿者: Lizzie Pace(Google アナリティクス教育チーム)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 6ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Redesigned Google Analytics mobile app now available for both Android and iOS 」 を元に構成しております。 タップひとつでいつでもデータにアクセス
手元にパソコンがないときも、ビジネスは動き続けています。刷新された Google アナリティクスのモバイルアプリなら、Google アナリティクスの主要なデータの監視や共有を、外出中でも手軽に行うことができます。
改良された新しい Google アナリティクス モバイルアプリは、いつでもダウンロードしてお使いいただけます(
Android 版 /
iOS 版 )。最新のスマートフォンやタブレットでも動作し、対応言語は 39 種類、Google アナリティクスが提供されているすべての国で利用できます。
以下、新しいアプリの特長の一部をご紹介します。
Google アナリティクスのデータに簡単にアクセスし、全体の概要を把握
リアルタイムのビジネスデータで最新の動向を確認
セグメントを使ってレポートを詳しく分析
モバイル用のマイレポートを自在にカスタマイズ
得られた分析を手軽に共有
新アプリの詳細 Google アナリティクスの新しいモバイルアプリでは、Google アナリティクスの各種レポートが小さな画面に適したフォーマットで簡潔にまとめられており、驚くほど踏み込んだデータまで手軽に手元で確認できます。
デフォルトでは表示されない指標をトラッキングしたい場合も心配ありません。手軽にレポートを作成・変更し、モバイル用のマイレポートに保存できます。
興味深い発見はすぐに共有しましょう。メール、SNS、メッセージなど、端末が対応しているあらゆる通信手段を利用できます。
こちらの動画では、Google アナリティクスのモバイルアプリを実際に使用している様子をご紹介しています。
VIDEO これさえあれば、いつでもどこでもウェブサイトやモバイルアプリの状況を確認できます。Google アナリティクスのモバイルアプリをぜひご利用ください。ダウンロードは
Google Play(Android) または
Apple iTunes(iOS) から。
注: このアプリは現在、タブレット、スマートフォンともに縦向き表示にのみ対応しています。横向き表示にも近日対応予定です。
投稿者: Ajay Nainani(Google アナリティクス担当プロダクト マネージャー)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 6ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Join us as we announce the latest Ads and Analytics innovations on May 24th 」 を元に構成しております。 5 月 25 日午前 2 時(日本時間)に放映される Google Performance Summit Keynote のライブストリームで、広告と分析技術における最新のイノベーションに関する発表があります。
私たちは、テクノロジーが数年ごとに新しい世界をつくるそんなエキサイティングな時代に生きています。その中でも、スマートフォンの普及ほど消費者の生活を変化させ、ビジネスの革新を推し進めたものはないでしょう。スマートフォンは生活の中に浸透し、行きたい場所、買いたい物、やりたいことなどについての情報は、必要にな時にその場で手に入れるのが当たり前になりました。これは、マーケティング担当者にとっても大きなチャンスでもあります。従来では考えられないほど有意義で的確なユーザーとの接触が可能となったからです。Google はそういったマーケティング活動のパートナーとして、広告主様がユーザーと接触し、その成果を測定するためのマーケティングプラットフォームをご提供しています。
世界中の消費者と企業の双方にとって役立つサービスを構築していくため、私たちのチームでは定期的に広告サービスや分析サービスのお客様を訪ねてご意見を伺うようにしています。昨年はインド、日本、中国、イギリス、ドイツを訪問して広告主様とお目にかかり、どの国でも新たな見識を得ることができました。
たとえばヨーロッパでは、幅広いユーザーにアプリのインストールを促進するうえで、ユニバーサル アプリ キャンペーンが効果を発揮していることがわかりました。広告主様が求めているのは、極めて具体的なユーザー層に的を絞ってリーチできる機能です。スマートフォンのトップ マーケット 5 か国のうち 3 か国が存在するアジアでは、広告と入札機能の両方についてモバイル端末に対する管理性と柔軟性を向上してほしいというご要望を、広告主様からいただきました。また、訪問させていただいたどの国でも、社内に散在するデータを統合し、具体的なアクションにつながるインサイトを引き出すことが重要な課題となっていることがわかりました。さまざまなデバイス、コンテキスト、チャネルを行き来するカスタマー ジャーニーを正確に理解するため、より良質なデータが求められています。
こうして得られた貴重な見識をもとに、私たちはまったく新しい次世代型の広告および分析技術の構築に取り組んできました。実現したさまざまなイノベーションについて、2016 年 5 月 25 日(水)午前 2 時(日本時間)に Google Performance Summit Keynote にて発表させていただく予定です。
ライブストリームの視聴をご希望の方は、
こちら でご登録ください。
発表に先駆けて、
AdWords の Google+ ページ で一部の情報を先行公開して行く予定です。ぜひフォローしてご覧ください。
投稿者: Sridhar Ramaswamy(広告およびコマース担当上級副社長)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 7ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Spotlight on Analytics 360, part of the Google Analytics 360 Suite 」 を元に構成しております。
Google アナリティクス 360 スイート が発表されました。この新しいサービスが提供するさまざまなメリットを、皆様も楽しみにされていることと思います。今回は、アナリティクス 360 スイートが持つ意味を、
アナリティクス 360 というプロダクト視点から掘り下げてみたいと思います。
アナリティクス 360 は、これまでの「Google アナリティクス プレミアム」を、Google アナリティクス 360 スイートのひとつとして変更し新たな名称としました。プロダクトをご利用いただく上で大きな影響はありませんが、見た目や使用感は、今後数ヶ月かけてGoogle アナリティクス 360 スイートとして変更していきます。
Google アナリティクス 360 スイートのデータ測定の基盤を担うアナリティクス 360 では、積極的な機能拡充が行われます。特に、顧客が購入するまでの経路の把握、インテリジェントな分析性能、そして顧客や自社のビジネスについての理解の深化といった点で機能の増強を進めています。また、得られた情報から具体的なアクションにつなげるのも重要なテーマと考えています。
アナリティクス 360 は単体でも利用でき、現在の Google アナリティクス プレミアムで好評をいただいている各種機能はそのままご利用いただけます。さらに、アナリティクス 360 スイートの他のプロダクトと組み合わせて活用できるのも魅力です。それでは、アナリティクス 360 と他の 360 スイートのプロダクトと連動した活用例をご紹介しましょう。
アナリティクス 360 で、あるユーザー セグメント(たとえば平均よりも利用額が 50% 多い顧客群)を見つけたとします。マーケティング担当者としては、このユーザー層を育てるとともに、同様のユーザーをさらに発掘したいところです。新しい 360 スイートでは、このセグメントのデータをデータ管理プラットフォーム「オーディエンス センター 360」と共有することで、サードパーティのデータと Google のデータを組み合わせ、これらのユーザーの特性をさらに詳しく分析できます。さらに同様の特性を持ったユーザー層を新たに構築し、DoubleClick Bid Manager やサードパーティの DSP を利用してプログラマティック広告へのアプローチができます。
これによって、特定のユーザー層向けにカスタマイズされた関連性の高い広告を配信できるようになりました。次の一手は、自社のサイトを閲覧しているユーザー体験も同様にカスタマイズすることです。アナリティクス 360 でパフォーマンスのよいセグメントを特定したら、「オプティマイズ 360」と共有しましょう。テストとパーソナル化に特化したこのツールでは、サイトのコンテンツやユーザー体験を顧客に合わせて最適な内容に調整できます。
多くの広告主様にとって、こうしたキャンペーンは他の多くのマーケティング キャンペーンのひとつに過ぎないでしょう。しかし、キャンペーンの結果はすべて「アトリビューション 360」に取り込まれているので安心です。マーケティング アトリビューション ソリューションであるアトリビューション 360 では、高パフォーマンス セグメントを狙ったこのキャンペーンが、他のマーケティング活動と比べてどの程度の効果を上げているのか評価することができます。こうして得られた幅広い視野を活かし、各種マーケティング活動のバランスを調整し、最も影響力の大きい分野に注力できます。
これだけの分析データが手元に揃っていれば、マーケティング活動の抜本的な改革を決済者に提案することもできます。提案資料を作るのに新しいデータ視覚化ツール「データスタジオ 360」が役立つでしょう。360 スイートの各プロダクトをはじめさまざまな情報と連携し、データをもとに説得力あふれるストーリーを組み立てて、戦略的な提案に形を与えることができるのです。また、Google ドライブと連携しているため、現場での生産性も高く、チーム内での共有や共同作業も容易です。
このように、アナリティクス 360 スイートを活用し顧客への理解を深めることで、分析データや見識を社内で共有し、顧客にとってさらに魅力的なユーザー体験を築くといった次のステップにつながっていくはずです。アナリティクス 360 を 他の 360 スイートのプロダクトと連携することで、ビジネスにおいてデータ分析をさらに活用できるでしょう。
今後も 360 スイートの各プロダクトを詳しくご紹介していきますので、引き続きご注目ください。アナリティクス 360 に関心をお持ちの場合は、こちらの新しい
ソリューション シート をご覧ください。
投稿者: Jocelyn Whittenburg(プロダクト マーケティング マネージャー)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 7ヶ月 ago
ユーザー分析やアナリティクス ツールの種類がこれまで以上に増えたことで、マーケティング担当者の作業はさらに複雑になっています。Forrester Consulting による最新の調査で、マーケティング アナリティクス ツールを使用する組織がどのようにしてユーザーの利便性を高め、成功しているのかが明らかになりました。
消費者は、スマートフォン、タブレット、ノートパソコンを使えば時間や場所に関係なく必要なものが見つかると考えています。マーケティング担当者はこういったマイクロモーメントを活用して、これまでにないほど多くの商機を得ることで、ユーザーとのつながりを作り、関心を引き付けることができます。さらに、消費者行動に関する重要な分析情報も得ることができます。考慮すべきユーザーデータが増えたことで、効果的なマーケティング測定がさらに重要な役割を持つようになっています。
パフォーマンスを測定し、ツールを適切に統合する際にマーケティング担当者が直面している問題を把握するため、Google は Forrester Consulting の協力のもと、マーケティング、アナリティクス、情報技術の企業の役員 150 名を対象に、詳細な調査を実施しました。 調査 の結果、マーケティング担当者がアナリティクス ツールを効果的に活用して、消費者との接点を最大化し、成功するための方法が明らかになりました。
主な調査結果:
マーケティング担当者は、掲載結果とビジネス上の結果を結び付ける能力が必要です。調査の中で「ハイレベルなマーケティング担当者」に分類された回答者のうち 53% が、ビジネス目標と直結する確実な指標に従っていると回答しました。該当するマーケティング担当者が所属する組織は、他の組織と比較して、目標を達成する可能性が 3 倍高くなっています。
成功のためには、適切なツールが不可欠です。調査対象のマーケティング担当者のうち、マーケティング アナリティクス 機能が適切に統合されており、シームレスに作業できると回答したのはわずか 26% でした。一方で、適切に統合されたツールを使用しているマーケティング担当者は、収益目標を上回る成果を得る傾向が高くなっています。
包括的なマーケティング アナリティクス プラットフォームを導入しているマーケティング担当者は、優れた掲載結果を得ています。5 つ以上のツールを組み合わせた包括的なマーケティング アナリティクス プラットフォームを導入しているハイレベルなマーケティング担当者は、マーケティング活動全体で 39% 高い成果を得ています。
投稿者: Google アナリティクス 360 スイート部門マーケティング責任者、Suzanne Mumford
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 7ヶ月 ago
Posted by Google Analytics 360 Suite アカウント マネージャー 清水千年/ソリューション コンサルタント 中島弘樹
概要 製造業・自動車整備業・工事業者向けに、消耗品・工場交換部品などの間接資材を e コマースで提供する
株式会社 MonotaRO の事例を紹介します。MonotaRO はアナリティクス プレミアム及び BigQuery をマーケティング プラットフォームとして早くからご活用いただいており、今回もアルファテスタとして Google オプティマイズ 360 (以下オプティマイズ 360)、Google データスタジオ 360 (以下データスタジオ 360 )を実装頂きました。
今回は上記プロダクトのご活用状況とご利用後のご感想を紹介させていただきます。
導入の背景 すでに A/B テストの仕組みを導入されていた株式会社 MonotaRO では、今回の取り組みに際して以下のような状況がありました。
テストごとにエンジニアによるシステムの作りこみが必要なため、 マーケティング側で希望するタイミングでの A/B テストが困難
アナリティクス 360 や BigQuery での分析に基づくデータの広告施策以外への活用
近年のデータの量や種類の増大に伴う、データの連結や集計をした上でのシンプルで視覚的に分かりやすいレポートへのニーズの拡大
マーケティング以外の部門への、アナリティクス 360 よりさらに用意なレポート作成と社内共有の実現
Google アナリティクス 360 - BigQuery を中心としたマーケティング プラットフォーム
“オプティマイズ 360 ”、“データスタジオ 360”の実装 オプティマイズ 360 はアナリティクス 360 と親和性が非常に高いテストやカスタム機能によって、ウェブサイトのユーザー エクスペリエンスを向上させるプロダクトです。アナリティクスで作成したユーザーリストをオプティマイズ 360 に渡し、そのユーザー群に対して A/B テストを行い、アナリティクスのコンバージョン、収益などにどれくらいの影響が合ったのかを見ることができます。
例えば、特定のソーシャルトラフィックから来た新規ユーザーやディスプレイ広告から来た滞在時間 5 分以上のユーザーに対して、特定のクリエイティブを見せる A/B テストを行うことなどが可能です。
データスタジオ 360 はデータの視覚化による分析のサポートを行う新しいプロダクトです。アナリティクス 360 スイート内の全プロダクトをはじめ、BigQuery や Google スプレッドシートをデータソースとし、実用的なレポートにまとめます。読みやすく、簡単に共有でき、カスタマイズの自由度が高いレポートにより、すばやく情報を把握できるようになります。
360 導入のご感想 今回、3 月下旬よりプロモーションの一環として、サイトにてオプティマイズ 360 を利用しました。今までは簡単な A/B テストでもエンジニアの手が必要となり、その人員を確保することが難しいためにキャンペーンが滞ることがありました。
オプティマイズ 360 を活用することにより、最初に一度エンジニアに設定をしてもらえば、その後の細かい調整はマーケティング部門自身で可能になりました。そのため、A/Bテストが必要なときにマーケティング部門主導で改善を進めることができる ようになったことが大きな成果の一つです。
今後については、オプティマイズ 360 の機能を用いて、行動履歴を元にしてリアルタイムにコンテンツを出し分ける施策 に活用していきたいと考えています (データ分析グループ グループ長 久保征人氏 )
株式会社 MonotaRO は以前から BigQuery をマーケティングのデータソースとして利用しており BigQuery をデータスタジオ 360 に連携して活用できる素地が整っていました。そのため、今回はデータスタジオ 360 をデータのつなぎ込みから、レポートの作成まで数日で簡単に完了することができました。実際にマーケティング部門にてすでに活用が始まっています。
日々変動する KPI を 一箇所に集約し、確認にかかる時間を減らすことができています。また、データのスケールに左右されず遅延なく更新されるため、重要な意思決定が迅速に行えるようになりました。社内での利用者を増やすという点において、事前の説明がなくても簡単な操作でレポートが作れる点が、評価できると考えています (マーケティング部門 部長 橋原正明氏 )
導入の成果と今後の展望今までは、アナリティクス 360 の分析のあとのアクションが主に広告のリマーケティングに限定されていましたが、オプティマイズ 360によりこうした分析を迅速にサイト内の施策にも活用できることは大きな進化です。
今後は、特に A/ Bテスト機能の強化、拡充に期待したいと思います。A/B テストは統計的な正確性を求めるとかなり細かい点まで気をつける必要がありますので、Google アナリティクスのウェブテストに含まれていたような A/B/N モデル 、 多椀バンディットアルゴリズム などの新しいアルゴリズムによる精緻化、正確性、効率性をオプティマイズ 360 にも期待しています。
またデータスタジオ 360 に関しては、まずはデータソースの拡張(AdWords、DoubleClick データなど)を期待しております。またグラフの見やすさの向上にも期待したいです。例えば色の設定、目盛(スケール)の設定がユーザー側でも変更可能になれば、ディメンションを使ったレポートがより使いやすくなります (データ分析グループ グループ長 久保征人氏 )
noreply@blogger.com (Chitoshi Shimizu)
9 years 7ヶ月 ago
世界的なブランドで、デジタルマーケティング戦略を製品から顧客中心の戦略に移行した事例として、パナソニック社 での取り組みをご紹介します。
パナソニック社のコンシューマーマーケティング部門では、Google アナリティクス 360 を活用し、2 つの国内の顧客インサイトに着目しました。
(1)顧客は、大きなライフイベントの変化に伴い、製品を購入する。
(2)さらに顧客は同時に複数の製品を購入する可能性がある。
パナソニックでは、ウェブサイトで直接製品を国内向けに販売していません。そのため、デジタルマーケティングにおけるコンシューマーマーケティング部門の主な目的は、デジタル広告を効果的に活用して、ウェブサイト、製品のコンテンツと、顧客のエンゲージメントを高めることにあります。
今までは、パナソニックの各製品ごとに広告キャンペーンを実施し、分析、改善を行っており、パナソニック製品すべてのキャンペーンを横断した分析からレポートまでを可能にする、統合されたプラットフォームはありませんでした。
パナソニックでは、ターゲットとする顧客の生活が変わるタイミングを捉え、必要な時に必要なメッセージを配信するには、より精度の高い正確な分析が重要と考え、Google アナリティクス 360 リセラーの NRI ネットコム と共に、統合プラットフォームの構築と活用という取り組みを開始しました。
統合されたインターフェースの構築
パナソニックと NRI ネットコムは、顧客中心の戦略へのファーストステップとして、すべてのデジタルマーケティングキャンペーンを Google アナリティクス 360 で一元管理し計測することにしました。Google アドワーズ、DoubleClick Campaign Manager、DoubleClick Bid Manager、DoubleClick Search は、Google アナリティクス 360 と同じ Google プラットフォームで統合できるため、デジタルマーケティングキャンペーンを横断的に精度高く、かつ容易な分析を可能にしました。
Google アナリティクス 360 のレポートは、デジタル広告のクリック、クリックコストだけではなく、広告から誘導後のサイト内でのユーザー行動や直帰率、平均ページ閲覧数を、クリックしたユーザー、さらにビュースルーしたユーザーも含めて分析します。
このような分析データにより、パナソニックは、ユーザーが検索したキーワード、ディスプレイ広告クリエイティブなど、どんな接点がユーザーとエンゲージメントを深めたか詳細に把握できるようになりました。
Google アナリティクスのデータを、複数部門のメンバーが共同で管理することにより、マーケティングデータを全社の資産として活用できるようになりました。
適切なユーザーへの訴求
ユーザーのインサイトを念頭においてパナソニックが保有するデータを一元管理することにより、デジタルマーケティングのパフォーマンスの改善に向けて、まずは主力の各製品のリマーケティングによる訴求から始めました。
ユーザーをグルーピングする機能を活用し、それぞれの主力製品のウェブサイトに訪問したユーザーを各々リスト化。Google アドワーズ、Google ディスプレイネットワーク、DoubleClick Bid Manager へ、そのリストを連携しました。これにより、ユーザーが興味を持った製品にリマーケティングを活用してアプローチできます。
ユーザーがどんな製品を同時に検討、購入しているかも参考にできます。例えば、テレビのウェブページを見ているユーザーに対しては、テレビだけではなく、スピーカー、その他の周辺製品についてもリマーケティングによってユーザーへ推奨できるようになりました。
また、パナソニックでは、購入意向の高い新規ユーザーに向けて、デジタル広告を展開。Google アナリティクス 360 では、ページ閲覧、ページ滞在時間などを年齢、性別、または興味(ゲーム好き、テレビ好き)などの切り口で分析できます。これらのデータを詳細に分析することで、購入意向の高いユーザーに類似した特性をもつユーザー見つけ出し、Google ディスプレイネットワークや、DoubleClick Bid Manager を活用した広告施策にも取り組み始めました。
これらの仕組みを活用することで、パナソニックは、人生に起こる様々なライフイベントを控えているユーザーを見つけ出し、リマーケティングすることができます。具体的には、Google アナリティクス 360 と広告の連動機能、検索連動型広告を活用し、「新婚旅行」「結婚式」などのキーワードで検索したユーザーに対し、結婚後購入する傾向がある製品をリマーケティングするといった施策がその一例です。
新しいユーザーに向けたキャンペーン
以上のような、パナソニックの顧客中心デジタルマーケティング戦略は一定の成果を収めてきています。デジタル広告キャンペーンでは、クリック率が 1 年で最大 3 倍となる成果 となり、広告からサイト訪問に至ったユーザーの直帰率も半減 させることができました。
こうした施策によって、ユーザーが求めている製品広告を表示させることが容易となり、また今後こうしたユーザーが購入するであろう製品広告についても表示させることができるようになりました。
パナソニックは、NRI ネットコムのサポートにより、顧客がライフイベントを迎えようとしているまさにそのタイミングで、最適なメッセージを、最適なユーザーへ届けるために、ユーザーを分析し、示唆することを支援しています。
このように、これまでは個別の部門毎に別々に管理されてきたキャンペーンデータを統合して分析することによって、パナソニックは迅速に、かつ効果的にデジタルキャンペーンを展開しています。
現在、パナソニックでは、キャンペーンを担当する個別の広告会社の結果報告を待たずに、Google アナリティクス 360 にデータを一元管理することによって、デジタルキャンペーンの結果を把握しています。これにより、効率の悪いキャンペーンから、よりパフォーマンスの高い広告キャンペーンへ、迅速に予算を再配分することができるようになりました。
その結果、 デジタルキャンペーンの広告予算は、全体で 3 割抑制することができ 、余剰予算は、次の新規キャンペーンのために活用できるようになりました。
noreply@blogger.com (Chitoshi Shimizu)
9 years 8ヶ月 ago
L'Oreal Canada では、ホリデー期間の特別キャンペーンとして、日本のブランド「シュウ ウエムラ」の愛用者の特性を利用した、特別なリストの構築を図りました。
まず Google アナリティクス 360 スイートを使って、シュウ ウエムラ ブランドのユーザーと同じ関心を持つユーザー(例: ヨガや特定の旅行に関心があるユーザー)のリストを作成しました。そして、Google アナリティクスを使って、そうした層をシュウ ウエムラのウェブサイトに誘導し、DoubleClick バナーを表示して商品購入を促したのです。
その結果、驚くべき成果が上がり、売り上げが当初予測の 2 倍、広告費用対効果が 2200% に達しました。L'Oreal Canada がこの取り組みで学んだ手法は、今や L'Oreal の全グローバル ブランドで共有されています。
このすばらしい事例に関心をお持ちの方は、ぜひ動画で詳細をご覧ください。
VIDEO 投稿者: Suzanne Mumford、Google アナリティクス 360 スイート部門マーケティング責任者
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 8ヶ月 ago
Posted by Google Analytics 360 Suite アカウント マネージャー 清水千年
/ ソリューション コンサルタント 中島弘樹
概要 デジタル、モバイルの普及でオンラインでホテル、レストランの予約をする生活者は増え続けています。こうした中で、オンラインによる集客は重要性を増しており、本事例にて紹介する「
株式会社一休 」はその中でも、非日常を演出するラグジュアリーなイベントの提案という特別なポジションを築いています。
株式会社一休 デジタルマーケティング部の皆様
今回、その株式会社一休にてオンラインの集客から実際の予約までを一元管理し、運用改善を図るマーケティング プラットフォームとして、Google アナリティクス 360、DoubleClick、BigQuery を導入いただきました。本事例では
デジタル広告や自社で保有する予約など様々なデータ統合と、複数の組織間での分析、活用による成果 をお伝えします。
導入の背景 これまでも株式会社一休では、データの分析と施策の改善に取り組まれていました。しかしそれまでのプラットフォームでは、各トラフィックからコンテンツのクリエイティブ施策、予約完了までのトランザクション、そしてポイント還元までの売り上げ管理が個別に管理されており、個別ではなく、施策全体の最適化を図ることが難しい状況がありました。またオンライン施策では改善のスピードが非常に重要な要素ですが、プラットフォームでの制約により、実施から分析までにかなりの時間とリソースがかかるという課題もありました。
上記課題を解決するため、タグマネージャ 360 をベースに、アナリティクス 360 を AdWords、DoubleClick と連結しました。そして、そのデータを BigQuery にエクスポートし、自社の CRM データも連結、統合することで、より柔軟で即応性が高いシステムの構築を行いました。
Google アナリティクス 360 と BigQuery を中心としたマーケティング プラットフォーム Google アナリティクス 360 は AdWords だけではなく、DoubleClick の連携も可能です。株式会社一休は DoubleClick Search (以下 DS) 、DoubleClick BidManager (以下 DBM)の連携を行いご活用いただいています。DS との連携で、複数のサイトで実施している検索連動型広告の、また DBM との連携により、 Google ディスプレイネットワークと、それ以外の様々な媒体へのディスプレイ・動画広告の運用結果をアナリティクス 360 に集約し、各種指標との紐付けを行った分析や、リマーケティング リストの共有が可能となりました。
これらの情報をアナリティクスに集約し、BigQuery にエクスポートすることにより、
こちらのスキーマ に従った範囲で各種トラフィックから、コンテンツ、コンバージョンまでの一連データがサンプリングされていない形、ヒット単位で紐付いた形で分析できるようになりました。
導入の成果 今回、株式会社一休にとって、ディスプレイやアフィリエイトを含む、オンライン広告の成果をサイトコンテンツの閲覧状況や、予約完了までのトランザクションと連携して分析可能になったことは大きな成果でした。
特にマーケティング部門においてはトラフィックとコンバージョンの情報の連結が不足していたために、これまでのプラットフォームはほとんど活用されていませんでした。しかし、アナリティクス 360 導入以後はマーケティング部門にてアナリティクス 360 及び BigQuery を施策の分析や改善のためのマーケティングプラットフォームとして使うようになりました。
その理由と成果について、株式会社一休のデジタル マーケティング部の皆様より下記のコメントをいただいております。
1. データの正確性、即時性 トランザクション データの精度、信頼性を調べたところ、自社の CRM データとアナリティクス 360 のトランザクション データとのマッチ率が 97% でした。そのため、これまではデータの正確性、迅速性の観点から難しかった、経営層へのマーケケティング レポートとして活用され、意思決定のソースとして利用されるようになりました。
BigQuery を利用すれば、すぐに必要なデータをどのようなレベルでも取り出せるため、経営層がほしいデータをその場で作成し、素早くビジネス上の決断を即時に下せるようになりました。例えば、トランザクションを加味したトラフィックの傾向を元に、各チャネルのプロジェクトのリソースの配分などの判断に利用しています。このスキームが確立されたことにより、マーケティング施策を中心に、PDCA をよりデータドリブンな形で迅速に回せるようになりました。(デジタル マーケティング部 田中和沙氏)
2. トラフィック データとの連結と活用 アナリティクス 360 は AdWords、DoubelClick との連携により、各媒体のコストデータなどを簡単にアナリティクスに連携させることができます。今回こうして連結したデータを BigQuery にエクスポートし、SQL クエリを書くことで、各セクション別、階層別に KPI の設定と日々のトラッキング、分析が可能になりました。このことによりオンライン マーケティング施策をより全体最適の視点で運用できるようになったと考えています。
また、すべてのトラフィックがトランザクションに紐付き、可視化されたことにより、マーケティング部門、ウェブ制作部門の意思決定がよりデータ ドリブンなものとなり、各広告ネットワークの広告予算のアロケーションやウェブ制作のクリエイティブのセレクションにも活用できるようになりました。こうした、Google のプラットフォームは特に分析結果をすぐにリスト化し、すぐに広告施策につなぐことができることも魅力です。(デジタル マーケティング部 マネージャー 石之雅章氏)
3. 組織を横断したマーケティング プラットフォーム 今回のプラットフォームの導入により、マーケティング部門、ウェブ制作部門が同一のプラットフォームを見ることになり、同じ KPI、同じデータ文脈でコミニケーションができるようになりました。 CRM データと連結することにより、E-mail マーケティングなどのよりパーソナライズされた
統合的なマーケティング施策への包括的な活用も実現できるようになった ことの一つです。
このような部門を横断した取り組みにより、ウェブ制部門では「マーケティング部門の施策+ランディングページのデータ+トランザクション」を一気通貫に分析し、サイトの構成、サイト内キャンペーンを運用しております。また現在はモバイル アプリケーションでも、 タグマネージャ 360 とアナリティクス 360 を導入して分析と改善を開始しています。(デジタル マーケティング部 部長 山本智之氏)
今後の展望、Google アナリティクス 360 スイートに求めるもの「昨年からレストラン関連のサービスにこの仕組を導入しておりますが、これをさらに広げ、既にホテル事業にも導入しました。Google のマーケティング プラットフォームは広告ネットワークやヘルプ リソースの観点から海外でも使えるため、今後は海外事業にも広く展開し、データを部門を越えた全社の資産として、施策の改善に活用したいと考えております。
またオプティマイズ 360 やデータスタジオ 360 などの新しいサービスも分析から実際のアクションを加速させるツールだと考えておりますので、利用してみたいと思っています。」(同 山本氏)
株式会社一休 デジタル マーケティング部 部長 山本智之氏
noreply@blogger.com (Chitoshi Shimizu)
9 years 8ヶ月 ago
「テレビの難しさは、クリックボタンがないことです」と、Nest 社のマーケティング アナリストである Alex Bain 氏は語っています。スマートホーム向けの製品を製造している同社では、テレビ広告がウェブサイトへのアクセスや売り上げにどの程度貢献しているかを把握できずにいました。
そこで同社は 6 本のテレビ広告を放映していた昨年のホリデー シーズンに、Google アナリティクス 360 スイートを導入しました。そして、オンラインでの検索行動やサイトへのアクセスにテレビ広告が与えた影響を測定できるテレビ アトリビューション機能を利用して、テレビ広告が最も成果を上げるチャネルと時間帯を把握することに成功しました。また、Google アナリティクス 360 スイートでは、ほとんどリアルタイムにデータが届くため、データの収集に費やす時間が減り、データを基に適切な対応を取るための時間が増えました。
Nest 社の成功事例は一般公開されています。詳しくは動画をご覧ください。 VIDEO 投稿者: Suzanne Mumford、Google アナリティクス 360 スイート部門マーケティング責任者
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 8ヶ月 ago
分析機能の強化によって、逃していることさえ気づかなかった商機を把捉できる可能性があります。
この動画でご紹介する Progressive Insurance は Google アナリティクス 360 スイートを使って様々な発見をしていますが、そのうちの一つが見逃していた商機の存在でした。同社のモバイルアプリ ユーザーが保険の見積もりだけでなく、保険の購入までアプリで行いたいと考えていることに気づいたのです。そこで、同社はアプリの利便性を改善し、ユーザーの希望どおり保険を購入できる選択肢を追加したところ、期待を上回る成果が表れました。
「当社が販売している商品は保険です。しかし、よく考えてみると、データが製品そのものなのです」と、Progressive のデータおよび分析ビジネス責任者である Pawan Divakarla 氏は述べています。「当社にとって、データの体系化は不可欠です。」今日のマルチスクリーン時代において成果を上げるために、データ管理がいかに重要かを実感されている方も多くいらっしゃることでしょう。そのような方は、Progressive の成功事例を紹介したこちらの動画をぜひご覧ください。
VIDEO
アナリティクス 360 スイートの詳細については、 ウェブサイト をご覧ください。
投稿者: Suzanne Mumford、Google アナリティクス 360 スイート部門マーケティング責任者
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 8ヶ月 ago
おもちゃにおむつ、プレイハウス…。Mumzworld は、ベビー・子供用品が何でも揃うオンライン ショップです。中東地域に展開し、毎年何十万人ものオンライン ユーザーに利用されている Mumzworld は、多数のプラットフォームに広告を掲載し、最高の商品カタログでユーザーの心をつかむべく努力を重ねています。
Mumzworld にとっての課題は、投資収益率や商品の在庫状況を十分に把握し、広告費用の利用効率を高めることでした。ユーザー獲得コストを抑えつつ、オンラインでの売上を伸ばし、リピーターを増やすことが求められていました。また、サイト上の商品の在庫管理を助け、在庫切れ商品の閲覧を減らせるようなプラットフォームが必要でした。
Mumzworld はこの課題を解決するため、
InfoTrust の協力を求めました。InfoTrust は Google アナリティクスの認定パートナーで、特に e コマースのデータ統合を得意とします。Mumzworld と InfoTrust は、Google アナリティクスの
拡張 e コマース を導入して、ユーザーに対する分析を強化するとともに商品在庫のトラッキングを行いました。また、InfoTrust のデータ統合ツール
Analyze.ly を利用し、費用関連の指標データを他社プラットフォームから Google アナリティクスにインポートしました。
在庫切れ商品を 1 日ごとに報告する自動レポートとリマーケティングにより、Mumzworld はコンバージョン数とコンバージョン率を伸ばしつつ、主要チャネルの広告費用対効果を 300% という水準に保つことができました。
事例紹介の全文 を読む(PDF、英語)
「InfoTrust が Google アナリティクスのアカウントを整理し、重要なデータはマイレポートで一目で確認できるようにしてくれたおかげで、情報を分析してビジネス改善に活かしやすくなりました。また、注目すべき KPI を示し、それらを測定して即応するための自動レポートを作成してもらうことができました。」—Mumzworld FZ-LLC、CEO 兼創業者 Mona Ataya 氏
こういった成果を生み出した Mumzworld と InfoTrust の取り組みについて詳しくは、
事例紹介の全文 (PDF、英語)をご覧ください。
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 8ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「From Insights to Impact: Driving Value with Analytics 」 を元に構成しております。
今週開催された eTail West で、Google は Kohl's の戦略的マーケティング担当副社長 Chris Duncan 氏との共同プレゼンテーションを行いました。Kohl's は年商 190 億ドルを超え、オムニチャネル アナリティクスにおいても躍進を続ける小売企業です。まず、Google アナリティクスのマーケティング責任者を務める Casey Carey により、 Google が Harvard Business Review と製作した新しいレポート の要点が、続いて Chris Duncan 氏により、Kohl's の長期戦略である Greatness Agenda に関する紹介が行われました。Greatness Agenda は 2014 年に開始された取り組みであり、Kohl's が「アメリカで最も魅力的な小売企業」となることを目指すものです。
近年「 マイクロ モーメント 」が自社のビジネスにおいて影響力を増していることに注目してきた Kohl's は、測定と分析を重ね、次のようなインサイト、すなわち知見や洞察を得ることができました。
昨年のデジタル デバイスによるアクセス件数は、全店舗の来店数の合計を上回っている。
売上の多くを担っているのは、複数のマーケティング チャネルと接触したユーザーである。
オンラインで接触のあるユーザーは、実店舗での利用額も多い。
こういった分析を踏まえ、Kohl's はチャネルをまたいでユーザーとのエンゲージメントを強化する方法を模索しています。ダイレクト メールとデジタル ディスプレイ広告を組み合わせることでダイレクト メールの投資効果を高めたり、メール マーケティングとソーシャル メディアの融合によってアプリのダウンロード数を 180% 増加させたほか、デジタル ディスプレイ広告と有料検索でハイパーローカル的な手法にも取り組んでいます。つまり、分析によって得たインサイトを基に、行動に移しているのです。
インサイトを行動に変えることは、Google アナリティクス チームにとっての最重要テーマです。 Harvard Business Review との共同研究 もそのテーマに向けた取り組みのひとつで、優れた企業がどのようにインサイトを活用し、顧客価値を向上させているのか明らかにすることを目指してきました。この共同研究の調査結果は非常に有用なものでした。たとえば、データの統合を通じて顧客の購入プロセスの全体像を明らかにすることで、株主価値にして最大 8.5 倍もの成長を遂げている企業の存在も明らかになりました。
レポートでは、分析とそれに基づく実践によって顧客や自社が得られる価値を増大させている、Kohl's のような優れた企業の事例を紹介しています。ぜひ レポート全文 をご覧ください。
投稿者: Jocelyn Whittenburg(プロダクト マーケティング マネージャー)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 8ヶ月 ago
マルチスクリーン時代の企業向けソリューション
毎日の暮らしは、マイクロ モーメントで溢れています。たとえば、お店を探したり、商品を購入したり、さまざまな疑問やニーズを解決しようとするときに、我々はまず手元にある端末を頼りにします。 マイクロ モーメント とは、このような「意向に満ちた瞬間」を意味し、まさにその瞬間が訪れるときに、今日の消費者は何をするか、どこに行くか、何を買うかを決めているのです。
マーケティング部門の方や、調査・分析に携わっている方は、このような顧客行動がいかに重要かご存知でしょう。こうした顧客に関するデータの収集は、従来に比べればはるかに容易になっています。しかし、そのデータを解釈して意味を見出すことはかつてないほど困難です。
今回ご紹介する Google アナリティクス 360 (さんろくまる)スイート は、こういったニーズに応えるものです。このアナリティクス 360 スイートはデータ収集から分析と意思決定、そしてアクションまでを包括的に備えるサービスで、特に大規模な企業でのマーケティングを想定した設計となっています。マルチスクリーン時代のマーケティングの基本となるのは、重要な瞬間を捉えて消費者行動を理解することです。的確な切り口で分析を行い、消費者にとっての有用性を高めていくことが重要です。
使いやすい最新のマーケティング アナリティクス プラットフォーム
マーケティングにおいて分析プラットフォームを使用すると、使用しない場合と比べて 収益目標を達成する可能性が 3 倍高いというデータ があります。企業のマーケティング担当者から、マーケティング アナリティクス プラットフォームの強化を求める声が上がっているのも、当然といえるでしょう。しかし既存のプラットフォームの多くは、十分にニーズを満たせるものにはなっていないのが現状です。使いにくい、効率的な共同作業ができない、統合性が弱い、習得が困難なスキルを要するなど、さまざまな欠点が見られます。
Google のエンジニアたちは数年前から、マーケティングの分析機能の簡素化に取り組んでいます。Google がウェブ検索にもたらしたような変革を、マーケティング分野でも実現できないかという試みです。毎日何十億もの検索クエリを処理し、ユーザーが入力を終える前に答えを提示できる強力な基盤を利用して、企業のマーケティングにも Google 検索と同じような高い利便性を提供できないかと考えたのです。
システムを開発するにあたって、企業のマーケティング担当者からは、次のような要望が寄せられました。
Google アナリティクス 360 スイートなら、こういったニーズに応えることができます。強力なプロダクト群がひとつのスイートにまとまり、統一感のあるユーザー エクスペリエンスとサービスのデータ統合、その他さまざまなサービスを実現しています。つまり、アナリティクス 360 スイートは測定に最適なプラットフォームといえるでしょう。
「統合性に優れた Google アナリティクス 360 スイートのおかげで、さまざまな管理業務をひとつのプラットフォーム上でシームレスに扱うことができます。」 L'Oréal Canada アナリティクスおよびメディア担当ディレクター Khoi Truong 氏
6 種類ものプロダクト(うち 4 つは新規)を搭載する Google アナリティクス 360 スイートは、データや分析情報を組織内で共有するのに適した利便性の高いツールです。
Google オーディエンス センター 360(ベータ版) : マーケティング担当者のためのデータ管理プラットフォームです。既存顧客への理解を深め、各チャネル、デバイス、キャンペーンで類似のユーザーを呼び込むのに役立ちます。DoubleClick とのネイティブ統合により、Google 独自のデータに加え、サードパーティのデータ プロバイダやデマンドサイド プラットフォームなどの利用も可能です。
Google オプティマイズ 360(ベータ版) : テストやカスタム機能によって、ウェブサイトのユーザー エクスペリエンスを向上させるプロダクトです。数パターンのサイト設計を用意し、ユーザーごとに最もパフォーマンスのよかったパターンを表示することで、パーソナル化を図ります。
Google データスタジオ 360(ベータ版) : データの視覚化による分析のサポートを行う新しいプロダクトです。アナリティクス 360 スイート内の全プロダクトをはじめ、さまざまなデータ ソースからのデータを、実用的なレポートにまとめます。読みやすく、簡単に共有でき、カスタマイズの自由度が高いレポートにより、すばやく情報を把握できるようになります。
Google タグマネージャ 360 : ウェブサイトやモバイルアプリの管理、運営の効率化を支援するタグ管理ツールをもとに設計されたプロダクトです。企業のマーケティング担当者の機動力と意思決定を支えます。手軽なデータ収集能力と API により、データの精度を高め、ワークフローを合理化することができます。
Google アナリティクス 360(旧 Google アナリティクス プレミアム) : この先数ヶ月にわたって数種類の新機能をリリース予定です(詳細は近日公開)。引き続きデータ測定の要となるこのプロダクトは、あらゆるタッチポイントにおける顧客データを分析するとともに、Google の各広告プロダクトとの統合によってマーケティングの効果を高めます。
Google アトリビューション 360(旧 Adometry) : 一から再構築されたスイート版です。さまざまなマーケティング活動が生み出した価値を明らかにし、根拠に基づく予算配分をサポートします。チャネル、デバイス、システムをまたいで成果を分析できるため、最も効果的なマーケティング ミックスを導き出すことができます。
Google、DoubleClick 広告キャンペーンによる投資対効果を高める
Google アナリティクス 360 スイートは、Google の主要な広告プラットフォームである Google AdWords および DoubleClick Digital Marketing と連動しています。このため、さまざまなデータ ソース(ウェブサイトのデータ、ターゲット ユーザーのデータ、CRM などの顧客データ)を組み合わせて、解析結果を具体的なアクションへと導き、広告の関連性を高めることができます。
「Google アナリティクス 360 スイートを特徴づける DoubleClick とのネイティブ統合は、劇的なアドバンテージです。これにより、サイトでのユーザーの行動、たとえばどの商品を購入したかといった行動に応じて、メディアをパーソナル化することができます。」L'Oréal Canada アナリティクスおよびメディア担当ディレクター Khoi Truong 氏
Google アナリティクス 360 スイートのリリース時期
現在 Google アナリティクス プレミアムや Adometry をご利用の場合、数ヶ月中に新しいプロダクト名で表示されるようになります。また新プロダクトであるオーディエンス センター 360、オプティマイズ 360、データスタジオ 360、タグマネージャ 360 につきましては、Google アナリティクス 360 (旧 Google アナリティクス プレミアム)をご利用のお客様より順次ベータ版の提供を行って参りますので、ご希望の場合は担当営業までお知らせください。
企業向けマーケティング分析サービスの変革に向けた Google の取り組みはまだまだ続きます。 ウェブサイト で詳しい情報をご覧いただけるほか、下の動画では利用者様の声をご紹介しています。
VIDEO
近日中に、新プロダクト群の機能やメリットについてご紹介していく予定です。皆様からのフィードバックもお待ちしています。
投稿者: Paul Muret - Google アナリティクス、ディスプレイ、および動画プロダクト担当副社長
1 出典: Forrester 2016: Discover Marketing Analytics Impacts Business Results*
*2016 年 3 月 15 日公開
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 8ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス 英文ブログ記事 「Happy 10th Birthday, Google Analytics! 」 を元に構成しております。 Google アナリティクスがリリースされてから、2015 年 11 月に 10 年を迎えています。この間には、実に多くの変化がありました。10 年前を振り返ると、最も人気のあったスマートフォンは BlackBerry で、128 メガバイトのフラッシュ ドライブの価格は 1 万円前後でした。今は同じ値段で 250 倍のストレージが手に入ります。
この 10 年間に、「デジタル アナリティクス」と呼ばれる分野も大きく様変わりしました。
これまでの道のりを振り返り、Google アナリティクスの特徴的な 10 の機能をご紹介します。
イベント トラッキング - 初期に追加された強力な機能の 1 つで、ページビューに直結しない訪問者の操作をトラッキングできます。PDF のダウンロードや動画の再生など、特定の操作のトラッキング、分類、分析が、イベント トラッキングを使うことで容易になります。ウェブサイトでページ構造モデルが使用されなくなった今、この機能の重要性が高まっています。 プーマ がカスタム フィルタ、イベント トラッキング、アドバンス セグメントを活用してオーダーレートを 7% 向上させた成功事例をご覧ください。
リアルタイム レポート - 特定の時点の状況に関するインサイトを取得できます。キャンペーンのタグ設定の確認、新しいキャンペーンの開始、ソーシャル メディアの即効性の把握に役立つレポートです。 米国のオバマ大統領 が Google アナリティクスを使って、データ主導の迅速な意志決定を民主化した成功事例をご覧ください。
マルチチャネル、アトリビューション モデリング、データドリブン アトリビューション - マーケティング担当者がラストクリック型アトリビューションではなく、コンバージョンまでの経路全体に関するインサイトを利用できるようにと最初に提供したのが、マルチチャネルでした。その次がアトリビューション モデリングで、企業はこれを使って、コンバージョンの経路上にあるマーケティングの接点に貢献度を割り当てることができます。そして現在は、アトリビューションを利用して効果を測定し、精度を向上できるように、アルゴリズムに基づくモデルと新しいレポートを提供しています。ベビー用品の大手 Baby Supermall がアトリビューション モデルを活用して収益を拡大した成功事例をご覧ください。
Goolge タグマネージャー - デジタル マーケティングとデータ収集が複雑さを増すと、ユーザーに優れたタグ管理ツールが必要であることがわかりました。Google タグマネージャは、1 つのコード スニペットでウェブサイトのタグを一元化します。ユーザーは、使いやすいインターフェースからすべてのタグを管理できます。 ドミノ・ピザ が Google アナリティクス プレミアムと Google タグマネージャを使って、月間収益を 6% 拡大した成功事例をご覧ください。
アナリティクス アカデミー - ユーザーがあますところなく活用できるのでなければ、優れたサービスとは言えません。マーケティングと分析の分野も複雑化するにつれて、Google アナリティクス ユーザーにとってあらゆる変化の最新知識をいつでも入手できる重要性が高まりました。このニーズに応えるために、アナリティクス アカデミーは、オンライン講座のハブとして機能しています。ユーザーは、デジタル アナリティクス、特に Google アナリティクスに関するコミュニティ ベースの無料オンライン動画講座に参加できます。
ユニバーサル アナリティクス - ユニバーサル アナリティクス(UA)は 2 つの点で Google アナリティクスの大きな前進でした。1 つ目として、UA を使うと、さまざまなデバイスにおけるユーザーの行動を 1 つのビューにまとめて表示でき、今日のマルチスクリーン、マルチデバイスの環境で生じる問題に対処しやすくなります。2 つ目として、UA はユーザー重視の分析の基盤となり、User ID、ライフタイム バリュー、コホート レポートなどの機能を実現します。高級品 e コマースサイトの 1stdibs が Google アナリティクス プレミアムを活用してビジネスを一段上のレベルへ引き上げた成功事例をご覧ください。
Measurement Protocol - この機能は元々、ユニバーサル アナリティクスの基盤を構成する要素の 1 つでした。この要素によって、Google アナリティクスは「ウェブ解析」ツールから「デジタル アナリティクス」プラットフォームへと進化しました。この測定プロトコルを使うと、HTTP リクエストを介して操作データを送信、保存、視覚化することができます。デベロッパーは、オフライン取引や IoT(モノのインターネット)デバイスを含め、ほとんどすべての環境でサービスや商品に対するユーザーの利用状況を測定できます。気象情報アプリ AccuWeather が Google アナリティクス プレミアムを使い、チャネルを越えて効果を引き出している事例をご覧ください。
モバイルアプリ アナリティクス - モバイルアプリやモバイル デバイスの急増に伴い、アプリ マーケティングの効果とアプリの利便性の両方を測定して改善できることが欠かせない要素になっています。モバイルアプリ アナリティクス レポートは、認知からダウンロードを経てエンゲージメントに至るまでのモバイル ユーザーの経路全体をアプリ デベロッパーとマーケティング担当者が測定できるように設計されています。また、UserID 機能と組み合わせて使うと、複数のデバイスをまたいだユーザー行動について詳しく分析することができます。ゲーム開発会社 Certain Affinity が Google のモバイルアプリ アナリティクスを活用してゲームデザインを改善した成功事例をご覧ください。
拡張 e コマース - Google アナリティクスによる e コマース測定方法の改良版です。買い物客の行動とコンバージョンに関する新しい重要な指標について明確なインサイトを取得できます。測定の対象には、商品詳細の表示、「カートへの追加」アクション、内部キャンペーン クリック数、内部マーケティング ツールの成果、決済プロセス、購入があります。ダイヤモンド ジュエリー大手 Brian Gavin Diamonds が拡張 e コマースを使って売上を 60% 向上した成功事例をご覧ください。
リマーケティング - Google アナリティクス リマーケティングを使うと、ウェブサイトやモバイルアプリを利用するユーザーの行動に基づいて簡単にユーザーリストを作成できます。このユーザーリストを使って、AdWords、GDN、DoubleClick Bid Manager のキャンペーンをリマーケティングできます。クレジット情報サービスの TransUnion が Google アナリティクス プレミアムを活用してコスト効率とコンバージョンを大幅に改善した成功事例をご覧ください。
すべての Google 社員、認定パートナー、そして誰より、このすばらしい 10 年間を共に作り上げてくださったユーザーの皆様に、心から感謝を申し上げます。もちろんGoogle の進化はこれで終わりではありません。これからも、Google アナリティクスを強化し、新しいサービスを開発し、あらゆるビジネス上の意志決定を向上させるのに役立つ革新的な方法を提供してまいります。次の 10 年にもどうぞご注目ください。
投稿者: Paul Muret, VP Engineering エンジニアリング担当副社長
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 8ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス 英文ブログ記事 「Data-Driven CMOs: Leaving the Information Age 」 を元に構成しております。
「情報化時代」という言葉を覚えていますか。かつてはテクノロジー関連のものごとを表す際にやたらとこの言葉が使われていましたが、時間が経つにつれ、意志決定に役立つ豊富な情報に個人がアクセスできる社会への移行、いわゆる「知識のグローバルな民主化」を指すようになりました。マーケティングの観点で言えば、情報化時代とは、シンプルなプッシュ戦術からの抜本的転換も意味していました。データを駆使する CMO が、ブランドと顧客の間の動的でリアルタイムな情報の流れを管理するという手法を取り入れるようになったのです。
この転換に伴い、あらゆる面で複雑化も進みました。マーケティング担当者に求められるレベルがかつてないほど高まっていると見る向きもあります。しかし、ある面においては、データ ドリブン マーケティングへの進化によって、マーケティング担当者の抱える問題の一部が簡素化されるだけにとどまらず、解決されることがあるのも事実です。たとえば、次のような改善例が報告されています。
つまり、「情報化時代」は、情報にアクセスできることではなく、情報を効果的に活用できることを指す言葉となったのです。
情報からインサイトへの移行
以前、CMO.com のインタビュー で、マーケティング担当者として駆け出しの頃の自分に言ってやりたいことがあるとしたら何か、と尋ねられことがあります。その時の回答は次のようなものでした。
「現代のマーケティング リーダーとは、クリエイターであり、技術者であり、アナリストであり、ストラテジストでもあります。今日、マーケティングの世界で成功を収めようと思うなら、機敏で、将来を見通す目を持ち、組織全体の変化を効果的に管理できることが前提条件です。ただ、誤解のないように言うと、新しい目標をやみくもに追えということではありません。むしろ、未来に訪れるチャンスを予測、評価、検証するための時間とリソースを積極的に確保せよ、というのが私のアドバイスです。」
では、マーケティング担当者はどのようにして組織全体の変化を管理するのでしょうか。それにはまず、生の情報をインサイトに変換し、マーケティングが独自の価値を提供できる領域を見極める必要があります。
「ビッグデータは、それ自体が目的なのではない。ビッグデータから得られるビッグ インサイトこそが重要なのだ。実用的な要素を探り出す過程で、データの 99.999% は捨てられる。」
この言葉は、 FORTUNE 誌ブレインストーム技術会議 で、ドルビー ラボラトリーズの最高マーケティング責任者 Bob Borchers 氏が述べたものです。議論の余地はないでしょう。しかし、あえて繰り返すと、データと知識はイコールではありません。コンテキスト抜きでデータを持っていても、車が走るスピードは知っているのに向かっている方向を知らないようなもので、役には立ちません。
別の捉え方をすると、これは、データ ドリブン マーケティング文化を築くことと、根本からデータ ドリブンを意図して組織を構築することの違いです。「ビッグ データ」という言葉が世に出た当初からこれに取り組んできた組織は、データ ドリブンの活用、という点で成熟しています。アトリビューションの測定と解析、チャネル間の配分と調整など、基盤となる要素に投資したマーケティング担当者に主導されて、これらの組織は早くも次のステップへ進み、マーケティングを財務などの他部門と統合し始めています。この取り組みでは、マーケティングの成果に関する議論が、キャンペーン効果の機能評価としてではなく、戦略的かつ包括的なビジネス プランの一環として行われています。インプレッションとクリック ストリームに関するデータは、メディア費用(オンラインとオフライン)とサプライヤー価値の視点から、売上に直接結び付けて議論できるようになっています。
データ ドリブン アトリビューション分析を使用すると、個々のチャネル、サイト オーナー、クリエイティブが収益にどのように貢献したかが正確に示されるため、キャンペーンの成果をさらに明確に把握できます。マーケティング担当者は、シンプルな指標を超えて視野を広げ、全チャネルの成果を包括的に捉えることで、費用や投資収益率に常に目を光らせながら、売上拡大などの全体的なビジネス目標に向けて先手を打つ管理方法を身に付けることができます。
今はまだ情報化時代なのでしょうか、それとも別の何かなのでしょうか。はっきりしているのは、情報の収集と整理は、もはや終着点ではなく出発点だということです。
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 8ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス 英文ブログ記事 「Measuring Super Bowl 50’s Top TV Ads with TV Attribution 」 を元に構成しております。 毎年何億人もの人々がアメリカの一大イベントであるスーパーボウルを見るためにテレビの前に集まります。テレビ コマーシャルが試合そのものよりも多くの人々の関心を引き付ける場合もあります。各企業が消費者を楽しませて関心を引き付けるために、年間何百万ドルもの広告費を投じています。こうした広告主様は、ブランド認知度の向上を目的とした広告掲載を積極的に行っています。
しかし中には異なる目的で広告掲載を行っている広告主様もいます。そうした広告主様は、消費者の関心を引き付けて商品やサービスの詳細を調べてもらうことや、購入に踏み切ってもらうことを広告掲載の目標にしています。つまり、「意思」を生み出せるかどうかで成果を判断しているのです。ただこれまでは、テレビ広告が消費者からの反応をどの程度引き出せているかは、把握することが難しいと考えられてきました。
重要なのはセカンド スクリーンです。 Accenture がまとめたレポート からは、87% の消費者がテレビを見ながらセカンド スクリーンとして別のデバイス(ノートパソコン、タブレット、スマートフォンなど)を使用していることがわかっています。その結果として、テレビのコマーシャルとデジタルでのアクティビティ(語句の検索、検索ネットワークでのクリック、ウェブサイトへの直接訪問など)との間に直接的なつながりが生まれています。 Adometry のテレビ アトリビューション技術 を使えば、機械学習によって消費者の反応に関するデータを分単位でモデル化し、個々のテレビ コマーシャルがどの程度の効果を発揮しているのかを非常に詳細なレベルで推定できます。つまり、テレビ広告の効果をデジタル広告と同じように測定できるということです。
Google では、Adometry のテレビ アトリビューション技術を活用して、第 50 回スーパーボウルにおける各広告の効果を測定しました。その結果、消費者の反応という観点から、今シーズンのテレビ コマーシャルの中で特に効果が高かったものは、以下のようになりました。
Audi、「The Commander」
Acura、「What He Said」
Universal Pictures、「Jason Bourne Trailer」
クリエイティブ性を基準に AdvertisingAge が発表した優秀作品 とはかなり異なる顔ぶれです。このテレビ アトリビューション技術による調査結果の詳細については、Think with Google の こちらの記事 をご覧ください。上位 10 件のスーパーボウル用広告のリストや、消費者からの反応をデバイス別、クォーター別にまとめたデータを確認できます。
意思を生み出すことを目的としてテレビ広告に投資するのであれば、効果的な戦略を策定してセカンド スクリーン上でも消費者の関心を引き付ける必要があります。それができれば、消費者の利便性が高まり、広告主様の費用対効果も大幅に増すはずです。
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