Google Analytics 日本版 公式ブログ

Googleアナリティクスでソーシャルメディアの価値をつかむ

13 years 8ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

本記事は Google の Group Product Manager の Phil Mui が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の英語の原文記事はこちらをご覧ください。
Capturing the value of social media using Google Analytics 」(2012 年 3 月 20 日)

ソーシャルメディアの価値をどう測るか、マーケターにとってはそれが課題でした。サイトの中と外の両方で活動が起こっている以上、何が起こっているか正確に知るのは困難だというのが、もっともらしい理由だったのです。ソーシャルメディアは、購買のプロセスで見れば、比較的最初の認知のステップに位置していたので、ソーシャルのチャネルのビジネス価値を判断したり、効果的な戦術を見極めるのは、簡単ではなかったのです。

しかし、ソーシャルの世界が成熟してくるにつれ、マーケターやウェブアナリストは、本当の成果を確認するレポートを求めるようになって来ました。ソーシャル上でいくら人気が高まっても、結局、企業サイトは、購買やコンバージョンを求める場所なのです。

新しいソーシャル分析を、Googleアナリティクスでリリースしたのは、まさにそれが理由です。新しいソーシャル分析レポートは、ソーシャルメディアの指標と、重要なビジネス指標のギャップを埋める橋渡しになります。これらのレポートから、ソーシャルチャネルのビジネス価値を、より適切に測ることができます。
今回以下の3つの点がサポートされます。

・ソーシャルトラフィック全体の価値を明らかにし、ラストとアシストの両方で、コンバージョン価値を測ることができます
・サイトへの訪問と、外で起こっている活動の両方のソーシャルの活動を知り、ユーザーとのエンゲージメントを最適化し、ソーシャルのKPI改善につなげることができます
・ソーシャルメディア上のマーケティング活動を、データ中心に、効率的効果的に判断していくことができます

ソーシャル分析レポートは、これまでのレポートとは異なり、ソーシャルメディアのインパクトを、あらゆる角度から分析できるようになり、より明確に全体象を把握できます。

新しいレポートでは、例えば以下のようなことがわかります。

サマリーレポート:
ソーシャルの成果とコンバージョンへのインパクトを一目で確認
























サマリーレポートでは、ソーシャルチャネルから生み出されたコンバージョン価値がどのくらいか、一目で確認できるようになります。ソーシャルからの価値を可視化することで、金額での成果を、ソーシャルとその他のチャネルで比較し、かつラストとアシストの両方の接点で、その効果を確認することができます。

このレポートは、ソーシャルの訪問が、すぐにコンバージョンに至ったのか、それとも、少し先のアシストにつながったのかを見せています。すぐにコンバージョンにつながったソーシャル参照は、「ソーシャル経由の終点コンバージョン」と表記されます。すぐにコンバージョンに結びつかず、その後の訪問がコンバージョンにつながった場合は、「ソーシャル経由のアシストコンバージョン」として記録されます。

コンバージョンレポート:
ソーシャルメディアはどの目標に影響したのか?




















コンバージョンレポートで、ビジネスを生んだコンバージョンと金額での価値を確認し、マーケターは、個々のソーシャルチャネルの価値を測ることができます。

例えば、新しく制作したビデオといったソーシャル向きのコンテンツが、コンバージョンにつながった、その効果を確認できます。時系列のグラフを見れば、そのコンテンツをリリースした時に、ソーシャルからの目標達成が増えたかが確認できます。もちろん、そのためには、あらかじめ目標設定と、目標値の定義を必ず設定し、ビジネスに関連した効果を測れるようにしてください。「アシスト / 終点」の指標の値が高いネットワークでは、多くのアシストコンバージョンが確認できるはずです。

ソーシャルソース:
ソーシャルネットワークごとの行動の違いを見極める




















ソーシャル参照元レポートは、各ソーシャルネットワークごとの、エンゲージメントとコンバージョンの指標を見せています。どのコンテンツがソーシャルに作用し、成果に結びついたのかがわかります。

例えば、ソーシャル上で、ある商品のキャンペーンをプロモーションした時、ソーシャルユーザーフローから、ユーザーの行動、各ソーシャルメディアからあなたのサイトに到着し、商品ページを見たかどうか、また他の場所にも行ったかどうか、あるいは離脱してしまったのかが確認できます。

ソーシャルプラグイン:
シェアされやすいコンテンツを見極める












コンテンツをリリースしたら、どのコンテンツがもっともシェアされたりオススメされているか、それがどのソーシャルメディア上で起こっているのかを知りたいでしょう。ソーシャルプラグインのレポートは、サイト上のどの記事が、あるいはどのソーシャメディアの共有ボタン、例えば Google+1 などのボタンが、もっともクリックされているかが分かります。

このレポートをもとに、どのタイプのコンテンツが共有され人気が出やすいか、あるいはどういったレイアウトにすると共有ボタンがよくクリックされるかを見極めます。ユーザーとのコミュニケーションの改善に活かすことができます。

アクティビティストリーム:
サイトの外で何が起こっているか?














今までのレポートがサイト上で起きたソーシャルのエンゲージメントを見せているのに対して、「アクティビティストリーム」のタブ(ソースレポート上にあります)は、あなたのコンテンツが、あなたのサイトの外側で、どのようにエンゲージメントしているかを示してくれます。

パブリックなソーシャルメディア上のコンテンツから、シェアされたURLがどのように、どんな場所で共有されたか、なんとコメントされているかを、例えば Google+ の「共有する」ボタンが押された状況を確認できます。現在確認できるメディアは、Googe+ と、ソーシャルデータハブに参加しているメディアの活動です。
このハブには、日本からも、はてなブックマーク( 株式会社はてな )や、yaplog! ( GMO メディア株式会社)が参加しています。今後も日本のパートナーを拡大していく予定です。

今後数週間をかけて、標準レポートタグのメニューで、ここで紹介したソーシャル分析レポートが確認できるようになリます。
ぜひ、皆さまからのフィードバックをお待ちしております。

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

Google アナリティクス ウェビナーのご案内

13 years 8ヶ月 ago





Google アナリティクスのウェビナーを実施いたします。ウェビナーとは、ウェブ上でご覧いただけるセミナーです。

Google アナリティクスの目標設定を中心に、ウェブサイトのゴールの考え方、目標設定の具体的な方法を、基本からお話しいたします。
このセミナーの対象は、Google アナリティクスをお使いの中級者の方々が対象となります。
ウェビナーの参加は無料ですが、事前のご登録が必要です。

このセミナーを通じて、以下の課題を解決できます。ぜひ、この機会にご参加ください。
・サイトのゴールの設定方法は?
・eコマース機能とは?
・Google AdWords との連携方法は?
・目標設定に関連した新しい機能のご紹介

このセミナーは、このセミナーは Google で Google アナリティクスを担当する大内 範行が講師を務めます。また、皆様からのご質問をその場で受け付け、回答するお時間も設ける予定です。(すべてのご質問に回答できない点あらかじめご了承ください)

ぜひ、この機会を逃さずにご参加ください!
事前のご予約が必要ですので、忘れずにお申し込みください。

日時:3 月 6 日(火) 午後 6 時から(日本時間) 1時間程度

こちらをクリック してお申し込みください
http://www.google.co.jp/ads/learn/webinars.html

皆様のご参加を心よりお待ちしております。
noreply@blogger.com (Analytics team)

セミナー報告 NRIネットコム主催の企業Web戦略セミナー

13 years 8ヶ月 ago
2月23日 Googleアナリティクスの認定パートナー、NRIネットコム株式会社主催で、企業Web戦略セミナー「2015年 近未来企業Webのカタチ」が開催されました。定員100名を超え多くの申し込みがあり、会場は満員の中で開催されました。

セミナーの題名に「2015年」とある通り、現状の企業の取り組みから、企業の直面する課題、そして進むべき方向について、先進事例と今後の提言を幅広くカバーした内容となりました。
野村総合研究所の桑津 浩太郎氏、NRIネットコムの山田 輝明氏と共に、弊社 大内 範行も、Googleアナリティクスの最新機能と企業事例を中心にGoogleのウェブ解析戦略の少し先のお話をさせていただきました。

第1部:NRIが考える次世代企業Web 世界をマーケットとするグローバル先進企業のWeb取り組み事例











第2部:"リアルタイムWeb戦略"で事業の成果を生み出す 「CWO(Chief Web Officer)」の重要性と役割











第3部:Googleのウェブ解析戦略と「Googleアナリティクス」











なお、下記のページに、詳しい実施報告やNRIネットコム様の取り組みがございます。
【満員御礼】Google、NRI協力 「企業Web戦略セミナー」開催報告

今後もできるだけ多くの皆様に、Google アナリティクスの活用とその事例を共有できる機会に参加していきたいと思います。

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

CSS Nite セミナー実施報告 Google アナリティクス新機能と活用事例

13 years 8ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

10 月に実施された CSS Nite LP19 「アクセス解析」のセミナー報告です。
CSS Nite (主催 CSS Nite 実行委員会)は今年 7 年目を迎えたイベントで、これまで、全国で 3 万人を超える方々が参加しています。当初、10 月 15 日実施の当セミナーは、早々と満員になり、急遽 22 日に 同じ講師陣で、再演を実施し、合計約 300 名の参加となりました。( 以下 写真撮影:飯田昌之 氏 )













今回、Google アナリティクスを通じてウェブビジネスの改善に取り組んできた講師陣 6 名による講演は、新機能の紹介にとどまらず、具体的な事例を中心に展開されました。
以下、順を追ってご紹介させていただきます。なお、講師の皆様の敬称は略させていただきました。

いちしま 泰樹 ( Cinci )
アクセス解析思考の磨き方
〜木を見て森を見ずにならないように〜


















ブログ makitani.com を運営する いちしま氏の講演は、解析思考の磨き方というテーマで実施されました。最初の講演にふさわしい初心者に優しく、これまでの経験を体系化した内容でした。流入からコンバージョンまでの解析思考について、基礎から KPI 設計まで、丁寧な解説が行われました。

石本 光司( 株式会社 DMM.com ラボ)
大規模サイトにおける Google アナリティクス導入から成果まで
〜 Web デザイナーがアクセス解析に携わってみて〜




















デザイナーとして解析にもチャレンジする石本氏の講演は、大規模サイト DMM.com における Google アナリティクスの課題というテーマでした。しかし、その内容は、仮説から商品購買プロセスの改善を実現した、金額も含め具体的な事例紹介で、大規模サイトに限らず参考になる内容でした。

熊谷 伸志(株式会社イー・エージェンシー)
Googleアナリティクスとレコメンドエンジンの連携について



















Google アナリティクス認定パートナー、イー・エージェンシー熊谷氏の講演は、自社のレコメンドエンジンを、Google アナリティクスと連動させたユニークな事例の紹介です。レコメンドエンジンの導入前と導入後の効果が、明確に利用者にわかるようになったことで、お試し導入の継続率が格段に上がりました。Google アナリティクスの利用形態として気づきの多い、貴重な報告でした。

中島 直樹(ネットイヤーグループ株式会社)
Google アナリティクス イベント変数を活用するとここまでできるビジネス応用術
〜 EC サイトにおけるトライアルキットの本商品購入率の測定〜




















Google アナリティクス認定パートナー、ネットイヤーグループ 中島氏の講演は、イベントトラッキングの高度な活用事例です。化粧品の試供品応募と、実際の商品購買、この 2 つのビジネス効果と測定方法について、技術面、ビジネス面から詳細な解説が紹介されました。イベントトラッキングを採用した背景、セッションを超えたビジネス効果の取得方法などが解説されました。

小川 卓(リクルート株式会社)
「なでしこ JAPAN 」に見るアトリビューションの重要性と最新動向
~ Google アナリティクスの新機能「マルチチャネル」活用術~


















ブログ リアルアクセス解析を運営する小川氏からは、Google アナリティクスの新機能「マルチチャネル」とアトリビューション分析について、基礎から応用、具体事例まで解説が行われました。組織の中で、どのようにアトリビューションのデータを活かしていくか、まで含めた俯瞰的な内容でした。特にアトリビューションをサッカーに例えた解説が、印象的でわかりやすい講演です。

大内 範行(グーグル株式会社)
新しい Google アナリティクスを使いこなそう
〜現場で効果的だった分析と、新機能を実践的に〜

大内からは、アナリティクスの新機能というテーマで、リアルタイムのレポート機能、イベントをゴールに設定できる機能、サイトの速度を計測できる機能など、利用事例を含めた解説を行いました。

新機能の紹介にとどまらず、具体事例を惜しみなく紹介した貴重なセミナーになりました。
詳細なレポートは下記をご参照ください。
CSS Nite LP, Disk 19「アクセス解析 : 事例紹介と Google アナリティクスの新機能」(再演版)が終了しました

今後もできるだけ多くの皆様に、Google アナリティクスの活用とその事例を共有できる機会に参加していきたいと思います。

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

オーガニック検索に 楽天、goo , BIGLOBE が加わりました

13 years 10ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

2 月 1 日 より、Google アナリティクス のトラフィックレポート「オーガニック検索」に、以下の3つの検索エンジンが加わります。

BIGLOBE(NECビッグローブ株式会社)   
楽天ウェブ検索(楽天株式会社)
goo(エヌ・ティ・ティ レゾナント株式会社)

オーガニック検索のレポートに、これらの検索エンジンのキーワードも含めたデータが反映されます。(逆に参照サイト “referal” のトラフィックはその分だけ減少します)

以下は「オーガニック検索」のレポートです。
トラフィック > 参照元 > 検索 > オーガニック検索 
表の上部 表示中のセグメントを「参照元」に切り替えます。

















以下の画面は「すべてのトラフィック」のレポートです。レポート上の表示はそれぞれ下記になります。
BIGLOBE    biglobe / organic
楽天ウェブ検索 rakuten / organic
goo      goo.ne / organic

トラフィック > 参照元 > すべてのトラフィック













従来、”search” として表示されていた検索トラフィックには BIGLOBE が含まれていましたので、その分は “search” から減少する予定です。

なお、 Google アナリティクスのトラッキングコード ( ga.js )をカスタマイズして、検索エンジンを指定していた場合、その指定を優先させるには、 addOrganic のパラメーター opt_prepend を true に指定する必要がございます。詳しくは code.google.com のこちらのページをご覧ください。

1 月 31 日以前のデータには影響や変更はありません。

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

Googleアナリティクス セミナーのお知らせ

13 years 10ヶ月 ago
2 月 23 日 木曜日 午後に Google アナリティクス の関連セミナーを開催します。主催はGoogleアナリティクス認定パートナーのNRIネットコム株式会社です。場所は、東京丸の内で、参加費は無料です。

今回、Google からは、大内が Google アナリティクスの事例と新機能を中心にGoogleアナリティクスの今後の戦略をご紹介いたします。

また、株式会社野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部長 桑津 浩太郎 氏、NRIネットコム株式会社 Webアナリスト 山田 輝明 氏が出演します。

企業における、Web活用事例、成功事例をご紹介しながら、企業Webの課題に対するソリューションを中心とした講演です。企業の進むべき道を考え、導く立場である経営・マネジメント層の皆さま、ぜひご参加ください。

お申込み方法や、セミナーの詳細情報につきましては、こちらのページをご参照ください。
http://www.nri-net.com/seminar/seminar201202.html


noreply@blogger.com (Analytics team)

Google のプライバシーポリシー変更が Google アナリティクスに与える影響

13 years 10ヶ月 ago
原文は以下をご参照ください。
Google’s updated privacy policy - what it means for Google Analytics users


すでにご存知の方も多いと思いますが、3 月 1 日に、Google はプライバシーポリシーを変更します。今回の変更で、プライバシーポリシーは、より読みやすいものになり、また、Googleが、シンプルで美しく直感的なユーザー エクスペリエンスを、すべての製品やサービスにわたって実現することを助けるものになります。

新しいプライバシー ポリシーは、Googleが、ユーザーがログインしているときに、あるGoogleのサービスで提供した情報を、他のGoogleのサービスで提供した情報と結びつけることがあることを明確にしています。これにより、Googleが、ひとりのユーザーを、すべての製品やサービスを通じて、同一のユーザーとして取り扱うことが容易になります。(なお、新しいプライバシー ポリシーの詳細については、こちらをごらん下さい)

さて、今回の変更は、あなたや、Google アナリティクスのデータに、どう影響するのでしょうか? その点について、ここでお話させていただきます。

もっとも大事な点は、あなたがご自身のウェブサイトのデータについて有しているプライバシー ポリシーやその管理方法は、これまでと何ら変わらない、ということです。以前と変わらずに、ウェブサイトのデータは、あなたがご自身で管理している、「データ共有設定」で設定した範囲で取り扱われます。Google が、製品やサービス改善に役立てたり、匿名化した集計データをユーザーに提供したり、あるいはコンバージョンオプティマイザーを提供できるようにするために、あなたがGoogleとの間でのデータ共有を行うか否か、また、どの程度行なうかについては、ご自身でお選びいただけます。それらの共有データは、ご自身が設定した目的以外には使用されません。データ共有の設定については、こちらをごらん下さい。

あなたのウェブサイトを訪問したユーザー情報についても何も影響はありません。引き続き、あなたのウェブサイトの規約のもとで管理され、Google アナリティクス上は、集計された匿名情報となります。その匿名性は、ウェブサイト、Google の双方に対して同じです。

今回のプライバシー ポリシー変更による、Googleアナリティクス ユーザーにとってのただ一つの変更点は、ユーザーが、Googleアナリティクスのインターフェース上でどのようなことを行ったか、という情報が、Google の他の製品やサービスとの間で共有されることがある、ということだけです。

ユーザーのみなさまに、Googleのプライバシー ポリシーをご理解いただくことと、データをどのように共有するかということについて意味のある選択肢を提供することは、私たちにとって、とても大切なことです。ぜひ、この機会に弊社のプライバシーポリシーの変更と、データ共有のオプションをごらん下さい。

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

マルチチャネル ユーザーの主な質問から

13 years 10ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

米国時間の 10 月 11 日に、マルチチャネルについてのオンライン・セミナーが開催されました。このセミナーに関連した主な質問と回答が、米国の公式ブログに掲載されています(原文はこちら)。日本のみなさまにとっても有用ですのでご案内いたします。
当セミナーでは、マルチチャネルのプロダクトマネジャーのビル・キー( Bill Kee )が、30 分の全体説明を行いました。セミナーの録画(英語)は、この記事の最後に掲載しています。

では、そのオンライン・セミナーで出た主なご質問の紹介です。

Q : マルチチャネルはどのメニューから行けますか?
マルチチャネルのレポートは、すべての Google アナリティクスユーザーがお使いいただけます。
メニューの「標準レポート」タブをクリックし、左ナビの「コンバージョン」をクリックすると「マルチチャネル」のリンクが出てきます。
マルチチャネルにアクセスするには、新しいバージョンの Google アナリティクスにアクセスする必要があります(画面右上部に新しいバージョンへのリンクがあります)。
このレポートが表示される前提として、目標設定がアクティブになっているか、e コマース機能を利用している必要があります。
(フィルタをかけている場合、正しい値が取れない可能性があります。経路の幾つかがフィルタの影響で除外される可能性があるからです)

Q : マルチチャネルを使うために特別なタグは必要ですか?有料広告やソーシャルはどうですか?
マルチチャネルのために特別なタグは必要有りません。広告を計測するための標準のキャンペーンタグが、そのまま有効になります。
有料広告のキャンペーンやソーシャルからの訪問を識別する場合、このキャンペーンタグを適切に設定していただくのがよいでしょう。

Q:ショップサイト、ショップ以外のサイトそれぞれどのように活用できますか?
目標と e コマースで利用することができます。e コマースのトランザクション以外にも、多くのイベントが目標として設定できます。
顧客獲得用に作った申し込みフォームも、目標に設定できます。また、営業資料、製品紹介の PDF のダウンロードもゴールとして設定できます。
目標が複数ある場合、デフォルトでは全体をまとめて表示し、マルチチャネルのレポートの上部で、個別の目標に、簡単に絞り込むことができます。

Q:一人のユーザーが同じ月に2 回買い物をした場合、レポートにはどう反映されますか?
同じユーザーでも、2 つのコンバージョンは、それぞれを別々に認識し、それぞれユニークな(チャネルの重なりのない)経路を表示します。
注意点として、コンバージョンしたユーザーだけが対象になり、コンバージョンしていないユーザーは表示されません。また、コンバージョン率はマルチチャネルのレポートには表示されません。

Q:期間の設定は 30 日以外の変更できますか?
今は 30 日の期間に設定されていて、変更はできません。30 日は、多くのお客様に合った期間ですが、一方でケースによって変わってくる部分もあり、今後は期間設定を変えられるよう検討しています。

Q:過去のデータも対象ですか?
はい、過去のコンバージョンデータも対象です。今年( 2011 年)の 1 月からのデータが対象になっています。

Q:チャネルグループの機能のもっとも効果的な使い方を教えて下さい?
ヘルプセンターにチャネルグループの使用例を掲載しています。注意点として、チャネルのグルーピングは、現時点でマルチチャネルのレポート上でのみ有効な設定です。以下が効果的な例です。
ブランドキーワードと、非ブランドキーワードの 2 つに分類する
検索とアフィリエイトとディスプレイの 3 つに分類する
リスティング広告とディスプレイ広告に 2 つに分ける

Q:マルチチャネルの値と e コマースレポートの値が違う場合があるが?
オンライン・セミナーの中でも触れたように、データの反映時間が違います。マルチチャネルの方が少し遅れて 24 時間後から 36 時間後に反映されます。従って直近の 3 日間ぐらいは値が異なる場合があります。古いデータに関しては合致します。

Q:リマーケティングはディスプレイに数えられるのですか?
Google アナリティクスのキャンペーンタグを貼ったとおりに、マルチチャネルに反映します。そのリマーケティングの広告が、どのようなキャンペーンタグを貼っているかをご確認ください。

Q:起点、アシスト、終点など接点の価値付けは、されていますか?
現在のレポート上は、すべての接点を 1 と数えています。終点の中に、アシストは含まれていません( 起点はアシストに入っていますね )。
それぞれが関連したコンバージョンの価値を、接点の数にかけてコンバージョン価値を算出しています。

Q:マルチチャネルのデータは、API で利用できますか?
いいえ、現時点では API での利用はできません。今後実現できるよう計画中です。


また、ヘルプセンターのコンバージョンのカテゴリに、マルチチャネルについての説明があります。基本的な情報はこちらをご覧ください。
http://www.google.com/support/analyticshelp/bin/answer.py?hl=ja&answer=1191180&topic=1631741

このオンライン・セミナーは英語で実施されましたが、参考まで以下に録画の動画と、項目を掲載します。

1. マルチチャネルはなぜ必要か? ( 45 秒ぐらいから )
2. マルチチャネルの概要 用意されているレポートと用語の解説( 4分55秒ぐらいから )
3. 何がわかるのか? ソーシャルとアフィリエイトの例(8 分ぐらいから)
4. 事例 ホテルアマリの事例( 12分50秒ぐらいから )
5. 基本の分析 3 つのステップ( 16分40秒ぐらいから )
6. チャネルグループやセグメントの設定( 20分30秒ぐらいから)




以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

Google アナリティクスからソーシャルメディアの皆さまへ

13 years 10ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

毎日、数えきれない人々がオンラインでコンテンツを楽しみ、シェアしています。でも、実は多くのコンテンツは、提供元のサイトとは別の場所、サイトの外側のソーシャルメディアでシェアされています。マーケッターも、コンテンツのオーナーも、わかりやすい形で、その状況を知りたいと思っています。

誰がコンテンツを共有し、投票し、ブックマークをしているのか? 複数のソーシャルネットワークにわたって、どんなふうに利用されているのか、お客様は、もっと簡単に知りたいはずです。そこで、今回、ソーシャルメディアを運営する皆さまに、その活動を Google アナリティクスに反映し、お客様が分析できる方法をご提案します。
このデータのインテグレーションが実現すれば、マーケターやコンテンツのオーナーが、サイトの外で行われている活動を知り、その効果を実感し、より皆さまのソーシャルチャネルに注目するでしょう。価値が明確になれば、ソーシャルチャネルへのお客様の投資も増えていくでしょう。

ソーシャルメディアの皆さまは、貴社のソーシャルストリームを、Google アナリティクスのソーシャル分析レポートに反映することができます。無料の Google アナリティクスを使う多くのマーケターやサイトのオーナーが、来年にはそのデータを確認できるようになるでしょう。

このデータインテグレーションをより簡単にするために、Google アナリティクスは、「ソーシャルデータハブ( Social data hub)」を提供します。このソーシャルデータハブは、ActivityStream や、PubsubHubbub といったソーシャルのオープンな標準プラットフォームをベースに構築しています。

すでに多くのパートナーが、ソーシャル活動を改善するこのプロジェクトに参画しています。 Delicous、Digg、Diigo、Gigya、LiveFyre、ReaditLater、Reddit、TypePad、Vkontakte、もちろん、Google+、Blogger 、Googleグループも含まれています。












来年以降も、引き続き多くのパートナーの参加を進めていく予定です。ツイッターの @googleanalytics のアカウントをフォローすることで、最新の状況(英語)を確認できます。もし、このデータ提供に興味を持ち、より詳しい情報が知りたいソーシャルメディアの方は、こちらの開発者用サイトをご覧ください。

Google アナリティクスは、ソーシャルの効果や分析を、もっともっとよくしていきたいと思っています。いつものように、皆さまからのフィードバックもお待ちしています。

この記事は、Google アナリティクスの Phil Mui が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の英語の原文記事はこちらをご覧ください。
「 An invitation for social sites to integrate with Google Analytics 」

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

2012 年の解析を展望

13 years 10ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

本記事は Google のProduct Management Amy Chang が年初に執筆した記事を元にしています。Google Analytics Official Blog の英語の原文記事はこちらをご覧ください。
「A look ahead at measurement in 2012」(2012 年 1 月 12 日)

昨年 2011 年、コンシューマーの使うスクリーンやプラットフォームが多様化し、それらに対応してマーケティングに取り組んだ年でした。モバイルアプリを使うユーザーから、タブレットでソーシャルメディアにアクセスするユーザーまで様々です。デバイスやプラットフォームに特化した分析の世界を、マーケッターに対して統合して見せるように大きく踏み出した 1 年でもありました。バラバラだったドットをつなげて、複数のチャネルでアクセスするお客様の訪問数や価値を、まとめて分析する、そんな取り組みが進みました。

モバイルとインターネットを使って、コンシューマーも、ショッピングカートに商品を入れた、そんな 2011 年でした。Google がユーザー許諾の範囲で集計した結果を見ると、一昨年2010 年の 12 月に比べて、昨年 2011 年の 12 月は 63 % もオンラインの買いものが大きく増えました。平均で毎週 1.2 %、e コマースの買いものが伸びたことになります。昨年は、今までになくオンラインのマーケティングと、その分析が重要になった 1 年だったと言えるでしょう。

2011 年のページをめくるにあたって、2012 年の業界は、どんな機能を届けるのか? ここに描いてみたいと思います。

モバイルはメインステージで輝くでしょう

2011 年はモバイルが 1 つの山を超えた年だ、と言われました(参考)。スマートフォンを手にしたユーザーの増加は、もう元にもどることはないでしょう。同じく許可を得た範囲で集計したデータを見ると、2011 年の最後の 4 ヶ月で、週毎のモバイル訪問者の割合は、40 % も伸びたのです。平均にすると、毎週 2 % 伸びたことになります。同じ時期に、週毎のe コマースの買いものは、60 % 伸びています。

2012 年、マーケッターは、モバイルのエンゲージメントや広告キャンペーンの効果を測るツールの進化を心待ちにしています。どのプラットフォームや手法が効果的か、それを決定できるデータを手にするでしょう。

ソーシャルメディアの ROI 分析がより本格的に

ソーシャルメディアは、私たちの買いものやブランド認知の行動に影響を与えました。まだ、マーケッターは、ソーシャルの価値をきちんと計測し、売上向上に結びつける明確な分析手段を手にしていません。MarketingSherba は、CMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)の 20% しか、ソーシャルメディアの ROI を測れていないとレポートしています。ところが、63% の CMO は、今後 ROI に落としこむ戦術が不可欠だ、と考えているのです。

2012 年、ソーシャルメディアへの投資判断ができる、もっといいツールが登場し、マーケッターの決定を助けるでしょう。フォロワーの数や発言をシェアされた数は、コンバージョンや購買の効果へとつながっていきます。本当の ROI を分析し、他のプロモーションチャネルと比較分析をしていくでしょう。サイトの参照サイトやキャンペーン分析だけでなく、サイトの外でのソーシャルの活動も把握することで、2012 年はソーシャル分析が、より現実になっていきます。

コンバージョンを超えたお客様行動を把握

ばらばらだった顧客行動を、本当の行動の実態にせまった見方に変えていく、2012 年の顧客分析は、そのように進むでしょう。お客様が買いものを完了するまでにどんな行動をしたのか? 検索、ディスプレイ広告、モバイル、メールのキャンペーン情報に触れたのでしょうか? あるいはいったん買いものをした後、ブランドと、オフライン、オンライン含めて、どう継続的に関わったのでしょうか? そんなデータから、お客様のライフタイムバリューがわかるようになるでしょう。
マーケッターが、コンバージョンという単位を超えた、お客様の行動全体を理解すれば、今までよりもスマートな決定ができるようになリます。私たちはその点にフォーカスしていきます。

最適な広告を最適なタイミングで リアルタイムに解析を活かす

リマーケティング、広告コンテンツの最適化、広告の展開、それがリアルタイムになっていき、今までよりもずっとタイミングよく効果的に広告を出せるようになるでしょう。こういったリアルタイムの仕組みが統合されることで、今までにないリッチなユーザー行動の情報につながっていくポテンシャルがあります。

たとえば、10 分以上サイトに滞在したお客様が、3 つの商品説明動画を見た場合、そのセグメントがよく買いものをする、ということがわかれば、そのセグメントのユーザーが、買いもの途中で抜けた場合、リマーケティングをかける、といった効果の高い対策が実施できるでしょう。よくコンバージョンするユーザー行動セグメントが明らかになり、潜在的な ROI が見えてくれば、もっと有効な広告を展開できるはずです。

データ分析をもっと行動につなげる

もし手元に、最適なデータがあれば、私たちはもっとスマートな決定ができる。私たちはいつもそう思ってきました。でも、分析ツールの価値は、単にレポートすることではなく、改善の行動につなげた時です。ユーザーの行動データ全体を使うのは、まだ複雑ですが、一定のデータを元に、サイトの最適化やアトリビューションに活かすことは、マーケッターにとっても十分役立ちます。マーケッターは、データを活かすため、より洗練され、かつ使いやすいツールをずっと求めています。そしてそういった取り組みは、やがて売上の向上につながって行きます。今年、ウェブ解析ツールは、その要望に答えることができるはずです。

マーケッターのキャンペーン分析をサポートする、私たちは、まだその入口にいるに過ぎません。マーケティングはどんどん進化していますので、今後、もっと、データからアクションにつながるよう、改善を続けていきます。
今年は、とてもエキサイティングな年になるでしょう! Happy measuring !

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

Google アナリティクスの新バージョン移行について

13 years 10ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

昨年 5 月から Google アナリティクスの新バージョンの提供を開始し、多くの機能を提供してまいりました。マルチチャネル、リアルタイムレポート、ユーザーフロー、モバイルのデバイスレポートなどなど。できるだけ早く皆様にお届けし、直感的にわかりやすい分析を体験していただこうとチーム一丸となって取り組んでいます。

さて、新バージョンに完全に移行するその前に、以前のバージョンで皆様が活用している機能を実装したいと考えています。
もっとも優先順位の高い機能は、「メールでのスケジュール送信」と「PDF レポート出力」です。また、プロファイルのコピー機能や、マイレポートの共有といった機能も、新バージョンに実装するべく、取り組んでいます。
ここでお伝えしたいのは、これらの機能が実装できてから、新バージョンに完全移行します、という点です。

以前のバージョンで使えてたのに、新バージョンにこの機能がないよ、というフィードバックを、これまでも皆さんからたくさんいただきました。
もし、皆さんも気づいた点があれば、英語になりますが、こちらのフォームで、ぜひプロダクトチームにお伝えください。

今年、2012 年も、新機能やサービスを追加していき(TODO リストはもうやるべきことで一杯です)、より直感的でわかりやすい機能を、皆さんにお届けしたいと思っています。

引き続きこのブログで通じてお知らせしていきます。よろしくお願いします。

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

Urchin の時代の終わりに

13 years 10ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

本記事は Google の Director of Engineering Paul Muret が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の英語の原文記事はこちらをご覧ください。
The End of an Era for Urchin Software 」(2012 年 1 月 20 日)

1998 年、私 Paul Muret は何人かの友人たちと Urchin Software (アーチンソフトウェア)をはじめました。もちろん当時は、今、Google アナリティクスが実現している風景を、思い描くことはできませんでした。ただ、最初のバージョンの Urchin をリリースした時、お客様からの反応のすごさに感激したことを、今でも覚えています。Urchin は、ウェブという新しいメディアのユーザーを知りたい、という根本的なお客様の願いに確実に届いたのだ、と実感した瞬間です。それまで見えなかったウェブ上のトラフィックが、一日にして、見えるように、そして測れるようになったのです。

短時間で、Urchin は、ビジネス的にも成功し、2005 年の始めに、Google に買収されました。データを活用することで、ウェブのビジネスをもっと改善できる、そのことが明らかになったからです。ツールは、自由に皆様が利用できるようになリ、小さい企業から大企業まで、あらゆるサイズの企業のウェブサイトを効果的に改善できる、その道が始まりました。チームを作り、エネルギーを投下し、無料で提供したことで、Google アナリティクスは、考えられないスピードで成長してきました。

Google アナリティクスの成功は本当に信じられないことですが、同時に初期の Urchin を応援してくださったお客様や投資家の皆様に深く感謝したいと思います。おかげ様で、すっかり成長した Google アナリティクスをお届けすることができます。そろそろ Urchin は引退し、オンラインの解析サービスに道を譲るべき時期になりました。
Urchin を創り上げたチームと、Google を代表して、改めてお礼を申し上げます。今後も優れたサービスをお届けしていきます。本当にありがとうございました。

今年 2012 年 3 月末をもって、Urchin の公式認定パートナーからのご提供を終了させていただきます。もちろん、今ご導入いただいているソフトがすぐに止まるわけではありませんが、この機会に、Urchin をお使いのお客様には、Googleアナリティクスへの移行をお願い申し上げます。

詳しくは、公式認定パートナーにお問い合わせください。
(株式会社ラネクシー様が日本の認定パートナーです)

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

CLUB Panasonic マーケティングの長期分析 Google アナリティクス・イン・ビジネス

13 years 11ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

今回の Google アナリティクス・イン・ビジネスは、パナソニックが運営する会員サイト CLUB Panasonic(クラブパナソニック)の事例紹介です。
CLUB Panasonic は、パナソニック製品を利用するお客様、愛用者に、様々なコンテンツを提供し、一歩進んだコミュニケーションを実現するサイトです。Web クリエーションアワードなど数々の受賞やブランド評価でも常に高いランキングを獲得していますので、注目している方も多いでしょう。

CLUB Panasonic はユーザー分析に Google アナリティクスを活用していますが、活用している主な機能は、カスタム変数とアドバンスセグメントです。
























パナソニック製品を利用するお客様は全国にいます。ひとりでも多くのお客様に CLUB Panasonic を知っていただき、有用な情報やコンテンツンを楽しんでいただけるよう、サイトへの集客や会員獲得のキャンペーンを、様々な手段で実施しています。
しかし、単なる会員数を増やすだけのキャンペーンでは意味がありません。より高いロイヤリティを実現するマーケティング手段は何なのか? その評価をする方法は具体的にどんなツールなのか? そしてその評価指標は何だろうか?
多くのマーケッターが持つそんな疑問に、 CLUB Panasonic はウェブ解析を通じた取り組みで答えを見つけて行きます。

実現方法を具体的に見てみましょう。
まず、リスティング、アフィリエイトなど多くの集客媒体を扱う中、主な集客経路ごとにランディングページをわけて制作します。次に、そのページから新規会員に登録をしたユーザーに、Google アナリティクスのカスタム変数を割り当てます。この時、発行されるカスタム変数は、長期的な評価を実現するため「ユーザーレベル」のカスタム変数を利用します。
これで、キャンペーンの実施時期とランディングページ、この2つをかけ合わせた数だけ、分析対象になるセグメントが実現します。
Google アナリティクスのユーザーメニューから、カスタム変数のレポートを選べば、キャンペーンごとの成果が、具体的に確認できます。さらに、アドバンスセグメントで、キャンペーンごとにセグメントを設定すれば、より深い解析に取り組めます。

もちろん、新規会員登録の数や割合も重要ですが、その後のリピート訪問回数、他のサービスの利用状況、愛用者登録といったより高いレベルのコンバージョンの数と割合、これらの指標を総合的に、キャンペーン後の長い期間で、評価していきます。

これらの評価指標を手にしたことで、会員登録数だけが指標だった以前に比べ、各段に深い評価ができるようになりました。キャンペーンを重ねていくことで、より精度の高い成果を実現するためのノウハウが、確実に溜まっていきます。メディアの選別や、コンテンツの内容など、有効な改善が進められていくのです。

ウェブ解析はヒットからはじまりページビュー、セッション(訪問)が取れるようになりました。
今後は、よりユーザーの長期間の評価指標が必要になってくるでしょう。ユーザーレベルのカスタム変数でマーケティング評価に取り組む CLUB Panasonic は、今後も一歩先のウェブマーケティングに取り組んでいくことでしょう。

今回ご紹介した CLUB Pansonic のサイトはこちらです。
http://club.panasonic.jp/

[ カスタム変数 ]
・カスタム変数について Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2010/01/custom-variables-overview.html
・カスタム変数のより詳しい設定方法は code.google.com をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingCustomVariables.html

[ アドバンスセグメント ]
・アドバンスセグメントについて Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2009/01/advanced-segmentation.html
アドバンスセグメントの設定についてのヘルプ記事はこちらです。
http://support.google.com/googleanalytics/bin/answer.py?hl=ja&answer=108040

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

マイナビニュース スマートフォン最適化の取り組み Google アナリティクス・ イン・ビジネス

14 years ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

最近、電車のホームでスマートフォンを見ている人がとても増えましたね。
皆さんのサイトにも、きっとそんなユーザーが検索やメール、ソーシャルなどを通じてスマートフォンからアクセスしているはずです。
今回は、スマートフォン向け最適化に成功したサイトの事例紹介です。Google アナリティクスの機能の中で、モバイル分析、カスタム変数を活用しました。

株式会社マイナビは、この 11 月に毎日コミュニケーションズから会社名を「マイナビ」に変更しました。就職情報、転職情報として有名なブランドですが、ウェブのマイナビニュース(旧名:マイコミジャーナル)も、モバイルや IT 関連、ビジネスからエンタメ情報まで幅広く展開し、多くの読者を獲得しています。私も毎日、スマートフォンでマイナビニュースをチェックしている愛読者の一人です。
















マイナビニュースが、ニュースサイトをスマートフォンに最適化したのは、今年の 5 月です。きっかけは、やはりスマートフォンの利用が広がったこと。アクセスデータにもそれがはっきりと見えてきたからです。
スマートフォンに最適化したページを提供すれば、もっとアクセスが増えるはずだ。その仮説通り、マイナビニュースのスマートフォンからのアクセスは、最適化前後で、一気に 4.5 倍に増えました。

しかし、話はここからです。スマートフォンのユーザー行動について、様々な疑問がチームの中で出てきます。
 ・スマートフォンでアクセスしている読者は、やはりモバイル関連のニュースのジャンルをよく読むのだろうか?
 ・通信速度の制限がある中で、画像を豊富に用意して見てくれるだろうか?
 ・スキマ時間にニュースを読むので、1 ページしか読まないのではないだろうか?

ならばアクセス解析で疑問を解決して行きましょう。身近な疑問から、アクセス解析に取り組むのはとても有効な取り組みです。

一つ問題が発生します。マイナビニュースのサイトでは、ニュースのジャンルが、サイトのディレクトリと一致していません。このままでは、ジャンルのアクセス集計に、とても手間がかかってしまいます。この問題は、ページレベルのカスタム変数で、ジャンルの名前をすべての記事ページに振ることで解決です。Google アナリティクスのレポートで、記事のジャンルのアクセス状況を一目でチェックできるようになりました。
人気コンテンツは「スマートフォン読者なのでモバイル関連ニュース」というのが事前の予想でしたが、実際にジャンルごとのアクセス数値を見てみると、エンタメ情報がよく読まれているという結果になりました。力を入れていく記事ジャンルがデータから明確になります。

最適化ページを利用するユーザーの声から、画像を拡大できないことに不満をもっているユーザーがいることもわかりました。そこで、画像の拡大機能を用意し、拡大ボタンをタップしたユーザーの数を、しっかりGoogle アナリティクスで分析しました。
その結果、とても多くのユーザーが画像拡大機能を使っていることがわかってきます。「スマートフォンだと画像はうるさがれる」は杞憂だったのです。今や「モバイルのマイナビニュースは写真が自慢」と、自信を持って展開できます。

様々な分析と改善を通じて、その後 ユーザーはさらに大きく伸びました。しかし、伸びたのはアクセス数だけではありません。直帰率、滞在時間なども改善していきます。スキマ時間にアクセスするスマートフォンの指標改善は、それほど簡単なことではありませんが、ページビューは最適化後からさらに、5 ヶ月で 2 倍に飛躍します。

コンテンツやナビゲーションの改善で、スマートフォンユーザーにも、より快適な経験価値を提供していく。
マイナビのGoogle アナリティクスを通じた改善はさらに続きます。

今回ご紹介したマイナビニュースのサイトはこちらです。
http://news.mynavi.jp/

[カスタム変数]
・カスタム変数について Google アナリティクスの公式ブログの記事です。
http://analytics-ja.blogspot.com/2010/01/custom-variables-overview.html
・カスタム変数のより詳しい設定方法は code.google.com をご覧ください。
http://code.google.com/intl/ja/apis/analytics/docs/tracking/gaTrackingCustomVariables.html

[ モバイル分析 ]
Google アナリティクス スマートフォン分析については、こちらの記事もご覧下さい。
http://analytics-ja.blogspot.com/2011/08/google.html

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

スケジュール送信と PDF 出力 そして新バージョンへの移行について

14 years ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント

Google アナリティクスは積極的に新しいバージョンに機能を追加しています。今までの旧バージョンにあって、新バージョンにない機能は、少なくなってきました。その中で最もご要望が多かった 2 つの機能、ひとつは、メールでレポートをスケジュール送信できる機能、もうひとつは PDF のレポート出力です。
お待たせしました。この 2 つの機能は、数週間のうちに、新バージョンをお使いの皆様にも、ご提供できる予定です。

新旧のバージョンで、レポートのインターフェースは、大きく違っています。そのため、新しいスケジュール送信機能を、できるだけ早くご活用いただき、皆さんからフィードバックをいただきたいと思います。
今お使いのスケジュール送信を、新しい機能で使ってみる事で、その利用方法を見直すよい機会になるかもしれません。この数週間で、新しいスケジュール送信機能をリリースしますので、ぜひご活用ください。

すべての標準レポートとカスタムレポートに、スケジュール送信のオプションが付きます。
(画像は英語版ですがリリース時には日本語になります)



























メニュー下にある「メール」ボタンをクリックすると、スケジュール送信の画面が出てきます。























さらに詳細な利用方法については、またリリース時にお伝えする予定です。
今までのバージョンのインターフェースにはなかった改良をしています。

PDF 形式でレポートをエクスポートできる機能も、数週間でリリースされる予定です。

さて、上記 2 つの機能が揃ったことで、3 ヶ月後の 2012 年の 1 月に、今までの Google アナリティクスのインターフェースは、サービス提供を終了させていただきたいと思います。新バージョンの Google アナリティクスには、今までのバージョンにはなかった魅力的な機能が多くリリースされています。リアルタイム、マルチチャネル、ソーシャルボタンの計測、ビジュアルフローなどの機能があります。
ぜひ、この機会に新しいバージョンの Google アナリティクスに移行していただきますようお願いします。

新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。

この記事は、Google アナリティクスの Phil Mui が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の英語の原文記事はこちらをご覧ください。
Email scheduler, PDF export, and a transition to the new Google Analytics interface

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)

ビジュアルフロー : ユーザーの流れを可視化する

14 years 1ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション コンサルタント


経路分析は決して目新しい機能ではありませんが、これまで経路分析に取り組んだ方は、共通にその難しさを口にしています。ランダムな情報の中に迷い込んでしまったり、ページのグルーピングや、ユーザーのセグメントも難しかったり、、、
もっと楽に、もっと早く、経路分析から、発見や洞察に辿りつけないものでしょうか?
Google アナリティクスのチームは、利用者の声を聞きながら、これまで試行錯誤を続けてきました。すべての行動を細かく全部見せることは、設計段階で排除されました。ウェブの世界以外にも答えを求め、複雑な動きをわかりやすく表現する方法がないか、探し続けました。サイトのユーザー経験を、直感的に誰でもわかるように見せたい、それがチームの目指したゴールです。

先週 10 月 19 日、Web2.0 Summit の会場で、Google アナリティクス チームの、Susan Wojcicki と Phil Mui が、「ビジュアルフロー」を公開しました。ビジュアルフローは、サイトを訪問したユーザー行動を、わかりやすく可視化した、Google アナリティクスからの答えです。
第 1 段階として、ユーザーフロー、ゴールフローの 2 つのフロー解析機能を、Google アナリティクスユーザーに徐々に公開していきます。
今後、段階的に、この他の機能も、追加していく予定ですが、今回、まず 2 つのフロー機能を紹介していきます。


*ユーザーフロー
ユーザーフローは、サイトに訪れた経路、つまりトラフィックからユーザーの行動を見せていき、どこでサイトを離脱したかまで追いかけることができます。
画面左のメニュー「ユーザー」の中、「ユーザーフロー」のリンクからたどれるようになります。
















ビジュアルフローでは、ひとつひとつのかたまりを、ノードと読んでいます。このノードは、個々のページではなく、アルゴリズムでユーザー行動を自動でグルーピングしたページの集まりです。
ビジュアルフローは、インターラクティブです。クリックひとつで、特定の経路にフォーカスをあてたり、下図の例のように、ノードの情報を表示することができます。
















今度のキャンペーンページはうまくいっているのか ?
そんな疑問にもすぐに答えが出ます。訪問がどれだけあり、それがどのサイトからのトラフィックか一目で確認することができます。

ある経路にフォーカスを当ててみたいときは、「ここをハイライト」をクリックします。この図では、Google の検索からの行動にフォーカスされています。
ある特定のノードを深く見たいときは、「ここを深く見る」をクリックします。キャンペーンページの前後で、どのようにユーザーが行動しているか、見ることができます。


















*ゴールフロー
ゴールフローは、目標のステップに沿ってユーザーがどう行動したか、どこで離脱したかを、ビジュアルに表現した機能です。目標のステップは、従来の目標のステップで定義したものを使い、まず URL で指定する目標をサポートします。その他の目標、イベントやエンゲージメントもサポートしていく予定です。
ゴールフローは、標準レポートのコンバージョンメニューから、お使いいただけます。
ソースごとのユーザー数の相対比較ができます。ソース以外にもキーワードやブラウザなどの比較もできます。
  • 経路からの離脱の割合を直感的に見ることができます
  • 目標ステップごと、ユーザーがどう行動したか確認できます
  • 目標ステップを戻ったユーザー行動も確認できます
もし、目標や目標ステップを、今の時点で設定していなくても心配はいりません。ゴールフローは、今日、新たな目標を設定しても、すぐに過去データも含めて分析ができます。






















ビジュアルフローでは、さらにアドバンスセグメントも使えます。また、特定のページやページ群に絞り込んで見ることもできますので、分析したいページ(ページ群)の前後の動きにフォーカスして分析することもできます。




























経路やページは、独自のアルゴリズムで自動でまとめられますが、今後、グルーピングの仕組みをさらに洗練したものにしていく予定です。
このビジュアルフローは、まだ始まったばかりです。今後、皆様のフィードバックをもとに、さらに改善していく予定です。

新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。

この記事は、Google アナリティクスの Phil Mui が執筆した記事を元にしています。
Google Analytics Official Blog の英語の原文記事はこちらをご覧ください。
Introducing Flow Visualization: visualizing visitor flow
noreply@blogger.com (Analytics team)

検索をより安心してご利用いただくために : Google アナリティクスでの検索キーワードについて

14 years 1ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

私たちは検索結果のパーソナライズに日々取り組んでいます。特に Google アカウントにログインしているユーザーで、その改善が進んでいます。同時に、検索をより安心してご利用いただくための取り組みも、また重要になってきています。この取り組みの一貫として、Google のオーガニック検索を、SSL を使ってより安全なサービスに改善します。ログインして検索している際の、デフォルトのURL アドレスは https://www.google.com/ に変更になります。
プライバシーの保護はとても重要です。Google アナリティクスのチームも、その点を意識し、同時に皆様が、 Google アナリティクスで、ウェブサイトを効果的に解析できるよう、努めていきます。

この取り組みは Google アナリティクスユーザーにどのような影響がありますか?

ログインしたユーザーが Google のオーガニック検索から、あなたのサイトに訪問した場合、Google アナリティクスを含むアクセス解析サービスは、Google の検索からの訪問だということを引き続き参照元として認識できます。しかし、ログインしたユーザーが検索したキーワードの情報は、わからなくなります。
この影響は、あくまでログインしたユーザーに限ったもので、トラフィックの中ではあくまで少数派です。
検索連動型広告( CPC )と、ログインしていないユーザーのオーガニック検索への影響はありません。

Google アナリティクスはどのような対策がありますか?

検索エンジンマーケティングのためのデータには引き続き影響はありません。コンバージョンやセグメンテーションなど、今まで通り利用できます。
ログインしているユーザーからの検索が、明確に区別できるよう、レポート上は( not provided ) として表示します。
これを除けば、参照元のレポートや、広告のレポートは今まで通りで、影響はありません。

検索キーワードはウェブサイトの改善やマーケティングを効果的に進めるために、重要な情報ですので、できるだけ関連した情報を提供できるよう、これからも努めていきます。

今後も Google アナリティクスの改善に取り組んでいきます。

Google Analytics Official Blog の英語記事はこちら
" Making search more secure: Accessing search query data in Google Analytics "

Google Official Blog の記事はこちら
” Making Search More Secure"
noreply@blogger.com (Analytics team)

Google アナリティクス セミナー開催のお知らせ

14 years 1ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

10 月 15 日 土曜日 午後にGoogle アナリティクス のセミナーを CSS Nite 実行委委員会の主催で開催いたします。

今回、Google からは、大内が Google アナリティクスの新機能についてご紹介いたします。
Google アナリティクス認定パートナーの 株式会社イー・エージェンシー、ネットイヤーグループ株式会社も講演を行います。
本セミナーの講演者は、いずれも、企業の現場で、ウェブビジネスの改善を行なってきた経験豊富な方々です。
基本的な取り組みから、企業の実践的な事例、最新機能まで学べる内容です。

お申込み方法や、セミナーの詳細情報につきましては、こちらのページをご参照ください。皆様のお越しをお待ちしております。











noreply@blogger.com (Analytics team)

Google アナリティクス セミナー再演のお知らせ

14 years 1ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

先にご案内いたしました 10 月 15 日開催 CSS Nite 実行委員会主催「 Google アナリティクス セミナー」は、好評につき早々に満員になりました。そこで、同じ出演者、同じ内容で、再演を行うこととなりました。

Google からは、大内がリアルタイムレポートなど、Google アナリティクスの新機能についてご紹介いたします。
Google アナリティクス認定パートナーの株式会社イー・エージェンシー、ネットイヤーグループ株式会社も講演を行います。
基本的な取り組みから、企業の実践的な事例、最新機能まで学べる内容です。

再演版のお申込み方法や、セミナーの詳細情報につきましては、こちらのページをご参照ください。皆様のお越しをお待ちしております。









noreply@blogger.com (Analytics team)

Google アナリティクスのインターフェースをさらに改善します

14 years 1ヶ月 ago
Posted by 大内 範行 Google アナリティクス ソリューション・コンサルタント

今年 3 月に新しいバージョンの Google アナリティクスをリリースしてから、たくさんのフィードバックをいただきました。
また、私たち Google アナリティクスのチームも、もっともっとインターフェースを使いやすく、わかりやすくできないか、と議論やテストを重ねてきました。
Google アナリティクスのチームでは、個々のサービスや、全体のインターフェースデザインなどについて、いつも多角的な分析やテストを行なっています。エンジニアやプロダクトマネージャーたちのブレインストーミング、皆さんのフィードバックの分析結果、そしてユーザーへのインタビュー調査や、ユーザビリティテストなど、改善にむけた取り組みを重ねています。

もうすぐ、新しい Google アナリティクスのインターフェースデザインをお届けできるでしょう。
一番大きな変化は、グローバルナビのタブメニューをシンプルにすることです。3つのタブ - 「ホーム」「標準レポート」「カスタムレポート」にすべてのサービスを集約します。
このタブの変更も含めて、皆様が、アクセスしたいと思う場所に、より速くたどりつけるように、改善されると考えています。
今、「サイト分析」 メニューの配下にあるものは、「ホーム」と「標準レポート」に集約されます。



おおまかなメニューの配置は以下のようになる予定です。

[ ホーム タブ ]
今、あなたのサイトがどうなっているか、すぐに確認できる機能やレポートを集約しています。「マイレポート」「インテリジェンス」などです。「インテリジェンス」のカスタムアラートもここに表示されます。

[ 標準レポート タブ ]
ユーザーやトラフィック、コンテンツや広告、コンバージョンの状況を表示する、皆さんがよく使うレポートが、ここに集約されます。その他、カスタマイズのない標準のレポートはすべてここに配置されます。
さらに、新しく、アクセスしたいレポートの名前を入れれば、すぐにレポートに飛べるインターフェースも用意しています。

[ カスタムレポート ]
カスタムレポートは、あなたが欲しいと思うカスタマイズしたレポートが作成できます。この新しいタブの下に配置されます。
カスタムレポートが重要だということを、今回の調査を通じて知り、そして、より重要なサービスとして位置づけました。



インターフェースの改善は、上記のハイレベルなナビゲーションの変更にとどまりません。
もっと多くの改良をこれからも加えていく計画です。
英語が必須となりますが、ユーザーテストに参加することもできます。
ユーザーテストへのお申し込み
ぜひ、今後とも皆さまからのフィードバックをお待ちしています。


新しいバージョンの Google アナリティクスには、今後も新たな機能をどんどん追加していきます。それと同時に、小さな改善も行われていきます。ぜひ、今後とも Google アナリティクスのさらなる進化にご注目ください。

以上
noreply@blogger.com (Analytics team)
確認済み
2 時間 23 分 ago
News, Tips and Tricks from the Google Analytics Team.Unknownnoreply@blogger.comBlogger394125
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