9 years 1ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Spotlight on Google Surveys 360: Getting to “Why” is now easier and faster than ever before.」を元に構成しております。 先日 Google は、Google アナリティクス 360 スイートの強力な新サービスとして、
Google サーベイ 360 をローンチしました。マーケティング調査では、ユーザーが何(What)を購入しているのか、どこ(Where)へ行こうとしているのか、どうやって(How)購入しているのか、といった疑問を解決するだけで十分なこともありますが、本当に顧客の判断を理解するためには、最も難しい Why の部分、つまり「なぜそういった行動をとったのか」という疑問にも踏み込まなければなりません。その答えを得る方法は、実はユーザー自身に尋ねることなのです。
サーベイ 360 はすばやく費用対効果の高い方法で、まさにこういった Why を明らかにするためのツールです。市場調査から最大限の成果が得られるよう、オンライン アンケートやモバイル アンケートを簡単に作成できるようになっており、意思決定に役立つ情報を迅速に手に入れることができます。発信した質問は、モバイルアプリの
Google アンケート モニターを利用しているユーザーや、ウェブを閲覧中にニュース記事や動画といったプレミアム コンテンツへのアクセスを待っているユーザーに表示されます。
Google サーベイ 360 では、次のような高度な機能を利用して、優先度の高いオーディエンスにリーチし、市場について調査し、マーケティング活動の効果を調べることができます。
-
ユーザーリスト: 広告や動画に接触したユーザーに対してアンケートを行うことで、メディア キャンペーンの効果を測定することができます。
-
郵便番号によるターゲティング: 優先度の高い市場やテスト対象の市場にアンケートを配信することができます。
-
カスタムパネル: 特に重要なユーザー群を対象に、ブランドに対する意識を調べることができます。
-
職業や業種によるターゲティング: リーチが難しいプロフェッショナル ユーザー層を対象とした B2B 型のリサーチに役立ちます。
サーベイ 360 ではすばやく分析されたデータが、操作しやすいグラフやユーザー属性セグメント、クロス集計表といった形で表示されます。インサイトを手軽に発掘することができ、ビジネス成長の材料としてご活用いただけます。

Google サーベイ 360 を利用してクライアントのキャンペーンを改善した BuzzFeed
BuzzFeed は、Google サーベイ 360 を利用してキャンペーンのパフォーマンスを測定し、広告の成果を向上させている企業のひとつです。
BuzzFeed は共有に最適なコンテンツを製作するグローバルなニュース / エンターテインメント企業で、ブランドのストーリーを発信したい広告主に、魅力的な動画キャンペーン商品を提供しています。キャンペーン動画は、広告らしさを抑えたユーザーが共有したくなるコンテンツになっており、ユーザーが共有することによってキャンペーンのリーチが拡大する仕組みです。
この革新的な広告戦略の効果を証明するため、BuzzFeed は サーベイ360 を利用することにしました。動画キャンペーンを立ち上げるたびに、BuzzFeed は
Google サーベイのパブリッシャー ネットワークとモバイルアプリの Google アンケート モニターにアンケートを発信しています。アンケートには、キャンペーンの動画は印象に残りやすく、理解しやすかったか?最も重要なメッセージは何で、その理由は?共有したいと感じたか?次に知りたい情報は?といった、クライアント(広告主)ブランドが持っている疑問がそのまま反映されています。サーベイ360 のユーザーリスト ターゲティング機能を利用することで、実際にキャンペーン動画を視聴したり操作したりしたユーザーに、こういった端的な質問を投げかけることが可能です。
サーベイ360 の低コストで高品質なアンケート データを活用することで、BuzzFeed はクライアントにキャンペーンの包括的なパフォーマンス データを迅速に提供しています。現行キャンペーンの価値を証明するとともに、次のキャンペーンの戦略の提案につながるなど、大きな成果が上がっています。
「Google サーベイ 360 のおかげで、タイムリーに調査結果が得られます。キャンペーンのパフォーマンス、さらに成果を高めるために有効な施策など、誰もがほしがる情報が手に入ります。」– Margo Arton 氏(BuzzFeed 社 広告成果管理担当ディレクター)
データドリブンな実験を重視する BuzzFeed の企業文化は、同社のクライアントにさまざまな成果をもたらしています。詳しくは
BuzzFeed の事例紹介動画をご覧ください。
サーベイ 360 の展開は始まったばかりです。今後も機能改善や新機能の投入を行っていきますので、引き続きご注目ください。Google サーベイ 360 は現在、アメリカとカナダで Google アナリティクス 360 スイートをご利用のアカウントでご購入いただけます。詳しくは
g.co/サーベイをご覧ください。
Happy surveying!
投稿者:Michael Cumberbatch(Google サーベイ 360 プロダクト マネージャー)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 1ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Improvements coming to the Google Analytics desktop UI」を元に構成しております。 Google アナリティクスには、この 10 年で多くの機能やレポートが追加されてきましたが、この数ヶ月で製品の主要な機能は維持したままシンプルにすることを目的に改善を行いました。ここでは、近日予定されている一連の改善の第 1 段として、Google アナリティクスの分析情報を誰でもより簡単に利用できるようにするための変更についてご紹介します。
今回の改善の概要は以下のとおりです。これらは、今後数週間で Google アナリティクスの全ユーザーのアカウントに適用されます。
1. ナビゲーションをシンプルに
- 左側のナビゲーションがマテリアル デザインを使って刷新されます。
- サブヘッダー バー([ホーム]、[レポート]、[カスタム]、[管理])が削除されます。
◯[管理] が左側のナビゲーションの下部に固定されます。
- 必要に応じて左側のナビゲーションを縮小し、メインのスペースを増やせるようになります。

2. カスタマイズ要素を 1 か所に集約
- これまでは、レポートのカスタマイズ要素がさまざまな場所に分散していました。具体的には、左側のナビゲーションの [マイレポート一覧] と [ショートカット]、[カスタム] タブの [カスタム表] や [カスタム レポート]、そして [インテリジェンス イベント] のタブ内の [カスタム アラート] に分かれて配置されていました。
- 今回の改善で、すべてのカスタマイズ要素が次のように左側のナビゲーションの [カスタマイズ] に集約されます。

3. Google アナリティクスのビューの切り替えが簡単に
- [ホーム] タブに表示されていたアカウント、プロパティ、ビューの選択ページがなくなり、代わりにヘッダーに選択ツールが追加されます。これにより、次に示すように、表示しているレポートを離れることなくビューの切り替えが可能になります。
- なお、アナリティクス 360 ユーザーが目的のアカウントを表示するには、場合によって、組織を切り替える必要があります。

4. ログインフローを合理化
- Google アナリティクスにログインすると、前回表示していたプロパティが自動的に表示されるようになります。
5. デフォルトの期間が変更可能に
- Google アナリティクスがデータを読み込むデフォルトの対象期間を [ユーザー設定] で変更できるようになります。
- デフォルトの期間を短く設定すると(7 日間など)便利なケースがあります。たとえば、キャンペーンやウェブテストに変更を加えた場合に、対象期間が 30 日間だと埋もれてしまってわかりにくかった影響が、期間を短くするとはっきりすることがよくあります。
- デフォルトの期間は 7 日間になります。
6. 次の 2 つのページが削除されます
- インテリジェンス イベント:
◯ カスタム アラートが新しい [カスタム] セクションに移動されます。機能はこれまでどおりです。
◯ 自動インテリジェンス イベントが Google アナリティクスから削除され、まもなく Google アナリティクス アシスタントの自動インサイトに置き換わります。
- ページ解析: ページ解析レポートが Google アナリティクス管理画面から削除されます。ページ解析は今後も Chrome 公式拡張機能でご利用いただけます。
これらの改善は、今後数週間で Google アナリティクスの全ユーザーのアカウントに適用されます。今回の変更が Google アナリティクスの利便性向上につながれば幸いです。
投稿者:Ajay Nainani ( Google Analytics プロダクト マネージャー)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 1ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Announcing: Google Surveys 360, the newest product in the Google Analytics 360 Suite」を元に構成しております。 昨夜発表された
Google サーベイ 360 (英文サイトのみ)は、Google アナリティクス 360 スイートの重要な追加プロダクトであるとともに、ブランド マーケティングとパフォーマンス マーケティングの橋渡し役としても大きな意味を持つサービスです。
このサービスの登場により、あらゆるタイプのマーケティングに対応した迅速かつ正確な市場調査が実現します。得られた市場調査データを、マーケティングのパフォーマンスやアナリティクスのデータと共に活用することで、デジタル時代にふさわしい迅速な意思決定が可能になります。Google サーベイ 360 なら、お気に入りのアプリで飛行機のチケットを予約するのと同じくらい手軽に、市場調査を行うことができるのです。このプロダクトは、アナリティクス 360 スイートの一部として、アメリカおよびカナダで本日よりご購入いただけます。
「Nest は Google アナリティクス 360 スイートを利用しており、Google サーベイ 360 のベータテストを最近行いました。ウェブサイト アナリティクスのデータをもとに、商品ページを閲覧したものの購入せずに離脱したユーザーに対する調査を実施したのです。マーケターとして何よりも知りたかったのは、ユーザーが商品を購入せずにサイトを離脱してしまった理由ですが、まさにその点を明らかにすることができました。この知見をもとに、Nest はユーザーが求めていた詳細な商品情報をサイトに盛り込み、閲覧者を購入者に変えることに成功しました。」- Harry Tannenbaum 氏(Nest 社アナリティクス責任者)
なぜ市場調査なのか、そしてなぜ今なのか
今年
アナリティクス 360 スイート発表した背景には、大きな目標がありました。大企業のマーケターがマルチスクリーン化した進化の早い時代を戦い抜くことができるよう、データやマーケティング アナリティクスを扱う包括的かつ統合的なサービスを提供することです。
モバイルによる消費者行動の変革は今なお続いており、ユーザーの 96% は何かする時にスマートフォンを利用するようになっています
出典1。デバイスの増加、チャネルの増加、選択肢の増加。モバイルへの移行は、認知から購入に至る目標到達プロセスのあらゆる段階に影響を与えており、それによってマーケティングそのものの性質も変わりつつあります。従来、組織におけるマーケティングには、イメージ向上や信頼の構築を目指すブランド マーケティングと、販売促進や見込み顧客の獲得を目的とするパフォーマンス マーケティングがあり、担当するチームも分かれていることが一般的でしたが、この 2 つの分野は今や融合に向かいつつあります。ブランド マーケティングとパフォーマンス マーケティングは、本質的に不可分であることがわかってきたのです。そして両者をつなぐ鍵となるのが、データです。
市場調査の分野は、こういった変化に迅速に対応できているとは言い難い状況です。What、How、Where の裏に隠れた Why を明らかにするべく、企業は多くの投資をしてきました。しかし従来の市場調査といえば、調査会社を雇わねばならず、調査完了まで何か月も必要で、得られるデータはサイロ化されており、共有もままならないものでした。
Google サーベイ 360(旧称 Google Consumer Survey)の開発は、まさにこういった状況の打開を目指したものです。オンライン回答者 1,000 万人以上を擁し、毎週 100 万件以上のアンケートが実施されるこのサービスを利用することで、大企業のマーケターは(従来の担当分野の区分を問わず)消費者の行動や考え方をまったく新しい切り口で分析することができます。
新しい消費者インサイト
Google サーベイ 360 は、市場調査に携わる方にも、デジタルだけでなくブランド マーケティングを担当されている方にも便利なサービスです。アンケートの作成やオーディエンス サンプルの特定を誰でも手軽に行うことができ、わずか数日で統計的に有意な結果が得られます。カスタムパネルによるオーディエンス サンプルの絞り込みや広告の効果測定、地域(郵便番号)、業種、職種によるターゲティングなど、高度な機能を備えた柔軟で強力なツールです。
しかし、
Google サーベイ 360 の魅力はそれだけではありません。Google アナリティクス 360 スイートとの統合こそが、マーケターにとって大きな価値をもたらします。ブランド マーケティングとパフォーマンス マーケティングを融合させること、そしてオフラインとオンラインの相互作用(たとえばテレビ広告に対する消費者の反応)を明らかにすることです。具体的に見ていきましょう。
たとえばテレビ広告とデジタル マーケティングに携わるマーケターは、目標到達プロセスのあらゆる段階の効果を、それも数日のうちに確認できる、画期的な手法を手にすることになります。Google サーベイ 360 なら、指定した地域をバランスよく代表する検証済みの回答者群にオンライン アンケートを配信し、広告に対する消費者の認知度や関心度を手軽に調べることができます。また、テレビ広告の放映中および放映後の想起率、購買意向、好感度などについても質問することが可能です。こういった調査結果を Google アトリビューション 360 のデータ モデリングや分析機能と組み合わせれば、認知から行動まで、目標到達プロセス全体にわたってマーケティング パフォーマンスを明らかにすることができます(Google は 2016 年夏季オリンピックについての調査で
この手法を実践しています)。
「Lenovo はイノベーションを重視する企業です。そしてイノベーションの実現には、競合状況のデータや業界ベンチマークといった情報が欠かせません。Google サーベイ 360 は、市場の現状を明らかにするデータの収集をサポートしてくれます。信頼できる調査結果がタイムリーに手に入るおかげで、最高の製品の開発を簡単に進めることができます。」– Corinna Proctor 氏(Lenovo ユーザー&デザイン リサーチ部門シニア マネージャー)
次のステップ
Google サーベイ 360 は、アナリティクス 360 スイートの大型新機能であると同時に、Google サーベイ の姉妹プロダクトでもあります。Google サーベイ は
12 か国でご利用いただける課金型のオンライン市場調査ツールで、Google サーベイ 360 と同様に、データに裏打ちされた迅速な意思決定をサポートします。ニーズに応じてそれぞれご活用いただければ幸いです。
サーベイ の登場により、マーケターやデベロッパーの方々はようやく、所在地、行動、広告との接触といったユニークなシグナルを基準に目的のオーディエンスにリーチし、月単位ではなく日単位の短い期間でデータを集めることができるようになります。アナリティクス 360 スイートのお客様に実用的なデータをご提供し、サーベイ のアンケート データをスイートの他のプロダクトでさらに効果的にご活用いただけるよう、今後も改善を続けていきます。
詳細については、引き続きこのブログにご注目ください。近日中には、サーベイ の概要と仕組みについて、さらに詳しく解説していきます。また、今回のアップデートに伴い、従来の情報ハブは順次提供を終了させていただきますので、それまでは以下の新しい情報ページをご参照ください。
Happy sueveying!
出典 1 : Google による調査「How Mobile Has Changed the Way We Get Things Done」(2016 年 9 月)投稿者:Dylan Lorimer (Google アナリティクス ソリューションおよびデータ計測製品担当プロダクト マネージャー)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 1ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Spotlight on Google Tag Manager: Open and Secure Tag Management」を元に構成しております。Google では
Google タグマネージャとタグマネージャ 360 を提供し、マーケティング担当者の皆様がサイトやアプリのタグを迅速かつ柔軟に管理して、新しいマーケティング テクノロジーを簡単に導入できるように支援しています。先日の SMX East で
発表したように、このたび、市場動向に迅速に対応し、自信をもってマーケティングの意思決定をしていただけるよう、Google タグマネージャに 20 個を超える新たなタグ テンプレートを追加しました。これは、タグマネージャをさらにオープンなものにして、さらに安全性を高めるための最新の取り組みの 1 つです。
新たな第三者タグ テンプレート
Google タグマネージャには、Google や Google 以外の多くのツールで簡単に使用できる、さまざまなタグ テンプレートが用意されています。既存のテンプレート以外のタグは、さまざまな種類のカスタムタグを使って実装できるようになっていますが、さらに便利にご利用いただけるよう、第三者タグ テンプレートの種類を増やすことにしました。タグ テンプレートを使うと、サイトやアプリでコードを使わずにタグを簡単に追加、管理することができます。そのため、あまり技術に詳しくない方でもタグを扱えるようになり、エラーも発生しにくくなり、サイトの安全性も高まります。
Google では第三者タグ実装の利便性と安全性を高めるため、Microsoft、Twitter、Nielsen といったベンダー各社が独自のタグ テンプレートを Google タグマネージャで実装、運用できるオープン フォーマットを開発しました。タグを使ってサービスを提供している企業の方は、Google タグマネージャにタグ テンプレートを用意すれば、タグ実装がかつてないほど簡単になります。
「Nielsen の包括的オーディエンス測定フレームワークのメイン コンポーネントであるデジタル コンテンツ レイティングスが Google タグマネージャにシームレスに組み込まれれば、最新技術に詳しいデジタル分野のクライアントが、Nielsen の測定フレームワークを簡単かつ迅速に実装できるようになります。」 David Wong 氏、Nielsen プロダクト リーダーシップ担当上級副社長
タグを配信する企業の方は、Google の
ベンダータグ テンプレート プログラムに参加することで、Google のタグ テンプレート システムと一体化することができます。このプログラムを通じて送信されるすべてのタグは Google の安全性チェックを受け、このチェックを通ったタグがタグマネージャに組み込まれます。組み込まれたタグは、設定と実装が簡単にできる形式で、その企業のロゴを付けて表示されます。
「Hotjar のモットーは、サイトがどのように利用されているかがわかる実用的なインサイトを顧客に迅速に提供することです。特に重視しているのは、Hotjar のタグを簡単に設定できるようにすることです。そのため、従来の常識を破る Google タグマネージャのサポートには、大いに期待しています。」 David Darmanin 氏、Hotjar CEO
新たに追加されたタグ テンプレートの一部をご紹介します。
タグのサポートをご希望のベンダーの方は、
ベンダータグ テンプレート プログラムの概要とお申し込み方法をご確認ください。コンテナの読み込みがさらに安全に
Google では常に最上級の安全性を備えたサービスの開発を目指しており、Google タグマネージャには、
ユーザー権限の管理、
2 段階認証プロセス、
不正なソフトウェアの検出、
タグのブラックリストといったセキュリティ機能があらかじめ用意されています。そして、このたび Google タグマネージャのコンテナ スニペットにも変更を加え、安全性とパフォーマンスをさらに強化しました。この変更は管理画面とドキュメントに反映されています。
これまでタグマネージャのコンテナ スニペットは、プロトコル連動方式でコンテナを読み込んでいました。この場合、「https://」で始まる URL のページであれば、HTTPS を使ってコンテナが安全に読み込まれます。今回改良された新しいスニペットでは、読み込むページのプロトコルに関わらず、安全な HTTPS プロトコルがデフォルトとして常に使われます。これにより、悪意のある第三者や不正な情報収集からコンテナを保護できるほか、多くの場合はサイトやアプリのパフォーマンスも改善されます。
また、タグマネージャを実装する際のおすすめの方法にも変更を加え、次のようにコンテナ スニペットに関する説明を 2 つに分けました。
- タグのパフォーマンスを最大化するため、JavaScript スニペットはページの <head> セクションのできるだけ上のほうに配置してください。特に、Google オプティマイズでタグマネージャを使う予定がある場合は、この点にご留意ください。
- iframe スニペットは、<body> 開始タグの直後に配置してください。このスニペットは、JavaScript の無効なブラウザに画像ピクセルを配信する処理を担うほか、Google Search Console の確認を可能にする処理も担っています。
スニペットのパフォーマンスを最大化できるよう、この 2 つのコンテナ スニペットは
最新の実装手順に従って実装されることをおすすめします。
すでに Google タグマネージャをサイトに実装されている場合、上記の変更は必須ではありません。従来の実装方法でも、これまでどおり問題なく機能します。セキュリティとパフォーマンスを最大限に高める場合は、ご都合がつき次第、実装方法を更新してください。
Happy tagging!
投稿者: Scott Herman - Google タグマネージャ担当プロダクト マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 1ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Spotlight on Data Studio: Beautiful Reports and Collaboration Just Got Easier」を元に構成しております。Google データスタジオ(ベータ版)は今年アメリカで提供が始まり、先日 21 か国の対象国が追加されました*。これにより世界のさまざまな国において、わかりやすく美しいレポートとダッシュボードを簡単に作成、共有できるデータスタジオを利用し、ビジネスの効果的な意思決定にお役立て頂けるようになりました。
現在、企業は膨大な量のデータを収集しています。ウェブ分析情報や CRM データ、サードパーティをソースとするデータが十二分に揃う今、データに基づく意思決定はかつてないほど容易になっているはずです。しかし実際には、こうした大量のデータを簡単かつ有効に利用するための環境づくりが大きな課題となっています。
企業内に複数のデータソースがあっても、組織を横断してデータのつながりがなければ、ビジネスの重要な商機や問題点を検出する機会は損なわれてしまいます。こうした課題を抱える企業は多く、
2016 年に Forrester が実施した調査によれば、組織内のデータソースがうまく統合されていないと感じているマーケティング担当者は 84% に上ります。
データスタジオはこの問題を解決し、組織が所有するデータを簡単に結び付け、情報に富んだ美しいレポートをわかりやすくカスタマイズして、簡単に共有することを可能にします。最大 5 つのカスタム レポートを作成でき、編集も共有も無制限、しかもすべて無料でご利用いただけます。
ぜひ
データスタジオをお試しのうえ、メリットをご自身でお確かめください。
-
あらゆるデータを有効活用。ビジネスの現状把握に必要なデータを簡単に利用して、的確な意思決定に活かすことができます。
-
データを実用的なインサイトに。生データをわかりやすいインサイトに簡単に変換し、レポートやダッシュボードに表示できます。コードもクエリも不要です。
-
魅力的なレポートとダッシュボードを作成。組織が所有するデータを共有可能な価値あるグラフで表示して、実用的なインサイトとして活用できます。
-
チームワークを発揮しましょう。Google ドライブでレポートを共有すれば、お互いどこからでもすぐに編集できます。
初めてご利用の場合でも簡単に始められるように、テンプレートが用意されています。テンプレート ライブラリをご利用になれば、わずか数分でレポートを作成できます。
無料のデータスタジオで始めましょう。
Happy reporting!
*カナダ、ブラジル、ドイツ、オランダ、スペイン、フランス、イギリス、イタリア、インドネシア、インド、日本、韓国、オーストラリア、香港、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、タイ、台湾、ベトナム投稿者 : Kevin Fields - データスタジオ担当プロダクト マーケティング マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「How to set up Analytics on your AMP page」を元に構成しております。
デジタルの世界では、定期購読者向けに記事を書く場合でも、利用者の好む広告コンテンツを作成する場合でも、デジタル コミュニティの運営をサポートする場合でも、顧客に商品やサービスを販売する場合でも、その対象となるユーザー像を把握することが極めて重要です。そして、ユーザー像を把握するには、ユーザー情報を収集してユーザー行動を分析するためのツールの利用が不可欠です。AMP(Accelerated Mobile Pages)は、ページの読み込みを速くする機能に加え、ページのパフォーマンスを損なわない複数の分析機能も備えています。
たとえば、シンプルなトラッキング ピクセルのように機能する
amp-pixel というソリューションがあります。この amp-pixel は
変数の置換ができる単一の URL を使用しているため、とても柔軟にカスタマイズできます。詳しくは、
amp-pixel に関するドキュメントをご覧ください。
一方、
amp-analytics というコンポーネントは、多くの種類のイベント トリガーを認識して特定のデータの収集をサポートするパワフルなソリューションです。amp-analytics は
複数の分析プロバイダによってサポートされているため、これを使えば複数のエンドポイントとデータセットを設定できます。そうすれば、AMP であらゆる測定ソリューションを管理して指定したデータを検出し、複数の分析ソリューション プロバイダとデータを共有できます。
amp-analytics を使うには、対象ドキュメントの
<head> 内に、次のコンポーネント ライブラリを含めます。
<script async custom-element="amp-analytics" src="https://cdn.ampproject.org/v0/amp-analytics-0.1.js"></script>
|
そして、このコンポーネントを次のように含めます(この例のプレースホルダの部分は、ご自身のアカウント番号に置き換えてください)。
|
<amp-analytics type="googleanalytics">
<script type="application/json">
{
"vars": {
"account": "UA-YYYY-Y"
},
"triggers": {
"defaultPageview": {
"on": "visible",
"request": "pageview",
"vars": {
"title": "Name of the Article"
}
}
}
}
</script>
</amp-analytics>
|
JSON 形式は複数の異なるイベントを記述するうえで柔軟性が極めて高く、ミスにつながる恐れのある JavaScript コードが一切ありません。
上記の例を拡張し、次のように別のトリガー「clickOnHeader」を追加することもできます。
|
<amp-analytics type="googleanalytics">
<script type="application/json">
{
"vars": {
"account": "UA-YYYY-Y"
},
"triggers": {
"defaultPageview": {
"on": "visible",
"request": "pageview",
"vars": {
"title": "Name of the Article"
}
},
"clickOnHeader": {
"on": "click",
"selector": "#header",
"request": "event",
"vars": {
"eventCategory": "examples",
"eventAction": "clicked-header"
}
}
}
}
</script>
</amp-analytics>
|
リクエスト可能なデータセットの詳しい説明や、amp-analytics をサポートしている分析プロバイダの一覧については、
amp-analytics ドキュメントをご覧ください。また、他の実装例については、
Amp By Example サイトをご覧ください。
AMP ページでユーザー エクスペリエンスの A/B テストなどを実施する場合は、
amp-experiment 要素を利用できます。この要素の中で行われた設定は、
amp-analytics と
amp-pixel からも見えるため、テストの統計分析が容易になります。
AMP 分析に関しては、サイトでのユーザー エクスペリエンスを強化した際のインサイトを取得できるよう、現在も
さまざまな開発が行われています。現在の取り組みの概要については、
AMP Project Roadmap をご覧ください。ご希望の機能が見当たらない場合は、
GitHub でリクエストしてください。
投稿者: Arudea Mahartianto - Google AMP 担当スペシャリスト
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「An Easier Way for Everyone to Improve the Customer Experience: Meet Google Optimize」を元に構成しております。最近の調査によれば、ビジネスの発展とブランドの評判にとってユーザー体験の改善が不可欠だと回答したビジネス リーダーは 10 人中 9 人に上ります
[1]。
しかし、実際にユーザー体験の改善に取り組んだと回答したビジネス リーダーは半数にも及びません
[2]。
今日のユーザーは、過去に入力した情報に基づいてサイトの使い勝手が的確にパーソナライズされることを期待しています。そのためビジネス側は、サイトのデータから実用的なインサイトを迅速に把握し、それを基にユーザー体験をパーソナライズする必要があります。
このようなビジネスニーズを受けて、どなたでも的確にパーソナライズした利便性をサイトに反映できる、
Google オプティマイズの提供を開始いたします。このサービスは、今年前半に提供を開始した、テストとパーソナライズの企業向けサービスである
オプティマイズ 360 の無償版です。
Google オプティマイズは 近日中に世界中で提供を開始します。ご利用を希望される方は、
登録ページでお申し込みください。提供が始まり次第、招待メールをお送りいたします。
簡単であること
Google オプティマイズを使えば、どなたでもウェブサイトの利便性をテストして改善を図ることができます。この作業はすべての工程を通じて簡単に行うことができます。
- 導入が簡単。新しい要素や魅力的な要素のテストをサイト全体に数分で導入できます。Google オプティマイズは、Google アナリティクスと Google タグマネージャを基に開発されているため、既存のアナリティクス コードに 1 行追加する方法でも、タグマネージャを使ってオプティマイズ タグを直接配信する方法でもご利用いただけます。
- 使い方が簡単。Google オプティマイズの WYSIWYG(見たとおりの結果が得られる)エディタを使って、テキスト、画像、レイアウトなどのサイトの要素を何でもクリックするだけで編集できます。新しい要素をテストするたびにサイトのコードを書き直す必要はありません。
- テスト結果がわかりやすくて実用的。Google オプティマイズでは、アナリティクスに設定した既存の指標とビジネス目標を基に結果が算出されるため、ビジネスの成果を高めるうえで取るべき対応が明確になります。
パワフルであること
Google オプティマイズでは、A/B テスト、多変量テスト、リダイレクト テストを作成して実施できます。どの種類のテストでも、次のようなパワフルな機能をご利用いただけます。
- アナリティクスとの連携。ビジネスにとって重要な要素をテストできます。オプティマイズはアナリティクスを基に開発されているため、改善可能なサイトの要素を簡単にすばやく特定し、テスト目標としてアナリティクスに設定済みの目標と指標を利用できます。
- 統計に基づく高度なモデリング。オプティマイズでは、ベイズ統計を使ってテストの現実的なパフォーマンスをモデリングし、他よりも効果の高いパターンの有意性を数値で示して、精度の高い信頼に足るテスト結果を提供します。
- 高性能なターゲティング ツール。オプティマイズを活用すれば、適切なタイミングを捉えてターゲット ユーザーに最適な利便性を届けることができます。
サイトの利便性の改善を図るなら
サイトのテストに必要な基本機能がすべて揃ったオプティマイズは、どのような規模のビジネスにとっても、初めてのテストにうってつけのツールです。オプティマイズはどなたでも無料でご利用いただけます。ぜひお客様も
登録ページでお申し込みください。
大規模企業の方や、より高度なテストやサポートが必要な方は、Google アナリティクス 360 スイートに含まれる
オプティマイズ 360 のご利用をご検討ください。オプティマイズ 360 を使用すると、アナリティクスのユーザーリストを対象にユーザーにカスタムな利便性を提示して、さらに進んだサイトのテストを実施できます。また、サイトで複数のテストを同時に実施したり、テストが始まった後でテスト目標を追加したりすることも可能です。
詳細については、営業担当者にお問い合わせください。
Happy testing!
[1] 「Two Years' Warning: The Customer Centricity Crisis.」The Storytellers、2016 年 3 月 15 日。eMarketer.com からの引用。[2] 「Data Elevates the Customer Experience.」Forbes Insights / SAS、2016 年 5 月 2 日。eMarketer.com からの引用。投稿者 : Jon Mesh および Dan Cary、Google オプティマイズ担当プロダクト マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Improving Google Analytics Events with Unique Events」を元に構成しております。ユニーク イベント数は、1 回のユーザー セッションの中で、固有のイベント属性(イベントのカテゴリ、アクション、ラベル)を持つイベントの数をカウントする指標です。ユニーク イベントは 1 つのウェブページや 1 回の画面の読み込みで個別にトラッキングできるため、1 つまたは複数のページや画面で発生した操作について、実用的なインサイトを得ることができます。ダウンロード、モバイル広告のクリック、ガジェット、Flash の要素、AJAX の埋め込み要素、動画の再生などはすべて、「ユニーク イベント」としてトラッキングできます。
ユニーク イベント数のメリットの一例:
- ウェブサイトでなんらかの操作を開始または完了したユーザー数を把握できる
- ウェブサイトで特によく利用されているメディアの種類やコンテンツを把握できる
- 本来は 1 回だけ行うべき操作を何度も行っているユーザーが何人いるかを把握できる
- その他多数...
ユニーク イベント数の仕組み
ユニーク イベント数は、1 回のユーザー セッションの中で、固有のイベント属性(イベントのカテゴリ、アクション、ラベル)を持つイベントの数をカウントする指標です。
つまり、ユニーク イベント数は、カテゴリ / アクション / ラベルの固有の組み合わせのイベントが、それぞれ 1 回のセッションで最初に発生したときに 1 回カウントされます。その後で同じカテゴリ / アクション / ラベルの組み合わせのイベントが再び発生しても、それらはユニーク イベントとしてはカウントされません。合計イベント数では、カテゴリ / アクション / ラベルの組み合わせがどうであれ、すべてのイベントがカウントされます。
ユニーク イベント数により Google アナリティクスのイベント指標が改善され、より効果的な測定ができるようになります。
詳しくは、
こちらのヘルプセンター記事をご覧ください。
投稿者: Breen Baker - Google アナリティクス チーム
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Jackpot: APMEX Doubles New User Revenue with Google Optimize 360」を元に構成しております。数か月前の
投稿で、Google アナリティクス 360 スイートの新しいソリューションとして、ウェブサイトのテストやパーソナライズをサポートする
Google オプティマイズ 360(ベータ版)をご紹介しました。本日は、このオプティマイズ 360 を活用し、電話対応のようなパーソナルな体験をオンライン ショッピングで実現させた
APMEX の事例をご紹介します。
APMEX は、ビジネスのあらゆる重要なデータをすべて統合できるオプティマイズ 360 を活用して、アナリティクス 360 で目標とユーザーリストを構築し、顧客のオンライン体験の改善を実現しました。
APMEX の事例紹介
全米最大規模の貴金属小売店である APMEX は「現物で所有できる投資」をモットーに、カナダ王室造幣局発行のメイプルリーフ金貨から、クレディ・スイス発行のプラチナ塊まで、金や貨幣の数千もの商品をオンラインで手軽に購入できるようにしています。
APMEX は大企業でありながら、マーケティング リソースは限られています。しかし、電話対応でのコンシェルジュのような利便性をオンラインでも顧客に提供できるように取り組んでいます。「当社のリソース不足によってお客様の利便性が制限されても仕方がない、とは考えたくありません」と APMEX で分析担当ディレクターを務める Andrew Duffle 氏は語っています。
APMEX はオプティマイズ 360 を活用し、ウェブサイトを利用するユーザーにコンシェルジュのような個別対応を実現しました。「広告表示の有無、SEO コンテンツがエンゲージメントに与える効果、成果の低いページでのコンバージョン率の最適化、新たなユーザー エクスペリエンス、さまざまな商品に対するユーザーの価格感度など、考え得ることはオプティマイズ 360 を使ってすべてテストしています」と Duffle 氏は述べています。
「目標の 1 つは、ユーザーに詳細情報を提供するページで、コンバージョンの見込みの高いユーザーを捉えることでした」と語るのは、APMEX でビジネス インテリジェンス担当マネージャーを務める Andy Mueller 氏です。「金属の価格をチェックしたユーザーであれば、その商品の特価情報に反応するのではないかと考えたのです」APMEX はこの仮説を試すため、同社のサイトで銀の価格をチェックした新規ユーザーを対象に、アメリカ合衆国イーグル銀貨に関する期間限定の特価情報を表示するテストを行いました。価格をチェックするほど関心の高いユーザーなら、きっかけがあれば購入に至るのではないかと考えたのです。
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| 改善前 |
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このテストは見事な成果を収めました。Mueller 氏によれば「特価を表示したセッションでは、セッションあたりの収益率の中央値が 112% 上昇し、ベースラインを上回る確率が 100% に達しました。」しかも、収益だけでなく新規顧客も増加したのです。「新規顧客の獲得数も 9% 増加しました。当社の顧客は常連になることが多いため、最初の販売で多少利益が薄れても、顧客を獲得すること自体に大きな価値があります。」
APMEX は他のテストでも驚くような成果を上げました。たとえば、アナリティクス 360 を使って、バッファロー銀貨を入れたままショッピングカートを放棄したユーザーのユーザーリストを作成し、そのユーザーが数日以内に APMEX のサイトを再訪した場合に、ホームページで最初にバッファロー銀貨を表示するようにしたところ、そのユーザーリストでのバッファロー銀貨購入のコンバージョン率が 2 倍に向上しました。
「オプティマイズ 360 のおかげで、あらゆるデータを簡単に活用して日々顧客と確かな関係を構築し、進化させることができるようになりました」と Duffle 氏は語っています。
詳しくは、
APMEX の事例紹介の全文をご覧ください。
投稿者: Tiffany Siu - Google オプティマイズ 360 担当プロダクト マーケティング マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Get Facebook, Bing, Twitter & more into Google Data Studio」を元に構成しております。2005 年に Google アナリティクスのリリースで始まったデータのレポートと可視化のサービスは、Google データスタジオの登場によって大幅に進歩しました。データスタジオを使うと、見栄えの良いインタラクティブなダッシュボードを作成し、Google ドライブのファイルと同じような方法で共有できます(一例として、
こちらのウェブ分析のダッシュボードをご覧ください)。Google アナリティクスの以前の [マイレポート一覧] から大幅な進歩を遂げたダッシュボードは、オンライン マーケティングの流れを変える存在です。
Google データスタジオは、Google アナリティクス、AdWords、YouTube、BigQuery、アトリビューション 360 などの Google プラットフォームと最初から統合されています。しかし、多くのユーザーは Google データスタジオをメインのダッシュボード ツールとして使用して、Facebook や Bing、Twitter など、さまざまな広告ソースからデータを取り込むことを期待しています。
実際、Google スプレッドシート コネクタを使用すれば、さまざまなデータソースを実に簡単に Google データスタジオに取り込むことができます。以下にその手順をご紹介します。
1. データをインポートするための Google スプレッドシートを作成
シートの作成にはさまざまな方法があります。たとえば、Facebook の広告データを取得するには、Facebook 広告マネージャでデータを CSV ファイルにエクスポートし、それを Google ドライブにアップロードします。データソースによっては、
IMPORTXML などのスプレッドシート関数を使ったり、独自の Google Apps Script コネクタを作成したりもできます。
データをインポートするワークフローをすべて自動化する場合は、Google スプレッドシート用の Supermetrics アドオンのご利用をおすすめします(
こちらで入手できます。30 日間は使用料無料、その後は月額料金 49 ドルです)。使いやすいクエリビルダーを備えた Supermetrics アドオンを使用すれば、Facebook、Bing、Twitter、MailChimp、Adobe SiteCatalyst など、数多くのデータソースに接続できます。
Supermetrics を使ったシンプルなクエリの実行例をご紹介します。
- アドオン メニューから Supermetrics を起動
- 目的のデータソースにログイン(例: Facebook 広告)
- 指標を選択(例: 表示回数と費用)
- ディメンションを使って行を分割(例: 国)
- 青色の [表にデータを取得] ボタンをクリック
こうしてデータを取得すると、Google スプレッドシートは次のようになります(この例では [国] でデータを分割しています)。
Supermetrics を使わない方法をご希望の場合は、
こちらのシートをコピーして次の手順をお試しください。
2. Google データスタジオにデータをインポート
こちらで Google データスタジオを起動します。まだご利用でない場合は、
こちらで無料版をお試しいただけます。
目的のデータソースで、右下のプラスボタンをクリックします。
コネクタから、先ほど作成した Google スプレッドシートとファイルを選択し、[接続] をクリックします。
Google スプレッドシートからインポートした項目のリストが表示されたら、[レポートを作成] をクリックし、次の画面で [レポートに追加] をクリックします。
3. データを利用
空白のレポートができたところで、いよいよデータを入力します。すべてのデータが問題なくインポートされていることを確認するため、表を挿入することをおすすめします。[表のプロパティ] サイドバーに表示する列は自由に変更できます。
そしてレポートの作成を始めると、最終的に次のような見栄えの良いレポートができあがります。
マーケティングの現場では、さまざまなソースからデータを取得したり、さまざまな指標やディメンションを使ってデータを分析したりするために、Google スプレッドシートの複数のデータコネクタを含めるケースも少なくありません。しかしそうしたケースでも、上記のステップ 1 と 2 を繰り返すだけで簡単にデータをインポートできます。Twitter などの別のソースの広告データを取り込むには、最初の手順に戻って Google スプレッドシートを作成し、そのうえでデータスタジオを使います。グラフや表を追加する際には、プロパティのサイドバーで [データソース] の横の矢印をクリックして、新しいシートへの接続を追加します。
4. レポートのデータを常に最新のものにする
Supermetrics アドオンを使って Google スプレッドシートにデータを取り込む場合は、毎日データを自動的に更新するクエリを設定すれば、データスタジオのレポートに常に最新のデータを表示できます。それには、Google スプレッドシートでアドオン [Supermetrics] に移動して、更新とメール送信のスケジュールを設定し、毎日更新するトリガーを保存します。
最後に
Google データスタジオは、どなたでもマーケティングにご利用いただける優れたダッシュボード ツールですが、元々は Google プラットフォーム専用に作られています。このツールを最大限に活用していただくには、Google スプレッドシートのコネクタと
Google スプレッドシートのアドオン Supermetrics を組み合わせて、クロスチャネル レポートを作成するようにしてください。
投稿者 : Mikael Thuneberg、Google アナリティクス認定パートナー
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Google Data Studio for Publishers」を元に構成しております。前回の投稿でご説明したように、Google データスタジオ(ベータ版)は e コマースデータを効果的に視覚化する優れたソリューションです。しかし、ウェブサイトで広告配信を行っている方は、本当に価値があるのか疑問に思われるかもしれません。そこで今回は、あるサイト運営者のレポートを例に実際のデータを使ってご説明します。
下のレポートは、広告配信を行っているコンテンツ ウェブサイト、
Online Behavior 向けに作成されたレポートです。このサイトでは広告配信に
DoubleClick for Publishers(DFP)を使用しています。DFP はサイト運営者によるデジタル広告枠の販売、スケジュール設定、配信、測定をサポートする広告管理ソリューションです。また、世界中の膨大な広告在庫からリアルタイムで広告を配信する
DoubleClick Ad Exchange(AdX)も使われています。
こうした前提のうえで、このデータスタジオ レポートにはメインのコンバージョン指標である [サイト運営者の収益] が表示されています。この指標には、DFP と DFP のバックフィル(この場合は AdX)で獲得したすべての収益が表示されます。ただし、この指標はデータスタジオでは基本設定では使えません。この例と同じ設定であれば、
計算フィールドを使って DFP の収益と DFP バックフィルの収益を合計することで、この指標を作成できます。このサイトでは 2 つ目の目標として、「ニュースレターの配信登録」という指標も使っています。これは、サイト運営者によく使われている指標です。
では、上記のレポートのいくつかの要素を見ていきましょう。
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スコアカードの帯: トラフィック量(ユーザー数、セッション数、インプレッション数)とパフォーマンス(クリック率、収益、登録数)に関する指標を全体として目立たせるため、グラフの上にグレーの帯を表示しました。過去 28 日間のデータを示す各指標の下には、前の期間との比較も表示されます(緑は向上、赤は低下)。
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棒グラフ: 指標の合計値は特に重要ですが、傾向を把握することも重要です。レポートの 2 つの折れ線グラフでは、注意が必要な急激な増減がないかを把握できます。この例では、トラフィック量のメインの指標に [インプレッション数]、パフォーマンスのメインの指標に [収益] を指定してグラフを作成しました。
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ドーナツグラフ: [収益] と [ニュースレターの配信登録] という 2 つのコンバージョン指標を主要なチャネル別に比較したグラフです。オーガニック検索が多くの収益を、ディスプレイ広告が多くの配信登録をもたらしていることがわかります。
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表: 詳しいデータを示すうえで、表に勝るグラフはありません。レポートの左下の 2 つの表は、記事別と著者別(著者名はカスタム ディメンションを使って Google アナリティクスに送信)のインプレッション数、クリック率、合計収益を示しています。表の中で棒グラフとヒートマップを使うことで、格段にわかりやすくなっています。
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棒グラフ: 右下には 2 つの棒グラフが追加され、新規ユーザーとリピーター、および使われたデバイスに関する詳しい情報が表示されます。
サイト運営者の方は、ぜひ上記のレポートを参考にしてください。このレポートの全文は、
こちらのリンクでご確認いただけます。
なお、Google アナリティクスのレポートに DFP データを含めるには、
Google アナリティクス 360 と DFP の統合機能をご利用ください。
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Google Data Studio for Ecommerce Businesses」を元に構成しております。Google データスタジオは Google スプレッドシート、BigQuery、AdWords といった複数のソースから入力したデータセットを効果的に視覚化できる優れたツールです。Google アナリティクス 360 スイートに含まれるツールではありますが、Google アナリティクスのデータ視覚化ツールとしても活用できます。このブログでは今後、実用的な使い方やサンプル レポートをご紹介してまいります。まずは、お馴染みの Google アナリティクス データを使ったレポートをご紹介しましょう。
データスタジオの新しいダッシュボードの作り方のイメージをつかんでいただくために、次のサンプル レポートを作成しました。このレポートを見ると、どのようなグラフやディメンション、指標を使って e コマースデータを視覚化できるかがおわかりいただけると思います。なお、このサンプル レポートには
拡張 e コマースを導入したアカウントでのみ利用できるデータも含まれています。
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| Google データスタジオで Google アナリティクス データを使って作成したレポート |
上のスクリーンショットのいくつかの要素を見ていきましょう。
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ヘッダー: レポートの上部に主な情報やオプションがあると便利です。ここには、ウェブサイトのロゴとレポートの対象期間を指定するオプションに加え、レポートのデータを端末、国、ソース、ユーザータイプ別に分割できる 4 種類のフィルタ オプションが表示されます。
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トレンドグラフ: 左上の 4 つの折れ線グラフは成果の推移を示すもので(前期の推移とも比較できます)、データの急激な増減を把握するうえで役立ちます。
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スコアカード: ビジネスの状況を示す総合的なデータが緑の背景で表示され、主要なデータを一目で把握できます。
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詳細情報: 表は、データを詳しく表示するための最適な方法です。このレポートの表には、販売している商品のほか、多くのユーザーがアクセスしている参照元についての詳細情報が表示されています。
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追加情報: 個々のビジネスに独自のカスタム ディメンションや指標など、特別な要素をレポートに追加したい場合もあるでしょう。上のレポートでは、そのような追加情報が右下の棒グラフと円グラフで示されています。
ぜひ、このサンプル レポートを参考にご自身のレポートを作成してください。また、データスタジオでのレポート作成とデータの視覚化に関するご意見をぜひお寄せください。
このレポートは Google アナリティクスのデータソースを使って作成されました。Google アナリティクスを使ったデータスタジオ レポートの作成方法の詳細については、こちらの
詳しいガイドをご覧ください。データスタジオの詳細については、ヘルプセンター(
https://support.google.com/datastudio/)をご覧ください。
投稿者: Daniel Waisberg - Google アナリティクス アドボケイト
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
あらゆる規模のビジネスで必要とされる計測と成功のためのツール
まず始めに、なぜ今 Google が無償版製品の提供を開始するのでしょうか?それは、企業規模にかかわらずすべての企業が、同じチャレンジ、それはモバイル ファーストな世界においてより高まっている消費者の期待に、向き合っているからです。今後これまで以上にデータがあふれる中で、マーケッターはより有益なインサイトを発見し、素早くアクションにつなげるために、正しいデータにアクセスする必要があります。
既にデータからアクションへつなぐことができている企業は、マイクロモーメントを理解して消費者にもっと有益な存在になることで、ビジネスを拡大しています。それはどのように行っているのでしょうか?その鍵こそ、分析とテストなのです。実際、Econsultancy による 4,000 人のマーケッターを対象にした調査では、2020 年の 2 大デジタルトレンドは、消費者のエクスペリエンス(24 %)とパーソナライズ(23 %)へのフォーカスでした。
こうしたトレンドを背景に、今回の発表が行われました。無償版のアナリティクス製品群に追加された先進的な機能は、すべての皆様へ最新のアナリティクス環境をご提供します。
1.パーソナライズされた顧客体験の提供
Google オプティマイズ(ベータ): この無償版のウェブとモバイル ウェブのテストとパーソナライズのツールは、顧客満足度やビジネス指標の改善に役立ちます。Google アナリティクスをベースに設計されているため、すでにある情報を活用して最小限の設定でサイトの実験をしたり、パーソナライズすることができます。ベータへの参加申し込みはこちらから可能です。
Google オプティマイズで、新しい読者へより関連性が高く意味のあるコンテンツを提供することができるようになりました。 そのおかげで新規読者に愛読者になってもらうことができるようになりました。
2. 価値あるデータへのアクセスと共有
Google データスタジオ(ベータ): このレポーティングとデータ ビジュアライゼーションのツールの無償版は、この度、新たに 21 の国で利用できるようになりました。データスタジオは、データ分析の結果を簡単に共有し、意思決定を行うことを可能にします。来月には、簡単に使い始められるように、テンプレートの提供も開始します。Google ドキュメントやスライド、スプレッドシートにあるテンプレートと同様に、あっという間にテンプレートの作成、編集や利用ができます。ベータ版はこちらからご利用いただけます。Google データスタジオは、今年の初前半からアメリカでご提供を開始しましたが、Google アナリティクス 360 スイートの中のデータスタジオ 360 としてもご利用いただけるようになりました。
3.データだけでない有益なインサイト
Google アナリティクス: 顧客のすべてのタッチポイントからのデータを解析する中心となる無償の解析ツールですが、より賢い機能を追加していきます。Google アナリティクス モバイル アプリ向けに提供を開始した、自動インサイト ストリームのご提供に続き、セッション品質スコアをご紹介します。セッション品質スコアは、機械学習によって訪問者のトランザクション(購入)の可能性を予測した新しい指標です。顧客体験を改善するためや、関連性の高い訪問者をリマーケティングするために活用することができます。近日中にベータ機能として登場し、無償版と有償版の双方でご利用が可能になります。
4. カスタマー ジャーニーの完全な可視化
Google タグマネージャーは、マーケッターがより迅速に、確度の高い行動を取ることを可能にします。小さなコードを設置するだけで、サイトの情報を簡単に集め、データの精度を高め、ワークフローを合理化するための強力な API となります。今回、Quantcast、Twitter、Microsoft Bing、Nielsen などの実に 20 タグが追加されることとなり、オープン性が高まりました。すべてのサポート対象のタグ リストはこちらをご確認ください。これらの更新は今後数週間のうちに行われる予定で、無償版と有償版の双方でご利用が可能です。
新世代のアナリティクス環境をすべてのユーザーに
「新世代のアナリティクス環境をすべてのユーザーに」これこそが、Google がこれらの新しいプロダクトを無償でご提供する目的です。今日のビジネス環境では、顧客体験の強化と、それぞれのユーザーに合わせたマーケティング施策の重要性が高まっており、すべての方にこうしたツールを提供することによって、最終的にはより良いオンラインでの顧客体験の実現のお手伝いをしたいと考えています。
ご興味があれば、ぜひ今後のブログ記事にもご注目ください。各製品をより詳しく、どのようにご活用いただけるかをご紹介していきます。また、以下のリソースもご確認ください。(※ 英文ブログではよりタイムリーに情報をご提供できます)
投稿者:Babak Pahlavan(Google アナリティクスソリューション アンド メジャーメント、シニア プロダクト ディレクター)
noreply@blogger.com (Chitoshi Shimizu)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Explore important insights from your data — automatically」を元に構成しております。マーケティング担当者、ビジネス オーナー、製品デザイナーの方々にとっては、いつでもどこでもデータを確認できることが重要です。しかし、ビジネスの成果改善に本当に役立つインサイトがデータそのものから得られることはほとんどありません。通常は 1 つか 2 つの重要なインサイトを見出すだけでも数時間の分析が必要で、そうした新たなインサイトを共有し、具体的な対策に反映するにはさらに時間がかかります。マルチスクリーン時代の今日のユーザーは、いつでもどこでもモバイル端末を使って購入目的を果たすため、インサイトを活用するまでの時間のロスは費用対効果の低下に直結します。
そこで、Google アナリティクス モバイルアプリに新しい自動インサイト ストリーム機能の登場です。Google アナリティクスの [アシスタント] タブに追加されたこの機能を使うと、従来なら把握するまでに数時間かかったようなインサイトが 5 分で表示されます。さらに、個々のビジネスの状況とニーズが機械学習されるため、時間が経つに連れて性能が向上していきます。
Android と
iOS のモバイルアプリに追加されたこの機能を利用すれば、外出先でも簡単にインサイトを把握できます。
Google アナリティクスに送られる指標やディメンションの膨大な組み合わせの中から、Google の機械学習技術によって重要なインサイトを見極めるこの機能は、アナリティクス データをどこでも便利に使えるよう、次のようにお客様をサポートします。
- データを詳しく分析し、有意なインサイトと提案を提示します。
- Google アナリティクス データの値を改善するヒントを提示します。
- お客様からのフィードバックや利用状況を踏まえて、時間が経つにつれて性能を高めます。
- チーム一丸となって対策が取れるよう、インサイトの共有をサポートします。
自動インサイト ストリームは、お客様の言語で自動的にデータとインサイトを表示する単純なレポート機能の枠を越え、優れた情報に基づく迅速な意思決定を可能にする機能であるため、お客様のビジネスに実質的な効果をもたらすことが期待されます。
たとえば、多くの小売店で年間売上高の大半を占める年末商戦では、その年の売り上げを左右する次のような疑問が浮上します。「今シーズンの売れ筋商品はどれか?」「どのメディアに広告を掲載すべきか?」「顧客はどのような経路で自社を知り、どのような経路で購入を果たすのか?」こうした疑問の答えを見つけてマーケティングに反映させるには、1 つの項目だけで数時間から数日かかってしまう場合もあります。
Google アナリティクスの自動インサイト ストリームは、データに隠された商機と異変を瞬時に表示して、こうした疑問に答える最初のステップを自動化します。たとえば、標準を上回る売上成長率を見せている商品や、コンバージョンが多く広告費用対効果の高い広告チャネル、自社ブランドとの接点に使われているデバイスの種類を表示します。小売店のオーナーはこうした情報がリアルタイムでわかるようになるため、ビジネスの成果に直結する効果的な意思決定を迅速に行うことが可能になります。
ご自身の自動インサイトは、
Android と
iOS の Google アナリティクス公式モバイルアプリの [アシスタント] タブでご覧いただけます(英語でご利用の全ユーザーが対象です)。現在、この画期的な機能を Google アナリティクスのウェブ版にも導入し、他の言語にも展開すべく取り組んでおります。
ぜひアナリティクス モバイルアプリでこの機能をお試しいただき、
自動化をご希望のインサイトの種類やサービスの改善に向けたフィードバックをお寄せください。
投稿者: Ajay Nainani - Google アナリティクス担当プロダクト マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「 Improved Analytics Administration via Property Moving」を元に構成しております。Google アナリティクスでは、ユーザーの皆様に世界レベルのデジタル アナリティクス データを提供するべく日々機能の向上に努めていますが、このたび以前からご要望の多かった、Google アナリティクスまたはアナリティクス 360 のプロパティをアカウント間で移動させる機能を追加いたしました。Google はアナリティクスのコア部分を常に改善することを重要視しています。この機能によってアナリティクス アカウントの整理がさらに容易になるほか、高度な機能も活用していただけます。
メリット
アカウントの整理が容易に
Google アナリティクスは提供開始から 10 年を超えるサービスであり、多くのお客様が最初にアカウントを作成されてからかなりの時間が経過しています。これまでは、一度作成したプロパティをそのアカウント内で使用し続けるしかありませんでしたが、今回、アカウント間での移動が可能になったことでアカウント構成の整理が容易になり、各プロパティを現在のビジネスニーズに合致するようにグループ化することができるようになりました。
統合レポートなどの機能をさらに強化
Google アナリティクスには、同じアカウント内のプロパティを扱う際には便利なものの、別のアカウントのプロパティには対応できない機能が多くあります。今回の強化により、関係するプロパティを個別のアカウントにまとめ、こういった機能をよりシームレスに活用できるようになりました。
アナリティクス 360 には、同一アカウント内の複数のプロパティからデータを集約できる「統合レポート」機能が用意されていますが、この機能と新しいプロパティ移動機能との組み合わせは特に効果的です。関連するプロパティを同じアカウントにまとめることで、ビジネス上、最も的確な形でデータやレポート構造を整理することができます。
プロパティを単一のアカウントにまとめることには、次のようなメリットもあります。
- すべてのプロパティのビューに同じフィルタ群を適用できる
- 同じアカウント内のため、プロパティやビューのユーザーを管理しやすい
- 変更履歴機能で、アカウント内のすべてのプロパティのイベントをまとめて参照できる
所有権の譲渡
自社サイトのプロパティの作成を代理店等のサードパーティに委任し、結果としてその代理店のアナリティクス アカウント内にプロパティが作成されることは珍しくありません。この場合、自社が所有・管理していないアカウントに、プロパティが格納されていることになります。プロパティ移動機能を利用すれば、こういったプロパティを新しいアカウントに移し、本来の所有者が自由に管理できるようになります。
仕組み
タグの再設定は不要
ウェブサイトのタグの再設定にかかるコストは高額になる場合があります。そのため、プロパティ移動機能は、タグの再設定をしなくても利用できるように設計されています。プロパティの移動に必要な作業は、Google アナリティクスの [管理] セクション内ですべて完結します。
プロパティの移動
ひとつのアナリティクス アカウント(「移行元のアカウント」)から別のアカウント(「移行先のアカウント」)にプロパティを移動させるには、両方のアカウントの完全なアクセス権を持っている必要があります。具体的には、移動元アカウントと移動先アカウントの両方について、ユーザーの管理権限と編集権限が必要です。この厳しい要件は、プロパティの移動という操作の影響の大きさを考慮したもので、適切な権限を持たないユーザーがプロパティを移動させてしまうことを防ぐ意図があります。また、万が一誤ってプロパティを移動させてしまっても、再び元のアカウントに戻すことができます。
詳細この機能を使用するには、Google アナリティクスのアカウントにログインし、[管理] セクションに移動します。移動させるプロパティを選択して [プロパティ設定] ページを開き、右上にある [プロパティを移動] ボタンをクリックします。操作時の画面は次のようになります。
ぜひこの機能をご活用ください。Google アナリティクスでは、ご愛用いただいている皆様のため、今後も続々と機能強化を進めてまいります。引き続きご注目ください。
投稿者: Tim Cao / Matt Matyas(Google アナリティクス チーム)
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「 Magicbricks Stays Up and Running With Real-Time Monitoring From Google Analytics 360」を元に構成しております。
Magicbricks はインドの高級不動産を仲介する人気ポータルで、購入者と販売者の両方を対象に世界の市場で独自のサービスと目新しいオンライン機能を提供しています。ビジネスを展開するすべての国で、サイトのパフォーマンスとユーザーの利便性を最大化することに重きを置いている同社は、主要なデジタル KPI をリアルタイムで監視して最適化するソリューションを必要としていました。
そこで Magicbricks は Google アナリティクス 360 の認定パートナーである
Tatvic Analytics Private Limited にサポートを依頼して、ウェブサイトのダウンタイムを低減し、サイトが停止する予兆を検知して直ちに警告するシステムを開発しました。このリアルタイムの異常警告ソリューションにより、KPI の異常な変化を明確に把握して、問題に迅速に対処できるようにしたのです。
その成果は効果的で、エラーや予期しない動作が検出された際の応答時間が 70% も改善されました。
「Magicbricks は不動産の No 1 ポータルとしてユーザーの皆様に優れた利便性をお届けし、自信をもって不動産を選んでいただきたいと考えています。Google アナリティクス 360 のおかげで、ユーザーの利便性を損なう予期しないサイトの動作を測定できるようになりました。この異常警告ソリューションの導入以降、エラーや予期しない動作、パフォーマンスの変化が検出された際の応答時間が 70% も改善されました。」Sudhir Pai 氏、Magicbricks CEO
このリアルタイム警告ソリューションは、次のような段階を踏んで開発されました。まずリアルタイムで検出すべき主要な指標を定義し、次に Real Time API と Management API を使って Google アナリティクス 360 データを使用するリアルタイム監視ソリューションを開発しました。そして、リアルタイムでデータの偏差を算出するため、異常検知アルゴリズムをデータに適用し、KPI に異常な偏差が発生した場合に、SMS で社内の各リーダーに警告を送るようにしました。詳しくは、
事例紹介の全文をご覧ください。
SMS による自動警告ソリューションは、改良の結果、サイトの停止を招く予兆を検知し、重大性を判断し、さらには Magicbricks 全社の幹部と中間管理職にパフォーマンス情報をリアルタイムで送信できるようになりました。今ではこうしたリアルタイムのインサイトを全社で活用しており、サイトの停止を回避し、日々の収益を拡大できるようになっています。
投稿者:
Cathy Candano、Daniel Waisberg - Google アナリティクス チーム
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「 Enterprise Class Administration in the Google Analytics 360 Suite」を元に構成しております。マーケティングや市場分析に関わる方は、消費者行動の劇的な変化を日々実感していることと思います。モバイルの登場によって新たな商機が生まれ、企業は消費者が購入に至るまでのあらゆる段階で、適切なタイミングを捉えて効果的なメッセージを発信できるようになったのです。こうした劇的な変化に対応するソリューションとして、今年の初めに発表したのが
Google アナリティクス 360 スイートです。これは、データ分析やマーケティング分析機能を備える総合的なサービスで、特に大企業でのマーケティングやデータ分析のニーズを意識して開発されたものです。
このたび、機能改善のためいくつかアップデートを行いました。Google アナリティクス 360 スイートには、各企業のマーケティング プログラムやウェブサイト、アプリのパフォーマンスを把握するための重要なデータが格納されます。そのため、そうしたデータへのアクセスを厳重に管理し、監視することが最重要課題となります。このたびのアップデートはこうした課題に対応するものです。
組織でのユーザー管理
自社のデータやスイートのアセットへのアクセス権の管理は極めて重要なもので、お客様の組織内で行っていただく必要があります。アクセス権を管理するにあたって、まずは組織内で管理しているアカウントを Google にお知らせいただく必要がありますが、その作業が新しいスイート ポータル(
http://360suite.google.com/)のページ上で行えるようになりました。次に示すように、組織の管理者の方はスイート ポータルの [管理] タブにおいて、組織内でスイートのサービスを利用しているすべてのアカウントを組織にリンクして確認手続きを行うことができます。
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| リンクしたアカウントをユーザー管理機能の対象とするには、必ず確認手続きを行ってください。 |
ユーザーを一元的に監査
スイート サービスですべてのアカウントのリンクと確認手続きを終えると、詳細なユーザー監査レポートが作成されます。このレポートには、スイート内のいずれかのサービスにリンクされたアカウントへのアクセス権を有する全ユーザーが表示され、複数のサービスやアカウントへのアクセス権をもつユーザーを確認できるのは、このレポートのみとなっています。
このレポートには、組織アカウントへのアクセス権を付与するユーザーを決めるうえで役立つ、各ユーザーのさまざまなデータが表示されます。具体的には、ユーザーの名前、写真(設定されている場合)、スイートでの役割、そのユーザーがアクセス権をもつ組織内のサービスが表示されます。また、リンクされた Google アナリティクス アカウントのすべてについて、対象ユーザーが最後にアクセスした時刻が表示されます。
ユーザーごとにさらに詳しいデータを読み込むこともでき、そのユーザーがアクセスできるプロパティやコンテナの数のほか、データスタジオの使用許可を得ているかどうかなど、各ユーザーがアクセス権をもつ全データの概要も表示できます。
フィルタによる絞り込み
高度なフィルタ機能で、表示するデータを絞り込むこともできます。たとえば、次のように、過去 6 か月間にアナリティクス データにアクセスしていないユーザーだけを表示するといったことが可能になります。
休眠ユーザーの削除
上記のすべての操作を組み合わせると、休眠ユーザーを特定してアナリティクス アカウントから削除するという重要度の高いタスクを実施できるようになります(この機能はスイート内の他のサービスにも導入予定です)。たとえば次のように、最近ログインした記録がないユーザーだけをフィルタを使って表示して、対象ユーザーの詳細ペインを確認したうえで、アナリティクスから削除できます。
変更履歴
スイートの変更履歴では、変更を加えた日時、ユーザー、変更内容を確認できます。たとえば、誰かが新しいアカウントを組織にリンクしたり、ユーザーを追加または削除したり、オブジェクトのサービスレベルやオーダーの終了日を変更したりした日時を簡単に確認できます。こうした変更履歴が残ることで、請求額の増加といった事柄を明確にトラッキングできるため、混乱を防ぐ効果があります。つまり、異変を察知した場合には、憶測に頼らず変更履歴を検索することで、原因を特定することができるのです。そうすることで、たとえば「管理者の 1 人が特定のプロパティのサービスレベルを標準サービスから 360 サービスに変更していた」、「請求パラメータを変更していた」といった原因が特定できます。なお、変更履歴を確認できるのはオーナーのみです。
スイートの設定を完了し、新機能を活用しましょう
これらの新機能は、組織の管理者が
360suite.google.com にログインしてスイートの設定を完了すれば、すぐにご利用いただけます。組織の管理者が不明な場合は、御社担当のアカウント マネージャーにお問い合わせください。組織にリンクされたすべてのアカウントの確認手続きを終えたうえで、ぜひスイート ポータルの [管理] タブから、[組織] ページにアクセスし、スイートの環境を有効にしてください。
これらの強力な管理機能をぜひ有効にし、価値あるデータに対するアクセスをしっかり監視、管理しましょう。今後も Google アナリティクス 360 スイートの大企業向け機能の充実に向けて、各種アップデートを予定しております。ぜひ今後の最新情報にご注目ください。
投稿者: Matt Matyas - Google アナリティクス担当プロダクト マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「 Google Analytics adopts Privacy Shield」を元に構成しております。先日 Google が、EU-US プライバシー シールド フレームワークへの準拠について自己認証を完了したことを発表されました。
プライバシー シールドは、欧州から米国への個人情報の移転に関する新しい協定です。この枠組みの制定は、欧州のユーザーの個人情報保護、欧州と米国の間で行われるビジネスの法的な安定性、デジタル経済の信頼性の確保にとって大きな意味を持ちます。
今後、Google が個人情報を移転する場合は、プライバシー シールドに定められている条項と安全保護対策の対象となります。なお、お客様の側で対応していただくことは何もありません。Google の認定証はまもなく
こちらから確認していただけるようになります。
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 2ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「 Enterprise-Class Tag Management: A look back on recent features」 を元に構成しております。Google タグマネージャは、タグ設定に関するさまざまな問題の解決を目的として開発されました。Google タグマネージャを使用することで、タグ設定にかかる時間を短縮して、他の重要な事項に注力できます。また、エラーを減らしてデータの信頼性を高め、タグを高速化して、より快適なユーザー エクスペリエンスを実現します。
先週導入された
ワークスペースは、Google タグマネージャでの共同作業や企業におけるワークフローの効率向上を目的としています。他にも Google タグマネージャでは、企業のお客様のニーズに応えるため、さまざまな改良を行なってきました。ここでは、新しくなった機能を一部ご紹介いたします。
テストとセキュリティ:
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環境 - プレビュー機能とデバッグ機能を改良し、Google タグマネージャとタグマネージャ 360 で、特定のテスト環境(開発、ステージング、品質保証など)に変更したタグを公開できるようになりました。環境は、組織の要件に合わせていくつでも設定し、わかりやすい名前を付けることができます。変更したタグを公開するときは、テスト対象となる環境を選択するだけです。従来よりも簡単にタグをテストでき、予定されているサイトの更新に合うようにタグを変更して、運用開始までに問題を解決できます。
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不正なソフトウェアの検出 - サイトのユーザーを保護するため、コンテナから展開されたタグが、不正なソフトウェアが検出されたサイトをポイントしている場合に、Google タグマネージャとタグマネージャ 360 で自動的に検出できるようになりました。問題が検出された場合は管理者に通知され、不正なタグは一時停止されるので、ウェブサイトとユーザーを保護しながら、問題を特定できます。
組織化する:
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フォルダ - 時間とともにコンテナの規模は大きくなり、タグ、トリガー、変数すべてを管理することが難しくなります。フォルダを使って、ご自分やチームメンバーが使いやすいように、これらの項目を論理的に分類できます。
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タグの順序付け - すべてのタグが独立して動作するわけではなく、特定の順序でタグを配信することが重要になる場合もあります。タグの順序付けを使用すると、特定のタグの直前または直後に配信するタグを指定し、想定どおりの動作にできます。
モバイル:
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モバイルアプリのタグ管理 - モバイルアプリ向けの Google タグマネージャが改良され、さらに使いやすく、軽量、高速になりました。新たに組み込まれた Google の新しいモバイルアプリ開発プラットフォーム Firebase は、タグの開発から分析まで対応します。
サービスとサポート:
- タグマネージャ 360 - 今年の初めに Google アナリティクス 360 スイートの一部として導入されたタグマネージャ 360 では、使用方法や不明点などの問い合わせに対応するサービスやサポートを利用できるほか、要件に合わせてタグを設定し、設定に従って配信できるように保証するサービスレベル契約(SLA)をご用意しています。また、360 スイートに組み込まれているため、アカウントのアクセス権とユーザーの管理をまとめて行うことができます。
投稿者: Scott Herman - Google タグマネージャ担当プロダクト マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)
9 years 3ヶ月 ago
チャレンジ
多くのサイト運営者は
DoubleClick for Publishers(DFP)を使用してサイトやアプリに配信する広告を管理し、
Google アナリティクス 360 を使用してサイトでのユーザー行動を分析しています。DFP ではサイト上の広告と広告ユニットに関するレポート、アナリティクス 360 ではサイトのページに関するレポートが提供されます。
どちらのプラットフォームも単独では双方のデータを組み合わせたインサイトは提供していません。また、それぞれで提供されるデータも異なるため、ユーザー行動が収益に与える影響や、広告がユーザー行動に与える影響を把握することは容易ではありませんでした。
この課題を解決するため、昨年 Google では DFP とアナリティクス 360 の統合機能をリリースしました。
ソリューション
この統合により、アナリティクス 360 の管理画面でインプレッション数、クリック数、収益といった DFP の指標を確認できるようになり、収益データとユーザー行動データ(サイトの各ページで発生した広告のインプレッション数や収益など)を組み合わせた分析が可能になりました。この統合機能を活用した企業の 1 つが AccuWeather です。
AccuWeather の事例紹介
AccuWeather は自社サイトや人気アプリを通じて、世界中で 10 億人を超える人々にリアルタイムの天気情報を提供しています。ユーザーのニーズを正確に把握して、より関連性の高い広告を表示できれば、広告主に対するサイトの価値が上がり、広告収益を向上できると考えていた同社は、DFP とアナリティクス 360 のアカウントをリンクして、サイトでのユーザー行動が広告収益にどのように影響しているかを確認することにしました。
アナリティクス 360 で DFP の指標を確認できるようになった結果、
accuweather.com で 2 つの企業が新たに広告掲載を始めたときに、国別平均インプレッション収益が 45% も増加したことがわかりました。この増収は、旅行を考えているユーザーがタークス・カイコス諸島やバルバドスといった「エキゾチック」な地域の天気情報を調べた際に生まれたものでした。そこで同社は、そうした価値の高い独自のユーザー セグメントに特化した広告パッケージを作成し、広告主への直接販売や、
DoubleClick Ad Exchange などのプログラマティック マーケットプレイスでの販売を行うことにしました。
「DoubleClick for Publishers とアナリティクス 360 の統合により、キャンペーンの掲載結果を新たな角度からリアルタイムで分析できるようになり、広告配信についてより適切な意思決定ができるようになりました。今もユーザー行動に基づく新しい広告商品を開発していますが、こうした広告商品は広告主に大好評です」と AccuWeather で広告戦略およびユーザー開発ディレクターを務める Steve Mummey 氏は語っています。
詳しくは、
AccuWeather の事例紹介の全文(英語)をご覧ください。
サイト運営者向けの機能が充実
アナリティクス 360 で DFP の指標を確認できるほか、統合レポートを使ったり、アナリティクス 360 のデータと併せて DFP 広告ユニットのデータを確認したり、
Google BigQuery で DFP データをより詳しく分析したりできます。
レポート
アナリティクス 360 のレポート セクションに DFP の指標が組み込まれ、サイトのコンテンツが収益に及ぼす影響を簡単に把握できます。
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※ 画像は参考データです。 AccuWeather の DFP アカウントやアナリティクス 360 アカウントの実際のデータではありません。 |
広告ユニット
サイト運営者はサイトやアプリの膨大な広告ユニットを組み合わせてオンライン広告枠を販売しています。個々の広告スロットを広告ユニットにまとめて、ウェブサイトの構造に合わせて広告ユニットを階層化すれば、個々の広告メッセージに合った広告スロットを広告主に提供することができます。
今回の統合により、アナリティクス 360 のデータを広告ユニットの観点で確認できるようになりました。DFP 広告ユニットの階層は、インプレッション数やクリック数、収益などの関連指標とともに、アナリティクス 360 に反映されます。
分析部門と広告運用部門で同じデータを参照できるようになり、また、アナリティクス 360 で
ユーザー属性やインタレスト カテゴリのデータと DFP のデータを組み合わせて分析できるようになったことで、高いインプレッション収益につながるアフィニティ カテゴリやライフスタイルなどを広告ユニット単位で把握できます。
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※ 画像は参考データです。 AccuWeather の DFP アカウントやアナリティクス 360 アカウントの実際のデータではありません。 |
Google BigQuery
アナリティクス 360 で利用できるようになった DFP の指標は BigQuery にエクスポートしてさらに活用することもできます。利用できる指標やエクスポート データ、データソースが増えれば、独自の収益モデルを運用し、収益とユーザー行動との関連性を詳しく分析することも可能になります。
アナリティクス 360 では今後もさらに革新的な機能の充実に努めてまいります。今後の最新情報にご注目ください。
投稿者: Abhishek Aggarwal、Dan Cary、Tiffany Siu(Google アナリティクス チーム一同)
noreply@blogger.com (Bruna)
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