Google タグマネージャ: オープンで安全性の高いタグ管理 | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2016年10月14日(金) 11:44
このページは、外部サイト Google Analytics 日本版 公式ブログ の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「Google タグマネージャ: オープンで安全性の高いタグ管理」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Spotlight on Google Tag Manager: Open and Secure Tag Management」を元に構成しております。
Google では Google タグマネージャとタグマネージャ 360 を提供し、マーケティング担当者の皆様がサイトやアプリのタグを迅速かつ柔軟に管理して、新しいマーケティング テクノロジーを簡単に導入できるように支援しています。先日の SMX East で発表したように、このたび、市場動向に迅速に対応し、自信をもってマーケティングの意思決定をしていただけるよう、Google タグマネージャに 20 個を超える新たなタグ テンプレートを追加しました。これは、タグマネージャをさらにオープンなものにして、さらに安全性を高めるための最新の取り組みの 1 つです。

新たな第三者タグ テンプレート
Google タグマネージャには、Google や Google 以外の多くのツールで簡単に使用できる、さまざまなタグ テンプレートが用意されています。既存のテンプレート以外のタグは、さまざまな種類のカスタムタグを使って実装できるようになっていますが、さらに便利にご利用いただけるよう、第三者タグ テンプレートの種類を増やすことにしました。タグ テンプレートを使うと、サイトやアプリでコードを使わずにタグを簡単に追加、管理することができます。そのため、あまり技術に詳しくない方でもタグを扱えるようになり、エラーも発生しにくくなり、サイトの安全性も高まります。

Google では第三者タグ実装の利便性と安全性を高めるため、Microsoft、Twitter、Nielsen といったベンダー各社が独自のタグ テンプレートを Google タグマネージャで実装、運用できるオープン フォーマットを開発しました。タグを使ってサービスを提供している企業の方は、Google タグマネージャにタグ テンプレートを用意すれば、タグ実装がかつてないほど簡単になります。

「Nielsen の包括的オーディエンス測定フレームワークのメイン コンポーネントであるデジタル コンテンツ レイティングスが Google タグマネージャにシームレスに組み込まれれば、最新技術に詳しいデジタル分野のクライアントが、Nielsen の測定フレームワークを簡単かつ迅速に実装できるようになります。」 David Wong 氏、Nielsen プロダクト リーダーシップ担当上級副社長
タグを配信する企業の方は、Google のベンダータグ テンプレート プログラムに参加することで、Google のタグ テンプレート システムと一体化することができます。このプログラムを通じて送信されるすべてのタグは Google の安全性チェックを受け、このチェックを通ったタグがタグマネージャに組み込まれます。組み込まれたタグは、設定と実装が簡単にできる形式で、その企業のロゴを付けて表示されます。

「Hotjar のモットーは、サイトがどのように利用されているかがわかる実用的なインサイトを顧客に迅速に提供することです。特に重視しているのは、Hotjar のタグを簡単に設定できるようにすることです。そのため、従来の常識を破る Google タグマネージャのサポートには、大いに期待しています。」 David Darmanin 氏、Hotjar CEO
新たに追加されたタグ テンプレートの一部をご紹介します。


タグのサポートをご希望のベンダーの方は、ベンダータグ テンプレート プログラムの概要とお申し込み方法をご確認ください。

コンテナの読み込みがさらに安全に
Google では常に最上級の安全性を備えたサービスの開発を目指しており、Google タグマネージャには、ユーザー権限の管理2 段階認証プロセス不正なソフトウェアの検出タグのブラックリストといったセキュリティ機能があらかじめ用意されています。そして、このたび Google タグマネージャのコンテナ スニペットにも変更を加え、安全性とパフォーマンスをさらに強化しました。この変更は管理画面とドキュメントに反映されています。

これまでタグマネージャのコンテナ スニペットは、プロトコル連動方式でコンテナを読み込んでいました。この場合、「https://」で始まる URL のページであれば、HTTPS を使ってコンテナが安全に読み込まれます。今回改良された新しいスニペットでは、読み込むページのプロトコルに関わらず、安全な HTTPS プロトコルがデフォルトとして常に使われます。これにより、悪意のある第三者や不正な情報収集からコンテナを保護できるほか、多くの場合はサイトやアプリのパフォーマンスも改善されます。

また、タグマネージャを実装する際のおすすめの方法にも変更を加え、次のようにコンテナ スニペットに関する説明を 2 つに分けました。


  • タグのパフォーマンスを最大化するため、JavaScript スニペットはページの <head> セクションのできるだけ上のほうに配置してください。特に、Google オプティマイズでタグマネージャを使う予定がある場合は、この点にご留意ください。
  • iframe スニペットは、<body> 開始タグの直後に配置してください。このスニペットは、JavaScript の無効なブラウザに画像ピクセルを配信する処理を担うほか、Google Search Console の確認を可能にする処理も担っています。

スニペットのパフォーマンスを最大化できるよう、この 2 つのコンテナ スニペットは最新の実装手順に従って実装されることをおすすめします。

すでに Google タグマネージャをサイトに実装されている場合、上記の変更は必須ではありません。従来の実装方法でも、これまでどおり問題なく機能します。セキュリティとパフォーマンスを最大限に高める場合は、ご都合がつき次第、実装方法を更新してください。

Happy tagging!

投稿者: Scott Herman - Google タグマネージャ担当プロダクト マネージャー
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

アップロード
手元のPCなどの機器から、ネットワークを介して、別のPCやファイルサーバー、ウェ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]