サイト運営者向け Google データスタジオ | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2016年9月30日(金) 12:14
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完全な状態のオリジナル記事は 「サイト運営者向け Google データスタジオ」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Google Data Studio for Publishers」を元に構成しております。
前回の投稿でご説明したように、Google データスタジオ(ベータ版)は e コマースデータを効果的に視覚化する優れたソリューションです。しかし、ウェブサイトで広告配信を行っている方は、本当に価値があるのか疑問に思われるかもしれません。そこで今回は、あるサイト運営者のレポートを例に実際のデータを使ってご説明します。

下のレポートは、広告配信を行っているコンテンツ ウェブサイト、Online Behavior 向けに作成されたレポートです。このサイトでは広告配信に DoubleClick for Publishers(DFP)を使用しています。DFP はサイト運営者によるデジタル広告枠の販売、スケジュール設定、配信、測定をサポートする広告管理ソリューションです。また、世界中の膨大な広告在庫からリアルタイムで広告を配信する DoubleClick Ad Exchange(AdX)も使われています。

こうした前提のうえで、このデータスタジオ レポートにはメインのコンバージョン指標である [サイト運営者の収益] が表示されています。この指標には、DFP と DFP のバックフィル(この場合は AdX)で獲得したすべての収益が表示されます。ただし、この指標はデータスタジオでは基本設定では使えません。この例と同じ設定であれば、計算フィールドを使って DFP の収益と DFP バックフィルの収益を合計することで、この指標を作成できます。このサイトでは 2 つ目の目標として、「ニュースレターの配信登録」という指標も使っています。これは、サイト運営者によく使われている指標です。


では、上記のレポートのいくつかの要素を見ていきましょう。
  1. スコアカードの帯: トラフィック量(ユーザー数、セッション数、インプレッション数)とパフォーマンス(クリック率、収益、登録数)に関する指標を全体として目立たせるため、グラフの上にグレーの帯を表示しました。過去 28 日間のデータを示す各指標の下には、前の期間との比較も表示されます(緑は向上、赤は低下)。
  2. 棒グラフ: 指標の合計値は特に重要ですが、傾向を把握することも重要です。レポートの 2 つの折れ線グラフでは、注意が必要な急激な増減がないかを把握できます。この例では、トラフィック量のメインの指標に [インプレッション数]、パフォーマンスのメインの指標に [収益] を指定してグラフを作成しました。
  3. ドーナツグラフ: [収益] と [ニュースレターの配信登録] という 2 つのコンバージョン指標を主要なチャネル別に比較したグラフです。オーガニック検索が多くの収益を、ディスプレイ広告が多くの配信登録をもたらしていることがわかります。
  4. : 詳しいデータを示すうえで、表に勝るグラフはありません。レポートの左下の 2 つの表は、記事別と著者別(著者名はカスタム ディメンションを使って Google アナリティクスに送信)のインプレッション数、クリック率、合計収益を示しています。表の中で棒グラフとヒートマップを使うことで、格段にわかりやすくなっています。
  5. 棒グラフ: 右下には 2 つの棒グラフが追加され、新規ユーザーとリピーター、および使われたデバイスに関する詳しい情報が表示されます。
サイト運営者の方は、ぜひ上記のレポートを参考にしてください。このレポートの全文は、こちらのリンクでご確認いただけます。

なお、Google アナリティクスのレポートに DFP データを含めるには、Google アナリティクス 360 と DFP の統合機能をご利用ください。

Happy visualizing!

投稿者: Daniel Waisberg - アナリティクス アドボケイト
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