Facebook、Bing、Twitter などの広告データを Google データスタジオに | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2016年10月3日(月) 10:54
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完全な状態のオリジナル記事は 「Facebook、Bing、Twitter などの広告データを Google データスタジオに」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「Get Facebook, Bing, Twitter & more into Google Data Studio」を元に構成しております。
2005 年に Google アナリティクスのリリースで始まったデータのレポートと可視化のサービスは、Google データスタジオの登場によって大幅に進歩しました。データスタジオを使うと、見栄えの良いインタラクティブなダッシュボードを作成し、Google ドライブのファイルと同じような方法で共有できます(一例として、こちらのウェブ分析のダッシュボードをご覧ください)。Google アナリティクスの以前の [マイレポート一覧] から大幅な進歩を遂げたダッシュボードは、オンライン マーケティングの流れを変える存在です。

Google データスタジオは、Google アナリティクス、AdWords、YouTube、BigQuery、アトリビューション 360 などの Google プラットフォームと最初から統合されています。しかし、多くのユーザーは Google データスタジオをメインのダッシュボード ツールとして使用して、Facebook や Bing、Twitter など、さまざまな広告ソースからデータを取り込むことを期待しています。

実際、Google スプレッドシート コネクタを使用すれば、さまざまなデータソースを実に簡単に Google データスタジオに取り込むことができます。以下にその手順をご紹介します。

1. データをインポートするための Google スプレッドシートを作成
シートの作成にはさまざまな方法があります。たとえば、Facebook の広告データを取得するには、Facebook 広告マネージャでデータを CSV ファイルにエクスポートし、それを Google ドライブにアップロードします。データソースによっては、IMPORTXML などのスプレッドシート関数を使ったり、独自の Google Apps Script コネクタを作成したりもできます。

データをインポートするワークフローをすべて自動化する場合は、Google スプレッドシート用の Supermetrics アドオンのご利用をおすすめします(こちらで入手できます。30 日間は使用料無料、その後は月額料金 49 ドルです)。使いやすいクエリビルダーを備えた Supermetrics アドオンを使用すれば、Facebook、Bing、Twitter、MailChimp、Adobe SiteCatalyst など、数多くのデータソースに接続できます。
Supermetrics を使ったシンプルなクエリの実行例をご紹介します。

  1. アドオン メニューから Supermetrics を起動
  2. 目的のデータソースにログイン(例: Facebook 広告)
  3. 指標を選択(例: 表示回数と費用)
  4. ディメンションを使って行を分割(例: 国)
  5. 青色の [表にデータを取得] ボタンをクリック

こうしてデータを取得すると、Google スプレッドシートは次のようになります(この例では [国] でデータを分割しています)。


Supermetrics を使わない方法をご希望の場合は、こちらのシートをコピーして次の手順をお試しください。

2. Google データスタジオにデータをインポート
こちらで Google データスタジオを起動します。まだご利用でない場合は、こちらで無料版をお試しいただけます。

目的のデータソースで、右下のプラスボタンをクリックします。


コネクタから、先ほど作成した Google スプレッドシートとファイルを選択し、[接続] をクリックします。


Google スプレッドシートからインポートした項目のリストが表示されたら、[レポートを作成] をクリックし、次の画面で [レポートに追加] をクリックします。

3. データを利用
空白のレポートができたところで、いよいよデータを入力します。すべてのデータが問題なくインポートされていることを確認するため、表を挿入することをおすすめします。[表のプロパティ] サイドバーに表示する列は自由に変更できます。


そしてレポートの作成を始めると、最終的に次のような見栄えの良いレポートができあがります。


マーケティングの現場では、さまざまなソースからデータを取得したり、さまざまな指標やディメンションを使ってデータを分析したりするために、Google スプレッドシートの複数のデータコネクタを含めるケースも少なくありません。しかしそうしたケースでも、上記のステップ 1 と 2 を繰り返すだけで簡単にデータをインポートできます。Twitter などの別のソースの広告データを取り込むには、最初の手順に戻って Google スプレッドシートを作成し、そのうえでデータスタジオを使います。グラフや表を追加する際には、プロパティのサイドバーで [データソース] の横の矢印をクリックして、新しいシートへの接続を追加します。

4. レポートのデータを常に最新のものにする
Supermetrics アドオンを使って Google スプレッドシートにデータを取り込む場合は、毎日データを自動的に更新するクエリを設定すれば、データスタジオのレポートに常に最新のデータを表示できます。それには、Google スプレッドシートでアドオン [Supermetrics] に移動して、更新とメール送信のスケジュールを設定し、毎日更新するトリガーを保存します。


最後にGoogle データスタジオは、どなたでもマーケティングにご利用いただける優れたダッシュボード ツールですが、元々は Google プラットフォーム専用に作られています。このツールを最大限に活用していただくには、Google スプレッドシートのコネクタと Google スプレッドシートのアドオン Supermetrics を組み合わせて、クロスチャネル レポートを作成するようにしてください。

投稿者 : Mikael Thuneberg、Google アナリティクス認定パートナー
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