出社したくない理由、結局これかも?「空調・音・ネット環境」が三大ストレスに【イデックスビジネスサービス調べ】
イデックスビジネスサービスは、「オフィス環境とモチベーション」に関する調査を実施した。新年度に業務環境や働き方に変化があった会社員1,003人を対象に調査している。
空調が合わない? 声がうるさい? 7割以上が「オフィス環境にストレス」

まず、働いているオフィス環境に対して「嫌だ」と感じることがあるかを聞くと、よくある・たまにあるの合計は73.6%となった。具体的に不快感を感じた点を聞くと、「空調の温度が合わず、体調を崩したことがある」が38.2%で最も多く、ついで「近くの会話や電話の声がうるさくて集中できない」「休憩スペースが狭く、リラックスできない」と続いた。

空間デザインに関して「嫌だ」と思うポイントとしては、「音がうるさい・騒がしい(46.5%)」「休憩できるスペースがない/狭すぎる(45.0%)」「空気がこもっている(44.7%)」が上位に。環境設備面では「ネットワーク環境(Wi-Fi、電話、共有サーバーなど)が不安定・使いづらい」が32.1%で最多となった。

そのようなオフィス環境で働き始めたことで、気持ちがどう変化したかを聞くと、「長時間いるのが苦痛に感じるようになった(35.2%)」「職場の空間が嫌でモチベーションが下がる(32.5%)」など、精神面に悪影響を与えていることがわかった。
オフィスに導入されてほしいのは「使いやすいデスク」「快適な空調」

オフィス環境の改善がモチベーションや企業イメージ向上につながると思うかを聞くと、とても思う・やや思うの合計は88.1%にのぼった。

また、他社のオフィスを見たときに「働いてみたい」と思ったことがあるかという質問では、とてもある・ややあるの合計は76.4%になった。具体的にポジティブな印象をもった要素としては、「快適な作業環境(57.1%)」「リラックススペースや休憩エリア(51.6%)」などが上位になった。

もしオフィスをリニューアルする場合、オフィス環境に導入されていてほしいポイントを聞くと、「デスクや椅子の使いやすさ・快適さ(42.0%)」「空調や換気の快適さ(41.9%)」「休憩スペースやリフレッシュエリア(39.6%)」などが挙げられた。そのようなオフィスでの具体的な働き方としては、「休憩しながらメリハリをつけて働きたい(34.7%)」「個室スペースで作業したい(32.9%)」などが求められていた。
調査概要
- 【調査期間】2025年4月22日(火)~2025年4月24日(木)
- 【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
- 【調査人数】1,003人
- 【調査対象】調査回答時に新年度に業務環境や働き方に変化があった会社員(出社・部署変更など)と回答したモニター
- 【調査元】イデックスビジネスサービス
- 【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
ソーシャルもやってます!