Google アナリティクス 360 スイートのご紹介 | Google Analytics 日本版 公式ブログ

Google Analytics 日本版 公式ブログ - 2016年3月16日(水) 11:22
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この記事は、Google アナリティクス 英文ブログ記事 「Introducing the Google Analytics 360 Suite」 を元に構成しております。
マルチスクリーン時代の企業向けソリューション
毎日の暮らしは、マイクロ モーメントで溢れています。たとえば、お店を探したり、商品を購入したり、さまざまな疑問やニーズを解決しようとするときに、我々はまず手元にある端末を頼りにします。マイクロ モーメントとは、このような「意向に満ちた瞬間」を意味し、まさにその瞬間が訪れるときに、今日の消費者は何をするか、どこに行くか、何を買うかを決めているのです。

マーケティング部門の方や、調査・分析に携わっている方は、このような顧客行動がいかに重要かご存知でしょう。こうした顧客に関するデータの収集は、従来に比べればはるかに容易になっています。しかし、そのデータを解釈して意味を見出すことはかつてないほど困難です。
今回ご紹介する Google アナリティクス 360 (さんろくまる)スイートは、こういったニーズに応えるものです。このアナリティクス 360 スイートはデータ収集から分析と意思決定、そしてアクションまでを包括的に備えるサービスで、特に大規模な企業でのマーケティングを想定した設計となっています。マルチスクリーン時代のマーケティングの基本となるのは、重要な瞬間を捉えて消費者行動を理解することです。的確な切り口で分析を行い、消費者にとっての有用性を高めていくことが重要です。

使いやすい最新のマーケティング アナリティクス プラットフォーム
マーケティングにおいて分析プラットフォームを使用すると、使用しない場合と比べて収益目標を達成する可能性が 3 倍高いというデータがあります。企業のマーケティング担当者から、マーケティング アナリティクス プラットフォームの強化を求める声が上がっているのも、当然といえるでしょう。しかし既存のプラットフォームの多くは、十分にニーズを満たせるものにはなっていないのが現状です。使いにくい、効率的な共同作業ができない、統合性が弱い、習得が困難なスキルを要するなど、さまざまな欠点が見られます。
Google のエンジニアたちは数年前から、マーケティングの分析機能の簡素化に取り組んでいます。Google がウェブ検索にもたらしたような変革を、マーケティング分野でも実現できないかという試みです。毎日何十億もの検索クエリを処理し、ユーザーが入力を終える前に答えを提示できる強力な基盤を利用して、企業のマーケティングにも Google 検索と同じような高い利便性を提供できないかと考えたのです。
システムを開発するにあたって、企業のマーケティング担当者からは、次のような要望が寄せられました。

  • 顧客の購入経路の全貌を把握したい。顧客との各タッチポイント、各種デバイス、チャネルに対する十分な可視性を確保する、完全なデータセットが必要です。

  • 単にデータを収集するのではなく、実用的な分析結果がほしい。高い演算能力、データ処理手法、高度なアルゴリズムの組み合わせにより、データを解釈できる必要があります。手間のかかる計算や処理はシステム側が請け負い、意味のある分析結果をわかりやすく提示するような仕組みが必要です。
  • 得られた分析結果を自由に共有したい。データを手軽に共有できるようにすることで、社内の認識のばらつきを防ぎ、部門横断的な取り組みを強化し、意思決定の質を高めることができます。

  • ターゲット ユーザーに魅力的なエクスペリエンスを届けたい。アナリティクス 360 スイート内のプロダクトだけでなく、AdWords や DoubleClick といった他の Google サービスとも連動することで、ユーザーにとってより魅力的な広告を届け、ブランドの有用性を高めることができます。

Google アナリティクス 360 スイートなら、こういったニーズに応えることができます。強力なプロダクト群がひとつのスイートにまとまり、統一感のあるユーザー エクスペリエンスとサービスのデータ統合、その他さまざまなサービスを実現しています。つまり、アナリティクス 360 スイートは測定に最適なプラットフォームといえるでしょう。

「統合性に優れた Google アナリティクス 360 スイートのおかげで、さまざまな管理業務をひとつのプラットフォーム上でシームレスに扱うことができます。」 L'Oréal Canada アナリティクスおよびメディア担当ディレクター Khoi Truong 氏
6 種類ものプロダクト(うち 4 つは新規)を搭載する Google アナリティクス 360 スイートは、データや分析情報を組織内で共有するのに適した利便性の高いツールです。

  • Google オーディエンス センター 360(ベータ版): マーケティング担当者のためのデータ管理プラットフォームです。既存顧客への理解を深め、各チャネル、デバイス、キャンペーンで類似のユーザーを呼び込むのに役立ちます。DoubleClick とのネイティブ統合により、Google 独自のデータに加え、サードパーティのデータ プロバイダやデマンドサイド プラットフォームなどの利用も可能です。
  • Google オプティマイズ 360(ベータ版): テストやカスタム機能によって、ウェブサイトのユーザー エクスペリエンスを向上させるプロダクトです。数パターンのサイト設計を用意し、ユーザーごとに最もパフォーマンスのよかったパターンを表示することで、パーソナル化を図ります。
  • Google データスタジオ 360(ベータ版): データの視覚化による分析のサポートを行う新しいプロダクトです。アナリティクス 360 スイート内の全プロダクトをはじめ、さまざまなデータ ソースからのデータを、実用的なレポートにまとめます。読みやすく、簡単に共有でき、カスタマイズの自由度が高いレポートにより、すばやく情報を把握できるようになります。
  • Google タグマネージャ 360: ウェブサイトやモバイルアプリの管理、運営の効率化を支援するタグ管理ツールをもとに設計されたプロダクトです。企業のマーケティング担当者の機動力と意思決定を支えます。手軽なデータ収集能力と API により、データの精度を高め、ワークフローを合理化することができます。
  • Google アナリティクス 360(旧 Google アナリティクス プレミアム): この先数ヶ月にわたって数種類の新機能をリリース予定です(詳細は近日公開)。引き続きデータ測定の要となるこのプロダクトは、あらゆるタッチポイントにおける顧客データを分析するとともに、Google の各広告プロダクトとの統合によってマーケティングの効果を高めます。
  • Google アトリビューション 360(旧 Adometry): 一から再構築されたスイート版です。さまざまなマーケティング活動が生み出した価値を明らかにし、根拠に基づく予算配分をサポートします。チャネル、デバイス、システムをまたいで成果を分析できるため、最も効果的なマーケティング ミックスを導き出すことができます。
Google、DoubleClick 広告キャンペーンによる投資対効果を高める
Google アナリティクス 360 スイートは、Google の主要な広告プラットフォームである Google AdWords および DoubleClick Digital Marketing と連動しています。このため、さまざまなデータ ソース(ウェブサイトのデータ、ターゲット ユーザーのデータ、CRM などの顧客データ)を組み合わせて、解析結果を具体的なアクションへと導き、広告の関連性を高めることができます。
「Google アナリティクス 360 スイートを特徴づける DoubleClick とのネイティブ統合は、劇的なアドバンテージです。これにより、サイトでのユーザーの行動、たとえばどの商品を購入したかといった行動に応じて、メディアをパーソナル化することができます。」L'Oréal Canada アナリティクスおよびメディア担当ディレクター Khoi Truong 氏
Google アナリティクス 360 スイートのリリース時期
現在 Google アナリティクス プレミアムや Adometry をご利用の場合、数ヶ月中に新しいプロダクト名で表示されるようになります。また新プロダクトであるオーディエンス センター 360、オプティマイズ 360、データスタジオ 360、タグマネージャ 360 につきましては、Google アナリティクス 360 (旧 Google アナリティクス プレミアム)をご利用のお客様より順次ベータ版の提供を行って参りますので、ご希望の場合は担当営業までお知らせください。
企業向けマーケティング分析サービスの変革に向けた Google の取り組みはまだまだ続きます。ウェブサイトで詳しい情報をご覧いただけるほか、下の動画では利用者様の声をご紹介しています。



近日中に、新プロダクト群の機能やメリットについてご紹介していく予定です。皆様からのフィードバックもお待ちしています。
投稿者: Paul Muret - Google アナリティクス、ディスプレイ、および動画プロダクト担当副社長
1出典: Forrester 2016: Discover Marketing Analytics Impacts Business Results*

*2016 年 3 月 15 日公開

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