BtoBのメールマーケティングで成果に繋げるなら、5つの手法を使い分けよう

メールマーケティングの手法はおもに5つ。メルマガ、ステップメール、ターゲティングメール、リターゲティングメール、シナリオメール。それぞれの目的やメリット・デメリット、活用事例を紹介します。
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メール自体は昔からある手法ですが、いまも古びていません。コロナ禍のいまは以前にも増して注目を浴びています。なぜなら、BtoBではメールは最高のタッチポイントだから。メールを見ていない人はほぼいません。だから、確実に届くのです。そして工夫をすれば見てもらえる可能性が高いのです。

そんなメールをマーケティング要素を取り入れて解説します。

例えば、自動送信されるステップメールという手法。

筆者は「平均開封率38%、平均クリック率8%」のステップメールを3年以上続けています。実はこの数値、3年前とほぼ変わりません。しかもこの3年間はノーメンテナンス。労力ゼロです。

筆者はBtoB事業会社のオールラウンドマーケターのため、ポジショントークは一切ありません。メールマーケティングについて、事例も紹介しながら冷静に客観的に良い悪いを解説します。

 

メールマーケティング、3つのメリット(BtoB視点)

メールマーケティングには大きく3つのメリットがあります。

最大のメリットは、 多くの人が使っていること

一般社団法人日本ビジネスメール協会の調査によると、仕事のコミュニケーション手段としてメールを使っている人が99%、電話は90%でした。「メール」「電話」「会う」の上位3つの並び順は、9年前から同じ。ビジネスではメールが基本なのです。

出典:一般社団法人日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2020

 

平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査(総務省)
 

また、上図のとおりビジネスパーソンはプライベートでも「メールを読む・書く」ことに最も時間を費やしています。最近は、10代20代を中心に「動画」や「SNS」も伸びていますが、「メール」はまだ優位性があることは明らかです。

出典:「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(総務省)

 

つまり、最大のメリットは多くの人が当たり前のように使っているから、タッチポイントとして他チャネルより優れていることです。

低コストで始められる

メールマーケティングは、マーケティング施策の中でも格段に低コストで始められます。投資が必要なものは、メール配信システムくらい。無料のものから数千円程度で利用できるものもあり、企業規模に関わらず誰でも導入しやすい費用感です。

投資対効果が極めて高い

メールマーケティングで配信するリストは、すでにメール配信の許可をいただいている方が対象です。つまり、展示会や資料請求、既存顧客など何らかの接点が1回はあります。だから、不特定多数を相手にする広告よりも高い成果を期待できます。低コストで導入できることも相まって、高い投資対効果が見込めます。

 

 

BtoBのメールマーケティング、おもな手法5選

BtoBにおけるメールマーケティングのおもな手法は「メルマガ」「ターゲティングメール」「ステップメール」「シナリオメール」「リターゲティングメール」の5つあります。それぞれにメリットデメリットがあるので、目的に応じて使い分けることをおすすめします。

メールマーケティングの主な手法vol1
メールマーケティングの主な手法vol2

 

 

記事の続きはこちらでお読みいただけます。

BtoBのメールマーケティング実践ガイド

<記事の目次>

1 メールマーケティングとは
2 メールマーケティング、3つのメリット(BtoB視点)
3 デメリットと解決策
4 広告宣伝メールを送るなら、法律を必ず守ること。
5 BtoBのメールマーケティング、おもな指標と目安の数値
6 BtoBのメールマーケティング、おもな手法5選
7 メールマーケティングのBtoBでの活用事例
8 開封率とクリック率を改善したい!本当に使える8個のTIPS(BtoB版)
9 平均開封率31%、平均クリック率8%のBtoB向けメルマガ例
10 メールを活用したいときによくある質問
11 BtoBでメールマーケティングの成果を最大化するために

 

BtoBのデジタルマーケティング戦略ラボ(putilapan.com

Twitter:@putilapan

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