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私がスタートページをYahoo!に変えた理由
Googleの検索結果とページのシンプルさに惹かれ、この数年ずっと検索エンジンとしてグーグルを愛用している。にもかかわらず、最近は、WebブラウザのスタートページをGoogleではなくYahoo! Japanへと切り替えている。
変更した理由はこうだ。検索はIE用のGoogleツールバーから利用しているので、トップページはどうでもよくなってきたため、試しにヤフーにしてみたのだ。
ある日ネット業界で働く人たちの飲み会でこの話をしたところ、Google好きを自称するエンジニア達の中にも「スタートページはYahoo!にしている」という人が多かったことに驚いた。理由はほかにも色々あるようだった。「検索だけをずっとしているわけではなく、色々なツールを使う。そうするとYahoo!のほうが便利」、「ニューストピックスがあったほうがいいから」など、Yahoo! Japanの担当者が聞いたら喜びそうな声。ポータル戦略がうまくいっている、ということなのだろう。
国外のGoogleシェアと比べ、「日本の検索ポータル事情は特殊」とよく言われるが、スタートページはどうなのだろう。気になったので、日本のPC向け主要ポータルサイトのトップページを調査することにしてみた。あるサイトのユーザに回答を求めたところ、1,686人から回答が得られた。
「スタートページ、何にしてる?」調査結果
- Yahoo! ― 50.7%
- Google ― 11.3%
- MSN ― 9.7%
- その他ポータルサイト ― 3.9%
- プロバイダのサイト ― 6.1%
- 自分個人のサイト/ブログ ― 6.0%
- そのほか ― 12.3%
- スタートページ、検索ともにYahoo!
- Yahoo!をスタートページにしているが調べ物はGoogle(Yahoo!経由でGoogleへアクセス)
- Yahoo!をスタートページにしているが調べ物はGoogle(ツールバーやブックマーク経由でGoogleへアクセス)
- それ以外のサイトをスタートページにしているが調べ物はGoogle
- そのほか(スタートページはGoogleでYahoo!検索など)
スタートページの割合だけでいうと、GoogleはYahoo!の5分の1程度だということが分かる。調査会社などが発表している、国内の検索エンジン・シェアでのGoogleの割合よりもずっと低い数字だ。
なお、「そのほか」の割合が多いが、この中にはSNSをスタートページにしている人が多いのかもしれない。
あなたはどのタイプ?
クロス集計したわけではないので正確なことは言えないが、おおまかに分けてこういった層に分けられるのではないだろうか(最近はデスクトップ統合アプリやWebブラウザへのプラグインが普及しつつかるため、事情は単純化できないが)。
あなたの周りはどのタイプが多いのだろうか。聞いてみるとなにか意外な発見があるかもしれない。
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