インターネット広告の出稿量と、広告認知率および商品購入意向率の関係性を実証

博報堂DYメディアパートナーズとデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、インターネット広告の広告効果を検証する為の調査を実施し、広告認知率および商品購入意向率の相関関係を明らかにしたと発表した。

今回の検証では、インターネット広告の出稿量(フリークエンシー※1)と広告認知率および商品購入意向率の相関関係がつかめ、たとえば、「ある条件下において広告認知率50%を獲得したい場合は、平均フリークエンシー10.5回以上が最適になる」など、インターネット広告の効果を最適化するプランニング手法の定量化を実現したとしている。

また併せて、インターネット広告は広告認知に加えて、購入意向も醸成することが可能なメディアであることを実証したとしており、たとえば広告認知率50%を実現した場合、購入意向率15.3%以上の獲得が期待できることが確認できたという。

※1 フリークエンシー …… ユーザーの広告への接触頻度(元の場所に戻る

調査概要

調査対象広告Yahoo!Japan ブランドパネル、ビルボード などの広告スペース
調査対象者Yahoo! JAPAN リサーチモニター
有効回収数17,208 サンプル (計16 案件)
実施期間2005 年4 月 ~ 2005 年11 月
調査方法インターネット調査
調査企画博報堂DYメディアパートナーズ、DAC
実施協力Yahoo! JAPAN、博報堂(研究開発局)

調査結果の概要

1.平均フリークエンシーと広告認知の相関関係を確認

図1)平均フリークエンシーと広告認知率の相関関係
図1)平均フリークエンシーと広告認知率の相関関係
*Top2 認知率(「確かに見た」+「見たような気がする」)の累乗近似曲線のグラフ

2.広告認知率と購入意向率の相関関係を確認

図2)広告認知率と購入意向率の相関関係
図2)広告認知率と購入意向率の相関関係
補足:グラフはあくまでも、特定の条件下における実証に基づく結果、ならびにそこから導き出された理論値。
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