Amazonが「相模原フルフィルメントセンター」に東日本初の災害支援物資の保管拠点

国内2拠点目の「Disaster Relief Hub」、50種類、1万5000点の災害支援物資を保管

Amazonの日本法人、アマゾンジャパンは相模原市の物流拠点「相模原フルフィルメントセンター(相模原FC)」内に災害支援物資を保管する「Disaster Relief Hub」を9月28日に開設した、と自社サイトで10月5日に公表した。自然災害の被災者に迅速かつ効率的に支援物資を届ける拠点で、5月に開設された兵庫県尼崎市のFCに続いて国内2拠点目。東日本エリアでは初めてで、神奈川県内での開設となった。

Disaster Relief Hubに保管された災害支援物資

Disaster Relief Hubは災害支援の公益社団法人Civic Forceと、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン、相模原市役所など地域コミュニティと連携して運用。モバイルバッテリーやドライシャンプーなど避難所で少しでも快適な生活ができる物資を中心に選んだ約50種類、約1万5000点を保管する。手すり付きのポータブルトイレや、車いす用のスロープなどダイバーシティとインクルージョン(多様性と包摂)にも配慮した。

9月28日には災害時の支援物資の提供に関する相模原市との覚書締結式と施設見学会が開かれた。本村賢太郎・相模原市長は「この度の連携による平時の定期的な意見交換や合同訓練を通じて(政令)指定都市としての広域的な災害支援の役割を果たしていく」と述べた。ピースウィンズ・ジャパン企業連携担当の李京洙氏は「東日本にも拠点が増えることによって現場での支援活動がさらに機能的になることを期待している」と話した。

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