Z世代が環境問題を意識する瞬間、1位「ニュースを見たとき」2位「○○をするとき」【チューリッヒ調べ】

危機感がある環境問題は、「気候変動」が「CO2の排出問題」「森林破壊」を上回る。

チューリッヒ保険会社は、「Z世代の環境意識とチル」に関する調査結果を発表した。デジタルネイティブ世代であるZ世代1,009人が回答している。なおチルとは「のんびりする・まったりする・くつろぐ・心身をリラックスさせる・落ち着ける」などの状態を指す。

環境問題に危機意識を持ったきっかけ、「テレビ」「学校の授業」に「SDGs」が続く

まず「環境問題に対してどの程度危機意識を感じていますか」と聞くと、「非常に危機感がある」15.1%、「やや危機感がある」47.1%で、Z世代の6割以上(627人)が危機感を持っていた。

具体的に「危機感がある環境問題」を627人に聞くと、「気候変動」63.2%が最も多く、「CO2の排出問題」56.3%、「森林破壊」48.3%を上回った。

また「環境問題に危機意識を持ったきっかけ」では、「テレビ」38.9%、「学校の授業」28.7%が多い一方で、「SDGsが注目され始めてから」11.0%が3位だった。一方、家族や友人からの影響は低い。

「日常生活の中で環境や自然について意識する瞬間はどの程度ありますか」と全体に聞くと、「非常にある」13.2%、「ややある」44.3%とこれも6割程度(580人)。「意識する瞬間は具体的にどのようなときか」を580人に聞くと、「環境問題に関するニュースや記事を見たとき」68.4%が特に多かったが、「ゴミの分別を行うとき」39.1%、「海や川に行ったとき」34.3%など、日常生活に根ざした答えも多かった。

調査概要

  • 【調査対象】18歳~26歳未満のZ世代(1990年半ばから2010年代での出生)、毎日2時間以上SNSを利用
  • 【調査方法】インターネット調査(調査機関:IDEATECH)
  • 【調査時期】2023年2月7日~13日
  • 【有効回答数】1,009人
     
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