YouTuberのイメージ、中高生「破天荒」「お金持ち」から大学生「大変そう」「一握り」へと微妙に変化【テスティー調べ】

YouTuberに影響された消費、中高生は「YouTuber公式グッズ」大学生は「紹介された商品」を購入。

TesTee(テスティー)は、YouTuberに関する調査結果(2022年下半期版)を発表した。YouTubeを利用している学生の男女1,617人(中学生435人、高校生579人、大学生603人)が回答している。

中学生・高校生は「YouTuberの公式グッズ」、大学生は「動画で紹介された商品」を購入

まず「YouTubeの利用率」は全年代で7~8割。もっとも利用率が高いのは中学生だった。「毎日YouTubeで動画を視聴している」のはどの性年代でも7割だった。

「YouTuberへのイメージ」を自由回答で聞くと、中学生・高校生では「一生懸命」「いい意味で破天荒」「おもしろい」「お金持ち」「影響力を持っている」などポジティブな意見が多かったが、大学生だと「大変そうだけど、人生を楽しんでそう」「良くも悪くも普通の人じゃない」「一握りの人しか人気になれない」などマイナス視点も含む意見が増えた。

「YouTubeやYouTuberに関連することで消費行動を実行したことがあるか」(お金を使った経験があるかどうか)を聞くと、「ある」と回答した人は中学生20.2%、高校生16.8%、大学生16.6%で若いほど多い。ただし前回調査(2022年上半期)からの変化を見ると、いずれの年代でも消費行動の実行率は減少している。

  • 中学生 2022年上半期:21.3% → 2022年下半期:20.2%(1.1pt減)
  • 高校生 2022年上半期:20.5% → 2022年下半期:16.8%(3.7pt減)
  • 大学生 2022年上半期:17.5% → 2022年下半期:16.6%(0.9pt減)

またYouTuberからの影響に限定し「どんな消費行動をしたか」を聞くと、中学生は「YouTuberの公式グッズ購入」46.6%、高校生は「YouTuberの公式グッズ購入」38.1、大学生は「動画で紹介された商品を購入」「YouTuberがデザインしたアイテム」各32.0%となり、ここでも中学生・高校生と大学生で変化が生じている。中学生・高校生は直接的にYouTuber自身に興味を持つ一方、大学生になるとYouTuberの使っている商品や紹介する情報に興味が移るようだ。

なお具体的な商品では、女性はコスメやカラーコンタクトなどの美容用品、男性は服やカレンダー、ポストカードなど比較的安価なものが人気なようだ。

調査概要

  • 【調査対象】YouTubeを利用している学生の男女
  • 【調査時期】2022年11月1日~8日
  • 【有効回答数】1,617人(中学生435人、高校生579人、大学生603人)
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