10代・20代の3割が「YouTuberの紹介商品を購入し友人に勧めた」【エビリー/CA Young Lab調べ】
エビリーとCA Young Labは今後、企業のYouTube活用に関する共同調査を実施してゆくと発表。その第一弾として「10-30代世代別YouTube動画視聴と商品購入の関連調査」および「2017年YouTuberタイアップ動画起用社数ランキング」を公開した。
10-30代世代別YouTube動画視聴と商品購入の関連調査
CA Young Labが10歳から39歳までの男女1,028名を対象に、YouTube動画視聴と商品購入の関連性を聞いたアンケート調査の結果は以下のとおり。
10代の6割が「商品購入を検討する際にYouTuberの動画を参考にする」と答えている(「よくする」と「たまにする」の合算)。この割合は年代が上がるとともに低下する。
前項と同様、10代の4割以上が「YouTuberが紹介していた商品を購入したことがある」と回答している。
「YouTuberが紹介していた商品を購入し友達に勧めたことがあるか」という問いに対して、10代20代ともに3割が「ある」と回答。CA Young Labでは「YouTuberの動画が商品のクチコミを派生するきっかけになり得る」と考察している。
「何を見ているときに気になる商品を見つけることが多いか」という問いへの回答には世代間の差がみられた。10代では半数以上がTwitterとYouTubeに偏る一方、「可処分時間の少ない30代はGoogle検索に集中、20代はその3サービスをまんべんなく利用している」(CA Young Lab)。
調査概要
- 【調査名称】「10-30代世代別YouTube動画視聴と商品購入の関連調査」
- 【調査主体】株式会社CA Young Lab
- 【調査期間】2018年1月17日〜19日
- 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
- 【調査対象】10~39歳までの男女
- 【回答者数】1,028名(10代440名、20代412名、30代176名)
2017年YouTuberタイアップ動画起用社数ランキング
チャンネル登録数50万人以上のYouTuberのスポンサー企業件数をエビリーが集計した結果がこちら。
※集計基準: チャンネル登録者数50万人以上のYouTuber(企業運営チャンネルは除外)のスポンサー企業件数を集計。動画の詳細ページに提供である旨の表記があるものをタイアップ案件とし、同一企業の依頼で複数の動画を投稿している場合も1社とカウントする。
YouTuberの人気を計る指標のひとつでもあるチャンネル登録者数は、起用社数と必ずしも比例していない。この理由として同社は「YouTuberのなかにはタイアップ案件の数を制限している場合や、同一企業から継続的に起用されているケースが見られる」ことを挙げている。
また、ゲーム専門チャンネルである3位の「ぽこにゃん」や9位の「たくっち」がゲーム企業からの案件のみであるように、ひとつの分野に特化した専門性のあるYouTuberにはその業種の企業からのオファーが集中。一方で、得意とする分野を持ちつつも、あらゆる業種の企業とタイアップをしているオールジャンルのYouTuberも存在している。
調査概要
- 【調査名称】「2017年YouTuberタイアップ動画起用社数ランキング」
- 【調査主体】株式会社エビリー
- 【調査対象期間】2017年1月から2017年12月
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