YouTuberからの影響、中学生「イベント参加」高校生「コラボ商品購入」大学生は?【2023年上期・テスティー調べ】

視聴者の年齢もアップ? 中学生への影響力が低下する一方、高校生・大学生では増加。

TesTee Lab(テスティーラボ)は、「YouTuber」に関する調査結果を発表した。好きなYouTuber、YouTuberのイメージ、認知率、消費行動の変化などについて、YouTubeを利用している学生の男女1,712名(中学生501名、高校生606名、大学生605名)が回答している。

2割弱がYouTuberの動画きっかけで消費行動した経験あり

まず、YouTubeの利用率は全年代で7~8割。もっとも利用率が高いのは中学生だった。「毎日YouTubeで動画を視聴している」のは7割ほど。YouTuberについては「情報発信能力が高い」「良いイメージと悪いイメージが両極端の人たち」「“仕事”として認知されるようになったことで大変そう」といった意見があがった。

「YouTubeやYouTuberに関連することで、消費行動を実行したことがあるか(お金を使った経験があるか)」を聞くと、「実行したことがある」は中学生17.8%、高校生18.3%、大学生18.2%だった。だいたい2割弱が消費行動に影響を受けていた。

なお前回(2022年下半期)と比較すると、中学生では減少、高校生・大学生では増加が見られた。高校生・大学生で定着しているYouTuberの視聴が、中学生では変化している可能性がある。

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  • 中学生 2022年下半期:20.2% → 2023年上半期:17.8%(2.4pt減)
  • 高校生 2022年下半期:16.8% → 2023年上半期:18.3%(1.5pt増)
  • 大学生 2022年下半期:16.6% → 2023年上半期:18.2%(1.6pt増)

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次に、消費行動を実行したことがあると回答した人を対象に「どんな消費行動を行ったのか」を聞くと、中学生・高校生・大学生で、中学生の第1位は「イベント・コラボ店舗に行く」、高校生の第1位は「YouTuberとのコラボ商品購入」、大学生の第1位は「動画で紹介された商品を購入」と、微妙な差異が見られた。

調査概要

  • 【調査対象】YouTubeを利用している中学生・高校生・大学生の男女
  • 【調査時期】2023年2月2日~12日
  • 【有効回答数】1,712人(中学生501名、高校生606名、大学生605名)
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