高校生・大学生が使っているニュースアプリ、覇権争いの結果、1~2歳の差で利用アプリに大きな違い?【テスティー調べ】
テスティー(TesTee)は、高校生・大学生を対象とした「ニュースアプリに関する調査」の結果を発表した。高校生・大学生1,374人に、ニュース視聴の有無、媒体、ニュースアプリの利用頻度・平均利用時間、使用理由、ニュースアプリの満足度・その理由などを聞いた。
ニュースそのものの閲覧率は9割超え、視聴媒体はテレビ・アプリ・SNSなど
まず、アプリ・非アプリに限らず「ニュースそのものの閲覧率」を高校生・大学生に聞くと、ニュース閲覧率(見る+たまに見るの合計)は、高校生で93.2%、大学生で93.1%といずれも9割を超える。前回調査(2019年)と比べると、高校生女性が0.5ポイント減の92.7%となった以外は、すべて上昇。特に高校生男性は、2019年の74.6%から93.7%と19.1ポイントも上昇していた。
「ニュースを見る媒体」を聞くと、どの性・年代でも「テレビ」が最多。ただし性別で2位を見ると、男性は「ニュースアプリ」、女性は「SNS」で、違いが現れた。また「新聞」は3位だったが、すべての性年代別で1割台に留まっている。
次に「ニュースアプリの利用率」を聞くと、高校生・大学生、男性・女性、どれも利用率は4割を超えた。また「現在利用しているニュースアプリの満足度」を聞くと、男性の満足度が上昇し、高校生では9割を超えていた。理由としては「クーポン」をあげる声が多かった。
「実際に利用したことがあるニュースアプリ」を聞くと、かなり性年代で分かれており、高校生男性の第1位は「スマートニュース」、高校生女性の第1位は「LINE NEWS」、大学生男性の第1位は「Yahoo!ニュース」、大学生の女性の第1位は「LINE NEWS」だった。現在の10代はニュースアプリ同士が覇権を競っていた世代であり、1、2年の差で、利用していたアプリ・好みのアプリに大きな差が出たと推察される。
調査概要
- 【調査対象】高校生・大学生の男女
- 【調査期間】2020年11月16日~17日
- 【有効回答数】1,374名(高校生男性222名、高校生女性262名、大学生男性381名、大学生女性509名)
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