10代・20代もメインは現金払い、ただし1割は現金使わず電子マネーなどで対応【TesTee調べ】

若年層(10代・20代)に電子マネーの所有率・利用率などをアンケート。

TesTeeは、若年層(10代・20代)を調査するアンケートメディア「TesTee Lab」にて、電子マネーに関する調査を実施した。10代~20代の男女3,396名(10代男性851名、10代女性845名、20代男性836名、20代女性864名)から回答を得ている。

10代・20代もメインは現金払い、ただし1割は現金使わず

まず「直近1か月以内に利用した支払い方法」について聞くと、10代・20代ともに「現金」が1位。10代90.8%、20代90.4%だったが、これは逆に言えば“現金を使わない10代・20代が、1割ほど存在する”ということになる。その他支払い方法としては、「電子マネー」「クレジットカード」「スマートフォン決済」「デビットカード」の順で続く。

女性に比べ男性は、現金利用者がやや低く、電子マネー利用者がやや高かったという。また20代は約5割が「クレジットカード」を利用していた。

 

続けて「電子マネーの所持率」を聞くと、10代は65.2%、20代は73.5%が電子マネーを所持していた。「実際に利用している」も10代51.7%、20代57.4%で、過半数が電子マネーを利用している。

 

なお「電子マネーの利用場所」を聞くと、年代にかかわらず、1位「コンビニ」、2位「交通機関」、3位「スーパー」、4位「飲食店」の順。20代は、スーパーと飲食店の比率が大きくなるなど、多様化の傾向が伺える。

実際に所持している/利用している電子マネーは「交通系」がトップ

電子マネーを所持している/利用していると回答した人を対象に、具体的に「所持している電子マネー」「利用している電子マネー」を質問。「所持している電子マネー」では、10代・20代ともに「交通系」がトップで、10代73.7%、20代68.0%だった。2位は僅差で10代「nanaco」24.9%、20代「WAON」34.0%とわかれた。20代のほうが多様な電子マネーを所持している。「利用している電子マネー」(支払い方法)についてもほぼ同様の順位だ。

 
 

「普及してほしい」層が拡大、不安も減少

最後に対象者全員を対象に、「今後電子マネーがさらに普及してほしいと思うか」を聞くと、「普及してほしいと思う」は、10代78.5%、20代75.2%となり、2017年、2018年調査と比較して、着実に上昇している。「電子マネー利用について不安があるか」についても、2018年には上昇したが、今回調査で大きく減少している。

 

調査概要

  • 【調査対象】10代~20代の男女
  • 【調査時期】2019年4月25日
  • 【有効回答】3,396名(10代男性851名、10代女性845名、20代男性836名、20代女性864名)
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