音声通話と言えば「LINE」を指す時代へ、10代は標準通話よりLINE通話を利用【ドコモ・モバ研調べ】

毎日音声通話する人は1割ほど。20代・30代・60代が多く10代は少数派。

NTTドコモ モバイル社会研究所は、モバイルでの音声通話(ビデオ通話を含む)の頻度・利用するサービスに関する調査結果を発表した。「2021年一般向けモバイル動向調査」のデータを分析した内容だ。

10代はスマホの通話機能よりLINE通話を利用

まず「スマホ・ケータイで音声通話する頻度」を聞くと、「毎日通話する」という人はすべての世代で10%台だった。年齢別でもっとも多いのは20代・30代(16%)で、60代(15.8%)がそれに続く。逆にもっとも少ないのは10代(12.1%)だった。「月1回以上」の頻度で見ると、若い世代ほど割合が多い。

年代別にみる通話頻度(n=8,837)

音声通話するという人に「通話の際に利用しているサービス」を聞くと、すべての世代で「携帯電話の通話機能」を利用するという人が8割前後存在した。そして10代ではそれを上回った「LINE通話」が利用されていた。LINE通話は20代女性でも、音声通話を上回っている。「携帯電話の通話機能」は世代差なく8割ほどが利用しているが、LINE通話は年齢が上がるほど利用が低下しており、70代では5割程度になる。テキストチャットだけでなく、音声通話においても、今後LINEが事実上の標準になりそうだ。

性年代別にみるスマホ・ケータイでの音声通話に利用しているサービス(複数回答)
年代別にみるスマホ・ケータイでの音声通話に利用しているサービス(複数回答) 

調査概要

  • 【調査対象】全国・15~79歳男女
  • 【調査方法】Web
  • 【調査時期】2021年1月
  • 【有効回答数】8,837
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