トランスコスモスが政府や自治体業務に「LINE」を活用できる「DEC Support」を提供開始

LINEに情報を残さないよう求める内閣サイバーセキュリティセンターのガイドラインに準拠

デジタル技術を活用した企業支援サービス事業のトランスコスモスは、政府機関や自治体の業務に「LINE」を利用できるようにしたチャットプラットフォーム「DEC Support」の提供を始めた、と8月15日に発表した。内閣官房の内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が示した「政府機関・地方公共団体等における業務でのLINE利用状況調査を踏まえた今後のLINEサービス等の利用の際の考え方(ガイドライン)」に準拠した。

ガイドラインは4月30日に内閣官房と個人情報保護委員会、金融庁、総務省によって提示され、相談内容などの機密性のある情報がLINE側に残らないようにするよう求めている。トランスコスモスは、LINEが提供する「LINE Front-end Framework(LIFF)」を活用して、LINE公式アカウントをコンタクトポイントとしながら、Webチャットによる相談対応を行える新機能をDEC Supportに実装した。

利用者が従来のLINEを使った相談窓口と同様に「LINE公式アカウント」の友だち登録をしてリッチメニューの「チャットで相談」から相談を始めると、LINEのトーク画面上にDEC supportのWEBチャットウィンドウがオーバーラップで表示されシームレスにWebチャットで対応できる。相談情報などWebチャット利用時のデータはLINEのサーバーではなく日本国内にあるDEC Supportのサーバーに暗号化して保管・管理される。

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