子どものスマホ所有率、小学生はケータイ持ちも多いが中学生になるとスマホが圧倒的多数に【ドコモ・モバ研調べ】
NTTドコモのモバイル社会研究所が、小中学生のスマートフォンおよびケータイの所有率を調査。
2019/3/8 7:00 Web担当者/仕事 | 調査/リサーチ/統計
NTTドコモのモバイル社会研究所は3月5日、小中学生が所有するスマートフォン・ケータイに関する最新の調査結果として、「子ども調査レポートNo.12」を公開した。これまで同研究所では、子ども調査レポートとして「宿題や部活について、ネットで調べたり動画をみる頻度」「スマホ利用の親子間ルール」「小中学生のタブレットやパソコンの利用率」など、さまざまな調査結果を公表している。
中学生になると、スマートフォン所有率が大きく跳ね上がる
今回の調査は、子どものケータイ利用に関する調査として2018年9月に実施された。まず保護者に、子どもが持っている端末の種類について質問すると、「スマートフォン」と「従来のケータイ」の合計所有率は、小1~小2で21%、小3~小4で40%、小5~小6で45%、中1~中3で65%だった。
所有機種の構成比をみると、小学生は「従来のケータイ」のほうが「スマートフォン」より多いが、中学生では逆転し、スマートフォン所有者が圧倒的多数となっている。端末を持っていない子どもを含めても、中学生全体の63%がスマートフォンを所有している。さらに端末所有者のみで見ると、中学生のスマートフォンの所有比率は97%とほぼ全体を占める。なお端末を所有する小学生のスマートフォンの所有比率は、小1~小2で14%、小3~小4で35%、小5~小6で40%だった。
これについては、小学生時代はキッズケータイなど機能が限られた端末を持たせているが、中学生になったことを契機に、スマートフォンに切り替える保護者が多いことが推察される。
調査概要
- 【調査対象】関東1都6県に在住する小中学生の子どもとその保護者
- 【調査方法】訪問留置調査
- 【調査時期】2018年9月
- 【有効回答】500組の親子
- 【サンプリング】層化二段抽出(都市規模別・性年代でのクォータサンプリング法)
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