中学生の生成AI利用率13.3％、親より多いって本当？【モバイル社会研究所調べ】

NTTドコモモバイル社会研究所は、2024年11月に実施した親と子に関する調査の中から、生成AIの利用についての調査を発表した。

中学生の生成AI利用率13.3％　親の利用率を上回る

小中学生と親に対して、「ChatGPTなどの生成AIの利用率」を調査した結果、中学生の利用率は13.3％、親の利用率は9.0％。親の利用率よりも、中学生の利用率が上回る結果となった。

親子ごとに生成ＡＩの利用状況を見ると、中学生では、親子がともに利用しているのはわずか2％。家庭内で親が子に生成AIの利用方法を教えているケースは多くないと推察できる。

生成AIの利用率を2023年と比較すると、中学生では10ポイント以上増加し、小4～小6でも6ポイント以上増加した。

なお、地域別の生成AI利用率を見ると、関東が小中学生のどの年代でも利用率が高く、小1～小3は2.1％、小4～小6は9.1％、中学生は18.8％だった。次いで、中学生では九州・沖縄が13.2％、小4～小6では東海が5.3％、小1～小3では九州・沖縄が1.9％だった。

調査概要

• 【調査方法】訪問留置調査
• 【調査対象】全国・小学生及び中学生とその親
• 【回答数】1,300
• 【サンプリング】QUOTA SAMPLING、性別・学年・地域・都市規模の人口分布に比例して割付
• 【調査時期】2024年11月