企業ウェブサイトのアカデミー賞を選出「第2回企業ウェブ・グランプリ」開幕
企業ウェブ・グランプリ事務局(幹事社:日本アイ・ビー・エム株式会社)は7月15日、企業のウェブ担当者によるウェブ担当者のためのアカデミー賞、「第2回企業ウェブ・グランプリ」の応募申し込みを開始した。
企業ウェブ・グランプリは、企業各社のウェブ担当者が抱える共通の問題点や課題を解決するために2002年から開催していた交流会議のメンバーが中心となり、ウェブ関係者のためのウェブ関係者による賞として2007年に創設。日本の企業ウェブサイトの健全な発展と、プロデューサー、編集者、デザイナー、ライター、技術者などの関係者を表彰し、その労と成果をたたえることを目的としている。
2007年の第1回グランプリの参加企業は20社、応募サイトは参加企業から45サイトがノミネートされ、各分野の現場で活躍する専門家301名が各サイトを評価して10の部門賞とグランプリを選出。審査員コメントの総数は5033件、1サイトあたり平均111件の審査員コメントが寄せられた。2007年の「第1回 企業ウェブ・グランプリ」のグランプリは万有製薬株式会社が受賞している(第1回企業ウェブ・グランプリ レポート)。
第2回企業ウェブ・グランプリは、企業が管理・運営する日本語で公開されているサイトを対象として規模を拡大。B2C部門とB2B部門を新たに設立してウェブサイトの目的をより明確にするなどし、2007年の第1回よりも5部門多い15の部門賞を選出。7月15日から8月31日まで応募受付を行い、9月に参加企業から登録されたサイトの中から、参加企業の有権者による投票で各賞につき3サイトずつの候補サイト(ノミネート・サイト)を決定し、11月の本投票で各賞の受賞サイトを選出。12月9日に開催される表彰式でグランプリを発表し、受賞サイトの管理責任者には、トロフィーが授与される。
グランプリの参加費用は一社あたり5万円。一社につき3サイトまで登録可能で、20名を限度に職種別の審査員登録ができる。
応募サイトに寄せられる、ウェブサイトに実際に携わる多くの専門家からのコメントは、プロによるコンサルティングと言ってもいいだろう。昨年の参加者からは「新たな発見や学ぶべき点が多く確認でき参考になった
」「自社サイトの良い点、悪い点を評価しあうことは、ウェブサイトの業務において刺激になった
」「刺激になりモチベーションアップにつながった
」といった声があがっており、実際に昨年の評価を基にリニューアルを検討した企業もあるという。
第2回企業ウェブ・グランプリ 詳細・応募要項
http://www.web-grandprix.jp
第2回企業ウェブ・グランプリ グランプリ・部門賞一覧
- ウェブ大賞 (グランプリ)
- 部門賞
- コンセプト&アーキテクト (Corporate ドメイン限定)
- デザイン&クリエイティブ
- ガバナンス (Corporatge ドメイン限定)
- コンテンツ企画&ライティング (B2C)
- コンテンツ企画&ライティング (B2B)
- ナビゲーション&ユーザビリティ
- マーケティング、キャンペーン&インタラクション (B2C)
- マーケティング、キャンペーン&インタラクション (B2B)
- ガジェット、アニメーション&テクニカル・イノベーション
- クロスコーポレート&コラボレーション (Corporate ドメイン限定)
- お客様(カスタマー)サービス (B2C)
- お客様(カスタマー)サービス (B2B)
- 社会貢献・メセナ
- 企業情報・CSR・環境
- 採用
- 特別賞
開催スケジュール
- 7月15日 応募要綱 発表、申し込み開始(サイト公開)
- 8月1日 サイト・審査員登録開始
- 9月16日 ノミネート投票開始(第一次予選)
- 11月10日 ノミネートサイト発表・本選開始
- 12月9日 授賞式・大賞選考 於サントリーホール(小ホール)
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