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優れた企業サイトとWeb人を顕彰、第11回Webグランプリ贈賞式をDMIが開催

「サイト」を表彰する企業グランプリ部門・「人」を表彰するWeb人部門・「若手限定」のU35、それぞれの受賞者が集まった

非常に優れた活動やウェブサイトを顕彰し、その功績を称える「Webグランプリ」。その第11回の贈賞式を、公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構(DMI)が12月7日に東京都港区の八芳園で開催した。

会場には、

  • 第11回Webグランプリ 企業グランプリ部門
  • 第11回Webグランプリ Web人部門

に加えて、初開催となる

  • U35 Creative & Communication Award 2023

の受賞者・関係者が勢揃いした。

ここでは、贈賞式の様子をお届けする。

各賞の受賞者については、すでにWeb担でおしらせしているニュース記事もあわせてご覧いただきたい:

企業グランプリ部門 ―― 優れたサイトを顕彰

Webグランプリは、「企業グランプリ部門」と「Web人部門」の2つで構成される。

まず行われたのは、企業グランプリ部門の贈賞式。

企業グランプリ部門は、参加企業の関係者が審査員となり、参加した他のサイトを評価する相互評価方式。今年は61社から70サイトが参加。参加企業の審査員に210人に加えて特別審査員27人が、参加サイトを審査した。

新井 隆之氏(Webグランプリ プロジェクトリーダー)

企業BtoBサイト賞

企業BtoBサイト賞については、17サイトのエントリーがあり、10サイトが一次審査を通過。最終的に、優秀賞が2サイト、グランプリは1サイトの贈賞となった。

コーポレートサイト・事業サイト・ブランドサイト・オウンドメディアといったさまざまな個性の集まったエントリーだったという。

左2人目から
小原氏(日本ガイシ株式会社)
諏訪氏(キヤノンマーケティングジャパン株式会社)
大谷氏(東洋紡株式会社)
(左端はデジタルマーケティング研究機構 代表幹事の中村氏)

受賞サイトは次のとおり:

グランプリ(1サイト)

まつりと|日本のまつり探検プロジェクト
受賞サイト評

本サイトは、動画や画像を巧みに活用し、ユーザーに楽しいコンテンツと新しい祭りの発見を提供しています。デザインや使いやすさにも配慮され、まつりの魅力と文化を伝える努力が感じられます。企業のオウンドメディアとしても優れたサイトで、多くの共感を呼ぶ期待があります。

企業BtoBサイト賞でグランプリを受賞した、キヤノンマーケティングジャパン株式会社の諏訪氏

優秀賞(2サイト)

東洋紡コーポレートサイト
受賞サイト評

本サイトは、情報を工夫して分類し、メガメニューが使いやすく、アイコンや柔らかい青の配色が親しみやすさを表現されています。また、ページ整理が秀逸で、デザインや情報提供に慎重な配慮が感じられ、ストレスなく利用できる設計となっています。

日本ガイシの解決テクノロジー
受賞サイト評

本サイトは、統一されたテーマカラーとイラストで企業イメージを印象付けています。技術紹介だけでなく、社会課題への取り組みも示し、専門的なテーマも柔らかい雰囲気とわかりやすい説明で、一般ユーザーからも興味を引き、ホバーアクションやアニメーションも工夫され、見やすいデザインが評価されました。

企業BtoCサイト賞

企業BtoCサイト賞については、12サイトのエントリーがあり、6サイトが一次審査を通過。最終的に、優秀賞が2サイト、グランプリは1サイトの贈賞となった。

左2人目から
日夏氏(阪急電鉄株式会社)
井上氏(株式会社I-ne)
横井氏(株式会社日本レジストリサービス)
(左端はデジタルマーケティング研究機構 代表幹事の中村氏)

受賞サイトは次のとおり:

グランプリ(1サイト)

BOTANISTのサステナビリティ|FOR A SUSTAINABLE FUTURE
受賞サイト評

本サイトは、絵本風のデザインで視覚的に楽しく、サステナビリティへの取り組みがストーリー性とともに伝わり、審査委員の心に響きました。

イラストやカラーリング、フォントまで細部にこだわった一貫性のあるデザインがユーザーを引き込み、明確なコンセプトや取り組みにより、親しみやすさと誠実さを感じさせ、高評価を得ました。

企業BtoCサイト賞でグランプリを受賞した、株式会社I-neの井上氏

優秀賞(2サイト)

ポン太のインターネット教室
受賞サイト評

本サイトは、キャラクタやイラスト、インタラクティブな学習要素の親しみやすい点が審査委員の心に響きました。大学教授の監修で信頼性が高く、多様な形式で情報が提供されています。

デザインは章ごとに分類されたバランスの良いカラーリングで、大きなアイコンが見やすく、シンプルでわかりやすい構造となっており、楽しさと学びが融合された、教育系コンテンツとして優れているサイトです。

阪急電鉄株式会社 公式サイト
受賞サイト評

本サイトは、マルーン基調の落ち着いた雰囲気で、ブランドイメージ強化やユーザビリティ考慮、一貫性のあるデザインが特徴的です。

また、運行情報が常時表示されて便利であり、使いやすいUI、統一された色彩や、モバイルファーストで便利なレイアウト、美しいグリッドデザインがユーザビリティを高めている点など、細部へのこだわりがから高評価を得ました。

プロモーションサイト賞

プロモーションサイト賞については、10サイトのエントリーがあり、6サイトが一次審査を通過。最終的に、優秀賞が1サイト、グランプリは1サイトの贈賞となった。

プロモーションサイトということで商品訴求を目的としたサイトが対象だが、世界観の境界や課題の気づきを目的としたエントリーが多かったようだ

左2人目から
阪本氏(株式会社モリサワ)
福間氏(アース製薬株式会社)
(左端はデジタルマーケティング研究機構 代表幹事の中村氏)

受賞サイトは次のとおり:

グランプリ(1サイト)

https://okitegami.morisawafonts.com/
Vaundy × Morisawa Fonts「置き手紙」 Font Specimen Music Video 特設サイト
受賞サイト評

本サイトは、コラボMVが注目を浴び、映像制作や企画によりフォントの魅力が成功裏に伝えられています。

Music Videoは、感情豊かなフォント表現で、デジタルとアナログのバランスが絶妙、SNS拡散対策も抜群で、フォントとアーティストの力が見事に融合した素敵な企画が好評を得ました。

音と組み合わせることでフォントの広がりを実感でき、特にテキストアニメーションに注目が集まりました。

プロモーションサイト賞でグランプリを受賞した、株式会社モリサワの阪本氏

優秀賞(1サイト)

ゴキブリ専用サイト「アース製薬からの脱走」
受賞サイト評

本サイトは、ゲーム性がありおもしろく、商品説明がわかりやすい点と、シンプルで使いやすいUIが高く評価されました。

特にゴキブリ視点のゲームやデザイン、SNS拡散企画が素晴らしく、ユーモアと独創的なアプローチで、商品の魅力が成功裏に伝えられています。

コーポレートサイト賞

コーポレートサイト賞については、31サイトのエントリーがあり、18サイトが一次審査を通過。最終的に、優秀賞が5サイト、グランプリは1サイトの贈賞となった。

部門として過去最大数のエントリーで、一次審査通過数も最大となっている。コーポレートサイトはもはや会社紹介の枠に収まるようなものではなく、社会の求めに応じた企業の多様性・縮図のような多彩なエントリーだったという。

前列左から
島谷氏(株式会社ネモフィラ)
安達氏(コクヨ株式会社)
田中氏(株式会社乃村工藝社)
後列左2人目から
加藤氏(アース製薬株式会社)
甲元氏(マネックス証券株式会社)
緑川氏(日本たばこ産業株式会社 JT)
寺岡氏(タカノフーズ株式会社)
(後列左端はデジタルマーケティング研究機構 代表幹事の中村氏)

受賞サイトは次のとおり:

グランプリ(1サイト)

「コクヨのヨコク」ブランドサイト
受賞サイト評

本サイトはワクワク感が満載で、文房具メーカーの枠を超えて未来を提案しています。アクセシビリティとおもしろさの両立に気配りし、CM連動のブランディングも巧みで、クリエイティブ、かつ使いやすいという声が多く聞かれました。

コーポレートサイトでグランプリを受賞した、コクヨ株式会社の安達氏

優秀賞(5サイト)

アース製薬 新卒採用サイト
受賞サイト評

本サイトは、説明が分かりやすく、プロジェクトストーリーなど有用なコンテンツも豊富。カラフルで好感度が高く、ビジュアルや大きいフォントで、初見でも理解しやすいです。

デザインの工夫が読みやすさにも寄与し、「挑戦を、楽しもう」というコンセプトが楽しさと働きやすさを伝えています。

タカノフーズ コーポレートサイト
受賞サイト評

本サイトは、コンテンツへのアクセスのしやすさ、おかめマークへの愛着も高く評価されました。

情報を見つけやすく、地域性を考慮した情報提供や、タグ管理によるレシピの検索機能が好評で、バーチャル工場見学ページもわかりやすく、興味を引き、全体的な見やすさや情報の充実度、ユーザーのニーズへの工夫が審査委員に伝わりました。

Q&AI 〜AI が考える心が豊かになるひととき〜
受賞サイト評

本サイトはおもしろいアイデアとコンセプトもさることながら、使いやすいデザインとUIを実現しています。さらには、AI・新技術の採用、魅力的な世界観とイラストが企画の明確な伝達に寄与しています。

高品質なAI作品とSNS連携も称賛され、企画やサイトに多くの審査委員の支持が集まりました。

株式会社乃村工藝社コーポレートサイト
受賞サイト評

本サイトはデザインやアクセシビリティ、検索機能の使いやすさなどに関しての評価が高くなっています。

また、写真やイメージの使い方や、多言語対応などの特徴も好意的で信頼性や魅力を感じることができるサイトです。

マネックス採用サイト
受賞サイト評

本サイトはデザインがアクセシビリティに優れ、動画ボタンやコントラストが考慮されています。人事制度や人材育成の説明はSEO対策が施され、詳細な社内情報も提供しています。視覚的な情報表現も巧みで、シンプルで柔らかい印象のサイトは求職者を惹きつけるデザインになっています。

アクセシビリティ賞

アクセシビリティ賞の審査では、高齢者や障がい者など、心身の機能に制約のある人に限らず、Webを利用するすべての人がストレスなく、より快適に提供されている情報を取得できるかを、まず参加全70サイトを対象にWebアクセシビリティチェックツールを用い、スコア上位20サイトを選出した。利用ツールはLighthouseとmiChecker。どちらもほぼ満点を出されないと通過できないような全体のレベル感だったという。

続いて、二次審査としてWebアクセシビリティ専門家5名が8サイトずつの審査を行い、順位スコアから上位6サイトを選出した。

その後、最終審査として、実際にさまざまな障がいを持つ有識者7名がストレスなく情報を取得できるかを基準に審査し、順位スコアからグランプリを決定した。

前列左から
田邊氏(興人フィルム&ケミカルズ株式会社)
前川氏(一般社団法人明石観光協会)
高橋氏(株式会社ニコン)
後列左2人目から
小原氏(日本ガイシ株式会社)
井上氏(株式会社ダイヤモンド社)
山口氏(株式会社SmartHR)
(後列左端はデジタルマーケティング研究機構 代表幹事の中村氏)

受賞サイトは次のとおり:

グランプリ(1サイト)

明石メルカート〜召しませ、あかし〜

見事グランプリを獲得した明石観光協会のサイトは、すべてに優しいまちづくりという市の姿勢に合わせた、誰もが使いやすいECサイトを実現し、専門家からも、障害を持つ最終審査員からも高い評価を受けていた。

アクセシビリティでグランプリを受賞した、一般社団法人明石観光協会の前川氏

優秀賞(5サイト)

興人フィルム&ケミカルズ コーポレートサイト
SmartHR Mag.
ダイヤモンド社の適性検査・社員教育ツール・研修
株式会社ニコン コーポレートサイト
※企業BtoBサイト賞 優秀賞とのダブル受賞

審査委員特別貢献賞

前述のように、Webグランプリ企業グランプリ部門は、参加企業の関係者が審査員となり、参加した他のサイトを評価する相互評価方式。

審査後に、実際に評価を受けたサイトから、「このコメントは大変ありがたい」という投票をもとに選定したのが、この審査委員特別貢献賞だ。エントリーサイトが相互に審査するWebグランプリの各サイト賞と同様に、審査員同士を相互に審査している賞だとも言える。

受賞者は次のとおり:

  • 高田 稚子 氏(住友重機械プロセス機器株式会社)
  • 谷口 菜摘 氏(ホーユー株式会社)
  • 山口 陽一郎 氏(株式会社ヴァリューズ/株式会社コンセント)
  • 穂積 康友 氏(ライオン株式会社、特別審査委員)
  • 安田 英久(株式会社インプレス、特別審査委員)
前列左から
谷口氏(ホーユー株式会社)
高田氏(住友重機械プロセス機器株式会社)
後列左2人目から
安田(株式会社インプレス)
穂積氏(ライオン株式会社)
(山口氏は都合により欠席)
(左端はデジタルマーケティング研究機構 代表幹事の中村氏)

Web人部門 ―― 「人」にフォーカスした賞

企業グランプリ部門に続いて、Web人部門の贈賞式が行われた。

Web人部門は、「人」にフォーカスした賞として、優れたWebサイトやWebプロモーションにとどまらず、広くデジタルを活用したマーケティング、コミュニケーションなどの原動力となった人物にフォーカスをあて、その功績を称えて表彰するもの。前身のWebクリエーションアワードから数えて今回で22回目の開催だ。

前列左から
森永 真弓 氏(株式会社博報堂DYメディアパートナーズ)
山口 有希子 氏(パナソニック コネクト株式会社)
長田 新子 氏(一般社団法人渋谷未来デザイン)
(後列左端はデジタルマーケティング研究機構 代表幹事の中村氏)
後列左から
山本 京輔 氏(株式会社博報堂)
山本 秀哉 氏(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)

会場では、選考委員の長谷川氏が審査経過を報告した後、受賞者が発表された。

長谷川 敦士 氏(Web人賞選考委員会/株式会社コンセント)

Web人大賞

  • 山口 有希子 氏(パナソニック コネクト株式会社)

受賞理由 山口氏は「世界に通用するCMOになる」との思いで実績を重ね、今年パナソニック コネクト株式会社の取締役CMOとなりました。

DMIでは、昔から「ウェブやデジタルの仕事をしている人が上場企業の役員になる社会にしていく」という思いがありました。業界において精力的に活動していた山口氏が、日本を代表する企業グループの社員約3万人を抱える企業の取締役となったことは、変化を感じさせる大きな出来事です。

これまでの活動と実績に敬意を表するとともに今回の受賞とさせていただきます。

山口 有希子 氏(パナソニック コネクト株式会社)

山口氏は、Web人大賞の受賞を受けて、次のようにコメントしている:

皆さん、本日はこのような栄えある賞をいただきましてありがとうございます。

振り返れば、マーケターとして30年近くやっております。 そのなかで、手法がどんどん変わって、特にデジタルになってから、本当に複雑になって、いろいろなマーケティングの手法をすべて理解することが難しいという状況のなか、このデジタルマーケティング業界のいろんな知見を持った方々に救われて、学ばせていただいてきました。

その学んだ知見を会社のなかで実践させていただいてきて、今はパナソニックコネクトのCMOとして、企業変革をドライブするためのマーケティングチームをリードさせていただいています。

これも、会社の知的な仲間たち、社員、同僚、そして、社長も含め、いろんな方がサポートしていただいているからだと思います。

「外の知見」と「その社内での実践」、そして「そのなかでできた成果」。これらを改めて皆さんに共有することによって、この日本のマーケティングのレベルが上がっていけば良いと心から思っています。

せっかくの受賞の機会なので、一つ皆さんにお伝えしたいことがあります。

それは私が本当にこの8年ほど、力を入れて取り組んでいったこと、これは「デジタル広告の健全化」です。

デジタルマーケティングの業界に救われてきた私だからこそ、やはり、この業界が健全であることを本当に切望しているのですが、残念ながら、日本においてデジタル広告の詐欺は年間で1300億円以上あると言われています。そしてその発生の割合は、世界の平均の2倍以上だと言われています。つまり、日本はデジタル広告詐欺のターゲット・狩り場となっていると言われています。

こういう問題は、広告主だけではなく、業界団体すべてが連携して挑まないと解決しないものだと思っています。

今私も、日本アドバタイザーズ協会デジタルメディア委員会の委員長として、経産省も含めて連携してこの問題に挑んでおります。ぜひ皆さんにも、この問題に関して改めて注目していただき、自社でどういうアクションをできるか考えていただくきっかけになれば、大変嬉しいと思います。

本日は、ありがとうございます。

Web人賞

  • 長田 新子 氏(一般社団法人渋谷未来デザイン)

    受賞理由 長田氏は、自身のマーケターとしてのバックグラウンドを用い、イベント、情報発信含めプロジェクトを多様なメンバーで組成し、多くの人を巻き込んだイノベーティブな渋谷の街づくりを推進されました。

    また、マーケターキャリア協会理事としてキャリア支援活動も行っています。2020年に「バーチャル渋谷」を立ち上げ、今年はリアルな街に新たな体験を拡張する世界初都市型XRスポーツ「AIR RACE X」を開催し、レースが不可能な渋谷に拡張現実を通じて実現することに挑戦されました。Metaverse Japan代表理事としても、今年はラボを立ち上げ大学・企業と研究活動をスタートしました。

    さらにシブヤ・スマートシティ推進機構にてデータを活用した街づくりの推進や、CCBT(シビック・クリエイティブ・ベース東京)の運営委員としてアートとデジタルテクノロジーで人々の創造性を社会に発揮するための活動も行うなど、これまでの活動と実績により今回の受賞となりました。

    長田 新子 氏(一般社団法人渋谷未来デザイン)
  • 森永 真弓 氏(株式会社博報堂DYメディアパートナーズ)

    受賞理由 森永氏はデジタルマーケティング、ネット広告、インターネットカルチャーに黎明期から深く関与しさまざまな提言を続けています。

    2022年には象徴となる書籍を発刊し、各界にとりあげられました。これらをテーマにしたイベントや番組への出演も多く、生活者研究の目線から新しいパラダイムや仕組みをわかりやすく翻訳・言語化しました。それらビジネス界に浸透させる活動が顕著な成果を上げたことで今回の受賞となりました。

    森永 真弓 氏(株式会社博報堂DYメディアパートナーズ)
  • 山本 京輔 氏(株式会社博報堂)

    受賞理由 山本氏は、博報堂 ビジネスコンプライアンス局に所属する傍ら、消費者庁のステルスマーケティングに関する検討会の委員として活動されました。

    またWOMマーケティング協議会(現・一般社団法人クチコミマーケティング協会)副理事長(ガイドライン担当)として、2023年10月からのいわゆる景表法のステマ規制の施行開始にあたり、JAAやJAROをはじめさまざまな講演活動や解説セミナーなどを通して、消費者庁のステマ規制の告示内容の解説、企業担当者の理解促進に努めました。

    また、2023年6月のWOMマーケティング協議会によるWOMJガイドラインの改訂にも尽力され、同10月からの運用開始を主導されました。

    これら山本氏の功績により、企業の広告担当者、デジタル・ウェブ担当者のステルスマーケティング撲滅への正しい理解が進み、業界の健全化に大きく貢献されたことが評価され、今回の受賞となりました。

    山本 京輔 氏(株式会社博報堂)
  • 屋代 陽平 氏(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)

    山本 秀哉 氏(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)

    受賞理由 屋代氏と山本氏は、YOASOBIのAyase氏、ikura氏とともに、YOASOBIの企画やプロモーションをさまざまな形で支えてこられました。

    特に2023年に入ってからリリースされた楽曲「アイドル」においては、TikTokやYouTubeなどさまざまなネット上での話題化の仕掛けを組み合わせられたことにより、これまで日本のアーティストでは難しいと考えられていた、ビルボードの米国外グローバルチャートでの1位獲得など、目覚ましい成功を成し遂げられましたことで今回の受賞となりました。

    山本 秀哉 氏(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)
    ※屋代氏は都合により欠席

35歳以下のコミュニケーション課題を解決するアイデアとクリエイティブを競う ―― U35 Creative & Communication Award 2023

会場では、Webグランプリとは別に開催された「U35 Creative & Communication Award 2023」の贈賞式が行われた。

前列左2人目から
高井氏(株式会社パズル)
中村氏(株式会社パズル)
後列左2人目から
太田氏(株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ)
森岡氏(株式会社ADKクリエイティブ・ワン)
前列左端は、池城 安雲 氏(株式会社ブレインスリープ)
後列左端は、星田 恵美令 氏(Interactive Communication Experts U35代表)
後列右端は、廣澤 祐 氏(デジタルマーケティング研究機構 U35プロジェクト リーダー)

同アワードは、

  • 公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会 デジタルマーケティング研究機構
  • 一般社団法人Interactive Communication Experts

が共同事業として2023年に発足し、両団体の35歳以下の若手代表者が企画・運営しているもの。

課題協力企業として株式会社ブレインスリープが参加し、「同社のブレインスリープコインという睡眠計測デバイスと、これに連動するブレインスリープポイントアプリの2つを使いたくなる施策」というテーマで企画を募集した。

まず、応募があった17社25件の企画書を、デジタルマーケティング研究機構の35歳以下の広告主が審査し、5組をファイナリストとして選出。その後、ブレインスリープの執行役員やクリエイティブディレクターも参加した最終審査プレゼンを経て、最優秀賞と優秀賞の2組を選出した。

会場では、デジタルマーケティング研究機構側のプロジェクトリーダーである廣澤氏が審査経過を報告したのち、最優秀賞と優秀賞の受賞者が発表された。

廣澤 祐 氏(デジタルマーケティング研究機構 U35プロジェクト リーダー)

U35 Creative & Communication Award 2023の受賞者は次のとおり:

  • 最優秀賞:
    • 高井 佑輔 氏(株式会社パズル)
    • 中村 はづき 氏(株式会社パズル)
  • 優秀賞:
    • 森岡 日菜子 氏(株式会社ADKクリエイティブ・ワン)
    • 太田 亘九 氏(株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ)
U35 Creative & Communication Award 2023で最優秀賞を受賞した、株式会社パズルの高井氏
◇◇◇
(情報開示)現在も当媒体の関係者である安田が、本アワードWeb人部門の選考委員の1人として参加しており、また、本アワード企業グランプリ部門 審査委員特別貢献賞を受賞している。

写真提供: JAA DMI 撮影: 角田侑実子、新井田 芝苑(株式会社ブレイヴシーティーダブリュー)

用語集
EC / SEO / SNS / WOM / アクセシビリティ / オウンドメディア / キャリア / クチコミ / クリエイティブ / タグ / ブランディング / ユーザビリティ / 拡張現実 / 日本レジストリサービス
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