国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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グーグル、11月のコア アップデートで寄生サイト対策を強化か?

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グーグル検索SEO情報②

グーグル、11月のコア アップデートで寄生サイト対策を強化か?
広範囲の下落を観測 (Glenn Gabe on X) 海外情報

グーグルは、コア アップデート(2023年11月版)の展開を2023年11月2日(太平洋時間)に開始した。

直近でも8月10月にもコア アップデートがあった。8月のコア アップデートは9月7日(太平洋時間)に完了したので、実質的に3か月連続でコア アップデートが展開している。「影響が大きいと予想されるためグーグルが公表する」アップデートだ。異なる種類のアップデートが続くことは過去にも例があるが、コア アップデートが3か月連続というのは初めてだ。

さて、今回のコア アップデートでは、サブドメインやサブディレクトリで展開している、俗称「寄生サイト」が広範囲で順位を下げているようだ。米グーグルでの話なのだが、グレン・ゲイブ氏が観測している。

ゲイブ氏が追跡している寄生サイトでランキングダウンしているデータ。グラフの詳細は、引用元のXでの投稿で確認してほしい

リリー・レイ氏もゲイブ氏同様、寄生サイトの下落を観測しているとのことだ。

なお、ゲイブ氏もレイ氏も、検索システムの分析ではSEO業界の第一人者である。信頼できる情報だ。さらに、日本でも順位を下げている寄生サイトがあるとの情報を筆者は得ている。

今回のコア アップデートでは、グーグルが寄生サイト対策を強化したのだろうか? そうであることを願いたい。

★★★★★
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

SCのページエクスペリエンスレポートが改良され全体状況を把握しやすくなった
改善の手助け (Google Search Central on X) 海外情報

Search Consoleの[ページ エクスペリエンス]レポートが新しくなった。今年の5月に予告していた変更だ。

主要な変更点は次の2つだ:

ページ エクスペリエンス レポート

ランキングシステムやSearch Consoleでのレポート方法が変わったわけではなく、見た目の改良だ。ページエクスペリエンス全体の状況を把握しやすくして改善を手助けすることが狙いだ。

エクスペリエンスに関するレポートだけに、Search Consoleユーザーの体験を向上させておこうという狙いだろうか。よくできていると思う。

★★★☆☆
  • すべてのWeb担当者 必見!

ヤフーも生成AIに参戦! グーグルとBingに続いてYahoo!検索でAIが質問に回答
限定テストのため詳細不明 (Yahoo!検索ガイド) 国内情報

ヤフー検索は、生成AIがユーザーの質問に回答する機能を試験的に公開した。グーグル検索のSGEやBing検索のBingチャットと同等の機能だ。

Yahoo検索で生成AIが回答
発表記事に掲載されているイメージ図

一部のスマートフォンユーザーに限定して表示しているとのことだ。筆者の環境では体験できていない。そのため、回答の粒度や正確性、どのくらいの頻度で起動するのか、ベースとなるLLMはなんなのかなど詳細はまったくわからない。

SGEやBingチャットと比較するとどうなのかも含めて、早く体験してみたいものだ。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグルセーフサーチの仕組み
有害なコンテンツから子どもたちを守る (Google Search Central on YouTube) 海外情報

グーグルの「セーフサーチ」についての概要を、グーグルが動画で解説した。解説しているのは、検索リレーションチームのダニエル・ワイズバーグ氏と、検索品質とセーフティチームのエマ・ハイアム氏だ。

日本語の字幕もあるが、せっかくなので文字起こしを日本語で紹介する。

インターネット上のさまざまなコンテンツを探索する際に、予期せぬ成人向けコンテンツや暴力的なコンテンツに遭遇しないように、グーグルでは幅広いシステム・ツール・ポリシーを導入しています。

たとえば、検索で表示される一部の画像やオートコンプリートでは、すべてのユーザーに対して成人向けコンテンツがフィルタリング(除外)される場合があります。

これらの組み込みの保護に加えて、ユーザーはセーフサーチを設定して、検索結果に表示されるコンテンツを制御できます。

セーフサーチの設定は強制的なものではないため、すべてのユーザーに適用されているわけではありません(アカウントが監視されている場合、または他の人が管理する公共のWi-Fiのようなネットワークやデバイスからウェブにアクセスしている場合を除く)。

セーフサーチは、グーグル検索でポルノや暴力などの露骨なコンテンツを検出するように設計されています。この設定により、検索結果をさらに細かく制御でき、「フィルタリング」や「ぼかし」といった表示オプションを使って露骨な結果を制御し、望むような検索結果表示の状態を得ることができます。

セーフサーチは、ティーンエイジャーや子どもを含むグーグルを使用するすべての人を保護するための安全対策として考えてください。

では、セーフサーチはどのように機能するのでしょうか? セーフサーチには3つの選択肢があります:

  • まずはセーフサーチ「オフ」から始めましょう。

    このモードでは、言語理解を使用して保護します。複数の意味をもつワードで検索している場合は、グーグルは検索意図を理解し、ユーザーが明らかに求めている場合にのみ露骨な結果を配信します。

  • 次に、セーフサーチ設定の「ぼかし(露骨な画像にぼかしを入れる)」オプションがあります。

    これにより、グーグル検索で不注意に露骨な画像を目にするのを防ぎ、家族を守ることができます。アダルトコンテンツまたは暴力的なコンテンツなどの露骨な画像は、検索結果に表示されるとデフォルトでぼかしがかかります。

    次に示す検索結果例は、「けが(外傷、injury)」というクエリですが、検索結果内の画像で生々しいものはデフォルトでぼかされています。

    セーフサーチ設定の「ぼかし(露骨な画像にぼかしを入れる)」オプション
    実際には「ぼかし」ではなく「隠したことがわかる画像への差し替え」
  • 最後に、セーフサーチ設定の「フィルタ(不適切な検索結果を除外)」オプションがあります。

    これにより、ポルノ・暴力・殺人などの露骨なコンテンツを含むサイトと画像の両方が、検索結果から除外されます。このモードは、子どもたちが検索中に不適切なコンテンツに遭遇する可能性を減らすため、子どもに安全なオンライン環境を創造したい親や保護者に特に役立ちます。

セーフサーチフィルタリングが有効になっていない場合は、デフォルトでセーフサーチ「ぼかし」設定が適用されます。設定はいつでも変更できます。

それでは、変更方法も含めてセーフサーチ設定についてもう少し詳しくダニエルに説明してもらいます。

セーフサーチ設定の変更は非常に簡単です。コンピュータまたはモバイルデバイスを使用して google.co.jp/safesearchにアクセスし、希望するセーフサーチオプションを選択します。これを行うと、グーグルにログインしているすべてのデバイスで検索に適用されます。18歳未満のユーザー向けのグーグルアカウントでは、衝撃的または有害な可能性がある結果を回避するために追加の措置を講じています。このため、グーグルシステムが18歳未満である可能性を示している場合、セーフサーチはデフォルトで「フィルタ」に設定されます。

また、親・学校・ネットワーク管理者がこの設定をロックする手段も提供しています。たとえば、学校にいる場合や公共のWi-Fiに接続している場合です。その場合は、ユーザー側ではセーフサーチの設定を変えられない場合があります。先に述べたページにアクセスしても、設定を変更できません。アカウント・デバイス・ネットワークを管理する主な方法は3つあります:

  • 子どものグーグルファミリーグループの親である場合は、ファミリーリンクを使用して、子どものアカウントでアクセスしているAndroidデバイスとChromebookでセーフサーチを有効に保つことができます。

  • Google Workspace for Education管理者の場合、年齢に基づいてグーグルサービスへのアクセスを制御できます。

  • 学校・職場・自宅のネットワークを管理している場合は、DNS構成を更新して、そのネットワーク上のブラウザでセーフサーチを強制的に有効にすることができます。

すべてのセーフサーチロックオプションの詳細については、ヘルプセンターの情報を確認してください。

グーグルセーフサーチは、すべての人に安全なインターネット環境を創造するために重要な役割を果たしています。

セーフサーチを有効化してカスタマイズすることで、露骨または不適切なコンテンツの露出を減らしながらウェブを閲覧できます。子どもを保護する場合でも、個人的な好みであっても、セーフサーチは、安心感を保ちながらウェブを探索する力を個人に与えます。

より安全なウェブは、グーグルセーフサーチでほんの数回のクリックで利用できます。

SEOには直結しない内容かも知れない。しかし、特に子どもたちがウェブを安全に利用できるようにするための取り組みの1つとして、グーグルが提供しているセーフサーチについて知っておいてほしいと思い紹介した。

★★★☆☆
  • 小さな子どもをもつWeb担当者 必見!

ウェブ担当者のためのグーグルセーフサーチ設定ガイド
アダルトコンテンツだと正しく認識させる/誤認されないために (Google Search Central on YouTube) 海外情報

サイト管理者向け「セーフサーチ設定ガイド」の動画を紹介する。

1つ前に、グーグルのセーフサーチについての動画を紹介した。ユーザー(親、教育関係者)向けだったが、こちらはサイト管理者向けだ。

解説しているのは前回と同じく、検索リレーションチームのダニエル・ワイズバーグ氏と、検索品質とセーフティチームのエマ・ハイアム氏だ。

このビデオでは、グーグルがあなたのサイトとコンテンツの性質を理解するのに役立つ方法について説明します。これにより、グーグルは「セーフサーチフィルターをあなたのサイトに適用するかどうか」と「適用するとしたらどのように適用するか」を判断できます。セーフサーチが何か、その仕組み、安全なオンライン体験のためにそれをどのように利用できるかについて詳しく知りたい場合は、前のビデオをチェックしてください

まず、オンラインでコンテンツを公開している場合、グーグルの検索コンテンツポリシーを読むことが非常に役立ちます。これにより、コンテンツが不適切でないことを確認することで、コンテンツのリーチを最大化できます。Google検索ヘルプのページで、その詳細を学んでください。

前回のビデオで述べたように、セーフサーチは、露骨な性的コンテンツ・暴力・殺人などの望ましくない視覚的描画からユーザーを保護することを目的としています。機械学習を利用していますが、ページの内容やリンクテキストなど、さまざまな他のシグナルも利用しています。

ウェブサイトのオーナーとして、コンテンツが露骨なものかどうかをグーグルが正しく分類できるように、あなたにも協力できることがあります。

「なぜ私たちがそんなことをしなければいけないのか?」とあなたは思うかもしれません。とても良い質問です。

サイトに「露骨なコンテンツ」と「露骨でないコンテンツ」の両方があるとします。これから説明する最適化をしていなければ、セーフサーチフィルタリングがオンのユーザーが検索したときに、グーグルはあなたのサイト全体をフィルタリング(つまり除外)する可能性があります。そうしたことは、ページが露骨・性的・暴力的なコンテンツを含んでいなくても発生します。

では、それが発生しないための手順を見ていきましょう。

セーフサーチがあなたのウェブサイトをフィルタリングしているか判断する

サイトをセーフサーチに最適化する前に、ページが露骨なコンテンツとして識別されているかを確認してください。

そのためには、あなたのサイトがヒットするような検索を実行します。表示されましたね。では次に、セーフサーチをオンにして検索します。あなたのサイトが表示されたでしょうか? セーフサーチを有効にすると検索結果にあなたのサイトが表示されない場合、あなたのサイトはこのクエリでセーフサーチフィルタリングの影響を受けている可能性があります。

サイト全体が露骨なコンテンツとして識別されているかを発見するには、セーフサーチをオンにした状態で、site:検索構文を使用します。結果にサイトが表示されない場合、グーグルはセーフサーチが有効化されているときにサイト全体をフィルタリングしています

セーフサーチのための4つのサイト最適化

セーフサーチに関して、サイト所有者向けに4つの推奨事項があります。これらの推奨事項に従うことで、グーグルはサイトのどの部分をセーフサーチの観点から露骨なコンテンツとして分類できるかをより良く理解できるようになります。

  • 1. 露骨なコンテンツのあるページにメタデータを追加する。

    露骨なコンテンツのあるページを識別するのに当社のシステムが使用するシグナルの1つは、「rating」メタタグです。

    <meta name="rating" content="adult">

    露骨なコンテンツのあるすべてのページに、このratingメタタグを追加することをお勧めします。

  • 2. 露骨なページを別の場所にグループ化する

    サイトに露骨なコンテンツと露骨でないコンテンツが混在している場合、ratingメタタグの追加だけでは足りません。

    サイト内で露骨なページを露骨でないページとは別にグループ化することをお勧めします。サブドメインやフォルダを使ってグループ化してください。

  • 3. グーグルがあなたのビデオコンテンツファイルを取得できるようにする

    成人向けコンテンツをホスティングしている場合、Googlebotがビデオファイルにアクセスできるようにしてください。そうすることで、グーグルはビデオコンテンツを理解し、露骨な結果を見たくない(または予期しない)ユーザーに対してより良い体験を提供できます。

    ページに埋め込んだビデオファイルをGooglebotが取得できない場合は、検索結果への表示が制限または除外される場合があります。

  • 4. 年齢確認なしでGooglebotがクロールできるようにする

    成人向けコンテンツがサイトにあって、アクセスに年齢確認が必須であっても、心配はありません。ただし、Googlebotが年齢確認を発生させることなくコンテンツをクロールできるようにしておくことをお勧めします。これにより、グーグルはページをより理解し、露骨なコンテンツのメタデータを読み取ることができます。

各方法の詳細は、Google検索セントラルの「セーフサーチとウェブサイト」の解説をご確認ください。

異議申し立て

あなたのサイトがセーフサーチによって誤分類されていることが明らかで、このガイダンスに従ってサイトの最適化を行ってから2~3か月経過している場合は、goo.gle/safesearch-reviewから審査をリクエストできます。

グーグルの広告主で、グーグルの広告機能について質問がある場合は、グーグル 広告サポートにお問い合わせください。

まとめ

露骨かつ暴力的なコンテンツに関する分類について、このビデオが役立つことを願っています。

ウェブサイトに「安全なコンテンツ」と「露骨なコンテンツ」の両方がある場合、これは非常に重要である可能性があります。グーグルのコンテンツポリシーに従い、このビデオで説明した方法を実行して、より関連性の高いトラフィックを得て、ウェブをより安全に保つことを確認してください。

★★★★☆
  • セーフサーチに適用される可能性があるサイトのすべてのWeb担当者 必見!

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