ECサイトに求められるSEO施策×5を品質評価ガイドラインから読み解く
グーグル検索SEO情報②
ECサイトに求められるSEO施策×5を品質評価ガイドラインから読み解く
メインコンテンツ品質とE-E-A-T達成度が肝 (ボーディ) 国内情報
ECサイトに求められるSEOとは、どんなものか。ボーディの住太陽氏が、グーグルの品質評価ガイドラインに基づいて解説した。
ECサイトのSEOでは、特に次の2つの要素が重要だと住氏は言う。
- メインコンテンツの品質
- E-E-A-Tの達成度
これら2要素を踏まえたうえで、ECサイトに特有のSEOとして次の5つの施策を住氏は提案している。
- ECサイトに特有のSEOの施策
- 情報の正確性を高める
- 肯定的な評判を広める
- ニッチな分野でトップのブランドを目指す
- オリジナル商品を製造する
このうち1つ目〜3つ目を必須の施策としている。4つ目と5つ目は可能な限り実行したいとのことである。
住氏の解説は、全体にわたってグーグルの品質評価ガイドラインを参照している。つまり、主観的な少数の経験や一般論で話しているのではなく、「グーグルが目指しているもの」を軸に説明しているのだ。しかも、重要だとしている点が品質評価ガイドラインのどの部分にあるのかを赤線でわかりやすく示している。この解説スタイルは理にかなっており、わかりやすい。
具体的なECのSEO施策や、ガイドラインを参照しながらの説明スタイルについては、詳細は元記事で確認してほしい。ECサイト運営者必読の指南書だ。
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グーグル、Search Consoleとマーチャントセンターを連携強化
関連付け必須 (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
Search Consoleとマーチャントセンターの連携をグーグルが強化した。具体的には、次の2機能を追加する:
- 商品がなんらかの問題でショッピング タブに表示されなくなった場合に、販売者に通知する
- クリック数を増やし、Google における商品のランキングを上げるためのアドバイスを提供する
ECサイト運営者には心強い改良だ。今後数週間のうちに段階的に導入されるとのことである。
なお、新しい強化機能を有効にするには、Search Consoleプロパティをマーチャントセンターアカウントに関連付ける必要がある。詳細はヘルプ記事で確認してほしい。
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グーグルは多言語での検索をどのように処理しているのか?
言語設定やクエリ言語などさまざまな要因を考慮 (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
多言語の検索クエリと結果を検索がどのように扱っているかについて、グーグルが検索セントラルブログで説明した。
グーグル検索はさまざまな要素に基づいて、検索結果を表示するのに最適な言語を自動的に決定している。 たとえば次のような要素を考慮する:
- ユーザーの言語設定
- 検索クエリの言語
- ユーザーの場所
また、多言語のユーザーに届けたいコンテンツ作成者やパブリッシャーのためのヒントもグーグルは提供している。 たとえば、異なる言語でコンテンツを作成したり、技術的なガイドラインに従ったりすることだ
さらに、多言語のユーザーに対して、より柔軟性と関連性の高い検索結果を提供できるように、言語マッチングシステムを改善するために行った最近のアップデートやテストについても言及している。
複数言語で検索する人や多言語サイトを運営するウェブ担当者は目をとおしておきたい。
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ネットワークエラーをストーリーで解説
わかりやすい? (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
ブラウザがウェブサーバーに接続する際に起こりうる4種類のエラーを、例え話になぞらえたストーリー仕立てで説明する記事が登場した。検索セントラルブログが公開した記事だ。
お城の中にある図書館に利用者が訪れるというちょっと不思議な設定で、挿絵もついているが、インターネットの解説だ。
検索の仕組みを解説した漫画はSEO初級者にわかりやすい構成だった。今回のストーリーはどうだろうか?
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
グーグルBardが大幅進化、ChatGPTやBingチャットに負けないサービスに
英語版で先行リリースされていた機能が日本語版にも (Google Japan Blog) 国内情報
グーグルは、AIチャットのBardの日本語バージョンにいくつもの新機能を追加した。今までは英語バージョンだけで提供されていた機能が大半だ:
Google レンズを使って質問: 画像をアップロードして、その画像とテキストを組み合わせてやり取りできる
回答を調整: Bard の回答の長さや口調を 5 つのオプションに調整できる
- 短くする
- 長くする
- シンプルにする
- カジュアルな表現にする
- 専門的な表現にする
Google のアプリとサービスへの接続: GmailやGoogle ドキュメント、Google マップなどの情報を参照できる(自分のアカウント内のみ)※
回答の再確認: 「G」アイコンをクリックすると、回答を裏付けるコンテンツがウェブ上に存在するかどうかを確認できる ※
会話の共有: 共有した会話を続けられる(他のユーザーの会話でも可)
リリース当初のBardは、ChatGPTやBingチャットと比較すると性能が低かったように感じた。しかし、今のBardは最新版の言語モデルと新機能によって、引けを取らないサービスとなっている。うまく活用していきたい。
- AIチャット活用がんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
BardとSearch Consoleに関係する記事をピックアップ。
- BardがGoogle検索で回答の真偽を自己検証
本編でも紹介したBardの回答の正誤チェック機能について
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- Search Consoleでデータをフィルタすると元データよりも多くなるのはブルームフィルタが原因
時間とストレージの節約
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- 技術がわかる人に伝えましょう
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