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「DXで本当に大事なのはUX」ってどういうことですか?/ビービットの藤井保文さんに聞いてきた

新刊『UXグロースモデル』を刊行した藤井さんに、UX型DXを進めるために必要なことは何か解説してもらった。
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ようやくコロナワクチンの注射ができました↑このマンガを描いている星井どうしたんですかなんか不機嫌ですね↑Web担・内藤さん痛かったんですか?思ったより痛くなかったですただ――ワクチンの予約方法がめちゃくちゃ面倒くさかったんですよっ確かに予約システムのUXはひどかったですねUX?Web担編集長・四谷さん↓ユーザー体験の略ですねUXってどうすれば良くなるんですか?それは…え~とえ~とどうしたらUXを良くすることができるか『UXグロースモデル』の著者でもあるビービットの藤井保文さんにお話を聞きに行きましょうワクチン接種の後は安静にっ!!
今日はよろしくお願いします株式会社ビービット執行役員CCO/東アジア営業責任者藤井保文さん星井さん顔色悪いですねワクチンの副反応がぁ…しっかりしてくださいこの人たち大丈夫かな…お話を続けてください話しづらいわ星井さんは置いといてそもそもUXってなんですか?そうですね…簡潔に言えば…
サービスや製品とそれを利用するユーザーの間で発生するあらゆる状況を包括したものですねUXってUIとは違うんですか?違いますただ以前は同義だと捉えられていました以前?PCがネット利用のメインだった時代はWebサイトですべての体験が完結していたのでUI=UXということで良かったんですしかしスマホが登場して以降サブスクリプションのサービスが増えてきたこともあり日常生活のあらゆる場面がUXに含まれるようになりましたそれって実は僕らは仮想空間の中で生きているということですねどんなマトリックスですか…
例えば音楽以前はCDで曲を買っていましたが最近主流のストリーミングは定額聴き放題になっていてその時々の状況や雰囲気気分や感情によって聴きたい曲を選ぶようになったつまり音楽を聴く体験にお金を払っているということなんですなのでサービスを提供する側はアプリのUIだけでなくあらゆる状況を想定しながらUXを向上させ続けなくてはなりませんUIの使いやすさだけでなくユーザーのあらゆる体験まで考えるのがUXなんですねその通りです今はアフターデジタルの時代ですからねアフターデジタル?リアルな生活がデジタルに包み込まれた状況のことですこちらに詳しく書いてますよ
リアルとデジタルが融合したアフターデジタルの状況では企業は「顧客が成功に至るまでの行動フロー」を支援するという視点が必要になりますちょっと待ってください成功って具体的にどんなことですか?そうですね…例えば車を買う人にとって車に乗ること自体は目的ではなく「友人との楽しい思い出づくり」のような成功へ至るための手段にすぎません これからは自動車メーカーも単に車を作って売って終わりではなく顧客が成功に至るまでを視野に入れてUXを考えないといけないのですええっそこまでやるのってめちゃくちゃ難しくないですか…?難しいですよですが――現在多くの企業が取り組んでいるDXの真の目的はユーザーに成功をもたらす新たなUXを提供することです
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※出典:『UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論』
経営層からマーケターまで会社全体でUXを考えられるようにならないと駄目なんですとはいえ一介のデジタルマーケターがいきなり新たなUXやUXの改善を担当できるわけではないですよねもちろんです成長が必要です『UXグロースモデル』の共著者であり現在弊社の最強のコンサルタントと呼ばれている小城崇は今では数々の会社のUX施策やブランディングに携わっていますがそんな彼も入社当初はLPを作る仕事からスタートしたんですデータの収集ユーザー理解仮説の構築と実装そしてフィードバック一個一個地道にこなしてくことがUX起点のDXすなわちUXグロースを担える人材への成長につながっています
これまでデジタルマーケティングの現場で経験を積んできた人がより経営に近いところで輝けるような時代になってきたということですねはいひとつ質問したいんですけど会社はもちろん社会全体のあらゆるところでよいUXが実現されるようになるにはどうしたらいいんですか?そこはとても難しいですね必要な条件は3つだと思います1つ目はUXを経営課題として考えることが当たり前という論調を世論として作っていくこと私の執筆活動や講演活動もその一つです
2つ目は個々の会社や組織全体にUXの理解を浸透させ新たな文化を作るつまりそれまでの当たり前を見直す当たり前って組織文化やビジネスモデルのことですよねそれを見直すのは難易度高そう…難しいですねただ危機の時などは機会だったりしますよ危機が機会?危機を打開しようと会社の文化や技術を再認識しそこから突破口を見つけられたりしますこれまでのやり方を見直して当たり前を再構築するチャンスなんですねそして3つ目が「成功事例を見つける」です成功事例がたくさん用意してあると新たなUXを提案するときに説得力を持たせることができます確かにそうですねそれでは最後読者に一言お願いします
UX視点でビジネスを考えられる人材は圧倒的に不足しています マーケの現場は顧客に近い場所でUXグロースを実践できる最高の環境どんどんレベルアップして会社のUXグロースを担える人材になってください!アフターデジタルの今UXをしっかりと考えないと駄目なんですねそうですねデジタルとリアルもそのカフェオレのように深く混ざり合っているんですねってどれだけミルク入れるんですかっ!!僕はデジタル人間なんで[終わり]

次回に続く

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