【ヒトの心理とWeb集客の密接な関係 #2】集客前にやっておきたいこと「コンテンツを充実させよう」
ホームページを開設したけれど、集客できていない!とお悩みの方も多いはず。
今回のテーマでは、一般的な「ヒトの心理」を活用した、集客方法についてご紹介していきます。
「コンテンツ」とは、Webサイトに掲載する「情報」のことをいいます。
Webサイトに掲載する前に、どんな「コンテンツ」を掲載すれば良いのかを検討する必要があります。
ユーザーが欲している情報は何か?
第1回※「はじめてWEB」は
サービスを終了しましたでは、ユーザーがどんな「キーワード」で検索をするか、想像をしてみました。
次は、ユーザーが欲している「コンテンツ」を想像してみましょう。
自分に置きかえて考えてみよう
今、あなたが欲しいと思っているものは何ですか?
その商品を実際に検索してみましょう。
例えば…
私は雪深い青森市に住んでいるので、今欲しいものは「暖かいマフラー」です。
見た目も暖かそうな、動物の毛のようなフワフワしたマフラーがいいかな…?
素材にこだわろうかな…?
いろいろ悩みながら、検索をします。
まず「マフラー」「あたたかい」で検索してみました。
検索結果を見ると、下記のようなキーワードが出てきます。
- ストール
- カシミヤマフラー
- 軽くて暖かい
- カシミヤとウールの違いとお手入れ方法
- 暖かくてオシャレなマフラー
- マフラーの巻き方
- 大判ストール
- スヌード
- チクチクしない
- 冬の一番暖かいマフラー
- 縮揉ウールマフラー
- 防寒着
- 防寒グッズ
なるほど!こんなキーワードも!!と納得しませんか?
ヒトは、無数のキーワードがあっても、普段から興味を持っていることがすぐに目につきます。(第1回※「はじめてWEB」は
サービスを終了しましたでご紹介した「カクテルパーティ効果※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました」)私の場合「軽くて暖かい」「チクチクしない」です。
ひどい肩こりと皮膚が弱いことから、ハイネックなどが苦手なため、外出する際はせめてマフラーをしたい、でもチクチクするような素材はダメ…!そんな私の希望をかなえてくれるものを買いたい!ということで、「チクチクしない」タイトルの記事を読んでみました。
その記事には、
- ウールがチクチクする理由
- ウールはアレルギーを起こしにくい素材
などが記載されていました。納得できる内容ばかりです。「自分の悩みを解決してくれた」ことで満足感があります。
このように、「いま自分が欲していること」を解決したいから、Webサイトで検索をする という人が多いはずです。あなたの商品を「何で困っている、何を欲している」人に買ってもらいたいですか?
そして、それを解決できる、納得してもらえようなコンテンツ作りを意識してみてください。
伝えたいことをより効果的に見せるために
商品紹介の際に「冬」を連想して水色などを使ってしまいそうですが、商品の効果をアピールするためには「暖かい」を連想させると効果的です。
「暖かい」色は赤などの暖色系ですね。
ヒトは、同時に目に入る情報が干渉し合うと違和感を感じます(ストループ効果※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました)。
効果的に見せるために、色にも気をつけましょう。
紙媒体の原稿とは訳が違う
Webサイトには「掲載面積が限られる」ということがありません。
例えば、商品カタログなどの場合、ページ数が限られるものはひとつの商品に使えるスペースが限られます。そのため、掲載する情報量も限られてしまいます。
ところがWebサイトにはこの制限がないため、思う存分特徴などを掲載することができるのです。
問題解決の近道「電話での問い合わせで多い内容は?」
例えば、営業時間や定休日があげられるのではないでしょうか。
「今日何時まで営業していますか?」
「明日は営業していますか?」
「定休日はいつですか?」
こういった情報を、Webサイトのわかりやすい場所へ掲載しておくと、ムダな問い合わせが減ります。
これも、『ユーザーが欲しているコンテンツ』です。
実際にきた問い合わせ内容を「よくある質問」にまとめて掲載しても良いかもしれません。
あなたの「常識」はユーザーにとっての「非常識」
あなたは、あなたが取り扱っている商品の「専門家」です。
業界では当たり前のことが、一般ユーザーには伝わらないことがたくさんあります。あなたが初めてこの商品に出会った時の気持ちを思いだして、コンテンツを作ってみてください。
「初めて見た」人を対象にコンテンツづくりをすると良いでしょう。
まとめ
このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
あなたの商品を買ってくれるユーザー層は、どんな情報を欲しがっているでしょうか。あなたのWebサイトに訪問してくれたユーザーが、問題を解決できるようなコンテンツを考えてみましょう。
ぜひ、試してみてください。