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【ヒトの心理とWeb集客の密接な関係 #2】集客前にやっておきたいこと「コンテンツを充実させよう」

今回は、一般的な「ヒトの心理」を活用した、集客方法についてご紹介。
※「はじめてWEB」は2020年10月13日をもってサービスを終了しました。

ホームページを開設したけれど、集客できていない!とお悩みの方も多いはず。
今回のテーマでは、一般的な「ヒトの心理」を活用した、集客方法についてご紹介していきます。

「コンテンツ」とは、Webサイトに掲載する「情報」のことをいいます。
Webサイトに掲載する前に、どんな「コンテンツ」を掲載すれば良いのかを検討する必要があります。

ユーザーが欲している情報は何か?

第1回※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました
では、ユーザーがどんな「キーワード」で検索をするか、想像をしてみました。
次は、ユーザーが欲している「コンテンツ」を想像してみましょう。

自分に置きかえて考えてみよう

今、あなたが欲しいと思っているものは何ですか?
その商品を実際に検索してみましょう。

例えば…
私は雪深い青森市に住んでいるので、今欲しいものは「暖かいマフラー」です。
見た目も暖かそうな、動物の毛のようなフワフワしたマフラーがいいかな…?
素材にこだわろうかな…?
いろいろ悩みながら、検索をします。

まず「マフラー」「あたたかい」で検索してみました。
検索結果を見ると、下記のようなキーワードが出てきます。

  • ストール
  • カシミヤマフラー
  • 軽くて暖かい
  • カシミヤとウールの違いとお手入れ方法
  • 暖かくてオシャレなマフラー
  • マフラーの巻き方
  • 大判ストール
  • スヌード
  • チクチクしない
  • 冬の一番暖かいマフラー
  • 縮揉ウールマフラー
  • 防寒着
  • 防寒グッズ

なるほど!こんなキーワードも!!と納得しませんか?

ヒトは、無数のキーワードがあっても、普段から興味を持っていることがすぐに目につきます。(第1回※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました
でご紹介した「カクテルパーティ効果※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました
」)私の場合「軽くて暖かい」「チクチクしない」です。

ひどい肩こりと皮膚が弱いことから、ハイネックなどが苦手なため、外出する際はせめてマフラーをしたい、でもチクチクするような素材はダメ…!そんな私の希望をかなえてくれるものを買いたい!ということで、「チクチクしない」タイトルの記事を読んでみました。

その記事には、

  • ウールがチクチクする理由
  • ウールはアレルギーを起こしにくい素材

などが記載されていました。納得できる内容ばかりです。「自分の悩みを解決してくれた」ことで満足感があります。

このように、「いま自分が欲していること」を解決したいから、Webサイトで検索をする という人が多いはずです。あなたの商品を「何で困っている、何を欲している」人に買ってもらいたいですか?
そして、それを解決できる、納得してもらえようなコンテンツ作りを意識してみてください。

伝えたいことをより効果的に見せるために

商品紹介の際に「冬」を連想して水色などを使ってしまいそうですが、商品の効果をアピールするためには「暖かい」を連想させると効果的です。

「暖かい」色は赤などの暖色系ですね。
ヒトは、同時に目に入る情報が干渉し合うと違和感を感じます(ストループ効果※「はじめてWEB」は
サービスを終了しました
)。
効果的に見せるために、色にも気をつけましょう。

紙媒体の原稿とは訳が違う

Webサイトには「掲載面積が限られる」ということがありません。

例えば、商品カタログなどの場合、ページ数が限られるものはひとつの商品に使えるスペースが限られます。そのため、掲載する情報量も限られてしまいます。

ところがWebサイトにはこの制限がないため、思う存分特徴などを掲載することができるのです。

問題解決の近道「電話での問い合わせで多い内容は?」

例えば、営業時間や定休日があげられるのではないでしょうか。

「今日何時まで営業していますか?」
「明日は営業していますか?」
「定休日はいつですか?」

こういった情報を、Webサイトのわかりやすい場所へ掲載しておくと、ムダな問い合わせが減ります。
これも、『ユーザーが欲しているコンテンツ』です。
実際にきた問い合わせ内容を「よくある質問」にまとめて掲載しても良いかもしれません。

あなたの「常識」はユーザーにとっての「非常識」

あなたは、あなたが取り扱っている商品の「専門家」です。
業界では当たり前のことが、一般ユーザーには伝わらないことがたくさんあります。あなたが初めてこの商品に出会った時の気持ちを思いだして、コンテンツを作ってみてください。
「初めて見た」人を対象にコンテンツづくりをすると良いでしょう。

まとめ

タロウ

あなたの商品を買ってくれるユーザー層は、どんな情報を欲しがっているでしょうか。あなたのWebサイトに訪問してくれたユーザーが、問題を解決できるようなコンテンツを考えてみましょう。
ぜひ、試してみてください。

このコーナーのコンテンツは、KDDI提供の情報サイト「はじめてWEB」掲載の「エキスパート(専門家)コラム」の情報を、許諾を得てWeb担の読者向けにお届けしているものです。

※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました

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