『リードビジネス“打ち手”大全』(全11回)

まずは社内を納得させよう! 社内勉強会で捕まえるべきキーマンの見分け方

リードビジネスは全社がの協力が必須。現状をかえるにはまずキーマンから人を巻き込みましょう【第3回】

書籍『リードビジネス"打ち手"大全 デジタルマーケで顧客を増やす 最強の戦略86』の一部をWeb担向けに特別にオンラインで公開。

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社内勉強会で
キーマンを捕まえろ

誰もが苦労する社内コミュニケーションの乗り越え方
Chapter 1 準備 リードビジネスの波に乗り遅れるな!

リードビジネスの推進には、社内コミュニケーションが必須です。口下手だから……と弱気にならず、上司や社内のキーマンと接点を作り、何でも相談できる間柄になっておきましょう。

現状を変えるためにキーマンを巻き込もう

リードビジネスは全社が一丸となって取り組む必要があり、各部門が仕事のやり方を大きく変えなければいけない場合もあります。その意義をみんなが理解し、リードビジネスを推進していくには、多大なエネルギーをかけた社内コミュニケーションが求められます。

本書を読んでいるあなたが企業のトップならば別ですが、多くのの人はマーケティング部門や営業部門の一社員ではないでしょうか。きっと現状を変えることの難しさに、苦しんでいることと思います。

これまで筆者がコンサルタントとして一緒に仕事をした多くの企業のマーケティング担当者も、みんな同様に「社内の壁」に苦労しています。ここでは、ひとりの担当者の立場から、社内を動かすための作戦を紹介します。熱意を持つマーケターが率先して、全社に働きかけてください。

社内勉強会で情報共有と会話の機会を作る

仕事で新しいことを始めたいとき、最初に相談するべき相手は直属の上司です。しかし、いくら話しても上司からいい返事を得られず、何も進めなくて困っている人もいるでしょう。

そこで、いきなり仕事のやり方を変えようとするのでなく、まず社内勉強会の開催を提案してみましょう。直属の上司にも参加してもらい、マーケティング部門の担当役員や社内で目立つキーマンにも声をかけて、立場を越えてフラットに話せる場を作ります。

勉強会の狙いは、参加したメンバーと現状の認識を共有すること。そのうえで、どのように現状を変えていくか議論を始めることです。少人数で話すよりは、役員クラスや社内でよく声が通る人、何かやりそうな人を集めて話したほうが、前向きで現実的な話ができるでしょう。

現状の認識を共有するために、著名な外部の人に依頼するか、それが難しければ自分たちで資料を用意するかして、業界の動向や先進的な事例を研究しましょう。デジタルマーケティングやリードビジネスは業界でどれだけ普及しているか、または、最近業績を伸ばしている企業はどのような業務改革を行ったのか、といったテーマが最適です。

公開されている競合企業の事例は限られるかもしれませんが、先進的な事例と自社の現状を対比させ、自社が現在抱える問題点を明らかにします。そのうえで、今後進むべき方向性を議論し、部門を横断した検討プロジェクトを立ち上げることを目指しましょう。

 

勉強会に呼ぶべき人物のタイプ

ここで言う「キーマン」とは、決裁権限や役職に関係なく、社内で高い影響力を持つ人のことです。所属部門を越えて社内で目立っている、次のような人を思い浮かべてみてください。

あとで話を知るとうるさそうな人

発言量が多く、一見すると論理的な話をしているようで、実際には感情的に話す人です。よく「そもそも」と言うのが特徴で、ときには会議の途中から参加して議論を振り出しに戻してしまいます。影響力があるだけに危険な存在ですが、早い段階で意識を合わせておけば、味方になってくれます。

新しいもの好きで前向きな管理職

持ち物はすべてアップル製品で固めているような部長はいませんか? 社内での影響力が高いうえに、流行に敏感で新しいSNSやアプリを真っ先に試し、社外の人脈も広い人がこのタイプです。社外の先進的な情報を共有してくれる担当として非常に頼れます。

何をしても目立つ体育会系

オフィスの中でも声が大きく、仕草が大げさな体育会系の人です。緊張した会議を和ませる不思議なパワーを持った存在で、どんな会社にもひとりはいるタイプでしょう。こうした人がいるだけで、みんなの団結力が高まります。

他部門にも知られている有名人

社内で何かしらの表彰を受けた人が目安です。ほかの部門の上役とも廊下で挨拶や会話をしていたり、ちゃっかりランチをご馳走になったりと顔が広い人は、いざというときに口利きをお願いすると話が通りやすくなります。

現状への不満を漏らしている人

思うように昇進できなかった中堅クラスに多いタイプです。会社に不満を持ちつつも何か役に立ちたい、機会があれば自分の力を見せたいと考えている人もおり、あとで反対勢力になられると厄介ですが、味方にすれば意外と心強い存在になってくれます。

まずは社内の機運を高めていくことが大切

これから新たにリードビジネスを取り入れるには、直属の上司だけでなく社内に賛同者を増やし、トップから末端までに現状を変える機運を高めていくことが大切です。決して簡単なことではありませんが、業務から離れた「社内勉強会」という場を設定することで、大きく仕事の仕組みを変えることになるリードビジネスについて、自由に議論しやすい雰囲気を作れるでしょう。

リードビジネスを取り入れようと起案が行われ、具体的な動きが始まると、今度は社内の「抵抗勢力」が目の前に立ちはだかるようになります。これについては、次節であらためて解説しましょう。

まとめ

「リードビジネスを取り入れる」ことは極めて大きな変革です。すぐに受け入れられないのは当たり前と考えて、まずは現状の認識を共有し、仲間を作りましょう。

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↑動画・記事はこちらから

『リードビジネス“打ち手”大全』
  • 上島 千鶴 著
  • 発行:インプレス
  • ISBN:978-4-295-00319-9
  • 価格:2,500円+税

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