SNS運用に役立つ投稿事例&プロが教える企画・アイデアの作り方

11月はポッキー&プリッツの日・七五三・紅葉・食欲の秋などネタが盛りだくさん ~Twitter・Facebook・Instagramの投稿事例&アイデア【11月編】

ポッキー&プリッツの日・七五三・紅葉・食欲の秋など、11月のSNS投稿ネタに役立つ情報をお届け

11月には、「晩秋」という呼び名がぴったりです。(例年であれば)平均気温はかなり下がり、日本各地が紅葉シーズンに突入。競い合うように色づいた木々が、わたしたちの目を楽しませてくれます。

さらに、NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表され、地域によっては「酉の市」で熊手など縁起物を買い求めるなど、年の瀬がひたひたと近づいていることを実感するのもこの頃でしょう。

今回のテーマは、そんな美しき晩秋11月。「ポッキー&プリッツの日」「七五三」「紅葉」「食欲の秋」のシーズンに参考にしたいSNS投稿事例とアイデアを紹介します。

9月10月の投稿案からまず作らなくては!という方は、前回までの記事をぜひ参考にしてみてください。

11月のSNS投稿に役立つ事例
  • ポッキー&プリッツの日
  • 七五三
  • 紅葉
  • 11月の投稿ネタ(一例)
    • 2018年11月ならではのトレンド予測
    • 11月は食欲の秋

Twitter
もはやお祭り「ポッキー&プリッツの日」にライトに参加!

2017年11月11日の「ポッキー&プリッツの日」にアサヒビールがTwitterに投稿したのは、スーパードライのおつまみとして、ポッキーをはじめとするさまざまな棒状の食べ物が切り替わるルーレットを楽しめる投稿でした。

一瞬見ただけでは何か判別できないものや、思わずくすっと笑ってしまうものが含まれているという、ユーモアの効いた工夫が功を奏し、多くのフォロワーがスクリーンショットとともにコメントを寄せています。

ユーモアセンスと「ポッキー以外の商品も登場させる」ことで、「ポッキー&プリッツの日」という一大トレンドに“ほどよい距離感で”参加することに成功した例だといえるでしょう。

チェックポイント!

SNS、特にTwitterで11月に盛り上がるハッシュタグの1つは「#ポッキープリッツの日」です。関連の公式アカウントでは数か月前から予告を行うなど、その力の入れ方には目を見張るものがあります。

そして11月11日当日は、「11:11」と「23:11(午後11:11)」にみんなで「#ポッキー」とツイートしたり、(ポッキー派よりも少数の)プリッツ派はあえてプリッツを応援したり、1日中盛り上がるのです。ユーザーが参加して楽しめるSNSイベントとしての地位を確立した感があります。

「プリッツ」の公式アカウントでは、悲哀に満ちた自虐ネタを投稿するのが恒例になっています。投稿内容は、ポッキーへの愛と憧れが垣間見えるもので、ファンを楽しませています。

Facebook
工具たちの七五三は、愛用者への感謝の日

続いて紹介するのは、11月の伝統行事「七五三」とは一見無関係そうな、工具メーカーによる「キラリと光る」投稿です。

京都機械工具が2017年の七五三(11月15日)に投稿したのは、満年齢で3歳、5歳、7歳となった工具たちの紹介でした。1つひとつの工具の特長などを丁寧に紹介するだけでなく、「発売時のニュースリリース」へのリンクも添える心配りが光ります。

ニュースリリースのWebページからは「製品チラシ」もダウンロードでき、コアな工具ファンをさらに喜ばせたことでしょう。

チェックポイント!

「今回ご紹介した工具たちは、皆様のおかげで七五三を迎えることができました」と、七五三にからめつつファン(愛用者)への感謝の言葉で締めくくっている点も、巧みでありながら嫌みがなく、とても優れた投稿例だといえるでしょう。

また、本投稿に寄せられた「千歳飴に似た工具を用意しないと。」というコメントに対して、ユーモアのある返信をするなど、ファンとの関係性を深めようとする姿勢が見てとれます。

Instagram
思わず「いいね!」したくなる、類まれな紅葉狩り

続いて紹介するのは、11月にシーズンを迎える「紅葉」をユニークな形で紹介し、多くのファンから注目を集めた投稿例です。

2017年11月17日に京阪電車がInstagramへ投稿したのは、叡山電車が通る「もみじのトンネル」ライトアップの様子を動画で紹介するものでした。

この時期、紅葉関連のSNS投稿は数あれど、この投稿は「紅葉のトンネル」「ライトアップ」「電車先頭から撮った動画」という3つの要素の組み合わせで、頭ひとつ抜け出すことに成功しています。

「目新しさ」と「そこに行かないと見られない(希少性)」ことが、多くのファンからの共感を集めた投稿だといえるでしょう。

チェックポイント!

11月に入ると、関東をはじめ多くの地域が紅葉シーズンを迎えます。春の桜同様、もみじやイチョウが色づく美しさにも、私たちの心は動かされます。紅葉を背景に自社商品をアピールするのもいいですし、店舗や施設の場合は「ここでしか見られない絶景」を紹介するのもいいでしょう。

いずれにしても、このような季節投稿は「タイミング」が非常に大切です。「紅葉カレンダー」「紅葉スケジュール」など、各社が提供している紅葉情報をこまめにチェックして、ベストなタイミングでSNS投稿できるよう準備を進めましょう。

11月の投稿ネタ(一例)
「2018年11月ならではのトレンド予測」「11月は食欲の秋」

ここまで、11月の記念日などに絡めた投稿事例を紹介してきました。ここからは、その他のイベントやニュースネタをいくつか紹介します。

今月も「ファンを楽しませる投稿」=「ネタ」×「自社情報」(ネタと自社情報をからめる)を、お忘れなく。

今回は「記念日」をいつもより多く紹介しますので、みなさんの企業アカウントの「投稿ネタ」として使いやすい日、相性が良さそうな日も見つけやすいと思います。ぜひ、ファンやフォロワーを楽しませる投稿ネタとして活用してください。

2018年11月ならではのトレンド予測

手塚治虫 生誕90周年(11月3日)

11月3日は、日本を代表する漫画家の1人であり「マンガの神様」と称される手塚治虫の生誕90周年です。その前後1年を「手塚治虫生誕90周年記念」期間として、記念イベントや記念販売、キャンペーンなどが予定されています(すでに終了しているイベントもあります)。

9月現在も、さまざまな業種とのコラボレーション企画が発表されており、SNSでも話題になる可能性が高いと思われます。

「丸の内二重橋ビル」の商業ゾーン「二重橋スクエア」開業(11月8日)

10月15日竣工予定、丸の内三丁目の「丸の内二重橋ビル」の商業ゾーンが、「二重橋スクエア」として11月8日にオープン予定です。

同ビルは、「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京會舘ビル」の3棟を建て替えたもので、日本・東京初出店、新業態など合計25店舗が出店を予定しており、SNSほか各メディアで話題になる可能性が高いでしょう。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日(11月15日)

毎年11月の第3木曜日はボジョレー・ヌーヴォー解禁日です。

ボジョレー・ヌーヴォーと相性の良いおつまみや料理の紹介、「日本ではフランスよりも約8時間早く味わえる理由」「昔の解禁日は『11/15』固定だった」などのトリビア投稿、「新酒」にからめて新しい何かを紹介するなど、いろいろな角度から投稿ネタに使えないか検討してみましょう。

食欲の秋にちなんだ20の記念日

SNSの投稿ネタとして9月は「映画の秋」、10月は「絵画の秋」をテーマとして紹介してきましたが、11月は「食欲の秋」にふさわしい記念日がずらりと並びます

各記念日の「由来」は語呂合わせだったり史実だったりとバリエーション豊富で、その説明を読むだけでも飽きません。自社の商品やサービスとうまくからめつつ、ファン・フォロワーを楽しませられる投稿案を練り上げましょう。

数え出すと切りがありませんが、「食欲の秋」にまつわる記念日をいくつか紹介します。

  1. 紅茶の日(11/1)

    日本紅茶協会が1983年に制定。海難でロシアに漂着し10年間滞在した大黒屋光太夫他2名は、1791年11月に女帝エカテリーナ2世に接見し、茶会に招かれたと考えられている。日付は、日本人として初めて外国での正式の茶会で紅茶を飲んだ日から。

  2. 本格焼酎&泡盛の日(11/1)

    昭和62年9月に日本酒造組合中央会が制定。日付は、毎年8~9月頃仕込みが始まり、その年の新酒が飲めるようになるのが11月1日前後ということから。

  3. 全国すしの日(11/1)

    全国すし商生活衛生同業組合連合会が制定。歌舞伎「義経千本桜」の『鮓屋の段』に出てくる平維盛(たいらこれもり)が、壇ノ浦の戦いで敗れた後に寿司屋の娘と恋仲になり、侍の身分を捨て鮓屋となる決心をしたのが11月1日だったことから。

  4. みかんの日(11/3)

    「いいみっか(3日)ん」の語呂合せで、全国果実生産出荷安定協議会と農林水産省が制定。

  5. かき揚げの日(11/4)

    味のちぬやが制定。日付は、かき揚げがうどんやそばなど麺類に乗せて食べられることが多いことから、カレンダーで「めんの日」(11月11日)の上に表示される11月4日を選定。

  6. いい鍋の日(11/7)※参考:ヤマキ

    ヤマキが2001年に制定した記念日。11月7日が立冬となる場合が多いことに着目し、立冬を機に、鍋物がよりおいしくなる季節をお知らせしたいと考えられたことから。また、家族で鍋を囲んで“おうち鍋”を楽しんでもらいたいという願いも込められている。

  7. 生ハムの日(11/11)※参考:日本生ハム協会

    日本生ハム協会が制定。生ハムの普及などが目的。日付は、生ハムの生産が盛んなスペインでは古くから「サン・マルティンの日」である11月11日に生ハムを作る習慣があることから。

  8. たくあんの日(11/11)※参考:全日本漬物協同組合連合会

    たくあんの需要拡大を目的に全日本漬物協同組合連合会が制定。日付は11月11日という文字がたくあん用の大根を並べてほしてある様子に似ていることと、たくさんの「1=わん=あん」があることから。

  9. めんの日(11/11)

    めん類への関心を持ってもらうため、細く長いめんのイメージと、11を「いい」と読む語呂合わせから、全国製麺協同組合連合会が制定。

  10. 鮭の日(11/11)

    京阪神地区の水産業界団体を中心とした鮭の日委員会が制定。日付は漢字の「鮭」のつくりの部分を分解すると十一十一となるのを数字に置き換えたことから。

  11. ピーナッツの日(11/11)※参考:全国落花生協会

    全国落花生協会が制定。11月はおいしい新豆が市場に出回る季節であることや、落花生は1つの殻に2粒の豆が入って“双子”であることから、“11”が2つ重なる日を選定。

  12. チーズの日(11/11)

    チーズ普及協議会と日本輸入チーズ普及協会が制定。西暦700年10月に文武天皇が日本最古の”蘇”(現代のチーズの元祖)をつくらせたと伝えられており、旧暦10月が現在の11月にあたるため覚えやすい11月11日を選定。

  13. かまぼこの日(11/15)

    全国蒲鉾水産加工業協同組合連合会が制定。日付は歴史上「かまぼこ」の名が初めて登場した1115年7月21日の年号にちなむとともに、昔は七五三のお祝いに紅白かまぼこを用意していたことから。

  14. ピザの日(11/20)

    ピザ協議会が制定。日付はイタリアのマルゲリータ王妃の誕生日から。王妃がナポリを訪れた際にピザ職人が献上した国旗の色を模したピザが、ピッツア・マルゲリータの由来とされています。

  15. フライドチキンの日(11/21)参考:日本KFCホールディングス

    日本KFCホールディングスが制定。日付は、ケンタッキーフライドチキン(KFC)の日本第1号店がオープンした日(1970年11月21日)から。

  16. かきフライの日(11/21)

    味のちぬやが制定。日付は、かきのシーズンとなる11月。そして21を「フ(2)ライ(1)」と読む語呂合わせから。

  17. 回転寿司記念日(11/22)

    回転寿司の考案者である白石義明氏の誕生日(1913年11月22日)にちなみ、元禄産業株式会社が制定。ビール工場の製造に使われているベルトコンベアにヒントを得たと伝わる。

  18. ゆず記念日「いい風味の日」(11/23)

    ゆずの栽培面積、生産量とも全国一の高知県の高知県ゆず振興対策協議会が制定。日付は11と23で「い(1)い(1)風(2)味(3)」と読む語呂合わせから。

  19. 外食の日(11/23)※参考:日本フードサービス協会

    1984年に日本フードサービス協会が協会創立10周年を記念して制定。日付は家族で外食することの楽しさを知ってもらうため祝日の「勤労感謝の日」と同日を選定。

  20. 本みりんの日(11/30)

    「本みりん」メーカーで構成された全国味淋協会「本みりんの日」事務局が制定。日付は11と30で「いいみりん」の語呂合わせと、鍋物など「本みりん」の需要期であることから。

◇◇◇

毎月毎月、自社のSNS投稿案を考えるのは大変です。慣れないうちは「どんな投稿案をつくったらいいのか」わからず苦労しますが、慣れてきた頃も要注意です。

たとえば、11月のように興味深い記念日がたくさんあると、つい「今日は●●の日」をテーマとした投稿を増やしたくなりますが、そればかり続けるとファンやフォロワーに飽きられてしまう危険性があります。

「もしかしてマンネリ?」という不安があれば、当連載で紹介しているような「企画系コンテンツ(ファンを楽しませる投稿)」だけでなく「マーケティング系コンテンツ(企業として発信すべき投稿)」も含めるようにしてみましょう。

具体的には、次のような投稿内容が考えられ、「企業のブランドイメージ向上」「企業への好意度向上」などの効果が期待できます。

マーケティング系コンテンツの例
  • 会社情報(社史、社員紹介、ユニークな社内制度など)
  • 商品情報(新商品、定番商品の特徴など)
  • ニュース(キャンペーン、イベント情報など)

こうしたコンテンツはエンゲージメント(投稿に対するファンやフォロワーからの反応)が低めになる傾向がありますが、そもそも投稿の目的(ゴール)が違いますので、気にし過ぎないことです。評価指標は別に考えるのがいいでしょう。

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