Tips 6バナー広告は、クリエイティブにこだわる
Tips 6バナー広告は、クリエイティブにこだわる
「Facebook 類似オーディエンス」を利用したFacebook広告に限らず、複数のバナー広告の結果を比べてみると、効果が高いのは予想外のクリエイティブだったということがよくある。こればかりは、A/Bテストを繰り返すほかない。一般的には、次のようなクリエイティブが良いとされている。
- 投稿になじむ(ユーザー投稿にも見える)
- シンプル(作り込まない)
Tips 7外部サイト露出でさらに母集団を集める
SATORIでは、新商品やインタビューが取り上げられるなど外部サイトに露出があるときは、必ずSATORI計測タグを設置してもらうことを勧めている。掲載先サイトに依頼し、自社サイトと同様のSATORI計測タグを設置してもらうことで、匿名ユーザーを自社サイト外から集めることができる。先方の手をわずらわせることにはなるが、同社の経験では次のような方法であれば承諾をもらいやすいという。
- 相手メディアの価値になる記事を提供する(ネタを提供してタグを設置してもらう)
- 記事広告を出稿する(お金を払って記事にしてもらい、タグも設置してもらう)
- 純広告を出稿する(バナー広告の出稿と引き換えに、タグを設置してもらう)
- お金を払ってタグを設置してもらう
Tips 8ライトユーザーにはメールよりプッシュ通知
モバイルアプリのプッシュ通知はイメージしやすい方が多いだろう。最近ではブラウザプッシュが登場しているが、プッシュ通知はメールと比較して4.6倍とクリック率が高く、大きな流入が見込める。iOS以外のスマートフォンとPCのブラウザで利用可能だ。
プッシュ通知は「そのうち客」へのアプローチとして使うのが有効だ。「いますぐ客」はプッシュ通知よりもむしろメールに反応する。
ただし、プッシュ通知を使う際にはユーザーの立場に立って使い方を考えることが必須だ。というのも、いつでも届くプッシュ通知は企業にとっては便利だが、ユーザーにとっては鬱陶しいことがある。そのため解約率も高く、これだけに依存するのはよくない。ユーザーの見込み度合いに合わせ、頻度もコントロールしながら使い分けるのが良いだろう。
Tips 9チャットでエンゲージメント向上
インスタントメッセンジャーが広く普及したこともあり、ユーザーがWebでのチャットに慣れてきたため、SATORIでもチャットを利用している。
匿名ユーザーにも実名ユーザーにも使っているが、実はリードジェネレーションより、既存顧客のサポートに多く使われている。サポートに対する満足度は高く解約数が減ったため、結果的にはよいアプローチだった。チャット導入で、コストを下げながらコミュニケーション量が増加しているので、エンゲージメントを上げることができたといえる。
SATORI社も利用しているZendesk Chatは、国内唯一のZendeskリセラーとして、フォー・フュージョン社が販売を行っている。
Tips 10セミナーで育成する
SATORI社では、いくつかの目的で頻繁にセミナーを開催しているが、いずれのセミナーも、満足度ではないところにKPIを置いている。同社では、育成を目的としたセミナーでチェックすべきKPIは「次のステップに進めること」と考えている。満足度の高いセミナーを目指してしまうと目的を達成できないため、満足度は80点でも、次のセミナーや営業マンとの対話へ進められるストーリーを考えるのが、セミナーでリードを育成するコツである。
まとめ
ここまで10個のTipsを対象顧客別に並べると、次のようになる。
こうした細かなTipsを含めより具体的なMA活用術については、同社が毎週開催している「マーケティングオートメーションSATORI紹介セミナー」へ足を運んでもらいたい。
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