被リンクなしでもSEOで成功できるか?
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被リンクなしでもSEOで成功できるか?
もちろんできます。 (WebmasterWorld)
次のような質問がWebmasterWorldフォーラムで投稿された。
有益なコンテンツが書かれていて、内部リンクのアンカーテキストなどの内的SEOが上手に構成されていたとする。
こういうサイトならば、被リンクをたくさん集めていなくてもグーグルの検索結果で成功することはできるだろうか?
何人ものフォーラムメンバーが異口同音に「できる」とコメントを残している。
「成功」の定義にもよるし、強豪がひしめくビッグキーワードでは被リンクなしで上位表示するのは難しいだろう。しかしロングテールキーワードでのトラフィック狙いや質の高い少数のリンクを集めるなど、リンクの数に頼らずに成功を収めることは十分可能なはずだ。
少なくとも、単にリンクの数を増やすことだけがSEOで成果を上げる手法ではないと断言することはできる。
相互リンクは悪くない
良いサイトをお互いに紹介しあうのが本当の相互リンク (Google Webmaster Help Forum)
相互リンクについてグーグル社員のジョン・ミューラー氏が公式ヘルプフォーラムでコメントしている。
サイトに相互リンクページを設置すること自体は、何も問題ない。特に他のコンテンツと同様にユーザーに対して関連性があって役に立つのならなおさらだ。
ウェブマスターガイドラインで禁止しているのは、リンクプログラムの1つとしての相互リンクだ。
グーグルは、相互リンクそのものをガイドライン違反だとみなしているわけではない。リンクを集めることだけが目的でユーザーにとって何ら価値をもたらさない相互リンクを禁止しているのだ。
自分のサイトのテーマと何の関連もないサイトへのリンクだけを羅列するだけの相互リンクページを見たことがあるはずだ。あるいは持っているかもしれない。問題になるのは、こういった相互リンクだ。
紹介するに足る有益なサイト同士であれば、相互リンクはユーザーに利益をもたらすのだから、検索エンジンが嫌うはずがない。
アフィリエイトにリンクにはnofollowを付けるべきなのか?
不要、でも心配なら付けてOK (Search Marketing Expo on YouTube)
グーグルのマット・カッツ氏がグーグル検索に関するさまざまな質問に答えた。
米シアトルで6月5日・6日に開催された「SMX Advanced」という検索エンジンマーケティングのカンファレンスの基調講演でのやりとりだが、そのなかでアフィリエイトのリンクに関する応答があり、そのシーンを主催者がYouTubeに公開した。
マット・カッツ氏は次のように説明している。
アフィリエイトリンクに関しては、その大部分を我々は適切に処理している。アフィリエイトネットワークが十分に大きいものであれば、我々はちゃんと把握して処理できるからだ。
それでも、アフィリエイトでお金を稼いでいてやっぱり心配なら、一歩踏み込んでnofollowを付けるのもいいだろう。
アフィリエイト目的のリンクは、一般的には報酬が目当てで張っているのであって、リンク先サイトを純粋に紹介するものではない。したがってnofollow属性を付けたほうがいいとも言われる。
しかし、実際にはあまり気にする必要はなさそうだ。不安ならば念のためにnofollowを付けておけばいいだろう。
ユーザーの離脱を助長する、やってはいけない3つの施策
「こんなサイトからは退散」の例 (Rand Fishkin (randfish) on Twitter)
SEOmozのランド・フィッシュキン氏が、サイトで顧客を獲得することを大きく阻害する3つの行為をツイッターで指摘した。
- 素材集の写真を会社案内ページで使う
- ユーザー登録を強制する
- ビデオだけのデモンストレーション
1つ目は、イメージを良くするために“作られた”写真を使うのではなく実際の写真を使ったほうがいいということだ。
2つ目は、たとえばECサイトで購入するためにユーザー登録しなければならないのは確実に離脱を促進することを示す。
3つ目は、商品やサービスの紹介がビデオだけで図や文字がないとビデオを見たくないユーザーは去ってしまうという意味になる。
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