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転入届の提出窓口を探す

転入届の提出窓口を探す

ここまでで「住所の届出」ページで、転入の方法を確認できた。もう1つの目的地は、この転入届を出す窓口の場所の確認をしたいということで、そのページは「公共施設一覧」になる。実は「住所の届出」ページ(図3)の赤枠部分にある「参照」が、区役所や支所、出張所の場所が掲載されている「公共施設一覧」ページへのリンクなのだが、何回もいろんなページを行き来して私はようやく見つけることができた。見つけてしまうと、なるほどそういう意図なのかということを理解できるのだが、この「参照」という文字がリンクであり、これをクリックすると場所の情報にたどり着けることにすぐ気が付く人がどれだけいるだろうか?

図3(再掲):「川崎市」の「住所の届出」ページ
図3(再掲):「川崎市」の「住所の届出」ページ

青の背景に白文字、そこに白のアンダーラインだ。テキストはすべて単語の羅列。ここは文字でなく画像にして、明らかに別の説明であるといった違いを強調した上で、「届出先はこちらから確認」というように「動詞」を使い、赤字で表示したり、矢印を使ったり、地図のメタファー(比喩)のアイコンを付けるといった工夫をしないと気が付かないと思う

あるいは冗長だが、届出の種類ごとに記述のある届出窓口の部分(図3の緑枠の部分)すべてに、「公共施設一覧」ページへのリンクを設けるなどしてみたらどうだろうか。何度も繰り返すが、訪問者はテキストをくまなく見るようなことは絶対にしない。ひと目でリンクが分かるようにしなければ、リンクの意味がないのだ。そのためには誰もが見慣れている方法で提示する必要がある。デザインやカッコよさ以上に優先すべきことがまずあると思っておこう。

届出先の場所をどのようにして発見したか?

さて私はこのリンクが発見できなかったので、最初どのようにしたかというと、「川崎市」トップページの右下(そう、右上ではなくページの右下)にある「市役所案内図」というリンクをクリックしてみたのだ。リンク先のページは図4のようなものである。

図4:川崎市サイトの庁舎案内図のページ
図4:川崎市サイトの庁舎案内図のページ

川崎区への転入なら川崎区役所もこの図に入っているのでこれで十分だが、その他の区の場合はこれでは不十分だ。また普通、所在地情報のページへのリンクは、「地図」「マップ」「アクセス」といった言葉で、ページ内の目立つ場所に置いてあるものだ。個人的には、トップページにおける右下という見つけにくい配置場所も一考の余地があるのではないかと思った。

図3の「参照」からの正規のリンク先は「公共施設一覧」(図5)である。可能であれば、図5のページで表示されているすべての施設に、それぞれ対応した地図があることが望ましい。また、図4のページには別の区の区役所を探したい人のために、「公共施設一覧」ページへのリンクがあれば、ユーザーにとってはありがたいのではないだろうか。それと、「公共施設一覧」ページは新しいタブ(またはウィンドウ)で表示されるため、赤枠部分の「前のページに戻る」というボタンを押しても何も起きない。意味のないボタンになってしまっている。すぐに削除すべきだ。

図5:川崎市サイトの「公共施設一覧」ページ
図5:川崎市サイトの「公共施設一覧」ページ
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