日本ネット経済新聞ダイジェスト
J-FEC 会員向けの補償制度「J-FECお買い物補償」を開始
代金を補償する制度を始めることで安心感を高め、認証サイトの売り上げアップにつなげる狙い。
2010/8/20 7:00 EC/ネットショップ | 解説/ノウハウ
中小のEC企業が加盟している日本電子商取引事業振興財団(J-FEC、事務局東京)は7月9日から、認証マークを表示したサイトにおいて商品が届かないなどの事故があった場合に見舞金を支払う「J-FECお買い物補償」を開始した。代金を補償する制度を始めることで安心感を高め、認証サイトの売り上げアップにつなげる狙い。
J-FECは安心して買い物ができると認定したECサイトに認証マークを付与する。そのサイトで商品未配達事故の場合に、J-FECから支払済み代金と送料、振込手数料の合計額(最大30万円)を支払う。2000円以上の物販に適用され、パソコンからの注文に限る。デジタルコンテンツやサービス、携帯電話からの注文は対象外となっている。
ECサイトが補償制度に加入するには、J-FECの会員になることが条件。そのうえで、過去に商取引に関連する法令や条例違反がないこと、現在の財務状況などをJ-FECが審査し、合格すると認証マークをサイト内に表示できるようになる。会員企業が申請してから1~2週間で審査する。
補償制度を開始することで「中小の自社サイトに安心感を与え、売り上げアップにつなげたい
」(増野文紀代表)としている。
・日本電子商取引事業振興財団(J-FEC)
→ http://www.j-fec.or.jp/
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