SEO Japanの掲載記事からピックアップ
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- グーグルのsite:コマンドがついに壊れた
(WebmasterWorld)グーグルのsite:コマンドで調べたインデックスページ数が当てにならないことをこのコーナーで何度かお伝えしている。しかしここにきて、以前にもまして実際よりも少ない数字を返すようになってきているようだ。
グーグルのlink:コマンドが使い物にならないことは以前からよく知られている。リバースエンジニアリングによってウェブマスターたちにアルゴリズムが分析されるのを防いだり、一般ユーザーの検索に割くべきリソースが無駄遣いされるのを避けたりするためだ。同じ流れがsite:にも及んでいるのかもしれない。
とはいえsite:コマンドは、本来インデックス数を調べるための機能ではなく、検索キーワードと組み合わせて指定することで対象サイトを絞って検索するためのものだ。たとえば、「バックリンク アンカーテキスト site:web-tan.forum.impressrd.jp/」で検索すれば、Web担内に絞って「バックリンク アンカーテキスト」に関連したページを検索できる。
- グーグルトレンドでサブドメイン名のサイトのアクセス数を調査
(Google Operating System)グーグルトレンド(Google Trends for Websites)では、ドメイン名を指定してウェブサイトのアクセス数の推移を知ることができる。これまではルートドメイン名でしか調べられなかったがサブドメインに対応している(wwwのサブドメイン名はwwwなしのルートドメイン名としてみなされてしまう)。
管理サイトでないサイトの訪問者数を調査できるのは、資料作成のためにデータを集めるときなどにありがたい。ただし、表示される訪問者数はあくまでも推計値である。絶対数を信頼性のある数値として扱うよりも、ユーザー層が似ているサイト同士を比較するといった使い方が適切だろう。
- グーグルはスニペットに付ける日付をどうやって知るのか
(Michael Gray Graywolf's SEO Blog)グーグルはスニペットの始まりに年月日を表示することがある。
これはアルゴリズムで処理されておりユーザー側では制御できない。グーグルは何を元に日付を判断しているのだろうか。必ずしも記事投稿日だとは限らないようだ。いくつかの要素を手がかりにしているようだが、次の3つを手がかりとしていることをこちらの記事では確認している。
- コンテンツにある完全な年月日の表記(月と日と年の記述)
- ページ内に日付がない場合はコメントの日付
- URLにある年月日らしき数字を分析(20091225や12252009)
- aタグの「target="_blank"」属性はPageRankを渡すのか
(WebmasterWorld)WebmasterWorldで次のような質問の投稿があった。
リンクにtarget="_blank"を付けたときでも、PageRankはリンク先に流れるのか、それとも減ってしまうのか。解答したメンバーの答は一致している。
target="_blank"属性の付かないリンクと何ら変わらない。同じようにリンク先にPageRankが渡される。target="_blank"を付けることでPageRankの量に変化があるのかどうかなど考えたこともなかった。Googleがコメントしたわけではないので100%断言はできないが、PageRankの受け渡しに関してはまず間違いなく通常のリンクと違いはないだろう。
SEO Japanの掲載記事からピックアップ
今週は、根強く残るSEO都市伝説を斬る記事と、SEOに役立つFirefoxのアドオンを紹介する記事の2本をピックアップする。
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