企画エクササイズ

情報をメモするときにオリジナリティーを加える ~「発想する」エクササイズ

『~ひらめきが加速する~企画エクササイズ』

この記事は、書籍『ひらめきが加速する 企画エクササイズ』の内容を、Web担当者Forum用に抜粋してオンライン版として公開するものです。

脳内脂肪を燃やす
発想の新体操68本!

企画のもとになるアイディアは日常の関心事から生まれてくるもの。そのアイディアと消費者ニーズが重なったときに、企画は成立します。プランナー「くぼたつ」こと久保田達也による、企画を立てるプロセスで実践する方法を「発想」「共有」「表現」「思考」「分析」の5章立てで紹介。いますぐできる脳のトレーニングを68プログラム用意しました!

『~ひらめきが加速する~企画エクササイズ

  • ISBN978-4-8443-2461-4
  • 1,659円(税込)
  • 久保田達也 著

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手帳に書いたメモが
あなたのオリジナル

情報の価値は、大きくインフォメーション(既存情報)とインテリジェンス(知的財産情報)の2つに分けられます。

インフォメーション(既存情報)の代表は、新聞です。それに対して、新聞を読んで手帳にあなたがメモをしておいたもの。これがインテリジェンス(知的財産情報)です。

新聞や雑誌、ネットニュース、ウィキペディアから思いついた、ひらめいた、推測した、イメージしたといったことが情報としての価値を生むのです。そのため、写真にあるように、自分の理論をまとめて書いている僕の大学ノートはインテリジェンスであり、その瞬間から知的財産となるのです。

違いは、既存の情報か、自分独自で作り出した情報かという点にあります。僕たちは毎日、多くの既存情報にふれますが、それより価値があるのは、自分で新たに作り出したものです。

企画の過程では、既存の情報を集めて編集し、最終的には独自発想のアイディアを加えて新しい成果物に仕上げます。この成果物を終着点に、既存情報を扱っていくのです。既存情報をメモするときには、自分の感想など、ちょっとしたアイディアを加えておくとよいでしょう。

既存情報と知財情報
新聞などの既存情報は感じたことを加えてメモをするだけでよい。自ら編集してできあがったものが自分の成果物であり、知的財産情報になる。
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