BOOK REVIEW Web担当者なら読んでおきたいこの1冊

『アンビエント・ファインダビリティ』ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅

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BOOK REVIEW ウェブ担当者なら読んでおきたいこの1冊

『アンビエント・ファインダビリティ ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅』

斉藤 彰男(編集者、システム・エンジニア)

情報アーキテクチャの先駆者が語る、ネット環境のロードマップ
秀逸な語り口で、ファインダビリティの重要性を説く

『アンビエント・ファインダビリティ』
  • 『アンビエント・ファインダビリティ ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅』
  • ピーター・モービル 著
  • 浅野 紀予 訳
  • ISBN:4-87311-283-4
  • 価格:本体1,900円+税
  • 発行:オライリー・ジャパン

本書のタイトルを初めて目にした多くの読者は、「アンビエント」と「ファインダビリティ」という2つの語の結びつくところに何があるのか、まず気になることだろう。 アンビエントといえば、ブライアン・イーノに代表される「アンビエント・ミュージック」を多くの人が想起するのではないだろうか。「環境音楽」などといわれ、空気のように無意識のうちに我々を包み込んでしまうある種の音楽であるが、本書では、今やネット環境もユビキタス化することによって、我々の周囲を完璧なまでに取り囲む環境になりつつある=アンビエント化しつつあると、著者は指摘する。

そして、そのネット環境に蓄積される情報量は、ムーアの法則によって日々指数関数的に増大しつつあり、その中にあって、提供者が発信する情報を、それを必要とする人に知らしめることの重要性は、今後ますます高まってくるという。必要なのは「ファインダビリティ」というわけだ。

といっても、本書はSEO対策のテクニックを解説した実用書ではない。

我々が、どのような歴史を経て現在のネット環境にたどり着いたか、いまどのように変貌しようとしているのか、それを実現するテクノロジーは何かといったことが、さまざまな研究の成果を盛り込みながら語られており、まるで小説のようにストーリー展開を楽しみつつ、読み進めることができる。

※この記事は、『Web担当者 現場のノウハウ vol.1』 掲載の記事です。

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