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LINEが動画を活用したネット通販に参入、「LINE BUYNOW」をスタート

8 years 9ヶ月 ago

LINEが動画を活用したネット通販に参入、「LINE BUYNOW」をスタート

動画コマースを行う「LINE BUYNOW」

LINEは動画を活用したネット通販に参入する。

「LINE BUYNOW」を2月22日に立ち上げ、動画を活用して商品を訴求する取り組みを開始した。現在はトライアル期間として展開している。

「LINE BUYNOW」は曜日ごとにテーマを設定し1週間限定で販売する「LINE フラッシュセール」(2015年に開始)をリニューアルして再開したもの。

大幅な変更点は訴求方法が画像から動画になったこと。「より商品の使い方やディテール、長所がわかるようになった」(LINE広報)。「LINE フラッシュセール」と同様、期間を限定して割引価格で販売するとみられる。

「LINE BUYNOW」での販売主体はLINEではなく、参加する企業。LINEは「LINE BUYNOW」をプラットフォームとして展開する。

第1弾として参加したのはオークローンマーケティング。通販ブランド「ショップジャパン」で展開している骨盤運動マシン「ながらウォーク」を、LINE限定価格で販売している。紹介動画は30秒程度でまとめられている。

LINEによると、参加企業の選定について「トライアル期間として特定の企業に提供している」(同)と言う。「動画による商材の適正や動画自体の訴求方法について検討している段階。今後正式なメニュー化をする場合に改めて決定する」(同)とした。

LINEは2016年に「LINE フラッシュセール」を休止したほか、同年5月にCtoCフリマアプリ「LINE MALL」の運営を終了。物販に関するBtoCサービスは「LINEギフト」のみとなっていた。
 

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約11年。日々勉強中。

瀧川 正実

Google、検索結果での👌絵文字🐶を再開。関連性があれば表示する😃

8 years 9ヶ月 ago

Google は 👍絵文字🎂 を再び検索結果に表示するようした。検索クエリと関連性が高いと判断した場合は、タイトルやスニペットに絵文字が出現する。

- Google、検索結果での👌絵文字🐶を再開。関連性があれば表示する😃 -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

行動データはネットのログデータからセンサーデータやスマホのロケーションデータに拡張する

8 years 9ヶ月 ago

「意見を聞くマーケティングから行動を把握するマーケティング」と言ったのはかれこれ10年前。行動データはネットのログデータからセンサーデータやスマホのロケーションデータに拡張する。


 かれこれ10年くらい前にベムは講演で「意見を聞くマーケティングから行動を把握するマーケティングへ」というフレーズで潮流を説明していた。
 この時、昔のグループインタビューでの経験談を話して、「消費者に意見を聞いてはいけない」という話をした記憶がある。

 そもそもグループインタビューという調査手法は「鵜呑み」に出来ない。モデレータの技術でもかなり左右される。ベムのカミさんはその昔、女性対象商品のグループインタビューのモデレータをやらせると結構な高いスキルをもっていたと(身内を褒めるのもなんだが・・・)思う。で、カミさん曰く、「インタービュールームに入ってきた時にファッションやアクセサリーや化粧などで、誰が意見をリードして、誰が迎合して自分の意見を言わないか分かる」と言っていた。
 そもそも、日本人は自己主張をすることが少なく、こういう答えをしてあげるといいのかなと慮ったりもするので、本音の引き出し方は案外難しい。

 で、ベムの経験談は、いろんな種類のテーブルウェアを評価してもらって、家で使いたいものなどを聞いたグループインタビューだったのだが、最後に「みなさんせっかくですから欲しいものをひとつづつお持ち帰りください」というと、さっきまでこれが欲しい、これを家で使いたいと言っていたものでなく、みんな普通の丸皿を持って帰ったのである。

 「行動」こそが真実である。

 そう考えていた25年以上前にはなかったインターネットが普及し、ネット上の行動をログデータという形式で把握できるようになったことを、前述の「意見を聞くマーケティングから行動を把握するマーケティングへ」と称した訳だが、ネット行動に限定されていた行動データは、リアル行動データやセンサーデータといったものに拡張されていっている。

 拙著「届くCM、届かないCM」で、テレビ画面をそのくらい注視したかというセンサーデータを使って、CMに対するアテンション(画面注視)を秒間データで取る分析手法を解説しているが、例えばこのデータは実際のテレビ視聴における視聴者の行動データと言える。

 そしてこのデータがアンケートによるCMの評価と違うことがあるのだ。

 アンケートで評価を聞くとネガティブなのに、AI値(画面注視率)は高く、こちらはある目的変数と相関している。

  そうなると、センサーデータによる視聴者行動を「打ち手」(この場合CMクリエイティブ)の最適化に使おうということになる。

  ユーザーの移動データ(スマホのロケーションデータ)にもおそらくアンケート調査では分からない「行動に表れる真実」があると思う。

  ベムは最近、こうした分析が楽しいw。

  一緒に切り口を考えて分析してくれる仲間を募集してます。

ウェブサイトの最適化を効果的に行うために: テストの必須要素

8 years 9ヶ月 ago
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「What does a good website test look like? The essential elements of testing」を元に構成しております。
一にテスト、二にテスト。ウェブサイトの改善はテストがすべてとよく言われます。実際、テストは「成長の文化」の中核を成すものと言えるでしょう。ここでいう成長の文化とは、日々顧客体験を改善していくため、チームの誰もが積極的にデータを収集し、それに基づいて行動する文化のことです。

では、良いテストとはどのようなものでしょうか。たとえば「購入」ボタンの色を青から赤に変更して影響を調べるのは、優れたテストと言えるでしょうか?それを決定づけるのは、テストの題材としてそのボタンを選んだ理由です。解析に基づくチョイスでしょうか、それとも単なる勘でしょうか?

前者だったものとして話を進めましょう。良いテストの条件は他にもあります。そのひとつが、たとえ失敗しても学びが得られることです。テストが失敗すれば、ウェブサイトのパフォーマンスが悪化することもあるでしょう。しかしもっと悪いのは、そのときに得られた教訓を今後に活かせないことです。

優れたテストの鍵は、自社に合ったフレームワークの確立にあります。

3 月 9 日(木)に実施されるライブ ウェブセミナー( 英語 )にぜひご参加ください。Google アナリティクス アドボケイトの Krista Seiden と、Nest のビジネス成長部門を率いる Jesse Nichols が、テストやウェブサイト改善に役立つ 6 ステップのフレームワークをご紹介します。

適切なフレームワークは企業によって異なりますが、概ね共通して言えるのは次の 3 つです。


まずインサイトと仮説を用意すること。



行き当たりばったりに気になった点に手を付けるのは得策ではありません。データを見直すことから始めるのが成功の秘訣です。なんらかの意味で突出している部分、つまり特にうまくいっているポイントや、特に問題があるポイントを見つけましょう。

題材となるインサイトが見つかったら、次はそれについて仮説を立てます。なぜそんなにうまくいっている(あるいはまずいことになっている)のでしょうか?その部分に行き当たったユーザーはどのような体験をしていますか?良いことだったとして、他の部分でも同じ効果を引き起こすにはどうするばいいでしょうか?あるいは悪いことなら、改善するにはどうすればいいでしょうか?ここで組み立てた仮説が、テストの起点となります。

たとえば、モバイルでのコンバージョン率が PC の場合よりも低いことがわかったとしましょう。この場合、モバイル環境でのショッピングや決済のエクスペリエンス改善に向けたテストを実施することが考えられます。The Motley Fool の事例はこのパターンでした。メール キャンペーンによってユーザーをニュースレター注文ページへと誘導するところまではうまくいっているものの、コンバージョンが発生していないことに気付いた同社は、ユーザー エクスペリエンスの合理化を目指してテストを重ねていくことになりました。


小さなアイデアをたくさん出すこと。



仮説を検証するさまざまな方法を考えてみましょう。ここで重要なのは、大上段に構えたクリエイティビティよりも小さな創意工夫です。何も CTA(行動喚起)ボタンの再発明を試みることはありませんが、少しだけ変わった方法や大胆なアプローチは積極的に採り入れるべきです。たとえば、「お申し込みはお早めに」という CTA テキストを「お申し込みは今すぐ」に変えて様子を見るのも一手ですが、「ぜひお試しください」くらいまで変化を付ければ、新たな視野が開けるかもしれません。

迷ったときはシンプルに。いきなり大鉈をふるうよりも、小さなテストを積み重ねていくのが得策です。ちょっとした微調整で驚くほどの効果が出ることもあります(テストのアイデアに詰まったときはこちらの記事が参考になります)。


シンプルかつ強力なテストを優先すること。



いくつものアイデアを一度にテストすることはできません。テストしやすく、期待できるインパクトも大きい仮説から着手しましょう。たとえばコンバージョン率の改善を図るなら、CTA ボタン 1 つから始めれば、時間やリソースを節約しながら成果を上げていくことができます。もちろん、ある程度時間をかけて新しいページデザインを検討する手もあります。

スピードとインパクトについては、次の図のように整理するとわかりやすいでしょう。物静かなカメを追ってもあまり意味はありません。狙うべきは声の大きいウサギです。


ウサギ狩りにうってつけなのはユーザーフローの終盤です。「可能な場合は、コンバージョン ポイントに近い部分からテストを始めましょう」と話すのは、Nest のビジネス成長部門を率いる Jesse Nichols です。「コンバージョン ポイントから離れるほど、大きなインパクトのある、つまりコンバージョン率まで波及するようなテストを実施するのは難しくなります。」


継続は力なり



最後に申し添えておきたいポイントは、標準化された反復可能な方法でテストを行うことです。一定のアプローチを確立して毎回使用することで、テスト間の比較が容易になり、その都度学びが得られます。

このように明確で確固としたフレームワークを用意することで、チーム全体がテストに取り組みやすく、また成果を出しやすい環境が生まれます。


電子書籍「How to Build a Culture of Growth」ダウンロードして、テストと最適化の指針を学びましょう。



投稿者: Tiffany Siu - Google オプティマイズ 360 担当プロダクト マーケティング マネージャー
noreply@blogger.com (Bruna)

楽天、岩手県矢巾町と地域活性化を目的とした包括連携協定を締結

8 years 9ヶ月 ago

楽天は2月22日、岩手県紫波郡矢巾町とアマナの3者で、矢巾町の地域経済活性化を目的に、インターネットを活用した包括連携に関する協定を締結した。

ネットを活用した地域活性化などに関する自治体との連携を進めている楽天は、これまで11道府県12市1町と包括連携協定を締結している。矢巾町は25自治体目となる。

楽天は、矢巾町、アマナと連携し、地域ブランディングやネットを活用した町内の事業者の販路拡大、ふるさと納税の推進など、次の10項目で協力する。

  • ビジュアルを活用した地域ブランディングとコンテンツ作成に関する事項
  • 矢巾町内事業者、生産者のIT利活用促進に関する事項
  • 国内外に向けた矢巾町産品の販路拡大に関する事項
  • ふるさと納税の推進に関する事項
  • 観光誘客の促進に関する事項
  • 耕作放棄地の活用及び新規就農者育成に関する事項
  • 地域商社設立及び拠点整備支援に関する事項
  • 電子図書館の開設と活用促進に関する事項
  • スポーツを通じた地域振興に関する事項
  • その他IT利活用による矢巾町の地域振興に関する事項

楽天、岩手県矢巾町と地域活性化を目的とした包括連携協定を締結 楽天・野原彰人執行役員、矢巾町・高橋昌造町長、アマナ・油谷信亮執行役員

写真左から楽天・野原彰人執行役員、矢巾町・高橋昌造町長、アマナ・油谷信亮執行役員

これまでの包括連携協定は楽天と自治体での連携だったが、今回、ビジュアルコミュニケーションのエキスパートであるアマナが参画した。

アマナのビジュアルコミュニケーション力を活用し、地域ブランディングを促進。楽天グループのインターネットサービスを最大限に活用、矢巾町のロゴやWebコンテンツの制作といった地域ブランディングを行う。

楽天グループの電子図書館サービス「OverDrive」を活用した住民のための電子図書館開設、グループ会社が運営する野球団による青少年育成のためのスポーツの催しなどを実施する予定。

会見で高橋昌造町長は、「矢巾町は“特徴がないのが特徴”だった。いまは自治体もITを活用していかなければならない時代。ITの利活用で産品などの販売に力を入れていく」などとコメントした。

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

Googleの新しい”広告”ラベル。緑枠に白塗りのデザインが公式にロールアウト。

8 years 9ヶ月 ago
.silver-background { background-color: #D3D3D3; padding: 20px 20px 20px 30px; margin: 5px 10px 5px 10px; border-radius: 10px; }
Googleの検索結果に表示される”広告”ラベル。こちらの新しいデザインが正式にロールアウトされたようです。塗りつぶしが白に変更され、枠と文字の色が緑色になっています。(言葉で説明するとわかりづらいですね・・・。)こうしたテストは定期的に行われており、たびたび目撃例が話題になることもあります。今回の変更はテストではなく、世界中で展開されるようです。現在は旧デザインが表示されることもあるようですが、ご自身の場合はいかがでしょうか?– SEO Japan

検索結果画面に表示される新しい広告ラベルがグローバルでロールアウトを開始している。

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*記事内のリンク先の記事は全て英語となっております。

ここ数週間、Googleの検索結果画面に表示される広告ラベルの新しい表記を多くのユーザーが目撃していた。緑色の塗りつぶしのデザインではなく、新しいラベルは緑色の枠に白の背景となっている。

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目撃例はこの数日で急速に増加していたが、Search Engine Landは、この新しいデザインが世界中でロールアウトを開始していると、Googleからの公式な発表を得ている。

「検索結果画面の表示のテストは常に行っている。緑色の枠の新しいデザインを表示するテストを行ったのち、Googleはこのデザインをロールアウトすることを決定した。新しいデザインは、読みやすく、広告であることをユーザーが簡単に見分けることができる。」と、Googleのスポークスパーソンは水曜日にSearch Engine Landに対し述べている。

Googleは検索結果画面に表示する広告ラベルのテストを長い間行っている。緑色の塗りつぶしのデザインは比較的短命に終わっている。ロールアウトされたのは2016年6月であった。当時、黄色から緑色にデザインを変更した理由について、Googleは検索結果画面の色を整える意図があったとしているが、特にモバイルを注力していたようだ。また、Googleは、「こうしたテストは消費者が広告と自然検索結果と区別することに特に影響を与えることは無い」、と強調している。同時期に行っていた似たようなテストは、同様の結果を示していると言われている。

今回の新しい緑色の枠のデザインは、1月24日にイギリスで目撃されたのが最初だ。その後、多くの国々で目撃例が増加していた。この変更が完全に完了するには数日間かかるだろう。そのため、現在も旧デザインが表示されていたとしても、それは驚くべき事象ではない。

我々が作成している、Google広告ラベルの変遷、という記事もまもなく更新される予定だ。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「Official: Google’s green outlined ‘Ad’ label replacing solid green version」を翻訳した内容です。

個人的にも、今回の新しいデザインが表示される場合と古いデザインが表示される場合がまだあります。どちらが良いかというのはなかなか難しいですが、新しいデザインはあまり見慣れていないです。(おそらく、もうしばらくすればこの新しいデザインが当たり前に思えるのでしょうが。)SEOとは直接関係のない話題でしたが、注意してみてみると面白いかもしれません。– SEO Japan
SEO Japan

アマゾンに負けない自社ECサイトを作る5つのポイント | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

8 years 9ヶ月 ago

多くの中堅小売業者は、カスタマーエクスペリエンスやブランドストーリーでアマゾンより優れていますが、自社ECサイトでそれらのメリットをもっと明確に伝える必要があります。

アマゾン頼りにならない5つの重要ポイント

小売業界で、アマゾンは巨大であり、無視できない存在であることは間違いありません。販売製品が何であっても、アマゾンは競合の1つになります。

同時に、アマゾンは売り上げをもたらすチャネルの1つかもしれません。ただ、アマゾンが売り上げに寄与するチャネルだとしても、完全にアマゾン頼りになるのは間違っています

amazon.comのトップページ アマゾンは直販のほか、企業が出店・出品できるプラットフォームビジネスも手がける
アマゾンは直販のほか、企業が出店・出品できるプラットフォームビジネスも手がける

中堅小売業者がアマゾンに勝てる部分は、カスタマーエクスペリエンスやユニークなブランドストーリーです。それらの優位性を自社サイトで伝える必要があります。

大切なのは、自社ECサイトを効率的に活用し、最高のカスタマーエクスペリエンスを提供することです。

デザインコントロール

消費者がサイトを訪れた時に、最初に目に入るのはサイトデザインです。記憶に残る経験を提供するためにも、デザインは大変重要な要素となります。

デザインを通じて、消費者に好印象を与えるには、色やフォント、線や形、プロモーションエリアの見せ方に至るまで、完璧にブランドイメージに沿ったビジュアルが必要です。

同時に、特定のビジュアルや言葉遣いを駆使したデザインを通じ、ブランドのストーリーを伝え、一貫したカスタマーエクスペリエンスを展開できるようになります。

デザインを管理することは、消費者が目にする商品の管理にもつながります。プロモーションエリアの写真を変更し、どの商品が最も「カートに入れる」ボタンにつながるのかを確認することもできるわけです。

デザインを通じて、消費者に好印象を与えるには、色やフォント、線や形、プロモーションエリアの見せ方に至るまで、完璧にブランドイメージに沿ったビジュアルが必要
最適なデザインに変更することで「カート遷移率」もUPすることが可能

検索機能

すぐに消費者が望んでいる商品にたどり着けるよう、注力すべき機能です。モバイルで買い物する場合、消費者はまず検索機能を使うことが多いのです。検索機能が消費行動の妨げになるのではなく、消費体験の助けになる必要があります

サイト検索機能に関する事例のように、オートコンプリート機能(検索ボックスに検索キーワードを入力し始めると、候補となるキーワードを提示する機能)など、可能な限り完全に一致した商品を表示できるような施策を試してみましょう。

そして、消費者が正式な商品名を入れて検索ボタンやエンターボタンを押した場合、検索結果ページを飛ばして、直接商品ページに飛ぶようにすべきです。

また、検索ワードに沿った検索結果が表示されることは重要です。消費者が「赤いポロシャツ」と検索した場合、デフォルトで表示される赤以外のシャツではなく、必ず赤いポロシャツを表示する必要があります。

検索結果で最適な表示ができない場合は、関連性の高いカテゴリーページに誘導するか、最も人気の高い商品を表示するようにしましょう。検索機能が十分でないからといって、消費者を逃してはいけません。

最適な検索結果が表示ができない場合、関連性の高いカテゴリーページに誘導もしくは人気の高い商品を表示することが重要

カスタマイズ

消費者は、買い物がより簡単にスムーズになるのであれば、個別にカスタマイズされることを望みます。ある調査によると、消費者はどのようなデータが集められて、どのようにそのデータが使われているかがわかれば、企業側がそのデータを使っても良いと思っているようです。

新規サイトに訪問する消費者が、どこから流入してきたのかデータを分析し、その情報を利用しましょう。新規訪問の場合、ナビゲーションを説明してあげることもできるでしょう。サイトでどんな商品を取り扱っているのかがわかるように、「ベストセラー」カテゴリーを表示しましょう。

消費者が買い物をする間、商品をウィッシュリストに追加したり、お気に入りに登録する手助けを行うことによって、サイトへの親近感が湧き、再来訪の可能性が高まります。

新規訪問客がページを回遊している時は、他の消費者の履歴を使って、クロスセルやアップセルにつながる商品を表示しましょう。

再来訪客に関しては、カスタマイズはより容易です。よく閲覧されているカテゴリーやお気に入り、過去の購入履歴に基づいたクロスセル、アップセル用の商品を表示して、次回以降の買い物につながる情報を提供します。

カスタマイズされたお薦め商品の表示によって、買い物をスムーズにするとともに、平均注文金額を上げることができます。

商品ページ

消費者が必要としている商品情報を、アマゾンよりも早く提供することによって、アマゾンの一歩先を行くことができます。

ECの市場規模は堅調に伸びているものの、消費者はまだオンラインで商品を購入することにためらいがあります。特に洋服に関してはその傾向が顕著です。

自社製品でなくても、正確なサイズ表、製品素材、フィット感に関する情報を提供しましょう。そうすることで、消費者のより良い買い物体験につながります。体に合わないという理由で返品される、年間624億ドルもの返品商品を減らすことができるのです。

また、商品詳細やサイズを写真で細かく見せたり、細かい部分をズーム機能で見せたりすることで、返品を減らすことも可能です。

ユーザー発信のコンテンツ

他の消費者のレビューやコメントは、コンバージョン率UPに直結します。67%の消費者は、レビューに影響を受けると答えているのです。消費者がアップする商品写真、詳細な商品レビューは購入の意志決定に役立ちます。レビューを集める際、たとえば洋服であればフィット感を表現してもらうようにしましょう。

アクティヴウェアを販売する小売業者で、WebLink社のクライアントであるECサイト「Marika」や「Zobha」は、購入者にフィット感やスタイル、着心地についてレビューを書いてもらい、消費者の購買行動に役立つようにしています。

購入者は、自身の写真をアップしたり、位置情報、商品サイズ、体型、好きなエクササイズまで記載することが可能です。

結論

消費者はアマゾンに夢中になっています。しかし、自社のブランドストーリーや独自性を自社ECサイトで訴求しない手はありません。カスタマーエクスペリエンスに集中することで、ブランド認知を高めたり、ターゲット層にリーチできたり、他ブランドに差をつけることができるのです。

Top500Guide.comによると、WebLinc社は、北アメリカのトップ1,000のオンライン小売業者にECのプラットフォーム技術を提供しています。

瀧川 正実

音声検索のクエリデータをGoogleは提供するか? 音声検索の最適化は必要か?

8 years 9ヶ月 ago

Google によれば、モバイル検索の20%が今や音声検索になっている。こうしたトレンドを受けてか、オランダのアムステルダムで先日開催された Friends of Search 2017 カンファレンスで Google のゲイリー・イリェーシュ氏は、音声検索についてもスピーチのなかで触れたようだ。どんなことを語ったのかを垣間見ることができる、参加者のツイートを拾ってみた。

- 音声検索のクエリデータをGoogleは提供するか? 音声検索の最適化は必要か? -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

Kenichi Suzuki

データを活用して説得力UP!データ活用動画特集

8 years 9ヶ月 ago

企業の状況説明やイメージアップのための数字活用の歴史は長く、昔からデータを表現に活用することは実施されてきました。Webリサーチなどで簡単に調査ができるようになったこともあり、ますます企業にとってデータを活用することが重要視され始めています。

近年では動画活用が活発化してきたことから、データを用いた動画が多く制作されており、クオリティの高いものも続々と登場しています。本日は3つの企業を例にあげて、みてみましょう。

記事の要点3  ● NTTドコモ:視聴者が気になる数字を動画で面白く表現
  ● スターバックス:実写映像と数字の組み合わせで視聴者にささる表現に
  ● カロリーメイト:データをインフォグラフィックス動画で上手に表現

視聴者が気になる数字を動画で面白く表現


NTTドコモが歩きスマホの危険性を啓発するために制作した『歩きスマホ参勤交代』です。江戸時代を舞台に参勤交代の大名行列が歩きスマホをしています。そこで歩きスマホ中に転んでしまう、駅のホームから落ちてしまうなど、「歩きスマホあるある」な出来事を紹介しています。

設定を考えるだけでどんなことが起こるのか想像して楽しめますが、その歩きスマホあるあるな出来事が起きたときに「歩きスマホ中に転んでしまったことがある人◯%」などの調査データが表示され、そのデータの意外性や納得感も楽しむことができます。

 

実写映像と数字の組み合わせで視聴者にささる表現に


スターバックスで消費されるコーヒーの数などの紹介と共にスターバックスが行っている社会貢献を数字で紹介しています。スターバックスで購入される・消費されることによって、そのお金の一部が寄付され多くの人の助けとなっていることがわかります。普段スターバックスでコーヒーを飲んでいるだけでは気づかないような「社会的な企業の存在意義や影響」を数字で表現しています。実写映像でスターバックスの社員を見せて活気のあるスターバックスの演出もしています。

データをインフォグラフィックス動画で上手に表現


商品であるカロリーメイトを食べる3分の間に体ことをもっと理解してもらうという目的の動画です。カロリーメイトを購入する方が興味を持っていると思われるカロリーメイトのカロリーや朝食の有無による集中力の推移などの健康関連の情報を数字やグラフを用いてわかりやすく説明しています。インフォグラフィックス動画でテンポよく表現しているので、カロリーメイトを食べている時間に気づいたら全部見てしまうような動画になっています。。

また、流れに沿って商品説明をしてくれているので、初めてカロリーメイトという商品を知った方にも理解しやすい仕上がりとなっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?紹介した動画をみていただければわかる通り、最近ではデータを用いた動画がブームとなってきています。企業としても数字を使ってわかりやすく自社のことをアピールできるので、今後もニーズはまだまだあるといえるでしょう。

調査データも今はWeb調査などで安価に実施できるようになっているので、一度試してみるのも良いのではないでしょうか。

関連サービス

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「EC」「オムニチャネル」の現状は? 産官学が分析した“今”を発表する報告会3/7開催

8 years 9ヶ月 ago

産官学の有識者が各立場から見たオムニチャネル・ECに対する見解を述べ、ディスカッションするイベントが開催される。

「オムニチャネル時代がEコマースに与える影響」の詳細はこちら

オムニチャネル・ECの研究機関である東海大学総合社会科学研究所は3月7日、「オムニチャネル時代がEコマースに与える影響」と題した第1回研究報告会・講演会を、東京都内(赤坂溜池タワー13F)で行う。参加費は無料(事前登録制)。

学校法人東海大学の客員准教授である小嵜秀信氏(総合社会科学研究所)が、「リーディングカンパニーにおけるオムニチャネル対応の実態と業績に与える影響」と題して、オムニチャネル対応の実態と業績に与える影響についての研究成果を発表する。

こうした講演を計4セッション用意している。

  • リーディングカンパニーにおけるオムニチャネル対応の実態と業績に与える影響(学校法人東海大学 総合社会科学研究所 客員准教授・小嵜秀信氏)
  • オートバックスにおけるオムニチャネルへの取り組み(オートバックスセブン ネットビジネス推進部 部長 小野田裕繁氏)
  • オムニチャネル時代を迎えた日本のEコマースにおける現状(経済産業省 商務情報政策局 情報経済課 課長補佐 岡北有平氏)
  • 産官学パネルディスカッション

講演の後、名刺交換会や懇親会を開催する。

イベントの主催は東海大学総合社会科学研究所。経済産業省、オートバックスセブン、ワークスアプリケーションズが協力している。

オムニチャネル・ECの研究機関である東海大学総合社会科学研究所は3月7日、「オムニチャネル時代がEコマースに与える影響」と題した第1回研究報告会・講演会を開催

イベント詳細

日時:2017年3月7日(火)15:00~19:30(開場14:30)
会場:赤坂溜池タワー13F(東京都港区赤坂2-17-7)
参加費:無料(事前登録制)
詳細と申し込み:http://www.worksap.co.jp/events/0307/

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

通販・ECの「定期購入」の改善を――埼玉県が国に支払額の総額表記など求め要望書

8 years 9ヶ月 ago

通販・ECの「定期購入」に改善要望、支払金額の総額表記など求め

埼玉県が国に提出した要望書(画像は編集部がキャプチャ)

消費者が広告を見て、定期購入であること、支払金額の総額がいくらであることなどを容易に認識できるようにしてほしい。

埼玉県は2月20日、通販やECの定期購入でトラブルが多発していることを受け、国に必要な措置を取ることを求める要望書を提出した。上田清司知事名で、内閣府特命担当大臣の松本純氏宛て。

埼玉県によると、健康食品や化粧品をECサイトなどで掲載されている「お試し」「送料のみ負担」といった表示を見て、1回だけの購入つもりが定期購入になっていたというトラブルが急増。相談件数は2015年度は483件だったが、2016年度は12月31日現在で797件に増えているという。

県は主な相談内容などについて次のように説明する。

1回目を試した後、2回目が届いたので事業者に問い合わせたところ「定期購入なので決められた回数を購入してからでないと解約できない」などと言われ、初めて定期購入であることに気付くというものです。

最近はスマートフォンの広告サイトを見て注文する人が増えていますが、画面が小さいこともあり、定期購入であることの表示や総額の表示が申込みボタンに近接したところではなく、膨大な画面をスクロールしないと当該表示にたどり着けない、文中に紛れ込んでおり他の文章との見分けがつかないなど、費者がよほどの注意を払わない限りは認識できないような表示となっているものがあります。

消費者が広告を見て、「定期購入であること」「支払金額の総額がいくらであること」などを容易に認識できるようにするため、特定商取引に関する法律、同法施行規則、ガイドラインなどに必要な措置を取るよう、国に対して緊急要望を行った。

要望の主な内容は次の通り。

  • 特定商取引に関する法律第11条に定める表示事項の第1号「商品若しくは権利の販売価格又は役務の対価」について、定期購入の場合を考慮し「総額」を明記すること
  • 消費者が注文内容を最終的に確認する画面において、定期購入の総額を表示することを同法施行規則やガイドラインに明記するなど必要な措置を取ること

瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約9年。まだまだ、日々勉強中。

瀧川 正実

【UPDATE 動画マーケティング】いまからはじめる「動画マーケティング」 第2回~ドラマ「死幣」から学ぶ、動画マーケティングの基礎~

8 years 9ヶ月 ago
動画マーケティングの基礎をお伝えする本連載。第2回目は、TBS系列のテレビドラマ番組「死幣」のYahoo!検索でのプロモーション企画をご紹介します。番組の認知施策として、Yahoo!検索プロモーショ...

ドクターシーラボの自社ECサイトが停止しているワケ | 通販新聞ダイジェスト

8 years 9ヶ月 ago

化粧品通販のドクターシーラボは2月6日から、新たな優良客向け優待特典制度の運用を始めた。従来までの“割引”をメインとした特典ではなく、“ポイント付与”に切り替えることで過度な割引による利益率の低下を防止したり、「まとめ買い」を促し、業績拡大につなげたい狙いのようだ。

ドクターシーラボの自社ECサイトが停止している理由
ドクターシーラボの自社ECサイト再開は3月中旬の予定(編集部がキャプチャし、追加しました)

新たな優良客向け優待特典制度「Ci‥Labo33(シーラボ・サーティースリー)」は過去3年間で同社商品の税込購入額が2万円を超える顧客を対象とした優良顧客向けのポイントサービスで商品購入時に、これまでの購入額によって定めた「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」という4段階のステージと1回の購入額に応じて、顧客に「サンキューポイント」と呼ばれる独自ポイントを還元するもの。なお、貯めた「サンキューポイント」は1ポイント1円として同社商品の代金に充当できる。

付与ポイントは「ステージ」によって異なり、最低ステージとなる過去3年の購入額が税込2万円以上の「シルバーステージ」の顧客の場合、1回の購入額が5000円未満は当該商品額の2%、1万円未満では3%、1万5000円未満では4%、2万円未満では5%、2万円以上は10%となる。最高ステージとなる3年間の累計購入額が税込25万円以上の「ダイヤモンドステージ」の場合は1回の購入額が5000円未満で7%、1万円未満では10%、1万5000万円未満では15%、2万円未満では20%、2万円以上は30%となる。

これに顧客の誕生日月での商品購入時に付与する特典ポイント(最上位の「ダイヤモンドステージ」は3%、それ以外は2%を加える)を組み合わせると最大で購入額の33%分のポイントを還元する。

なお、顧客の「ステージ」は従来までは原則、通販(電話・郵送・FAX・ネット)での購入実績に応じたものだったが、新制度では通販だけでなく、店舗での購入分も対象とし、合算して決定することにし、複数チャネルを利用する顧客にとってはポイントがたまりやすくなるという。

また、従来制度では対象外としていた割引セットやビッグゲル、福袋などの商品購入時もポイント付与対象とした。このほか、上位ステージの顧客には特典を設けており、送料や代引き手数料、スピード配送サービスを無料(「ダイヤモンド」会員のみ)としたり、化粧品などあらかじめ設定した頻度で商品を配送する「定期トクトク便」で毎月配送する「毎月コース」の利用時は対象商品を自由に変更(「ダイヤモンド」および「プラチナ」会員のみ)できるようにした。

なお、「定期トクトク便」は今回の優待制度刷新にあわせて変更。従来は毎月コース、2カ月コース、3カ月コースとも、定期配送特典として通常価格から20%を割り引きしていたが、変更後は毎月コースのみ20%割引とし、2カ月、3カ月コースは10%引きとした。一方で、毎月コースの場合、配送後、最大2回、定期配送を休めるようにした(従来は1回)ため、事実上、毎月コースを選択しても3カ月後の配送とすることができるようにした。これにより毎月コースの加入者を増やしたい考えのようだ。また、同時に定期便と一緒に通常購入商品を配送する「おまとめエコ配送」も開始し、利便性を高める狙いだ。

従来までの優待制度は同社での累計購入額が1万円以上で4%、2万円以上で6%、4万円以上で8%、6万円以上で10%、8万円以上で12%、10万円以上で14%と累計購入額で決まる「ランク」によって、商品購入時に適用される割引率が変わるステップアップ割引を展開してきたが、期間を設けておらず、また、一度、ランクが上がった顧客は半年以内に一度でも購入すればランクが下がらない仕組みだったため、利益率悪化の一因となっていたようだ。

このステップアップ割引および通販での購入額の1%分を付与する従来のポイント制度「シーポイントサービス」をあわせて、新たに「Ci‥Labo33」とすることで訴求を“割引”ではなく、“ポイント付与”とするとともに、1回の購入額でもポイント還元率を変えることで、商品のまとめ買いを促すほか、行き過ぎていた過度な割引を抑え、利益率アップを図りたい考えのようだ。

なお、同社では「Ci‥Labo33」の運用を当初、1月2日からスタートさせる予定だったが、システム変更に伴う混乱などから2月6日まで開始がずれ込んだようだ。また、同社の通販サイトも予定していた新サイトへの移行が「当初の見込みよりも開発に時間を要している」(同社)として現状、本サイトが停止中(代わりに一部商品のみ購入できる「特設サイト」を設けている)で、「サンキューポイント」は利用できない状態となっている。本サイトの再開については「3月中旬を予定している」(同社)とする。

通販新聞

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